【サーフィンのはじめかた】初心者が波に乗れるまで
サーフィンを始めたいけれど、何から手をつけたらいいか分からない、という方は、実は結構多いのではないでしょうか?そこで、サーフィンの始め方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね◎体験をして、道具を購入して、ルールを知り、どんどん海へサーフィンをしに行って、楽しい経験を謳歌してみましょう♪
『サーフィンを始めてみたい人』
『サーフィンに興味がある人』におすすめ!
まずは体験してみよう!
サーフィンをはじめたいな・・と思う方におすすめなのが、身ひとつで体験ができる「サーフィンスクール」へ一度行ってみること。
サーフィン体験の流れ
まず、道具はすべてレンタル可能なので、タオルさえ持っていけば大丈夫^^
一般的にサーフィン体験では、はじめにサーフボードの立ち方について練習します!ビーチでボードの立ち方を練習して、波の上にあるボードに立つイメージをつかみましょう◎
次に、ボードに腹ばいになり、手で水をかくパドリングの練習を行います♪パドリングとは、沖へ向かう際に、ボードの上に腹ばいになって、両手で水をかいて前進する動作のこと◎
波のスピードに合わせてパドリングをすることで、波を上手にキャッチすることが可能になります^^
海で実践する前のイメージとして、波に乗った感覚(波と同じスピードでサーフボードが勝手に進む状況)が起こったら、胸位置あたりに手をつき腕立ての様な動作で上体を上げます。
次に手を置いているあたりに前足が来る様にして、肩幅より少し広めに立ち上がります。
この時に、足の向きは横向き上半身を進行方向正面に向け綱渡りの様にバランスを取ります。
この一連の動作を覚えたら、いよいよ実践!
沖に少しだけ出て、波のうねりがやってきたらビーチの方向に向かいパドリング!波にのった感覚が起きたところで、ボードの上に立ちましょう♪
全身が波に運ばれていく、爽快で気持ちのよい初体験ができます◎レッスンでは、浮力の高いボードを使用するため、多くの方が体験日当日に波に乗ることができてしまいます!自信を持って、楽しい気持ちでチャレンジしてみましょう♪
レンタルではなく購入する場合に必要な道具
- サーフボード
- リーシュコード
- デッキパッド
- ワックス
- ウェットスーツ
それぞれ詳しくみていきましょう◎
サーフボード
一言でサーフボードと言っても、厚さや長さ、アウトライン、テール形状、フィンの材質など様々な要素から成り立っています◎
サーフボードは、大まかに分けると3種類あります。
1:ショートボード
長さが~6’8ftくらいまで:相場金額約10万円
ボードの先端が細く不安定で、厚さもなく浮力がないため、初心者には不向きでしょう◎
2:ファンボード
長さが7ft~8ftくらいまで:相場金額約5万~10万円
ロングボードとショートボードの中間あたりの大きさ♪両方の良い部分を併せ持っており、サーフィン入門には最適なサーフボードと言えるでしょう◎3:ロングボード
長さが9ft~以上:相場金額約15万~20万円
安定感があるため、力のない女性におすすめです♡波を捉える面積が広く、厚みもあるため浮力が強いため、断然波に乗りやすいです!
リーシュコード
リーシュコードとは、足に付けてボードと繋げることにより、流れないようにするコードのことで、必ず使用します◎
相場金額は約3,000~5,000円です。
デッキパッド
デッキパッドとは、ボードの後方表面に貼り、後ろ足が滑らないようにするパッドです◎
相場金額は約3,000~8,000円です。
ワックス
ワックスは、簡単に言うと、滑り止めです◎ワックスのないサーフィンはあり得ない、ワックスでサーフィンが変わると言っても過言ではありません!足が滑らないように、ボードのデッキ(表面)に塗ります。
相場金額は約200~1,000円です。
ウェットスーツ
フルスーツと呼ばれる長袖長ズボン一体化タイプから、上半身ノースリーブのベストタイプまで、季節や水温などによって、使用するアイテムが細かく分かれています◎初心者は、迷わずフルスーツを購入して損をすることはないでしょう!
ウェットスーツと一言で言ってもその種類は、なんと約10種類!初心者でいきなり10種類も必要ないですし、金銭的にもきついので、一番長く使用することのできるフルスーツがおすすめなのです^^
相場金額は約1万~15万円です。
初心者が気をつけるべきポイント・マナー・ルール
ワンマンワンウェーブの原則
1つの波には1人しか乗ってはいけないという、事故防止のために考えられたルールです◎
これが、サーフィンを行う際の大前提のルールとなることを覚えておきましょう!はるか昔から、暗黙のルールとして語り継がれています!
ただし、進行方向が違う場合は左右方向に1人ずつ乗っても大丈夫です♪三角形に両方に割れる波が来た場合に、左右に分かれて乗るのはOKということです^^
前乗り禁止
前乗りは、ドロップインとも呼ばれます◎
既に波に乗っている人がいるのに、その人の進行方向にポジションを取って、波に乗ろうとする行為は禁止されています!
仮に、先に波に乗っている人がテイクオフ(ボードの上に立ち上がり、波に乗り始める瞬間)前だとしても、NG。
特に初心者の場合は、頭では理解していても、波に集中していると周りが見えなくなり、気が付いたら前乗りしてしまっていた、なんてことが起こりがちです。そういった事態に陥らないためにも、初心者は混雑を避ける必要があります><
スネーキングの禁止
スネーキングとは、寄せてくる波に合わせてテイクオフの準備に入ったサーファーに気付いているのにもかかわらず、その目の前を横切りピーク側へと回り込んだり、パドリングの邪魔をしたりして、波の横取りをする行為のことです◎
実際に事故が起こった例もありますので、充分に注意しましょう!
パドリング・ライディングしている人への配慮
パドルで沖に向かっているとき(ゲッティングアウト)は、ライドしてくるサーファーの邪魔にならないように注意しましょう!
波に乗っているサーファーの進行方向を横切って沖に向かうより、そのサーファーの背後のピークに向かいパドルする方が、当然邪魔にならずに済みます◎
そうなると、波をもろに被ることになりやすいですが、それがマナーなのです。
逆の立場になり、自分が波に乗れるようになったときには、パドルをしてくるサーファーに危険を感じたら、ライディングを中止するつもりで、事故防止を心がけましょう◎
横乗り系スポーツの中でもサーフィンは別物
スケートボードやスノーボードの経験がある方で、サーフィンを始めようと思っている方もいるかと思いますが、スケボーやスノボーにどれだけ自信がある方でも、サーフィンはまったくの別物のスポーツとなります!
自信のある方こそ注意しなければなりません!
サーフィンは、自分で波を捕まえに行かなくてはならず、ボードに立つタイミング、一瞬の判断力などが必要となってくるため、初心者であることを自覚して始めなければ、怪我をする原因にもなりえます。
海に入る前にはストレッチで怪我防止!
海に入る前には、必ずストレッチを行いましょう。特に、冬など海水温度が低い場合は特に入念に行うのが安全。サーフィンは全身を使うため、準備運動をしておかなければ怪我の原因になりますし、体全体の筋肉をほぐしておくことは、サーフィン自体にも良い影響を及ぼします^^
筋トレも大事ですが、サーフィンを上達させる近道としては、ストレッチで体を柔らかくする方が良いでしょう◎
カレントに注意!
カレントとは、沖へ向かう潮の流れのこと。カレントはとても危険であり、この流れに乗ってしまうと、岸に向かい一生懸命パドリングをしても、なかなか戻ってこれません!
もしもカレントに乗ってしまった場合には、岸に向かうのではなく、焦らずに左右どちらかに移動して、カレントから外れましょう◎海のこと、波のことを理解して、リスク管理を徹底しましょう!
初心者がボードに立つコツ
体験スクールでレンタルして使用するボードは、安定感があり、すぐに立つことが可能なつくりになっています^^
事前に陸でスタンドアップの反復練習をしておけば、あまり心配しなくても大丈夫です◎コーチの指導のもと、必ず波に乗せてくれるはずです!
初心者にとって、ボードの上に立つ「テイクオフ」は、最大の難関と言っても過言ではありません。テイクオフは、ボードの上に寝そべった状態でパドリングを行い、波の勢いに乗り立ち上がる瞬間のことですが、実は、テイクオフした後はそれほど難しいことはないのです◎
ですので、テイクオフのその瞬間こそマスターしたいですね♪
上達するためには下記3点が大切です◎
- 立ったあとは波と同じスピードになる
- 膝はしっかり曲げ、重心をおとした状態で乗る
- 何度も繰り返し、体で慣れる
初心者がサーフィンを楽しむためには
サーフィンは、年齢や性別関係なく、どんな方でも気軽に始めることのできるスポーツです♪
難しそうだなと思っている方もいると思いますが、少しずつ慣れていくことで、徐々に上達していきますよ^^
自然と触れ合うスポーツのため、ストレス解消にもなります!さらには、全身を使いますからダイエットにも効果的!
しっかりとしたコーチのいるサーフィンスクールで体験をすれば、最高に楽しい経験をさせてくれるはず♪
サーフィン初心者の体験レポート記事はこちらからチェックできます◎
プロサーファーからサーフィン初心者へのメッセージ
サーフィンの魅力は、何と言っても、自然と遊び海と戯れること◎ すぐにボードに立てなくてもいいのです!
自然のなかで、海と遊び、波と戯れ、潮の香りを感じながらリラックスした爽快感を味わいましょう♪
プロサーファーに憧れて、かっこいいなあ、あんな風に自分もできたらいいなあと思っても、そこへ到達するには練習と積み重ねの日々が必要であり、挫折する方が多いでしょう。ですが、ビッグウェーブに乗り、かっこよくターンを決めることだけがサーフィンの魅力ではない、ということをご理解いただけたでしょうか^^
プロサーファーもはじめは、サーフィンって楽しそうだななどと、興味がある程度で始めた方が多く、他の横乗り系スポーツとは一味違う「波に乗る」という感覚は、サーフィンでしか体験できないので、「百聞は一見に如かず」♪
オリンピック開催前にぜひあなたの体験談の1つにサーフィンを加えてみてください^^
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