トランジットってどんな意味?国際線の乗り継ぎのやり方と注意点とは

海外旅行好きなら、一度は耳にしたことがある「トランジット」。飛行機の乗り継ぎと捉えている人も多いですが、本来はどういう意味でどんな時に発生するものなのでしょうか?そこで今回は、トランジットや乗り継ぎの基礎知識と、やり方についてご紹介します。長時間フライトをする人は、ぜひ頭に入れておいてくださいね♪

『長時間フライトの旅行をしようと思っている人』
『トランジットについて詳しく知りたい人』におすすめ!

トランジットとは?


「トランジット」は、“通過”や“横断”という意味を持つ、「transit」という英語からきている言葉です。「transit lunge」という熟語の使い方をすると「乗り換え用待合室」という意味になるため、飛行機を乗り換えることをトランジットだと思っている人もいますよね?

しかし、航空機などでトランジットという言葉が使われている場合、「目的地とは別の空港に機体を一時着陸させ、機内食や燃料の補給、機体の整備点検を行うこと」を意味します。十数時間に及ぶ長時間フライトの場合は特に、機体の安全面の確保やクルーの入れ替えなどを目的に、トランジットが行われることが多いです。

トランジットが行われる時間の平均は、30分~1時間程度。機体にそのまま乗って待つか、空港に一時降ろされてトランジットルームで待機するか、作業中の乗客の扱いは機体によって異なりますが、トランジット完了後はそのまま同じ機体に乗り、目的地までフライトすることになります。

 

トランジットと混同されやすい「トランスファー」とは?


一方で、トランジットと共によく使われる、「トランスファー(transfer)」という言葉もあります。こちらは「移転する」という意味で、飛行機業界では「目的地とは別の空港(経由地)で降りて、別の飛行機に乗りかえてフライトする」ことを指します。

目的地とは別の空港に降りるところは一緒なので、トランスファーとトランジットを混同してしまいがちですが、「トランジット=同じ機体でフライトする」「トランスファー=別の機体に乗りかえてフライトする」となり、意味が大きく異なるので注意しましょう。

 

最近は機体の乗り換え関係なくトランジットと呼ぶ場合が多い


とはいえ、格安航空券(LCC)を使っての海外旅行が主流となっている昨今では、複数の空港・機体を乗り継いで目的地までフライトすることはザラにあります。また、機体の整備状況によっては、通常のトランジットでも機体の乗り換えが発生することもあります。

そのため、最近は機体の乗り換えなど関係なく、全てトランジットと呼んでいることが多いようです。ただし、全てトランジットと呼ぶからといって、乗り継ぎ時間や乗り継ぎのやり方は、利用する便や機体によって異なります。

前回の旅行と同じトランジットの過ごし方をしてしまうと、乗り継ぎに失敗する恐れもあります。乗り継ぎ時間は余裕があるか、ターミナル移動はないかなど、事前の確認はしっかり行っておきましょう!

 

機体乗り換えなしのトランジットのやり方・注意点


では、フライト中にトランジットが発生した場合、どのように行動するのが正しいのでしょうか?まずは機体変更なし、補給や機体整備におけるトランジットのやり方(過ごし方)と、注意点についてご紹介します。

 

貴重品などの荷物は置き去りにしない

前述したように、トランジット中は機内か、トランジットルームでの待機時間が発生します。機内待機なら問題ないですが、トランジットルームへ移動しなければいけない場合、荷物をどうするべきか迷いますよね?

乗客が機内の外に出される場合、機体の整備だけでなく、機内清掃が行われる場合がほとんどです。荷物が置き去りにされていると、スムーズに清掃ができないため、荷物類は持って出るか上の荷物棚に収めるようにしましょう。もちろん、防犯面にも良くないので、貴重品類は必ず持ち歩くようにしてくださいね!

 

アナウンスが聞こえる範囲で待機する

1時間程度の待機時間とはいえ、ただトランジットルームでじっとしているのもつらいもの。近場のお店でお土産を見たり、買いものしたりする人もいるかもしれません。

時間の使い方はその人の自由なので、買いものなどをするのは特に問題ないですが、再搭乗のアナウンスが聞こえる範囲で行動することが大前提です。アナウンスを聞き逃して乗り遅れてしまうと、別の便の手配など様々な対応が必要となりますし、他の乗客の迷惑にもなりますので注意しましょう。

 

機体を乗り換える場合のトランジットのやり方・注意点


次に、機体変更あり、飛行機を乗り継ぐ場合のやり方と注意点をご紹介します。

 

乗り継ぎ用の搭乗券を発行する

基本的に飛行機の搭乗券は、1つの便に1枚必要です。同じ航空会社の飛行機を乗り継ぐ場合は1枚の搭乗券でだけで問題ないですが、別の航空会社で乗り継ぐ場合は、乗り継ぐ回数分、搭乗券を発行してもらう必要があります。

基本的に出発する空港で全ての搭乗券を渡してくれる場合がほとんどですが、利用する航空会社や便によっては、乗り継ぎ分の搭乗券を発行してもらえないこともあります。

その場合は、トランジット先の空港の乗り継ぎカウンターでチェックインを行い、乗り継ぎ分の搭乗券を発行してもらいましょう。

 

荷物の預け直しをする


同じ航空会社で乗り継ぎを行う場合は、荷物はそのまま目的地の空港まで運んでもらえる場合がほとんどですが、別の航空会社で乗り継ぐ場合や国内線に移動する場合は、荷物を再度預け直す必要があります。

荷物を受け取る必要があるのに、忘れてそのまま乗り継ぎをしてしまうと、目的地の空港に自分の荷物がない!なんて、悲惨な展開が起きてしまうことも……。荷物の預け直しが必要かどうかは出発前のチェックインカウンターで教えてもらえるので、しっかりスタッフに確認しておきましょう◎

ちなみに、同じ航空会社でも場合によっては、預け直しが必要になることもあるようです。航空会社や便、国によって異なるので、こちらも出発前のチェックインカウンターで確認しておきましょう。

 

乗り継ぎ場所をしっかり確認する

乗り継ぎ先の空港に降り立ったら、乗り継ぎと書かれた看板(Transfer)に従って、乗り継ぎ口まで移動していきましょう。乗り継ぐ便や空港によって、乗り継ぎ搭乗口は様々。中にはターミナルを移動しなければならない場合もあります。

便によっては乗り継ぎ時間に余裕がないことも考えられますので、まずは搭乗口がどこかしっかり把握した上で、案内板や空港スタッフの指示に従って迅速に移動を開始しましょう!

各空港には、「ミニマムコネクティングタイム」という、乗り継ぎに最低限必要な時間が定められています。複数の空港を乗り継いで旅行しようと思っている人は、このミニマムコネクティングタイムを参考に、利用する便を選ぶのもアリですよ♪

 

国によってはトランジットビザが必要なことも!要否を確認しておく

アメリカやスイスなど、国によっては、経由地を通過するための「トランジットビザ」というものが必要になることがあります。

日本パスポート所持者は、査証免除協定によってビザが不要となっているようですが、入国(通過)の目的や滞在期間によってはビザの取得が必要となる可能性もあります。経由する国のトランジットビザ要否を、出発前に確認しておくことをおすすめします。

 

VFS.GLOBAL

乗り継ぎに失敗してしまった場合の対処法


あまり起きてほしくない事態ですが、飛行機の大幅な遅延や、搭乗アナウンスの聞き逃しなどで、乗り継ぎに失敗してしまうことも考えられます。万が一乗り継ぎができなかった場合の、対処法についてもご紹介します。

 

飛行機の遅延で乗り継ぎできなかった場合

飛行機の遅延や欠航など、航空会社の責で乗り継ぎができなかった場合は、振替便の手配がしてもらえる場合があります。振替便がない場合は宿泊ホテルを手配してもらえることもあるので、空港のスタッフにまずは相談してみましょう。

ただし、格安航空券でフライト予約をしていた場合や、乗り継ぎ分を含めて通しで航空券を購入しない場合は、振替便の手配や払い戻しを受けられないおそれもあります。航空会社によって対応が異なるので、遅延時などの補償がどうなっているか、確認しておくと良いかもしれません。

 

自分のミスで乗り継ぎできなかった場合

搭乗アナウンスの聞き逃しや体調不良など、自分のミスや都合で乗り継ぎに失敗してしまった場合は、残念ですが新たに航空券を自己負担で購入するしか手はありません。

空港のスタッフに相談し、次の便の航空券の購入手配をしてもらいましょう。もし飛行機の空きがないようであれば、ホテルなどの宿泊手配などもしなければなりませんので、早め早めに動きましょう!

 

トランジットを上手に利用して有意義な旅をしよう!


トランジットがどういう意味で使われているものか、よく理解できましたか?トランジットは海外旅行をする上で、切っても切り離せないものです。

最初のうちは乗り継ぎや待機時間は不安でしかないですが、慣れてくると旅のアクセントになってくれるかもしれません。トランジットの時間を上手に利用して、快適で有意義な海外旅行を満喫してくださいね♪

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