【パスポートの申請って何日かかるの?】渡航前のチェック

海外旅行の必需品であるパスポート。パスポートがなければ海外旅行へはいけません。これから初めてパスポートを作る方にとっては、申請から受け取りまで何日くらいかかるんだろう?申請するにあたって必要なものは?など不明な点も多いのではないでしょうか。旅行の準備をしっかり行うために!パスポートについての知識をご紹介します◎
『パスポートをこれから作る人』
『初めての海外旅行を考えている人』におすすめ!
パスポート受け取りまでの日数
パスポートの申請が終わって交付までの期間は、申請した日から数えて土日祝日などの休日や年末年始を除いた6日目以降に受け取りとなります。そのため、申請をしてからおおよそ1週間後から10日ほどで受けとりができると言われています。(※祝日の関係などで、それ以上かかる場合もありますので、旅行の日程が決まっている方は余裕を持って早めの申請をおすすめします!)
パスポート受け取り時に必要なもの
- 申請時に渡された受理票(受領証)
- 手数料(費用でご紹介した収入証紙及び収入印紙を受領証貼付してください)
受け取りができるのは本人のみとなっており、以上の2点が受け取りの際には必要となりますので、受理票などは無くさないように保管してくださいね。
パスポートはなぜ必要なの?
そもそも、パスポートってどうして海外旅行に必要なのでしょうか。海外旅行に行くと空港で出国時と入国時に、すべての国で必ずパスポートの提示をしなければなりません。それはパスポートが唯一、海外で身分を証明できるものだからです。日本国内では免許証や保険証で本人確認が簡単にできますが、海外で本人確認をしようとするとき、日本の免許証や保険証では本人確認ができないことがほとんど。
パスポートは証明書として信頼がある分、盗難にも遭いやすく、盗まれてしまうと偽造や転売などの危険もあるため、旅行先でパスポートを紛失してしまったり盗難にあわないように十分に気を付ける必要があります。
パスポートの種類
パスポートの種類は一般的には5年用の紺色と10年用の赤色の2種類となっています。この二つは一般旅券という種類に区分されていて、成人であればどちらか好きな方を選んで申請することができますよ◎(※未成年の方は5年用のみ申請可能となりますのでご注意ください。)
実は、パスポートの種類は他にもあります。公用旅券と言い、以下のようなものです。
- 国の用務で渡航する人に発給される緑色のパスポート
- 皇族や総理大臣が公務で渡航する場合に発給される濃い茶色のパスポート
- 盗難や海外での家族のアクシデントなど、緊急を要する時に発給される茶色のパスポート
よく知られるパスポートと合わせて、実際は5種類のパスポートがあるのです。
パスポートはどこで作る?
パスポートを作るには、パスポートセンターや旅券センターといった場所で申請をします。パスポートセンターや旅券センターは各都道府県によって場所も営業時間も異なりますので、一度近くに申請場所があるか調べてから申請をしてください。外務省のホームページからも各都道府県の申請受付場所の紹介があり、簡単に調べることができますよ◎
パスポート申請時に必要なもの
初めてパスポートを取得する場合、申請時に必要な書類がこちらの5点です。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍抄本または戸籍謄本
- パスポート用の写真
- 本人確認書類
- 住民票(特別な場合に必要となることがあります)
それぞれ注意点などをみていきましょう。
一般旅券発給申請書
こちらはパスポートセンターや旅券センターに用意されている書類です。申請書は5年用と10年用の2種類がありますので、希望する年数の申請書に必要事項を記入して他の書類と一緒に提出します。未成年の方は5年用のみ申請が可能で、申請書の裏面の法定代理人署名欄に親権者の署名のある同意書が必要ですので注意しましょう。
申請書は折り曲げたり汚したりすると無効になってしまうため、パスポートセンターなどで必要事項を記入せず一度持ち帰る場合は、必ずクリアファイルなどを持参するなどをして丁寧に扱いましょう。
戸籍抄本または戸籍謄本、住民票の写し
こちらの書類は申請日より6ヶ月以内に発行されたものが有効となります。6ヶ月を過ぎたものですと申請自体ができない可能性もあるのでご注意ください。
パスポート用の写真
パスポート用の写真は縦45mm×横35mmとサイズが決まっており、縁なしの無背景(無地で淡い色)の写真のみとなっています。こちらも申請日より6ヶ月以内に撮影されたものをご用意ください。必ず申請時は写真の裏面に名前を書いて提出しましょう。
本人確認書類について
本人確認書類はコピーではなく必ず原本の提示となります。また、記載内容が届け出と一致している必要がありますので、ご注意ください。
1点で良い書類
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- 運転免許証
- 船舶手帳など
2点必要な場合
上記の、1点で認められる書類がない場合、AとBの各1点、またはAから2点の提示が必要です。
【A】
- 健康保険証
- 国民健康保険証
- 共済組合員証
- 船員保険証
- 後期高齢者医療被保険者証
- 国民年金証書(手帳)
- 厚生年金証書
- 船員保険年金証書
- 恩給証書
- 共済年金証書
- 印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要)
【B】次のうち写真が貼ってあるもの
- 学生証
- 会社の身分証明書
- 公の機関が発行した資格証明証
このようにパスポートを申請するにあたって必要な書類にはそれぞれ決まりなどもありますので、十分にチェックをして書類不備などで申請が出来なかったとならないようにしましょう◎
パスポートにかかる費用
続いて、実際にパスポートを作るにあたってどれくらいの費用が必要なのかをご紹介していきます。パスポートの金額は、受け取りの際に都道府県収入証紙と収入印紙で支払いをします。収入証紙と収入印紙はパスポートセンターや旅券センターで係りの方が案内してくれるので、交付の際に購入します。ただし、都道府県によっては現金払いとしているところもありますので、申請をする際に申請窓口に問い合わせをしてみてください◎
種類別パスポートにかかる金額
- 10年用・・・16,000円
- 5年用・・・11,000円
- 5年用・・・申請時に12歳未満の場合 6,000円
ご自身の海外旅行の頻度や生活スタイルによって5年用か10年用を選んでみてくださいね。
パスポートの紛失について
初めてのパスポートの申請から受け取り方法までご紹介してきましたが、今後もしも紛失や盗難にあった時、期限が切れた時の対処方法についてもご紹介しておきます。
パスポートを国内で紛失した場合は、パスポートセンターに名義人本人が直接紛失届を提出してください。この届け出により、紛失したパスポートを失効させることができます。
例えば名義人が小さな子供や乳幼児でも、本人でないと紛失届の受理ができないのでご注意ください!また、未成年者の紛失届の提出には法定代理人の同意が必要となります。
パスポート紛失届の提出時に必要な書類
- 紛失一般旅券等届出書
- パスポート用の写真
- 本人確認書類(申請時にご紹介した書類と同じ)
- 紛失又は焼失を証明する書類(消防署や警察署で発行される証明書類)
- 住民票(特別な場合に必要となることがあります)
詳細は届け出を出される窓口で一度確認してみてください。
パスポートの期限切れについて
旅行予定日のギリギリでパスポートを見てみたら期限が切れていたなんてことになったら大変ですよね。期限切れの場合、新規の申請のように新しいパスポートの発給まで時間がかかりますので、旅行へ行く前に今一度確認しましょう。
パスポートの有効期限切れで新しく申請するときに必要な書類
- 一般旅券発給申請書(5年用と10年用で異なります)
- 戸籍抄本または戸籍謄本(申請日より6ヶ月以内に発行されたもの)
- パスポート用の写真
- 本人確認書類(申請時にご紹介した書類と同じ)
- 期限切れのパスポート
- 住民票(特別な場合に必要となることがあります)
期限切れの場合も、申請時のような手続きが必要となりますのでご注意ください。
余裕をもった申請を
海外旅行を予定されている方は、旅行の計画や準備などに気を取られがちになってしまいパスポートのことを忘れていた、、なんてことになりがちです。
事前に余裕をもった手続きをすることで安心した旅行にできるように、申請などは早めに済ませておきましょう!
続いてこちらの記事で事前準備!↓
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