バックパッカー必読!安心もお得も手に入れる上手な海外保険加入法◎
バックパッカーとして旅をする人の多くは1円でも予算を抑えて、長旅をしたり、多くの国へ行ったりしたいと思っていますよね!そのため、必ずしも使わない海外旅行保険を無駄なお金と考えて、加入しないまま旅行に行ってはいませんか?それは大きな間違いです!上手に海外旅行保険に加入して、節約も安心も手に入れましょう◎
『節約重視のバックパッカーの人』
『海外旅行保険に加入するお金がもったいないと思っている人』におすすめ!
海外旅行保険に入っていないとどんなリスクがあるの?
こんなにかかる海外での治療費
医療費が高いと言われても、実際イメージをするのは難しいですよね!そこで身近に起きやすい怪我の治療費を国ごとに比較してみましょう。
日本のほか、ヨーロッパ周遊でバックパッカーの渡航も多い“イギリス”、物価が安くバックパッカーにも人気の“タイ”、“カンボジア”で比較します◎
救急車の利用料
- 日本:無料(公営)/民営は通常利用しない
- イギリス:無料(公営)/民営は通常利用しない
- タイ:無料(公営)/7,200~15,000円(民営)
- カンボジア:7,200円(民営)/公営は通常利用しない
個室の部屋代
- 日本:30,000~100,000円
- イギリス:135,000円~202,500円
- タイ:33,500~40,100円
- カンボジア:10,200円
骨折の治療費
- 日本:20,000円
- イギリス:135,000円~202,500円
- タイ:30,000円
- カンボジア:56,400円~61,500円
注目して欲しいのは、物価が安いタイやカンボジアでも治療費は日本とそれほど変わらないということ。また、例として挙げられている“骨折”は、転んで手を着いたときに起きる比較的簡単な骨折です。
事故や危険なスポーツによって起きる、もっと重症の骨折の場合、治療費がより高額になることが容易に想像できますね!
高額医療費の例
- アメリカ:車の横転による多発性外傷で救急搬送+家族が現地へ 2,113万円
- イギリス:脳梗塞で25日間入院+家族が現地へ+医療搬送 約1,927.8万円
- タイ:脳内出血で34日間入院+家族が現地へ 1,213万円
- カンボジア:アンコールワットから転落して複数骨折+バンコクへ搬送+家族が現地へ 約1,874.5万円
更に国によっては治療費が支払えることが証明できないと治療を拒否されることも…。日本では考えられないことですが、国によって患者に対する病院の対応も違うということを知っておきましょう!
海外旅行保険って一つの意味じゃないって知っている?
海外旅行保険の基本
私たちは普段、海外旅行保険と一つにまとめて考えていますが、実はいくつかの補償が集まってできているのが海外旅行保険!
その基本をご紹介します。
- 傷害/死亡保補償
旅行中に怪我または病気で死亡した場合に家族にお金が支払われます。 - 傷害/疾病治療費用補償
旅行中に怪我または病気の治療が必要になった場合にお金が支払われます。
ただし、出発前に既にかかっている病気は対象にならないので注意しましょう。 - 傷害後遺補償
旅行中に起きた事故などによる怪我で後遺症が残った場合にお金が支払われます。 - 携行品損害補償
旅行中にカメラなどの所持品が壊れたり、盗まれてしまったりした場合にお金が支払われます。
ただし、対象にならない持ち物もあるので注意しましょう。 - 航空機寄託手荷物遅延補償
飛行機が遅れて預けていた荷物が届かなかった時に代わりの服などを購入した場合にお金が支払われます。
保険会社にもよりますが、特約としてつけることが多いようです。 - 救援者費用
旅行中に入院してしまった時に家族が世話をするために現地に渡航する場合や現地では治療ができず、日本に移送する場合にお金が支払われます。
また、旅行者が遭難してしまった場合の捜索費用なども補償されます。 - 個人損害賠償補償
旅行中に誰かの持ち物などを壊してしまった場合に、実費だけでは許されず、損害賠償を請求されることがあります。
そういった時にお金が支払われます。
他にも特約でつけられる補償もありますが、以上の項目が一般的にいう“海外旅行保険”の内容です。
保険料は日数だけでなく、それぞれの補償がいくらまで支払われるか?でも変わってきます。日数は変えられないので、保険料を節約するには、自分にとってどんな補償がいくら必要なのかよく計算することが大切です!
バックパッカーに必要な補償ってなんだろう?
必要な補償を一つずつ考える
今回は一般的なバックパッカーに多い、”独身で若く、高額な買い物や持ち物がない人の場合”で考えてみましょう。
- 死亡補償は最低限でいい
今回は独身の場合で考えるため、残してしまう家族のことを考慮しないとなると、死亡補償は最低限で十分です。
ただし、死亡補償が0円の海外旅行保険は珍しく、また、掛け金も元々安いので残念ながらあまり節約にはならないかも。 - 傷害/疾病治療費用補償は手厚く
もっとも重要な補償と言えるでしょう。
国別の治療費データの骨折や食中毒など、可能性の高い怪我や病気を基準に補償額を決めます。 - 携行品損害補償は加入している保険をチェック!
実は生命保険の特約にも携行品損害補償があります。
加入している保険の特約が海外での盗難などにも対応しているか確認しましょう!自分の加入している保険が不明な人は親御さんに確認します。また、携行品損害補償は補償額が低いものが多く、対象外の携行品も多いので荷物の少ないバックパッカーには、わざわざ特約で加入する利点は少ない補償です。 - 航空機寄託手荷物遅延補償は必要ない?
バックパッカーはもともと荷物が少ないと考えられます。
薬などの絶対になくなっては困るものと1泊分の下着などを手荷物として持ち込めば荷物が少し遅れても困ることはないでしょう。また、荷物が紛失するなど、さらに困った事態になった場合には航空会社に補償を要求するのが一般的なので節約していい補償と考えられます。 - 傷害後遺補償は加入している保険をチェック!
後遺症が残るほどの怪我の場合、日本で生命保険に加入しているならば、その後の治療などが補償の対象になっている可能性があります。 - 救援者費用はバックパッカーには重要でない?
難しいところではありますが、入院中の世話のための渡航だけであれば、驚くほどの値段にはならない、と割り切ることもできます。また、セット型の海外旅行保険では安いタイプの保険でも一定の補償は必ずついています。
登山などの旅行をする人に比べれば、バックパッカーには高額な補償をつける必要はないといえるでしょう。 - 個人損害賠償補償は加入している保険をチェック!
損害賠償補償も生命保険の特約や一人暮らしの人だと住宅保険の特約で実はカバーできる場合があります。
海外での損害賠償にも対応しているかチェックしてみましょう!
さて、これで自分にとって新たに必要な補償や既に加入しているもの、不要なものがなんとなくわかりましたか?
バックパッカー向けの海外旅行保険の探し方◎
比較サイトを使って具体的に検討しよう
自分に必要な補償がなんとなくわかったら、具体的な海外旅行保険の商品を探しましょう。海外旅行保険にはあらかじめ内容が決まっているセット型のものと自分に合わせてカスタマイズできるものがあります。一般的に自分に合った補償内容があればカスタマイズするよりセット型の方が割安な場合が多いようです。
更に保険を決める時にはキャッシュレスで診察が受けられるかどうかも重要なポイント◎キャッシュレスでの診察とは、保険会社が現地の病院に直接支払いをしてくれるシステムです。このサービスがないと、高額な医療費を一時的に自費で負担する必要があります!保険の比較には便利な海外旅行保険比較サイトを利用しましょう!
海外旅行保険付帯のクレジットカードをお得に利用する!
ここまでは海外旅行保険の保険料を節約することを考えてきましたが、実は無料で海外旅行保険に加入できる方法があるのです。
それが海外旅行保険付帯のクレジットカードに加入すること◎今回は、バックパッカーにおすすめの海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードをご紹介します!
入会金・年会費の永年無料がうれしい“エポス・カード”
エポスカードのおすすめポイントは、入会金・年会費が永年無料◎また、最短で即日発行なので、休みができて急に旅に出ることになった人も申し込んでみて♪
年会費:永年無料
付帯条件:自動付帯
補償期間:最長90日主な補償内容
傷害治療費用:200万(1事故の限度額)
疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額)
携行品損害:20万円(1旅行・保険期間中の限度額/免責額3000円)
安心のブランド“三井住友VISAカード”
ブランド力で選ぶなら三井住友VISAカードがおすすめ!その中でも海外旅行保険の補償が充実しているのが”クラシックカードA”です。また、写真付きICカードも選択できるので、不正利用の防止ができて安心です◎
年会費:1500円+税(初年度無料/翌年以降条件を満たすと割引または無料)
付帯条件:自動付帯
補償期間:最長3か月主な補償内容
傷害治療費用:100万(1事故の限度額)
疾病治療費用:100万円(1疾病の限度額)
携行品損害:20万円(1旅行中かつ1年間の限度額/自己負担:1事故3,000円)
三井住友VISAカードには、同じような名前で”クラシックカード”もありますが、自動付帯ではなく、補償額も異なるので注意してください。
また、満18歳以上の学生の方には、同じ補償額で年会費が250円+税のクラシックカードA(学生)がおすすめ◎
更に女性なら、海外旅行保険の補償はそのままに、お得な年会費やその他の特典が付いた”アミティエカード”/”アミティエカード(学生)”がおすすめです。
旅行に特化した特典がうれしい“セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード”
”永久不滅ポイント”のキャッチフレーズで有名な”セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード”ですが、旅行関連の特典が充実しています!26歳以上の場合、年会費が3000円かかりますが、空港から家までの荷物の宅配が1個無料になるので、年に1回以上旅行に行くあなたなら、保険料と合計してカード料金以上にお得になると言えますね♪
また、26歳未満は年会費無料なので、申し込まない理由がないほど、26歳未満のバックパッカーにはおすすめのカードです◎
年会費:3000円+税(初年度無料/26歳未満は無料)
付帯条件:自動付帯
補償期間:最長90日主な補償内容
傷害治療費用:300万
疾病治療費用:300万円
携行品損害:30万円(1品あたりの限度額10万円/自己負担:3,000円)
クレジットカードの海外旅行保険利用の注意点!
1枚ずつの補償額は低い
おすすめのクレジットカードの補償額を見ると、海外保険に加入した場合に比べると補償額がだいぶ低いのがわかります。そのため、海外旅行保険付帯のクレジットカードだけで十分な補償を確保したい場合は、2~3枚のカードに加入する必要があります。この時、治療に関する補償は各カードの合計額ですが、死亡補償はもっとも高額なカードだけが支払われます。
しかし、前述のとおりバックパッカーの人の多くは、死亡補償は最低額で十分なので、治療に関する補償額だけ考えてカードを決めればいいでしょう。複数のカードに加入したくない場合には、格安の旅行保険とカードの補償を上手に組み合わせてくださいね。
自動付帯以外もある
今回ご紹介したクレジットカードは自動付帯のカードのみですが、航空券代など旅行代金の一部を支払うことが条件になっているカードもあるので注意が必要です。
30日や90日など日数に上限がある
カードごとに補償期間がことなるので、長期の旅行を考えている人は、必ず補償される日数を確認しましょう。ただし、これは年間合計ではなく日本を出発した日から日数なので、短期で何度も旅行をする人は日数を気にする必要はありません。また、ちょっと強引なやり方ですが、一度日本に立ち寄れば帰国→出発となるので、日数はリセットされます!
更に自動付帯ではなく、旅行代金の一部を支払うことで付帯されるカードの中には、旅行中に条件を満たした日から日数をカウントするカードもあります。長期で旅行する人は、あえて自動付帯ではないカードに加入し、他のカードの補償期間が切れる日に付帯条件を満たすという裏技も!
旅行の途中で保険を有効にできるカードの例:
まとめ
ひとくちにバックパッカーといっても様々な旅のスタイルがあります!短期の旅行を繰り返す人もいるでしょうし、思い切って世界一周の旅に出る人もいるでしょう。
今回は一般的なバックパッカー向けの保険を紹介しましたが、実際に加入するときには、よりあなたの旅行スタイルに合った組み合わせや補償を検討してくださいね◎
そして、まだ海外旅行保険は無駄だと思っているあなた!もう一度、記事を読み直して。自分だけは大丈夫♪なんて考えはダメですよ!“安心を買う”そのお金は決して無駄なお金ではないことを忘れないでくださいね◎
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