留学が無料に?自費がなくても留学したい!学生のあなたがすべきこと

「海外留学の費用を実家などに出してもらえない」という事情がある家庭は多いです。生活費のためにアルバイトを頑張っている人も多いですよね。「でも、どうしても海外留学したい」と諦めきれないあなたに検討して欲しい、自己資金ゼロからの海外留学の方法を紹介します。海外留学の実現のため、まずは知識をつけましょう!
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『海外旅行がしたい人』にオススメ!
留学したいのにお金がない?
独立行政法人日本学生支援機構の奨学金を利用している人は少なくないかもしれません。「うちには留学するお金がないから」とご家族などに言われて、留学を諦めていませんか?働いてお金を貯めたり、社員の海外留学のための費用を肩代わりしてくれる企業に就職したりという手段もありますね。
しかし、「研究の進んだ海外に行ってみたい」とか「語学力を伸ばし、海外に知り合いを作りながら勉学に励んで、ゆくゆくは海外で働きたい」とかいった希望があるなら、遠回りしたくありませんよね?
留学のためのお金を出してくれる!?
そんなあなたに知っておいていただきたいのが、給付型奨学金です。実は、留学のためのお金を提供してくれる団体があるのです。
給付型奨学金って?
地方自治体や海外政府、企業等の団体が支給する給付型奨学金があります。日本国内で日本学生支援機構の奨学金を利用して進学している人は、いずれその奨学金の金額を返還する必要があります。この一般的な返還の必要な奨学金を貸与型奨学金と呼びます。
これに対して、給付型奨学金は返還の必要のない奨学金です。
海外留学というと学部や大学院への海外留学しか対象にならないと思っていませんか?実は、短期の語学留学で支給してもらえる給付型奨学金もあります。
給付型奨学金について知ろう
短期留学と長期留学のどちらがいいか?
日本の大学と違い、外国語で授業を受け、意見を言いレポートを書く生活は厳しいものです。また、生活環境が大きく変わりますから、メンタル面に余裕がなくなる可能性も大いにあります。
苦労はしても、長期滞在して学位を取りたいという意志が強い人でない、単に「海外で暮らしてみたいから」という理由のみの人には、長期留学は難しいかもしれません。
海外留学の後に何をしたいか、経験をどう生かしたいかなども視野に入れながら、じつくり検討することが大切です。
給付型奨学金が支給されるまでのステップ
給付型奨学金の支給までには、
- 奨学金の種類を調べる
- 奨学金の条件を調べる
- 体験談を調べる
- 海外留学フェアなどで情報収集する
- 学内の経験者に聞く
- 志望大学を決める
- 大学に出願する
- 大学から入学許可をもらう
といったステップを進めなければなりません。大学の場合、1年以上前から準備している必要があります。
留学実現までのタイムスケジュール|海外留学支援サイト|日本学生支援機構
給付型奨学金を手にするまで
給付型奨学金について調べる
まずは、学びたいことと留学先を大まかに決めましょう。
例えば、 海外留学奨学金検索サイト|日本学生支援機構 で検索します。
もしまだ留学したい場所や志望する学部などが決まっていないなら、国または志望分野のどちらかだけ入力して、それぞれ検索をかけてみます。
検索結果から、行きたい国で学べることは何か、逆に学びたい分野を学べる国はどこかがだいたいの傾向が見えてくるはずです。
そこから、具体的な学校を調べて絞り込んでいくとよいでしょう。
また、一覧で調べたい場合には、日本学生支援機構による「海外留学奨学金パンフレット」というものがあります。PDF形式の文書にまとまっているので、スマートフォンやパソコンから閲覧が可能なほか、郵送を依頼することもできます。
海外留学奨学金パンフレット|海外留学支援サイト|日本学生支援機構
官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~(給付型)|文部科学省
内容を比較する
自分の希望や都合に合いそうな奨学金が見つかったら、付箋をつけたりノートに抜き書きしたりして、リストアップしていきましょう。
気になる点もすべてメモにまとめていきます。
しかし、まだどの奨学金を利用するかというところまで絞り込んではいけません。ピックアップの基準を緩やかに保ったまま選んでいきます。
給付型奨学金の要項を支給団体に質問する
前年度まではあった奨学金の支給が、今年度になって打ち切られる場合もないわけではありません。また、細かい条件などが変更になる可能性があります。
団体のサイトにアップロードされるまで待つなどすると時間がかかってしまい、他の奨学金との精確な比較が難しくなります。面倒でもまずは電話で、今年度や新年度の要項の詳細を問い合わせましょう◎
給付型奨学金を利用すべき?
さて、ある程度、給付型奨学金について知ってくると、わかってくることがあります。自分の力で出願できるのか。また、出願できる場合には、希望の時期に留学できるのか。
それらを解決できるとしても、その先について一度考えてみましょう◎
給付型奨学金を利用するメリット
ここで一つ確認しておきましょう。給付型奨学金を利用することのメリットとは何でしょうか?給付型奨学金を利用すると、海外で学んだりいずれ就労したり、海外に暮らしたりといった夢を叶えることができますね。
また、今まで親元を離れて生活をしたことのない人なら、一人暮らしの経験によって、自分一人で問題解決する機会が必然的に増えて成長できます。就職してお金を貯める前に海外に出ることで、同年代の多くの学生とは違った知識と経験、人脈を築くことができます。
給付型奨学金を利用するデメリット
では、給付型奨学金にもデメリットはないのでしょうか?しいて言えるのは、在学中の成績や体調不良などで支給が停止される可能性がある点です。
親族が銀行等から借り入れた資金を使うのとは違って、生活の自由度が狭まってしまいます。特に自分や肉親が健康で過ごせるかどうかは気になるところです。
給付型奨学金の手続きと並行して進めること
留学のイメージを持つ
「本当に留学したいのか」「見逃していることはないか」といった慎重に検討すべき点のほかに、「やっぱり留学したい」という熱意をさらに盛り上げて留学に向けて頑張れるように、留学体験について調べましょう。
留学ガイドブック「私がつくる海外留学」|海外留学支援サイト|日本学生支援機構
こちらのガイドブックには、留学まで何を準備していけば良いのか、また、実際に留学した人の手記が掲載されています。ヨーロッパやアメリカだけでなく韓国や中国、アフリカなど多くの地域について体験が綴られているので、新しい目的地が見つかるかもしれません。
留学先の要件を確認する
海外留学する際には、日本国内の教育課程で海外進学可能な内容を修めたかどうか証明する必要があります。アメリカの大学であれば、SATやACTといった日本のセンター入試に当たるテストのスコアを求められることが多いです。
(一部学部では不要とされることもありますし、SATのうち一部のテストのスコアは出願時に報告が不要であることもあります。)
海外のサイトにはAdmissions Office(入学事務局)やApply(出願)というページがあり、さらにInternational Students(海外留学生)向けの説明があります。この部分に細かい条件が書いてありますので、必ずチェックしましょう。
参考) International Students|Undergraduate Admissions|Cornell University
語学力を上げる
できるだけ早く準備したいものの筆頭が、語学力の習得です◎出願時には語学の指標の提出も必要になってきます。
代表例としては、アメリカなどではTOEFL、イギリスではIELTSがありますね。いずれも入学後もすぐに必要になる語学力であるので、下準備はしすぎるということはありません◎
スマートフォンなどのアプリだけでなく、CD教材付きの書籍や語学スクールの留学対策どを利用することも検討しましょう。
このように、無料で留学をすることは実現可能です◎
留学をして何をしたいのか?
そのイメージを具体的にもてたら、お金を理由に諦めず、ぜひ準備をしていきましょう!
さまざまな手段を有効に活用して、楽しく、充実した留学生活を過ごしていただけたら思います^^*
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
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