【旅行ハウツー】旅行中の気になる衛生面に関する知っておきたい知識



旅行といえば、観光はもちろん、アクティビティやショッピングなどのほかに『食事』も楽しみのひとつですよね!しかし、普段の生活と異なる環境にいることで、お腹をこわしたりしてしまうことってありませんか?そんな事態を事前に防ぐためにも、“衛生面”について知っておくことは大切。今回は、旅行中の気になる衛生面についてご紹介します。
『旅行に行くことが好きな人』
『衛生面の旅行知識を知りたいと考えている人』におすすめ!
衛生面が良くないもの
ウイルスなどの細菌がついた食べ物を食べるとおこる「食中毒・食あたり」。環境が変わると、普段食べている食事でも「食あたり」が起こることはありますよね。
旅行中は、日常生活とは異なる環境にいるからこそ、食事での衛生面にはより気をつけたいところ◎食あたりをおこすと、下痢や腹痛などの症状を引き起こすので、旅行中にはとくに注意が必要です*
そこで、一般的に衛生面が良くないといわれている場面での注意点をご紹介します!
1.バーベキューやキャンプ
国内旅行でバーベキューやキャンプなど、屋外で調理する場合はより注意が必要です*用意してある食材は10度以下をキープして、調理するまではクーラーボックスなどで冷やしておきましょう◎
準備をするときに肉や野菜などをカットした包丁、まな板はこまめに洗うことを意識し、肉を切った包丁でそのまま野菜を切らないようにしましょう。トングなどの調理器具も、お肉用と野菜用でわけておくとより安全に過ごせますよ^^
焼きあがったお肉やできあがった料理は翌日に持ち越さず、その日にすべて食べるようにしてください!
2.屋台や市場
後ほどご紹介する【控えた方が良い食べ物】でも説明しますが、屋台や市場など屋外の料理には気を付けてください◎
前日の残り物をうっている場合や、少し古い食材、油などをつかっているおそれもあります。日本では1日中外に置いておいても問題ない食材でも、ベトナムやタイなど温かい国では1日中外に置いた食材は危険です!
屋台や市場でおいしいローカルフードを試してみたい場合には、信用できる場所や事前に口コミを見る、またはお店の方に尋ねてみるなどして対策をとるのがおすすめです◎
衛生的に過ごすための心得
衛生的に過ごすために、いくつかの心得をおさえておくだけで、安全かつ快適に旅行を楽しむことができます^^
旅行前にチェックしておきたいポイントを頭にいれておきましょう!
1.食事を食べる前に必ずすべきこと
食事や飲食をする前に徹底しておこなってほしいことが「手を洗うこと」です。実際に、食事前に手を洗うことで食中毒の割合が3割も減ったというデータも出ています◎当たり前のことですが、食事前の手洗いは忘れずにおこないましょう^^
近くに手を洗う場所がない場合も多いので、細菌効果があるウェットティッシュを持ち歩くのも良いです♪旅行前にカバンの中に入れておき、いつでも使えるよう準備を整えておいてくださいね。
2.蚊やダニから感染するケースも
熱帯・亜熱帯地域では、蚊やダニから感染症などを発生することが起きています。デング熱は世界でも1億人ほどの方たちが感染しているといわれており、近年さらに上昇傾向にあります><
そのほかにもダニやマダニ、シラミなどにも注意が必要!草むらなど自然の多いところに行くときには、露出の多い服を避けるなどの対策を取りましょう◎
また、シラミの場合は体を清潔に保ち、極力衣類を頻繁に着替えるようにしてください!
3.しっかりとした休息をとる
体調を崩す原因のひとつに「疲れやストレス」なども関係しています◎旅先では普段の生活と異なるので多少のストレスは感じてしまいますが、できるだけ疲労やストレスのない生活を心がけましょう^^
毎日しっかりと睡眠をとるだけでも効果はあります♡睡眠不足の日には、無理のないスケジュールで動くなど調整してくださいね!
【番外編】予防接種を受ける
どうしても心配という方は、旅行の前に病院で予防接種を受けておきましょう◎
もともとお腹が弱い方や心配性な方は、選択肢のひとつとして頭に入れておいてもよいかもしれませんね。
控えたほうが良い食べ物
衛生的に過ごすために、極力控えておいたほうがよい食べ物を事前に知っておくことで、より安全に旅を過ごせます。
いくつか気をつけておきたい代表的な食べ物をご紹介します。
1.お水
日本では水道から出る水を飲むことや料理、歯磨きなどにつかうことがありますよね。海外でお水をのむときには、注意が必要です*
国によって異なりますが、歯磨きでうがいをするときに少し飲み込んでしまった程度でも、人によっては下痢などを起こすこともあります。
また、レストランなどで提供されるお水、飲み物に入っている氷からお腹をこわすというケースも多いです。お腹が弱い、食あたりなどが心配な方は、ペットボトルなどの未開封の飲み物を飲むようにしましょう◎
2.エスニック料理
カレーなどのスパイスが効いた料理も注意が必要!普段から日本でも食べているから大丈夫、と安心していると危険です><
東南アジアなどでつかわれているスパイスの中には、ものすごく辛いものや料理によっては大量のスパイスを入れているものもあります。
日本で食べたことがあるメニューでも、日本人の舌にあうようにアレンジされているのが一般的です◎現地の料理は、地元の方たちの好みにあわせているため、エスニック料理などのスパイスが入っているものは、食べすぎないことをおすすめします!
3.タマゴ
日本人ならば誰でもが大好きな「卵かけご飯」。生卵を白米に混ぜて食べる定番料理ですよね^^日本だと生の卵を食べることは危険ではありませんが、海外では少し注意が必要◎
火の通っていない料理は気をつけるべきといわれていますが、その中にはタマゴも含まれています。例えばアメリカのスーパーマーケットなどで購入できる卵の色は、日本に比べると色が薄いです。アメリカでは生で食べる習慣はありません。日本のように卵かけご飯にすることは控えましょう。
農家などから購入した場合には、生のままで食べることも可能ですが、極力避けて火を通した卵を食べるようにしましょう◎
4.フルーツ
意外と気を付けておきたいのが「フルーツ」。スーパーやレストランなどで食べる場合には基本的には問題ありませんが、例えば屋台や市場などで販売されているフルーツには、注意が必要です◎
屋外の場合、肉類などに使用した包丁をつかってフルーツをカットしている場合もあるため、食あたりを引き起こしやすいといわれています><旅行中に屋台や市場などに行く際には、より気を付けましょう!
また食べる際には、皮を剥いでから食べるのがおすすめです◎
5.サラダ
また、サラダにも注意が必要!生野菜の場合、水で洗って提供されるのが一般的ですよね^^この水が要注意なのです!
アジアなどでは生水が危険とされています。その水で洗ったサラダを食べて、食あたりにあったというケースもあるのだそう><どうしてもサラダが食べたいという場合以外は避けるか、火を通した野菜を選ぶようにしてください◎
6.油料理
水と合わせて油も食あたりの原因になりがち。屋台や個人経営のお店では、前日の油を使いまわしたり、または数日間油を変えていなかったりすることもあるので、より注意が必要です◎
今日はあまり胃腸の調子がよくないなと感じる日には、そういった場所での食事を避けるようにしましょう^^
体調を崩したり、食あたりにあった場合はどうする?
もし食あたりになった場合に知っておきたい対処法もご紹介します♡
1.できるなら嘔吐する
体内に毒がはいっている状態は、非常に危険です。もし吐けるのであれば、我慢せずに吐くことをおすすめします。
下痢を無理して止めるのも禁物!悪いものを排出するために、体内から出すことを意識してみてください◎
2.水分補給を忘れずにおこなう
嘔吐や下痢は体の多くの水分を失うといわれています。無理のない範囲で水分補給をおこないましょう。国内にいるならば、アクエリアスやポカリスウェットなどのドリンクがおすすめ♪海外旅行に行く方は、事前に粉末タイプのものを持参するのもよいかもしれません^^
持ってきてないという方は、電解質が含まれている現地のスポーツドリンク、またはお水で補給をおこなってみてください◎冷たい飲み物はお腹に刺激を与えるので、常温が理想です。
3.どうしてもダメなら病院へ
3日以上症状が続く場合は、病院へ行くことをおすすめします。海外で病院にかかると、旅行保険が適用とされる場合があるので、事前に保険に入ってから旅行に行くとよいでしょう^^
嘔吐、下痢だけでなく、高い発熱がある場合は、すぐに病院に行って症状を相談してください。
おわりに
国内旅行、海外旅行で気になる衛生面についてご紹介しました。
楽しい旅行先で体調不良になってしまっては、旅が台無し。そんなことにならないためにも、事前にしっかりとした知識を身に付けて対策をとっておきましょう^^
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