違反すると罰金も?!〇〇は機内持ち込み&預け入れOK or NG?

行動制限がなくなり、長期休みや卒業旅行で、飛行機を利用した旅行を計画しているという人もいるのではないでしょうか^^飛行機の利用にはさまざまなルールがありますが、特に注意が必要なのが荷物に関するルールです◎そこで本記事では、機内持ち込み&預け入れに制限があるもの、できないものなどについてご紹介します!

『機内持ち込み&預け入れのルールを知りたい人』
『飛行機での旅行に持っていけるか知りたい物がある人』におすすめ!

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液体物の機内持ち込みと預け入れ

液体の機内持ち込み


液体物の機内持ち込みルールは、国際線と国内線で異なります◎

国際線への機内持ち込み

機内持ち込みで重要なルールの代表が、国際線機内への液体物の持ち込みです!国際線の機内へ液体物を持ち込みたい場合には、次のルールを守る必要があります◎

  1. 液体物の容器は容量100ml以下にする
    購入時のボトルが大きいときは、旅行用の詰め替えボトルなどを使用しましょう◎シャンプーの試供品のような袋入りでもOKです♪
  2. 容量が1L以下の透明なジッパー付きプラスチックバッグに液体物の容器を入れる
    袋は100均で売っているものでもOKです!容量がわからない場合には、マチなしで縦20cm×横20cmサイズのものを購入しましょう◎
  3. 持ち込めるのは1人につきプラスチックバッグ1袋

 

液体物の持ち込みについて【国際線】(成田国際空港公式WEBサイト)

液体物って何?

ここまで読んで「”液体物”ってなんなの?」と思った人もいるのではないでしょうか^^液体物には、化粧水のように液体として多くの人がイメージしやすいもの以外に、以下のようなものも含まれます◎

  1. クリーム状のもの
  2. ゼリー状のもの
  3. ジェル状のもの
  4. スプレー類
    スプレー類には、機内持ち込み可・預け入れのみ可・機内持ち込み&預け入れいずれも不可のものがあるので、詳細は国土交通省のリストで確認してください
  5. 缶詰・瓶詰

液体物の基本的な定義は、”容器に入っていないと形を保てないもの”、”水分を多く含むもの”です!少しでも「もしかして液体物かな?」と思ったら、国土交通省が具体的な品目リストを公開しているので、リストで確認しましょう◎

容量制限の規制対象となる液体物リスト(国土交通省)

液体物から除外されるもの

コンタクトレンズ


液体物に該当しても、医薬品などに関しては規制の対象外となります!多くの人が利用している使い捨てコンタクトレンズやコンタクトレンズの洗浄剤なども高度医療機器として対象外なので1Lに含めず機内に持ち込み可能ですよ♪

ただし、対象外のものも機内持ち込みには以下の決まりがあります◎

  1. 検査員に申告する
  2. 医薬品であることを証明する
  3. 持ち込めるのは機内で必要な量

使い捨てコンタクトレンズのように、パッケージのまま持ち込むのであれば、検査員にパッケージで内容物を確認してもらえば証明はOKです◎

もし、「洗浄液を1回分詰め替えたからどう証明すればいいのかわからない…」というときは、液体物のルールに沿って持ち込む方が簡単で安心でしょう♡

※以下のリストの最後に例外となる液体物のリストがあります。

容量制限の規制対象となる液体物リスト(国土交通省)

国内線の機内持ち込みは?

アルコールのボトル


国内線は、一部の液体物を除いて自由に持ち込むことができます♪制限のある液体物は以下の通りです◎

  1. 化粧品&医薬品は容器ひとつあたり500ml(または0.5kg)、総量2,000ml(または2kg)まで
    総量は、機内持ち込み&預け入れの合計です◎
  2. アルコールは、24度超70度以下は5lまで、70度以上は不可
    24度以下のアルコールは機内持ち込み量に制限はありません◎
  3. 塩素系&まぜるな危険の洗剤は不可
    危険物に該当するので、機内持ち込みはできません◎

機内持込・お預け手荷物における危険物について(国土交通省)

預け入れルールの確認も忘れずに!

液体物を預け入れする場合にもルールがあります!液体物を預け入れる場合のルールは以下の通りです◎

  1. 化粧品&医薬品は容器ひとつあたり500ml(または0.5kg)、総量2,000ml(または2kg)まで
    総量は、機内持ち込み&預け入れの合計です◎
  2. アルコールは、24度超70度以下は5lまで、70度以上は不可
    24度以下のアルコールは預け入れ量に制限はありません◎
  3. 塩素系&まぜるな危険の洗剤は不可
    危険物に該当するので、預け入れはできません◎

機内持込・お預け手荷物における危険物について(国土交通省)

モバイルバッテリーの機内持ち込みと預け入れ

モバイルバッテリー


最近は、スマートフォンをガイドブック代わりに使ったり、地図アプリのナビ機能を使用したりするため、旅行中にモバイルバッテリーを持っていく人も多いのではないでしょうか^^しかし、モバイルバッテリーも機内持ち込み&預け入れで注意が必要なものひとつです!

まず充電式のモバイルバッテリーは、預け入れはできません!充電式のモバイルバッテリーには、リチウムイオン電池が使われているため、危険物に分類されるからです◎乾電池式については航空会社で異なるため、利用する航空会社のホームページなどで確認してください♡

機内持ち込みについては、航空会社によってルールが違います♪ただし、JALやANAを含む、日本の航空会社の多くは以下の通りです!

  • 容量100Wh以下
    機内持ち込み可
  • 容量100Wh超160Wh以下
    2個まで機内持ち込み可
  • 容量160Wh超
    機内持ち込み不可
  • 容量不明
    機内持ち込み不可
  • 乾電池式
    機内持ち込み可

充電式モバイルバッテリーの容量は、”Wh”以外に”mAh”と表すことができます◎しかし、mAh表記のみのモバイルバッテリーは、海外の空港では容量不明と同じ扱いになって持ち込めないケースがあるので、注意しましょう!

短絡防止とは?

充電式モバイルバッテリーや乾電池式の予備乾電池の機内持ち込みには、短絡防止措置が必要になります◎短絡防止措置は簡単にいうと、電気が通る部分(端子)が他の金属に触れないようにする措置です!ショート防止、ともいいます♪

短絡防止の方法は以下のいずれかでOKです♡

  1. 専用ケースに入れる
  2. ビニール袋にひとつずつ入れる
  3. 端子部分にテープを貼る
    セロテープでOKです!乾電池の場合はプラス・マイナス両方に貼ってください

ワイヤレスイヤホンの機内持ち込みと預け入れ

ワイヤレスイヤホン


機内で快適に過ごすために、ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンを使用したいという人もいるのではないでしょうか^^ワイヤレスイヤホンと充電ケースは、原則として機内持ち込みは可能ですが、機内モードで使用してください◎

”電源を切ることができない”という理由で預け入れはできません。

※飛行機の機種によっては機内持ち込みができないケースがあります。利用する航空会社のホームページなどで確認してください。

刃物類の機内持ち込みと預け入れ

爪切り


ハサミやカッター、包丁などの刃物類は、機内に持ち込みできません!預け入れは可能なので、危なくないように梱包して預けましょう◎

例外として、刃物類のうち、以下のものについては機内に持ち込むことができます♡

  1. 爪切り(ニッパー型・ハサミ型を除く)
  2. T字剃刀
  3. 眉毛用の剃刀(刃が4cm以下のもの)
  4. 眉毛用や裁縫用の鋭利でないハサミ(刃が6cm以下のもの)
  5. 電池式電動カミソリ

ヘアアイロンの機内持ち込みと預け入れ

ヘアアイロン


寝ぐせを直したり、ドレスコードがあるようなレストランに行くときに髪をセットしたりと旅行にヘアアイロンを持っていく人も多いのではないでしょうか^^ヘアアイロンは、コンセント式と充電式で扱いが違います◎

  • コンセント式
    機内持ち込み・預け入れいずれも可
  • 充電式
    機内持ち込み・預け入れいずれも不可。ただし、電池が取り外せるものに限り、機内持ち込みのみ可

取り外した電池を機内に持ち込むときは、モバイルバッテリーと同じように短絡防止措置をしてください◎

制限のある物がみつかったらどうすればいいの?

ごみ箱


検査で機内持ち込みの手荷物に、持ち込み制限のあるものがみつかった場合、基本的にはその場で廃棄することになります◎

預け入れ荷物に制限のあるものがみつかった場合は、放送などで呼び出され、本人立ち会いのもと荷物を開けて検査されるので、速やかに出向きましょう!預け入れ荷物の場合も、基本的にはその場で廃棄します◎

呼び出し場所への到着が遅いと検査が間に合わず、搭乗拒否されることもあるので注意してください!

違反すると懲役 or 罰金も?!

「悪いことをするつもりじゃないし、ハサミひとつぐらい持ち込んでもいいよね♪」、なんて軽く考えている人はいませんか?機内持ち込み&預け入れの主なルールは、『航空法』という法律で定められたものです!

ですから違反をした場合の懲役や罰金も定められています◎間違えてしまった場合には廃棄すれば大丈夫ですが、意図的・悪質と判断されればいずれかを科される可能性がありますので、絶対にやめてください!

また渡航先で出国するときに違反した場合は、現地の法律により、より厳しい罰が科される可能性もあります◎

時間に余裕があるなら…

機内持ち込みや預け入れ荷物に制限のあるものがみつかったときは、廃棄するのが一般的です◎しかし、搭乗時間まで十分な時間がある場合には、宅配便で家に送ったり、ロッカーに預けたりすることもできます♪

とはいえ、費用かかりますし、手続きをしている間に搭乗時間が過ぎてしまっては本末転倒ですから、どうしても捨てられないもの以外は廃棄した方がいいでしょう^^

安全と楽しい旅のためにしっかりルールを確認しよう!

旅行に出発する女性


飛行機の機内持ち込みや預け入れのルールは、安全のために決められています!また、出発前に持ち物を廃棄するようなことがあれば、せっかくの楽しい旅の気分が台無しです^^;

ですから事前にしっかりとルールを確認して、安全で楽しい旅にしてくださいね♡

※本記事でご紹介した機内持ち込みと預け入れのルールは概要です。詳細は、利用する航空会社・国土交通省・政府広報のホームページなどでご確認ください。

飛行機に持ち込めないもの(政府広報オンライン)

※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。

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