海外旅行に行くなら要注意!【危険な国とエリアまとめ】

近頃は様々なパック旅行があったり、自らインターネットでホテルや航空券を手配して色々な国へ行く方も多く、海外旅行はとても身近になってきています。しかし、どんなに気をつけていても海外旅行は常に危険と隣り合わせです。海外旅行に潜む危険や、レベル別に危険な国や地域、命に関わる危険の回避などをご紹介していきます。
『海外旅行を考えている人』
『海外旅行の危険について知りたい人』におすすめ!
警戒レベルで見る海外の安全基準
海外へ行くにあたって、まず治安がどのような状態なのかを把握しておくことは、とても大切なことです。外務省のホームページでは海外に出されている警戒レベルや、地域によっての警戒情報、最近で起こった事件や事故などを常に最新でチェックすることが出来ます。
外務省海外安全ホームページ
海外渡航警戒レベルは4つの段階に分けられており、レベルが上がる程治安の悪さと比例しています。
レベル1・・・十分注意
レベル2・・・不要不急の渡航中止
レベル3・・・渡航中止勧告
レベル4・・・退避勧告
それでは、こちらのレベルを参考に、それぞれの国や地域の危険情報と身の守り方などをご紹介していきます。
【レベル4】内戦やテロの危険性がある紛争地帯
まずは最も危険とされているレベル4の国や地域を紹介していきます。海外ニュース等でも頻繁に情勢の悪化が懸念されていて、テロや内戦も起こっている場所もたくさんあるのが現実です。テロや内戦のリスクもあるため、これらの地域には近づかないことが身を守る一番の方法です。
- アフガニスタン
- イエメン
- イラク
- イラン
- シリア
- トルコ
- レバノン
地域によって警戒レベルが設けられていますが、中東は全体的に情勢が不安定なこともあり、国全体を通して警戒レベルを出している場所がほとんどです。アフガニスタンではテロや誘拐、感染症の情報も出されており、イエメンやレバノンではMARSの感染症の情報が出されています。
photo byJIRCAS Library『アフガニスタン カブール市』
レベル4となると退避勧告が出されている状況ですが、同じ国でも地域によってレベル1の警戒レベルになっている場所もありますので、レベルが低いから大丈夫といって安心することはせず、なるべく渡航を控えるようにするのが最も安全です。
【レベル4】アジアの中でも危険な国
アジアの中にも危険な国があります。一部の地域でレベル4を継続しており気をつけたいところが下の2つ。
- インド
- パキスタン
特にインドは人気のタージマハルやガンジス川を巡るパッケージツアー等も様々な会社から販売されており、行きやすい国ということもあるため、ついつい危険を忘れてしまいがちです。
最近では女性の誘拐や暴行事件、性犯罪などの事件も頻繁に起きており、女性の旅行は特に危険を伴うため十分に注意と警戒が必要です。レベル1や2の地域もあるため、インドへ渡航予定のある方はなるべく単独での行動は控え、危険な場所をあらかじめチェックしておくことなどが自分の身を守る方法と言えるでしょう。
photo byKeisuke SHIMANE『インド』
また、パキスタンでも一部の地域は非常に治安の悪い場所もあり、テロや襲撃、外国人誘拐の事件も発生しておりますので、インド同様に地域ごとの警戒レベルによっては渡航自体を見直す、または十分な注意と警戒を持って渡航する必要があります。
photo byGreat East Japan Earthquak『パキスタン文部科学省帰国留学生同窓会のメンバー及び学生』
その他、フィリピンやタイ、マレーシア、ミャンマーでもレベル3の危険情報が出されている地域もあるので要チェックです。さらに、バングラデシュでは外国人を標的としたテロ事件が相次いでおり、特に観光客が集まりやすいとされるレストランや交通機関、ショッピングモールなどが標的とされた事例があります。
【レベル1~3】観光地で有名でも危険な地域
エジプト
photo@エジプト
世界遺産のピラミッドがあることで有名なエジプトですが、こちらも実は注意が必要な地域です。警戒レベルは全土で1〜3を占めています。治安が比較的良いとされるのは、ほとんど観光地のみと言われていますが、エジプトでは観光客が多いため、人が集まる場所ではスリや盗難などの被害も多発しています。
photo byAndrea Pravettoni『エジプト』
どんな観光地でもそうですが、むやみに近づいてくる人やフレンドリーに話しかけてくる人には注意をしましょう。その他のアフリカ地域では基本的にレベル3〜4とされている国も多く、特に警戒が必要です。
海外旅行前の確認事項
①ウイルスや感染症による危険に注意
危険の種類は様々です。誰もが危険と感じているテロや内戦以外にも、目には見えないけれどとても危険な感染症というリスクも海外の渡航先によっては視野に入れておかなければなりません。
渡航前には渡航先で流行っている病気の種類や感染の可能性、リスク等も事前に把握しておくことが大切です。医療機関によっては事前にワクチンの注射で予防することも出来ますので、まずは自分自身、そして周りの人たちを守るという面でも、ウイルスや感染症に関しても必ずチェックしておきましょう。
②ヨーロッパはスリや盗難に注意
ここまで中東やアジア、そしてアフリカ地域の危険をご紹介してきましたが、日本人にも人気のスポットの危険もご紹介したいと思います。
フランスやイタリア、イギリスなど日本人にも人気のヨーロッパですが、実はそんなヨーロッパではとにかくスリや盗難が多発しています。その手口も様々で、年々増えているといわれています。スリの被害に遭いやすいシチュエーションは、人通りの多いショッピングモール、混み合っている時間の地下鉄、観光客が集まる美術館、さらにはふと話しかけられた瞬間の隙など、場所を問わず被害は広がってきています。
また、スリをしているのはなんと小さな子供や少年や少女、ひとりでの犯行やグループでの犯行など年齢層も形式も様々なのが特徴です。具体的には、以下のようなことに気をつけましょう。
どの国にも共通して発生しているスリの被害ですが、スリや盗難は事前の準備でだれにでもしっかりと防ぐことが出来ますので、様々なスリ対策もご紹介したいと思います。
- 鞄はチャックつき、斜めがけなど体に密着するものを選ぶ
- 鞄は肌身離さず身につける
- 高価なアクセサリーや時計は身につけない
- むやみに携帯やカメラを出さない
- 1人で道に迷ったような隙を見せない
- 財布はシッパー袋などで代用し、中身は最低限の金額のみ入れておく
- 知らない人に道を尋ねられたら注意する
こうしたスリや盗難の防衛策に関する本、対策用品も様々な種類が販売されていますので、せっかくの海外旅行で盗難にあわないためにも準備をしておくことをオススメします◎
海外の危険についてのまとめ
ご紹介したように身近な海外旅行にもたくさんの危険が潜んでいます。危険度レベルも、私たちの気づかないうちに日々変わっています。危険な地域への渡航を予定している方は、もう一度身の安全についてしっかりと見直した上で判断されることをおすすめします。
心にとめておきたいことが、海外旅行は危険も多いですが、そればかりではありません。本当に親切な人たちもたくさんいます。身を守ることは最優先ですが、だからと言って現地の人との交流を一切遮断してしまうのは勿体ないかもしれません。事前にしっかりと自分を守る術を知っておくことにより、安心して現地の人との交流を楽しむことができるのではないでしょうか◎
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