【卒業旅行で四国一周】四国で最高の思い出を作ろう!

ダイナミックな太平洋と鳴門海峡、穏やかで美しい瀬戸内海、大自然が広がる四国山地に包まれ、海と山の幸が豊富な四国。日頃の喧騒を忘れて癒される風景や自然と一体になれるアクティビティがたくさんあります!一方で街中では観光スポットや郷土料理が心ゆくまで大満喫できる四国を一周して、一生の思い出を作りませんか?
『卒業旅行の行き先を探している人』
『四国一周のおすすめルートを知りたい人』におすすめ!
~四国一周旅行に行く前に~
1.車(レンタカー)は必須!
四国は新幹線が通っておらず、鉄道網も大都市圏のように張り巡らされていないため、「サイクリングで四国一周!」などの場合を除き、車での移動は必ずと言っていいほど必要になります。
ワンウェイ(乗り捨て)レンタカーもうまく活用して、基本は車で移動しつつ、高知や松山の路面電車や絶景が広がる鉄道などを楽しむのもおすすめです。
2.冬場の山間部はスタッドレスタイヤが安心
年間降雪量は全国的にも少ない土地ですが、気温の低い山地では路面が凍結することは決して珍しくありません。
「四国は暖かい」というイメージが強いと思いますが、山地が多く、県をまたぐときや高速道路を利用する際にも山地を通ることが多くなります。
まだまだ寒い2月頃に行く際、特に山間部を車で通る予定の場合はスタッドレスタイヤの車をレンタルすると安心です。
また、大雪に慣れていない土地柄、たまに大雪になると山間部の高速道路や下道は通行止めになりがちです。卒業旅行であれば、気候や交通状況を考えても、2月より3月がよさそうですね♪
3.4泊5日・・・できれば1週間ほしい!!
地図上では小さく見える四国も、実はとーっても広いんです!例えば、高知だけをとってみても、県庁所在地の高知市(高知県の中部)から南東端の室戸岬までは約80km、南西端の足摺岬までは約140kmもあります。
四国の海岸線だけを一周するだけでもなんと約1200km!その上、高速道路が少なく下道を通ることが大半のため、4県全てを回ろうと思うと4泊5日以上、できれば1週間はほしいものです。
自然豊かでおいしいものもたっっっくさんある四国。せっかくの卒業旅行なら長旅を楽しみましょう!
~記事の読み方~
4泊5日程度で回れそうな旅程をベースにしながら、1週間以上の旅行であればぜひここも寄ってほしいというおすすめの観光スポットを都度【時間があったらぜひ!】という形で追加して紹介していきます!
四国4県のどの県からスタートしてもそれぞれの楽しみがありますが、今回は高知県・高知龍馬空港に到着後、愛媛県、徳島県を経て、最後に香川県・高松空港までの道を辿るルートを紹介します。
1.高知龍馬着~高知市を観光~高知市泊
四国上陸!高知県は大手旅行サイトのユーザーアンケートでも、「地元の食べ物がおいしい」「地元民のホスピタリティを感じる」「魅力的な特産品が多い」などの項目で常にトップや上位に入っていますよ。
桂浜(高知県高知市)
photo @「桂浜」
今は全国的にも有名になったお祭り「よさこい祭り」で歌われる「よさこい節」でも、“月の名所は桂浜~…”という歌詞もある桂浜。
浜からの景色も、小高い丘から見た弓のようなアーチで広がる海岸の景色も美しい!この丘から、高さ5.3m(台座を含めると13.5m)の有名な坂本龍馬像が太平洋を見つめています。幕末ファンなら桂浜公園近くの「坂本龍馬記念館」も必見です!
ひろめ市場(高知県高知市)
photo by Maarten Heerlien『ひろめ市場』
お酒と宴会が大好きな高知の県民性が全面的に表れている場所、「ひろめ市場」。老若男女問わず、昼間からおいしい食事とお酒を囲んで盛り上がっています!
たくさんの食事店が集まるフードコートのような施設で、カツオや土佐和牛、うつぼ、どろめどろめなどの郷土料理はもちろん、エスニック料理やラーメン、唐揚げ、スイーツまでいろんな食事が楽しめます♪
また、ホスピタリティ精神満々の地元民や店員さんからのおもてなしも受けられると思いますよ◎
高知城(高知県高知市)
photo @「高知城」
高知城は全国に数多く残るお城の中で唯一、天守や御殿などの建造物が完全に残っているお城で、お城ファンならずとも一見の価値があります^^
市街地を眺められる小高い丘の上にある高知城は、アクセスも抜群。丘の上、そして天守からの眺めも最高ですよ♪卒業旅行シーズン終盤には桜が咲く頃となり、敷地内でお花見を楽しむ市民でにぎわいます。
先ほどの「ひろめ市場」からも徒歩ですぐの距離にある高知城。お花見をするなら、「ひろめ市場」でおいしい料理をテイクアウトして、桜の木の下でいただくのも最高ですよ!
2.高知市発~四万十川、足摺岬方面を観光~足摺岬方面泊
高知市から四万十川までは100km以上、四万十川から足摺岬までも40㎞以上の距離!途中からは下道になってしまいます。
屋台もある高知市の夜はすごく楽しいですが、朝早めの出発がおすすめです!
【時間があったらぜひ!】仁淀ブルー「にこ淵」(高知県吾川郡いの町)
photo @「にこ淵」
吸い込まれるような神秘的な青の滝つぼ「にこ淵」。“仁淀ブルー”の名で有名となった「にこ淵」は、仁淀川(によどがわ)の上流部にあります。
木々に囲まれた山間部にあるため、写真のような青の風景を見るには、日光が当たる晴れた正午頃が最適です。
山奥にある「にこ淵」はまでの道は、ロープを伝って降りるような場所や、細くて急な階段もあるので、暖かくなった時期がおすすめ。また、動きやすく山歩きに最適な服装と靴で行きましょう。
四万十川の遊覧船(高知県四万十市)
photo @「四万十川」
“最後の清流”と呼ばれるほど水質がきれいな「四万十川」。最長の約196kmの四万十川の所々に、おいしいお食事をいただきながら景色が楽しめる遊覧船や屋形船、アクティブにカヌーが体験できるスポットがいくつもあります。
卒業旅行シーズンだと、3月中旬からは「岸つつじ」もきれいに咲き誇ります。
- 四万十川で有名な「沈下橋」が見たい!
- おいしいお食事を食べながら遊覧したい!
- 時間の都合上、乗り場までの距離が限られる。
…など、希望はさまざまあると思います。予約や事前の確認などはぜひ各営業所にお問合せくださいね。
◆遊覧船やカヌーの営業所を上流から紹介
四万十 川の駅 カヌー館
西土佐環境・文化センター 四万十楽舎
四万十川屋形船 なっとく
屋形船 四万十の碧
四万十川 屋形舟 さこや
屋形船 松廣家
舟母浪漫
足摺岬(高知県土佐清水市)
photo @「足摺岬」
高知空港からも松山空港からも遠く、近くに高速道路や鉄道の駅もないため、東京からの時間距離(移動にかかる時間)が最も遠い町の一つと言われる土佐清水市。
せっかく四国一周旅行をするからには、四国最南端の「足摺岬(あしずりみさき)」の雄大な絶景を見ない手はありません!足摺岬はミシュラングリーンガイド・ジャポンで二つ星を得たほどあって、雄大で美しい風景が見られます。
断崖絶壁の上から太平洋を見下ろすように建つ足摺岬灯台の展望台は視野が270度もあります!朝日の鑑賞スポットでもあるので、足摺岬周辺の宿で泊まった際はぜひ早起きして朝日鑑賞に行ってみてください。
また、時間に余裕がある際やパワースポット好きの方は、
- 縄文時代から弥生時代の石器や土器が発掘されている「唐人駄場」
- 断崖絶壁の上にあるのに潮の満干で水が溜まったり無くなったりする「汐の満干手水鉢」
- 四国八十八箇所参りの第三十八番札所「金剛福寺」
…などの近隣のパワースポットにも訪れてみるのもいいですよ◎
3.高知県足摺岬方面~愛媛県宇和島市~松山市泊
高知県で雄大な太平洋の景色や食事を楽しんだ後、いよいよ瀬戸内海側の愛媛県に向かいます!まだまだおいしいものの旅が続くので、胃の調子を整えて向かいましょう!
竜串(高知県土佐清水市)
photo @「竜串海岸」
日本列島の創成期にあたる約2000万~1500万年前に堆積した砂岩と泥岩によって地層がつくられた、不思議な模様の奇岩が続く「竜串(たつくし)」。
水質がとてもきれいなため、サンゴやさまざまな魚、ウミウシなどの豊かな生態系が保たれており、ダイビングスポットとしても有名です。
ダイビングをしなくとも、水中からたくさんの魚が見られる「足摺海底館」やグラスボートも楽しめるので卒業旅行にもおすすめですよ◎
◆グラスボート情報はこちら
たつくし海中観光株式会社
【時間があったらぜひ!】柏島(高知県幡多郡大月町)
photo @「柏島」
土佐清水市の北側に位置する大月町にある「柏島(かしわじま)」。竜串から車で約50分の場所にあります。
柏島が望める「大堂展望台」から撮影された上の写真からもわかるように、柏島の周辺はエメラルドのような青く神秘的な海がなんとも美しい!一部には白い砂浜もあり、展望台からも柏島に上陸しても、写真映えは確実に最高です。
「島」と言っても車が通れる橋でつながっているのでご安心を。夏場は透き通った海でのダイビングもおすすめですよ♪
宇和島の鯛を食す(愛媛県宇和島市)
photo @愛媛県の鯛の塩焼き
竜串や柏島から約90km先の宇和島市。ロングドライブでお腹が空いてきた頃に待っているのが宇和島の鯛というのがなんとも嬉しいですね!
宇和島の鯛はとってもおいしいんです!漬けダレでまろやかな味が付いた生の鯛とご飯を一緒に食べる鯛めしが有名なほか、お刺身も塩焼きも人気です♪
高級なイメージがある鯛ですが、ランチなら1000円台から提供しているお店もたくさんありますよ^^
内子の街並み(愛媛県喜多郡内子町)
photo @「内子町」
宇和島市から松山市の中間あたりにある「内子(うちこ)町」は、明治の趣が残る街並みや自然豊かな渓谷が魅力です。
街並みはとてもレトロで、渓谷はちょうど新緑の芽吹くシーズンのため、写真を撮る手が止まらないかもしれません!
また、3月下旬~4月中旬頃までは内子町のいたるところが桜の名所となります◎シダレザクラや八重桜など、とってもきれいに咲き誇るので、まさにシーズン中の旅行ならぜひとも町中を回ってみてくださいね!
【時間があったらぜひ!】四国カルスト(愛媛県・高知県の5市町)
photo @「四国カルスト」
愛媛県と高知県の5市町にまたがる尾根沿いに広がる「四国カルスト」。標高が高いため、冬は積雪による通行止めになることがありますが、雪の心配もなくなった時期で、時間に余裕のある旅ならぜひともドライブしてほしいルートです。
ところどころに白い石灰岩が見られる草原の中に続く県道383号線は「天空の道」と呼ばれる通り、手が届きそうなほどに雲が近くに感じられます◎この道は「日本百名道」に選ばれているほど!
「五段高原」あたりでは放牧された牛が見られることもあり、春から秋にかけてはとても気持ちのいい大自然の中ドライブできる人気の場所です^^
坂の上の雲ミュージアム(愛媛県松山市)
photo by 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia『坂の上の雲ミュージアム』
近代国家の形成に向けて歩み始めた明治時代の出来事や、その時代を生きた人の人生などを描いた、司馬遼太郎さんの小説「坂の上の雲」。
「坂の上の雲ミュージアム」はこの小説をテーマにした展示や催し物が行われています◎小説の登場人物のゆかりの品や、明治時代の貴重な資料や映像による解説を見ることができます。
このミュージアムを建築したのは世界的にも有名な建築家・安藤忠雄さん。展示物も建物の造りも見どころが満載です^^
ミュージアムカフェでは景観を見ながらオリジナルのロールケーキで一息入れることもできますよ◎
道後温泉(愛媛県松山市)
photo @「道後温泉」
愛媛に来たからには道後温泉で宿泊して旅の疲れを癒しましょう。日本最古の温泉と言われる道後温泉の歴史はなんと3000年だとか!
温泉宿はもちろん、日帰り温泉施設や足湯もあるので、温泉好きにはたまらないところです^^少し暖かくなってきた時期なら、「道後ハイカラ通り(道後商店街)」を浴衣で散策するとなんとも乙な時間が過ごせます◎
日本庭園のある和風カフェや、愛媛県の特産品である柑橘類を使用したスイーツが食べられる専門店などもあり、お腹も気持ちも満たされますよ。
4.道後温泉~徳島県大歩危峡・かずら橋~周辺泊
太平洋と宇和島の海を満喫してきた四国一周の旅。次は山間部の絶景を目指し、愛媛県から徳島県を目指しましょう!
【時間があったらぜひ!】しまなみ海道(愛媛県今治市)
photo @「亀老山展望台」
香川県今治市と広島県尾道市の間を、6つの島をつなぎながら伸びる「しまなみ海道」は、島々の浮かぶ瀬戸内海の景色を楽しめます。
サイクリングロードとしても人気なので、アクティブな旅が好きで時間があれば、サイクリングもしてみてはいかがですか!?
上の写真は四国側から一つ目の島にあたる大島にある「亀老山(きろうざん)展望公園」からの景色です。せっかくなら実際にしまなみ海道を渡ってみましょう!
亀老山展望公園までは今治ICから車で約10分の大島南ICで降り、そこから約10分の距離です◎
大歩危峡(徳島県三好市)
photo @「大歩危峡」
徳島県、高知県、愛媛県の県境あたりにある、四国の山間部の自然を満喫できる「大歩危峡(おおぼけきょう)」。
吉野川の激流が硬い砂質片岩を侵食してできた峡谷で、淡い青灰色の岩と深い緑の山、透き通りつつも深い碧の美しい川の水が絶景のコントラストを生み出します。大歩危峡ではぜひ、観光遊覧船に乗ってこのコントラストに包まれてほしいもの!
カモシカやセキレイなどの野鳥、岩ツツジなど、四季折々の景色を楽しむことができます。
かずら橋(徳島県三好市)
photo @「奥祖谷二重かずら橋(女橋)」
足元の板の間からずっと下の川が見え、そして渡るとちょっと揺れる…スリル満点な「かずら橋」。
徳島県三好市には、西祖谷(にしいや)の「祖谷(いや)のかずら橋」と、東祖谷(ひがしいや)の「奥祖谷(おくいや)二重かずら橋」の2カ所があります。
一般的に思い浮かばれるのは西祖谷の「祖谷のかずら橋」です。こちらは舗装された道で近隣の駐車場まで行けるので比較的安心です。
奥祖谷二重かずら橋
「祖谷のかずら橋」からさらに奥へ車で1時間ほど行ったところに「奥祖谷二重かずら橋」があります。
道は舗装されているものの、しっかり2車線ほどの幅がないような道がグネグネと続いているので、運転に自信がない人はかなり気を使うかもしれません(汗)
しかし、実際に行くと秘境に来たー!という感覚になれること間違いなし!上の写真は「奥祖谷二重かずら橋」の一つ、「女橋(めばし)」です。このほか、人力のロープウェイもあって楽しいですよ♪
「かずら橋」は3年に一度の周期で架け替え工事をしていたり、「奥祖谷のかずら橋」は冬期休業の期間もあるので、行く際は事前にチェックをするようにしてくださいね。
【時間があったらぜひ!】早朝の雲海鑑賞
日本三大秘境の祖谷峡では、3~4月に雲海の発生率が高くなるそうです。大歩危峡や祖谷峡あたりには温泉宿もいくつかあるので、一泊して冷えた体を温泉で温めて、早朝の雲海を見に行くのも思い出になりそう!
早朝の運転は特に心配なものですが、タクシーを予約しておけば安心。街中では見られない景色に魅了されること間違いなしです!
5.大歩危・祖谷~鳴門海峡~香川県高松市泊
四国の山間部の風景や食事を満喫した次は、鳴門海峡の大渦を見に行きましょう!そしていよいよ四国最後の県、香川県へ!
鳴門海峡で船からうず潮観光(徳島県鳴門市)
photo @「鳴門海峡のうず潮」
大歩危や祖谷あたりからうず潮が見られるクルーズ船に乗れる港までは車で約2時間。徳島県側からのクルーズ船のほか、鳴門大橋でつながった淡路島側から出航するクルーズ船もあります。
自然相手のため、時期によって大渦の期待できる日や時間帯が変わります。大渦が見たい場合は旅行の日が決まってから各クルーズ船の予約サイトで大渦の期待できる日時を確認することをおすすめします◎
毎日何便も運行しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
栗林公園(香川県高松市)
photo @「栗林公園」
特別名勝に指定されている「栗林(りつりん)公園」。年中無休で、日の出から日没まで開園しています。(3月は6:30~18:00)
庭園はとっても広く、四季折々の植物や野鳥に出会えます。春は満開の桜や、池のハス、スイレン菖蒲もきれいですよ◎
特におすすめなのが、広さ約7890平方メートルもある南湖の周遊和船。船頭さんが竿でゆっくり船を進めてくれる中、約30分かけて庭園の風情を楽しむことができます。
「四国の旅で食べ過ぎて胃腸が疲れた…」という方におすすめなのが、栗林公園の離れ茶屋「花園亭」でいただける「朝がゆ御膳」です。予約して、朝の庭園の景色を眺めながら上品でやさしい朝がゆをいただいてみては?
6.高松市~善通寺~高松空港発
いよいよ旅もクライマックス!「香川県=うどん県」というほどなので、讃岐うどんを食べずして香川は去れないですね。旅の最後でも讃岐うどんはつるつる食べられておいしいですよ!
讃岐うどん(香川県内各所)
photo @「讃岐うどん」
まずは讃岐うどんで腹ごしらえです!香川県のうどん店は一般的なレストランタイプだけでなく、麺を受け取ってから出汁、トッピング、薬味をのせていくセルフタイプや、製麺所が敷地の一部で食堂を作っているタイプなどさまざまあります。
また、出汁をかけるかけうどんのほか、釜揚げうどんや出汁醤油をつけて食べるうどん、醤油と生卵を混ぜて食べるうどんなど、選択肢がたくさん!
うどん店が多い上、どこもそれぞれおいしいので一概にどこが一番とは言い切れないですが、面白いほどたくさんのお店があるので、香川県にいる間はうどんのハシゴをするのもおすすめです!
【時間があったらぜひ!】エンジェルロード(香川県小豆郡土庄町)
photo @「エンジェルロード」
潮の満ち干きで「余島」までつながる白い砂浜の道が現れたり消えたりする「エンジェルロード」。大切な人と手をつないで渡ると、砂州の真ん中で天使が舞い降りてきて、願いを叶えてくれるといわれる、恋人の聖地としても知られています。
実際に「エンジェルロード」を歩いても素敵な思い出になりますし、「エンジェルロード」が見下ろせる小高い丘にある「約束の丘展望台」からの景色も、写真映えバッチリです!
瀬戸内海に浮かぶ小豆島に行くには、本州からも四国・香川県からもフェリーに乗る必要があります。高松港から小豆島の土圧港までは約1時間の船旅。フェリーには自転車や二輪車も乗せられます。
総本山善通寺(香川県善通寺市)
photo by kennejima『善通寺』
四国と言えばお遍路さんが八十八箇所の霊場(お寺)を巡る「四国八十八箇所参り」が有名ですよね。弘法大師(空海)が八十八箇所の寺院などを選び、霊場を開創したと伝えられています。善通寺は京都府の東寺、和歌山県の高野山とならぶ弘法大師の三大霊跡の一つとされ、年間を通して多くの参拝客が訪れています。
善通寺では宿坊に泊まることもできます。時間に余裕のある旅なら宿坊に泊まって朝勤行でのご祈願を体験したり、旬の食材を使った精進料理をいただいてみてはいかがですか?
善通寺から高松空港までは車で40~50分ほど。善通寺駅からJR予讃線に乗り、坂出駅からJR瀬戸大橋線(快速)で岡山駅に行くこともできますよ◎
~まとめ~
photo @「四万十川」
ご覧いただいたように、地図上では小さく見える四国も、移動すると結構な時間がかかります。また、おいしいものや見どころの観光スポット、アクティビティも満載!
このため、やはり長旅で巡るのが一番です!4泊5日、できれば1週間かけて四国を巡れば「四国一周してきたよ!」と声を大にして自慢できるでしょう!
学生最後の思い出に、ゆっくり時間をかけて自然豊かな四国を満喫してくださいね♪
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