乗り遅れたでは許されない!国内・国際線の乗り換えには何時間必要?

時間を気にする女性

飛行機で旅行をするとき、直行便が利用できれば楽ですが、値段が安かったり、そもそも直行便がなかったりと、乗り継ぎ便を利用する機会も多いですよね◎そんなときに心配なのが乗り換えの時間!電車と違い、簡単に次の便には乗れません!そこで、国内線・国際線の乗り換えには、何時間あれば安心なのかご紹介します♪

『国内線・国際線の乗り換えにかかる時間が知りたい人』
『乗り継ぎ便に乗るが不安な人』におすすめ!

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乗り継ぎ時間は航空券購入時から注意が必要!

航空券


乗り継ぎに必要な時間や注意すべきことは、航空券の買い方ですでに変わってきます!航空券を購入する際には、その違いを理解したうえで、自分にあった航空券の買い方をしましょう◎

 

通しの航空券を購入する場合

乗り継ぎ便であっても、同じ航空会社で最終目的地まで購入する場合には、航空会社(または旅行会社)が、無理のない時間設定の組わせで購入できるように販売しているので、基本的には設定された時間で間に合います。

これは、乗り継ぐ便がコードシェア便という提携している別の航空会社であっても通常は同じです◎また、通しの航空券の場合は、出発地でのチェックインで乗り継ぎ便の航空券も発行してくれることや、荷物も自動で乗り継ぎ便に乗せ換えてくれるといった利点があります!

 

個々に自分で購入する場合

日本から目的地までの乗り継ぎ便がなく、通しで買えないときや、価格を理由に乗り継ぎ地から目的地までLCCをりようするなど、個々に航空券を購入する場合には、自由に時間が設定できてしまうため、より注意が必要です!

経由地で目的地までのチェックインをしたり、荷物を一度受け取って預け直したりしなければいけないので、標準の乗り継ぎ時間よりも時間がかかるためです◎また、これらは空港の広さや混雑具合も影響するので、航空券の予約前には乗り換え空港の情報も集めましょう!

 

出発前に確認するべきこと

通しの航空券であっても、経由地や目的地までの乗り継ぎ便によっては、条件が異なることがあるので、乗り継ぎ便を使用する場合には、以下のことを確認しておきましょう。

  1. 乗り継ぎ便の航空券はどこで発行されるのか
    出発地で発行してもらえればいいですが、そうでない場合は、経由地のトランジットカウンターでチェックインします!カウンターの場所も聞いておくといいかもしれませんね。
  2. 荷物の預け直しは必要か
    乗り継ぎ便の航空券を出発地で発行される場合、荷物も預け直さずに済むことが多いですが、経由地によって変わるので、確認しておきましょう。

 

乗り継ぎ時間はどのくらい必要?:国内線⇔国内線編

羽田空港撮影:Kohei Fujii 場所『羽田空港』


国内線同士の乗り継ぎは、出国審査などがないため、もっとも短時間で乗り継ぎができる組み合わせです!航空会社が空港ごとに最短の乗り継ぎ時間を設定していますので、それを参考にしましょう◎

 

同じ航空会社同士の場合

  1. 羽田空港
    25分~35分
  2. 成田空港
    20分
  3. 関西空港・伊丹空港
    20分~25分
  4. 沖縄空港
    30分
  5. それ以外の空港
    20分

異なる航空会社の場合

  1. 羽田空港
    50分
  2. 成田空港
    50分
  3. 関西空港・伊丹空港
    30分
  4. 沖縄空港
    30分
  5. それ以外の空港
    20分

空港を移動する場合

  1. 羽田空港⇔ 成田空港
    180分
  2. 伊丹空港 ⇔ 関西空港
    175分~180分
  3. 新千歳空港 ⇔ 丘珠空港
    150分

注意すること

飛行機は、電車に比べ遅れの出やすい交通機関です!上記の時間は、最短の場合ですので、プラス1時間程度の余裕は持ちましょう◎

 

乗り継ぎ時間はどのくらい必要?:国内線⇔国際線編

JAL撮影:Kentaro IEMOTO 場所『成田空港/JAL』


国際線に乗る場合、安全をとって前泊するという人も多いかもしれませんが、旅行日程がタイトな人は国内線から国際線への乗り継ぎを同日に行いたいですよね!また、帰国するときも、できるだけ早く家に帰りたい!と、同じく同日の乗り継ぎを選ぶ人もいるでしょう◎

 

同じ航空会社同士の場合(国内線⇒国際線)

  1. 羽田空港内
    60分~70分
  2. 成田空港内
    45分~60分
  3. 関西空港内
    55分~60分
  4. 中部空港内
    60分

 

同じ航空会社同士の場合(国際線⇒国内線)

  1. 羽田空港内
    70分~75分
  2. 成田空港内
    75分~80分
  3. 関西空港内
    60分~80分
  4. 中部空港内
    60分~75分

 

異なる航空会社の場合

KLM撮影:Masakatsu Ukon 写真『KLM』


  1. 羽田空港内
    120分
  2. 成田空港内
    110分
  3. 関西空港内
    80分
  4. 中部空港内
    75分

 

空港を移動する場合

  1. 羽田空港⇔成田空港(同一航空会社)
    180分
  2. 伊丹空港⇔関西空港(同一航空会社)
    215分
  3. 羽田空港⇔成田空港(異なる航空会社)
    210分
  4. 伊丹空港⇔関西空港(異なる航空会社)
    215分

 

注意すること

成田空港撮影:Kentaro IEMOTO 場所『成田空港 第2ターミナル』


国内線と国際線が、JALまたはANAどちらか同一の航空会社の場合、それぞれスルーチェックインを利用することができます!これは、国内線の出発地で、手続きをすることで、経由地でのチェックインや荷物の預け直しが不要になるシステムです。

ただし、出発地での手続きに時間がかかるので、30分以上前に到着する必要があります◎また、空港の移動がある乗り換え(成田⇔羽田など)では、国際線の出発地で荷物を預けなければなりません。

国際線と国内線の乗り継ぎでは、国際線⇒国内線の方が入国審査などの関係で少し時間がかかります!特に、国際線と国内線で別々の航空会社を利用する場合には、自分で時間を管理する必要があるので、注意しましょう◎

ターミナルが複数ある空港では、異なる航空会社で乗り継ぐ場合、ターミナルの移動にかかる時間に個人差が出る場合があります(歩く速度や荷物の量などにより)。事前に乗り継ぐ航空会社同士の位置関係を確認し、国内線の乗り継ぎ以上に時間に余裕をもって行動しましょう◎

 

乗り継ぎのご案内(JAL)

乗り継ぎのある方のお手続きについて(ANA)

乗り継ぎ時間はどのくらい必要?:国際線⇔国際線編

ヒースロー空港撮影:Hugh Llewelyn 場所『ヒースロー空港 第5ターミナル』


もっとも乗り継ぎに不安があるのが、国際線同士の乗り換えですよね!また、通しのチケットを買うのと個々に買う場合の差がいざというときに大きいのも国際線同士の乗り換えです!

 

ミニマムコネクティングタイム(MCT)について

航空券を旅行代理店に依頼して出発地から最終目的地まで購入した場合と、同じ航空会社(通し)で購入した場合には、ミニマムコネクティングタイム(MCT)という時間が設定されています。日本語でいうと、”最低乗継時間”◎この時間をクリアしていないとそもそも航空券を販売できません

ですから、仮に1時間ほどしか乗り継ぎ時間がなかったとしても、乗り継ぎに必要な時間は確保されていると考えてOKです!この時間は、利用する航空会社や経由する空港によって異なります♪

 

個々で手配をする場合は、MCTをまねすればいいの?

個々の手配でもミニマムコネクティングタイムを基準にできればいいのですが、同じ航空会社同士の乗り継ぎは、異なる航空会社の乗り継ぎよりも短くなるため、残念ながら、同じ時間を確保しても足りないでしょう。

ではどうすればいいかというと、最低2時間+空港の移動距離と考えてください。例えばヨーロッパでいうとアムステルダム空港は規模が小さく、乗り換えもしやすい空港です。しかし、ヒースロー空港は規模も大きく、到着のターミナルと出発のターミナルが離れていると移動に時間がかかります!なので、航空券を購入する前には、経由地での到着ターミナルと出発ターミナルの位置を確認し、移動時間を確認しましょう。

 

注意すること

個々に航空券を購入する場合、最低2時間と考え、空港内の移動時間を加味するといいましたが、アメリカで乗り継ぐ場合に限っては、最低4時間にする必要があります。なぜならば、アメリカの場合乗り継ぎのための入国であっても、税関審査と入国審査があるため、時間がかかるからです。

特に乗り換えで利用されることの多い、シアトルやロサンゼルスの空港は、地が広いだけでなく混雑もするので、注意してください。

 

乗り遅れちゃったらどうすればいいの?

空港で急ぐカップル


十分な時間を乗り継ぎに確保していても、悪天候や空港に離着陸する飛行機の混雑など、予期せぬ理由で乗り遅れてしまうことが……。そんなときも通しで購入したか、個々で購入したかで、その後の対応が異なります!

 

同じ航空会社、または旅行代理店で購入した場合

ミニマムコネクティングタイムは、”乗り換えることができる”ことを保障してくれるものでもあります!そのため、もし、出発地から経由地までの飛行機が遅れてしまった場合、航空会社が代わりの航空券や必要ならホテルを手配してくれます。

旅行代理店で購入した場合も、基本的に航空会社の責任です!そのため、現地で航空会社との交渉が必要になります。例えば、必ずしも希望通りの便に変更してもらえるわけではないので、できる限り希望に近い便を用意してもらう、といったことです◎

また、このとき注意したいのが、振り替えられた便への乗り換え時間が短いと、ロストバゲージで預け入れた荷物がなくなってしまう確率が高いこと^^;海外旅行保険の中には、このときに購入した洋服などの購入金を補償してくれるものもあります♪

しかし、慢性疾患の薬や化粧品など、代替え品が用意できない、または(肌に合わない可能性などがあって)代替え品では困るようなものは、手荷物に入れておくと安心ですね♡

 

個々に購入した場合

乗り遅れた人


残念ながら、買い直すしかありません^^;なので、個々に購入する場合には少し時間の無駄かな?と思っても、ゆとりを持って2時間+空港内の移動時間を設定しましょう!

空港内であれば、お茶をしたり、買い物をしたり、搭乗ゲートの近くで時間をつぶす方法はいくらでもありますから、乗り遅れてしまうより、何倍もいいですよ◎

 

最後に、乗り継ぎ便を利用するとき大切なことは、時間に余裕を持つこともですが、わからないときには、”聞く”ことです!日本から経由地までの便であれば、日本語のできるCAさんが乗っているので、恥ずかしがらずに確認して、道に迷うなどのタイムロスを避けましょう♡

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