漁港と海の町♡千葉県勝浦市で趣のある神社をゆったり巡ろう!

太平洋に面した勝浦市には、海からほど近い神社や、漁港や海が見晴らせる神社がいくつもあるほか、内陸部は山に近い緑豊かな神社も数多くあります。「かつうらビッグひなまつり」や「大名行列」、地域の例祭といったイベントも勝浦の神社の見どころです。景観、イベント、雰囲気などの素晴らしい勝浦市内の神社を紹介します。

『千葉県勝浦市を観光したい人』
『神社巡りに興味がある人』におすすめ!

◆遠見岬神社(浜勝浦)

photo by teizoh『遠見岬(とみさき)神社』


遠見岬(とみさき)神社とは

遠見岬(とみさき)神社は、天冨命(あめのとみのみこと)が御祭神となっている神社です。

天冨命とは、天皇家の祖先・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大神より地上を治めるように言われ、地上に降臨した際に従えた天太玉命の孫にあたる神様なのだとか!

 

photo bysuiyu-jin


天冨命は阿波国(現在の徳島県)を開拓したのち、黒潮にのって今の房総半島にたどり着き、関東一円に麻を植えたり、養蚕、織物、製紙、漁業、建築などの技術を伝えたりしたそうです。

勝浦漁港が現在でも全国屈指の漁港であるのは、天冨命のおかげかもしれませんね。また、現在でも阿波国と同じ地名が房総半島にたくさん残っているのはこのためだと言います。

 

photo byChristian Pino


遠見岬神社は江戸時代まで「富大明神」と称し、場所も八幡岬突端富貴島にあったと言われていますが、慶長6年(1601年)に津波で流されて宮ノ谷に再建し、万治2年(1659年)になって現在の場所に建立。明治4年(1871年)に「遠見岬神社」と改称されました。

 

石段が有名!

60段ある石段の頂上からは勝浦の町や漁港が見晴らせて景色がとてもきれい!石段を上ると「冨が咲き(=とみさき)、幸せになれる」と言われているそう。

また、毎年2月下旬~3月に勝浦市内の各所で数万体のひな人形が飾られる「かつうらビッグひな祭り」では、この石段になんと約1,800体のひな人形が並べられます!

勝浦漁港はいろんな海の幸が水揚げされますが、特にカツオが有名ですよね。遠見岬神社のおみくじは「勝男(かつお)みくじ」と「金女(きんめ)みくじ」と言って、魚の形をしたとてもかわいいデザインになっているので、訪れた際はぜひ記念に受け取ってくださいね!

 

遠見岬神社 公式HP

遠見岬神社

 

◆八坂神社(浜行川)

「八坂神社」という名称の神社は勝浦市内にもいくつかありますが、ここでは浜行川(はまなめがわ)にある八坂神社を紹介します。こちらの神社の御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。浜行川漁港の東側すぐの高台にあり、道端にひっそりと境内に向かう急傾斜の石段が現れます。

石段を上がると、立派な鳥居と趣のある拝殿が。そして、振り返ると眼下には浜行川漁港と太平洋が見晴らせます。こちらの八坂神社は浜行川漁港を見守っているんだな…と実感します。

ちょっと余談ですが、浜行川には魚の干物や海の幸を使ったオリジナル商品などを販売している「おさかな村」という施設があります。

とってもおいしい干物などがお手頃に買えると定評!参拝した後に立ち寄ると、海の恵みにいっそう感謝の気持ちがあふれそうです。

南房総勝浦 おさかな村

八坂神社

 

◆熊野神社(中倉)

「熊野神社」という名称の神社も勝浦市内にいくつかありますが、ここでは中倉にある熊野神社を紹介します。こちらの神社の御祭神は熊野権現(くまのごんげん)です。海の町・勝浦の中でも内陸の方にある中倉。参道の入り口はまるで森への入り口のような佇まいです。

鳥居をくぐると参道の両脇に木々が生い茂り、優しい木漏れ日の中を歩いて社殿に向かいます。大きな社殿というわけではありませんが、周りが緑で囲まれて、日ごろの喧騒を忘れさせてくれるような雰囲気のある神社です。

中倉の熊野神社から歩いて10分ほどの場所に「日枝(ひえ)神社」や温泉もあります。のどかな景色の中で神社巡りの散策をして、温泉で疲れをとるといったプランもおすすめです◎

 

熊野神社

 

◆菅原神社(大楠)

菅原神社は、上で紹介した中倉の熊野神社から車で10分、お散歩だと50分ほどの大楠にあります。御祭神はその名の通り、菅原道真公(すがわらみちざねこう)です。大楠も内陸部で、畑や田んぼの中に大きな木々が密集する神社が現れるといった様子です。

境内に入ってすぐの所にある、2本の大きな杉の木に驚くことでしょう。まさに御神木!といった巨大な杉で、人が何人手をつないだら一周するだろう?と思うほどの大きさです。落ち着いた雰囲気の神社ですが、社殿をよく見ると、全体に施された彫刻の素晴らしさに圧倒されることと思います。

菅原神社は元和元年(1615年)に近くの小羽戸の天神塚から現在の場所に移転建立されたと言われています。その後、火災や何らかの災害で被災し再興されるという歴史を経て、昭和13年(1938年)に現在の形となったそうです。

 

菅原神社

 

◆八幡神社(杉戸)

「八幡神社」という名称の神社も勝浦市内にいくつかありますが、ここでは杉戸にある八幡神社を紹介します。

杉戸の八幡神社は隣町の大多喜町との境あたりにある内陸部で、上で紹介した中倉の熊野神社や大楠の菅原神社から車で15分ほどの場所にあります。こちらの神社の御祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)です。

境内の後ろは緑豊かな山で、癒しの空気が漂います。参道の両脇には参拝者を迎え入れてくれるように木がきれいに立ち並び、参道の景色の美しさにも心が惹かれます。社殿に施された彫刻も立派で、来る人の心を掴んでいるのだとか。毎年秋には例祭も行われているそうですよ◎

八幡神社から車で約10分、お散歩だと30~40分ほどの場所に「市野郷神社」もあります。市野郷神社は真っすぐ長い参道石段が美しい神社で、秋の例祭では地域住民がお神輿を担いで町を練り歩き、最後はこの石段を上ってお神輿を神社に戻します。

 

八幡神社

 

◆鳴海神社(浜勝浦)

鳴海(なるか)神社は、かつて勝浦城があった八幡岬の高い所にある小さな神社で、江戸時代に勝浦城主だった植村泰忠によって建立されたそうです。

御祭神は宇迦之御魂大神(うかのたまのおおみかみ)、素戔鳴尊(すさのおのみこと)、大宮比売大神(おおみやひめのおおかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)、大年神(おおとしのかみ)です。

鳴海神社はなんといっても境内から見る景色が素晴らしい!勝浦湾が一望でき、遠見岬神社の海に浮かぶ赤い鳥居も見ることができます。

photo by houroumono


「なんで海に遠見岬神社の鳥居があるの?」と思われるでしょう。実は、創建時の遠見岬神社はそこにあったんです!

元禄16年(1703年)の大地震で海没してしまい、現在は一部が海面に出ている島となっています。そこに鳥居が建てられているというわけです。鳴海神社からの景色は、勝浦湾の美しさとともに自然の威力も感じざるをえません。

 

鳴海神社

 

◆八坂神社(鵜原)

「八坂神社」という名称の神社も勝浦市内にいくつかありますが、ここでは鵜原にある八幡神社を紹介します。こちらの神社の御祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)で、疫病、厄難除け、医療、殖産興業・授福に御神徳があると言われています。

鵜原海水浴場から約300mの場所で海からほど近い鵜原の町中にあるのですが、社殿のすぐ後ろは千葉県指定天然記念物の自然林。参道入り口の鳥居は真っ赤で大きくてとても立派です。

中には「鵜原大名行列伝承地の碑」が立っています。鵜原の大名行列は千葉県記録選択の無形民俗文化財となっており、旧暦6月6日の八坂神社の例祭で盛大な大名行列が行われています。「日本の渚百選」にも選ばれている鵜原海岸を練り歩く大名行列は見ごたえがありそうですね!

 

八坂神社

 

◆瀧口神社(部原)

豊浜海水浴場から500mほどの場所にある神社。こちらの神社の御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。夷隅風土記(いすみふどき)によると、日本武尊がこの地に来た際、人々を害する悪蛇を退治したとか。「蛇原」と言っていたこの地が、「部原(へばら)」という伝説もあるそうです。

瀧口神社の創建は延暦元年(782年)で、特に歴史の長い神社です。鳥居をくぐった先には、海岸近くの土地らしく松の木がたくさん生えて、境内も開けた空間となっています。社殿の彫刻も立派で、脇障子には立体的な風神雷神の彫刻も。

瀧口神社では御朱印を受け取ることもできるので、御朱印女子&御朱印男子にとっても魅力的ですよね!こちらも「かつうらビッグひなまつり」に参加していて、境内にいろんなひな人形が飾られたり、社務所でも吊るし雛が飾られます。お祭り期間中は瀧口神社にもぜひ足を伸ばしてみてください。

 

瀧口神社

 

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