旅の必需品!出発前にアジア各国のWi-Fi事情を知っておこう◎

スマホで地図を検索したり、タブレットをガイドブック代わりにしたりと、近年インターネット、特にWi-Fiは、旅行の必需品です!しかし、国によってWi-Fiの環境は大きなちがいがあります♪その中でも、アジアの国々は差が激しいので、出発前に確認しておきましょう◎今回は、旅行先として人気の高いアジア各国のW-Fi事情をご紹介します!
『アジア旅行でWi-Fiを使いたい人』
『アジア旅行を計画している人』におすすめ!
韓国(ソウル)
場所『韓国』
韓国は、比較的Wi-Fi普及率が高い国で、旅行者向けのフリーWi-Fiもあります。有名なものは”Public WiFi@Seoul”や”Seoul WiFi”で、他にも数多くのフリーWi-Fiがみつけられます。ただし、韓国の通信会社と契約している端末でないと繋げないことが多いです。
さらに、接続できたとしても不安定で速度も遅いといわれています。安定して使用できるのは、カフェやレストランのWi-Fiです。パスワードはレシートに印字してあったり、店員さんが教えてくれたりします。
使える場所
カフェやレストランのほか、デパートやホテル、観光スポット、空港、電車内など観光客が訪れる場所にWi-Fiスポットがあります。
”ソウルデジタル2020基本計画”というのがあるそうなので、今後に期待ですね♪
台湾
場所『台湾』
台湾では、空港の”Airport Free Wi-Fi”や地下鉄(MRT)の”TPE Free AD Wi-Fi”など公共の場所でそれぞれが提供するフリーWi-Fiが使えます。”TPE Free AD Wi-Fi”は、申請などは不要ですが、最初に広告が表示されるタイプのフリーWi-Fiです。
上記とは別に、台湾全土で使用できるWi-Fiネットワークもあります!それが”iTaiwan”です。利用には申請が必要ですので、出発前に手続してしまいましょう!
- パスポートと航空券(eチケット)を用意
- Fit Travel Registerを選択
- 手順に沿って入力
- ”ツーリストサービスセンター(旅客服務中心)”でパスポートを見せてiTaiwanと伝える
- アカウントをゲット
”iTaiwan”のアクセスポイントは、台湾全土にありますが、”これだけで快適に接続!”とは、残念ながらいかないようです。空港や地下鉄のフリーWi-Fiとうまく組み合わせて使うのがいいでしょう。
使える場所
空港や地下鉄ほか、”iTaiwan”のスポットは公共機関、公衆電話、新幹線の車内などに導入されています。また、レストランやカフェ、ホテルでも提供しているので、使いたい場合はスタッフに聞いてみましょう。
さらに、台湾には日系を含め多くのコンビニエンスストアがあります。これら、コンビニエンスストアもフリーWi-Fiが使える場所のひとつ!例えばセブンイレブンでは、”7Wi-Fi”を提供しています♪登録にはSMSの受信が必要になるので、使いたい人は台湾で受信できるか確認しておきましょう。
シンガポール
場所『シンガポール』
近代的な都市国家で、観光にも力を入れているシンガポールらしく、政府主導で”Wireless@SG”という国内最大のWi-Fiネットワークが導入されています◎
使い方は簡単ですが、注意点もあります!
- ネットワークの設定で”Wireless@SG”を選択
- ブラウザを立ち上げるとサインイン画面が表示される
- 電話番号とキャプチャ番号を入力
- 条件に同意
- SMSに送られてくるワンタイムPINの入力してサインイン
注意が必要なのがここで、国際SMSが受信できるスマホがないとPINが受け取れません。自分のスマホが対応しているか、確認しましょう。
使える場所
ショッピングモールや観光スポット、駅などで利用できます。また、”Wireless@SG”で利用できるスポットは10,000以上です!
シンガポールの広さを考えるとスポット数はかなり充実していますよね♪
香港
場所『香港』
香港では、空港や地下鉄やバスの公共交通機関でそれぞれフリーWi-Fiが提供されています。その中でも旅行者に便利なのが、香港全域で利用できる”Wi-Fi.HK”というWi-Fiネットワークです。
これは、1つのネットワークというより、政府や大手通信会社など、それぞれが提供しているフリーW-Fiのグループのようなものです。Wi-Fi名の最初に”Wi-Fi.HK”とつくものがそれに該当し、パスワードや登録なしで利用できます。ただし、接続可能時間は提供企業によって異なります◎
使える場所
空港や地下鉄やバスの公共交通機関のほか、”Wi-Fi.HK”のWi-Fiは、観光スポット、ショッピングモール、美術館、政府関連の施設など様々な場所で使用できます!市場でも使用できるのはすごいですよね♪アクセスポイントはアプリやWebサイトでも検索できます◎
中国(北京・上海)
中国では、Wi-Fiを使う前に、インターネットに関する規制を知っておく必要があります!政府がインターネットの利用を監視、規制している国は複数ありますが、中国はその中でも厳しい国のひとつといえます。
そのため、私たちが普段何気なく使っているメッセージアプリの”LINE”、SNSの”Facebook”、”Twitter”、”Instagram”だけでなく、”Google”さえも使えません。それなら、Wi-Fiなんて使えなくてもいいやという人もいそうですね^^;
滞在中に友達とメッセージサービスを使いたい場合には、”WeChat”というアプリを入れておけば、無料通話もできますよ!”Facebook”などの更新は日本に戻るまで我慢するか、お金を出して中国用のレンタルWi-Fiを利用するしかありませんね。
使える場所(北京)
北京は中国の首都ですが、Wi-Fiについては、まだまだという状況です。これは政府の規制のためといわれています。近年は、ホテルやレストラン・ファーストフードなどでフリーWi-Fiの設置が進んでいるので、利用したい場合は、休憩がてら立ち寄ってみましょう◎
使える場所(上海)
上海は中国でもっともWi-Fiが充実している都市です。日本よりもはるかに充実しているといえます。空港やショッピングモール、カフェなどはもちろん、路上(場所は限定されます)や小さな飲食店でもフリーWi-Fiの利用が可能です◎
マレーシア
場所『マレーシア』
マレーシアでは、都市部であれば比較的快適にフリーWi-Fiが利用できます。しかし、田舎へ行くと接続スポットを見つけるのが難しいので、調べ物などは事前に都市部でするようにしましょう◎
マレーシアのフリーWi-Fiを利用する上で注意する必要があるのが、データなどを盗むために設置されているフリーWi-Fiです。これを見分けるのはほぼ不可能です。安全に使用するためには、空港など提供元がはっきりわかるものか、カフェなどのパスワードが必要なものに接続しましょう。
使える場所
空港やショッピングモール、公共施設などでパスワードなしの安全なフリーWi-Fiが利用できます。また、ホテルやカフェ、レストランなどでは、パスワードが必要ですが、フリーのWi-Fiが利用可能です。パスワードはスタッフの人に聞きましょう◎
日本でもWi-Fiがあることでお馴染みのスターバックスですが、マレーシアのスターバックスも快適なフリーWi-Fiが利用できる場所のひとつです!
いつでもどこでもインターネットを利用したい人は…
アジア各国のWi-Fi事情をご紹介しましたが、同じ国でも、すべての場所で同じように接続できるわけではありません。日本でもそうですが、大きな都市では、フリーWi-Fiが利用できても、郊外や離島などに行けば使用することは難しくなります^^;
どうしても毎日インターネット使えないと困る人やフリーWi-Fiを探す時間がもったいないという人は、お金がかかっても、日本でレンタルWi-Fiや海外でも使えるSIMを持って行く方がいいでしょう。契約している通信会社によっては、海外でもSIMがお得に使えるプランがあるので要チェックです!
海外レンタルWi-FiやSIMについては、以下の過去記事も参照してくださいね!
最も安く海外Wi-Fiルーターをレンタルする方法とは【海外Wi-Fi】
Wi-Fiを持って海外旅行に行こう!学生さんにおすすめのWi-Fiレンタルは?
海外用SIMカードの使い方をご紹介◎海外でも楽々インターネット♪
まとめ
旅行中もインターネットが使えるようになったことで、ガイドブックなどの荷物を減らせたり、道に迷っても地図を検索できたりととても便利になりました!しかし、あまりインターネットに頼りすぎると、万が一使えない状態になったときに大変なことになります^^;
また、マレーシアの章でもふれましたが、フリーWi-Fiを装って、データを盗もうとする犯罪はどこの国にも存在します!フリーWi-Fiではクレジットカード情報など重要な情報は入力しないようにしましょう!旅行中は注意をしながら、Wi-Fiを上手に使って、快適で楽しい旅にしてくださいね♪
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