香川県で人気のアートの島『直島』次の休みはアート巡りに決まり!
『島まるごと美術館』として人気が高く、国内外から多くの観光客が訪れる直島。今回は直島とはどんなところなのか、その魅力やアクセス方法を紹介します!直島での3つのアートエリアについても詳しく見ていきましょう♪モデルルートがない直島。直島での観光スポットやフォトスポットも紹介していますので、ぜひアート巡りの旅の参考にしてくださいね^^
『アートに興味がある人』
『直島が気になる人』におすすめ!
直島とは?
直島ってどんなところ?
photo @ 直島
香川県にある「直島」は高松市から北へ13km、岡山県玉野市から南へ3kmほどのところにある島です。のどかで小さく、瀬戸内海に浮かぶ数々の島の中のひとつで、「まるごとアートな島」と言われています!
観光地になっているのは島の南半分。車で走るだけなら20分で回ることができます◎
島にはアート作品が点在しています!個性的な建築デザインの美術館をはじめ、家屋、銭湯、宿泊施設などすべてがアートと関係があるんですよ♪
他では見られない、アートの雰囲気が漂う島となっています^^
直島の魅力
photo @ 直島
直島にはモデルルートがありません!ご自身で気になるエリアや建物などを情報収集し、プランを立てる必要があります。
そのため直島は誰もが好きな場所で好きなだけ好きなことをして過ごせる、そんな場所なのです。島内では、道路に標識や看板もほとんど目にすることもありません。
海に囲まれているため、同じオブジェや建物でも季節やその日の天気で様々な表情を見ることができるのが特徴です。
晴れた日のアート作品はもちろん、雨の中をしっとり散歩をするのもまた趣がありおすすめ!
photo @ 直島
とは言っても島内は坂が多くて、道のりが厳しいのが現実。
島内の移動にはバスかレンタサイクル、疲れずゆっくり回るには貸し切りタクシーがおすすめです。
直島へのアクセス
photo@『高松港』
直島へ行くためには『宇野港』または『高松港』からのアクセスとなります。
宇野港
- 岡山空港から岡山駅へは空港連絡バスで約30分。
- 岡山駅からJR宇野駅へは、JR宇野線にて約50分。
もしくは両備バスで約45分。- JR宇野駅から宇野港までは徒歩で約3分となります。
- 宮浦港行きフェリーと、宮浦港行き・本村港行き小型旅客船が出ています。
所要時間は約15~20分程度です。
高松港
- 高松空港から高松駅へはバスで約40分です。
- 高松駅から高松港へは徒歩で約5分となります。
高松港からは宮浦港行きのフェリーが出ていて、所要時間は約50~60分です。
【『直島』の3つのアートエリア】1:宮ノ浦(みやのうら)エリア
直島は大きく5つのエリアに分けられます。そして、アートに関するエリアは3つあります◎そのうちの1つが、宮ノ浦エリアです!
フェリー乗り場があるこのエリア。
パっと目を引く建物やオブジェが集まっています♪
宮浦港
photo@『宮ノ浦港』
ターミナルビルでさえ、モダンな造りなのが特徴です!
またこちらはターミナルビルとしてだけではなく、お土産ショップと観光インフォメーションを兼ねた「海の駅」となっています!
お土産や特産物も豊富です。
そして島の情報など、旅を始める上で確認してほしい情報もここにあります。
直島到着後は、ここで情報収集することをオススメします◎
直島パヴィリオン
photo@『直島』
屋外に展示されている作品、直島パヴィリオン。新たなランドマークを目指して藤本壮介さんによりデザインされた作品です◎
直島は27の島々で構成されています。
そこで「28番目の島」というコンセプト、イメージは「浮島現象」としてデザインされたのがこの直島パヴィリオンです。
赤かぼちゃ
photo@『宮ノ浦』
港から出発してまず目に飛び込んでくるのはこの作品!
直島のシンボル的存在である草間彌生さんの作品「赤かぼちゃ」です。
この赤かぼちゃのオブジェの中には入ることもでき、光が差し込む幻想的な様子を楽しめます^^
直島銭湯「I♥湯」
photo@『直島銭湯』
アーティスト大竹伸朗さんがデザインした「公衆浴場」です。
施設の外観だけでも目を引く気になる建物!
施設内にはたくさんのこだわりや遊び心がはいっぱいです^^
大人が楽しめるのはもちろん、お子さんにも大人気の楽しい銭湯となっています。
そしてもちろん、入浴もできます◎
さらにここでのお土産・大竹伸朗さんデザインの『銭湯タオル』も人気です。
photo@『直島銭湯』
【『直島』の3つのアートエリア】2:本村(もとむら)エリア
宮ノ浦港の東に位置する本村エリア。
懐かしい昔ながらの街並みに、アートが融合しています。
そんな本村エリアは「家プロジェクトエリア」としてよく知られています。
家プロジェクトエリア
photo@『直島 本村エリア』
家プロジェクトとは
本村地区にあるアートプロジェクトのことです。
現在以下の7軒の古民家や空き家を改装し、アート作品として公開しています。
(角屋・南寺・きんざ・護王神社・石橋・碁会所・はいしゃ)
photo@『南寺』
各建物の距離が離れているため、レンタサイクルを利用すると効率よく回ることができます。
そうすると路地裏を散策でき、現地で生活する人々や趣ある家々も楽しめること間違いなし!
また複数の建物を見学する場合は、共通券を購入するとお得です。
ただし以下の注意が必要!!
- 「きんざ」以外の6軒を鑑賞できます。
- 「ぎんざ」は完全予約制になっているので、事前に確認しておく必要があります!!
本村ラウンジ&アーカイブ
photo byRick Elizaga『本村 ラウンジ&アーカイブ』
農協のスーパーマーケットの基礎構造をほぼ残した状態で、デザインされたのが本村ラウンジ&アーカイブ。
こちらは建築家・西沢立衛によるデザインです。
家プロジェクトの鑑賞チケット、グッズ販売のほか、インフォメーションセンターとしても利用されています。
ANDO MUSEUM
photo@『安藤美術館』
建築家である安藤忠雄の設計が、古民家の中に広がっています。
築100年の木造民家に打ちっぱなしコンクリートの空間を取り入れています。
そのためまわりの環境ともしっかり溶け込んでいるのが特徴です。
こちらは空間そのものを楽しめる美術館です。
【『直島』の3つのアートエリア】3:ベネッセハウス周辺エリア
こちらは美術館が点在するエリアです。
その他にもたくさんのオブジェを目にすることができワクワクが止まりません!
地中美術館
photo@『地中美術館』
地中美術館は2004年に設立されました。
「自然と人間を考える場所」がコンセプト。
地中美術館という名の通り、建物のほとんどが地下に埋設されている美術館です。
こちらでは以下のアーティストの作品が館内・館外に広がっています。
- クロード・モネ
- ジェームズ・タレル
- ウォルター・デ・マリア
李禹煥(リウファン)美術館
photo@『李禹煥美術館』
アーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄による美術館です。
大きな石が特徴で、石に導かれるかのように鑑賞していきます。
また館外にも作品があり、緑の中で作品を楽しめるのも魅力となっています。
ベネッセハウス ミュージアム
photo by Hidetsugu Tonomura『ベネッセハウス』
このミュージアムのコンセプトは「自然・建築・アートの共生」です。
安藤忠雄による設計で、美術館とホテルが一体となった珍しい施設。
作品は館内のいたるところにあり、瀬戸内の豊かな自然の中にも点在しています。
館内だけでなく屋外も散歩しながらアートに触れることができるので、ぜひ散策してくださいね♪
黄色いかぼちゃ
photo@『直島』
ベネッセミュージアムのすぐ近くにある黄色いかぼちゃのオブジェ。
草間彌生さんの作品「赤かぼちゃ」とともにこの直島のシンボルとも言える作品です◎
赤かぼちゃより小ぶりですが、海岸に広がるデッキの上でのんびり過ごせるスポットです。
直島のフォトスポット
猫バスの停留所
つつじ荘と地中美術館を結ぶ道沿いの途中に並ぶバス停。
注意してみるとなんと!トトロの猫バスのバス停なんですよ^^
巨大ゴミ箱アート
photo by IMBiblio『直島 ゴミ箱アート』
直島ダムの近くにある巨大なゴミ箱。
その大きさに驚きます!!
その他
photo by triplefivedrew『直島 毛糸のアート』
毛糸のアート、猫のアート、空き缶アート…etc
島内には至るところにアートが散りばめられているのでそれを探すのもまた楽しいです。
まとめ
photo@『直島』
いかがでしたか?
直島のアートの魅力が伝わったでしょうか?どこを歩いてもアートな空間に巡り会える直島。
滞在先さえも、アートの一部になっているかもしれません!
次の休暇でのんびりアート巡りをしたくなったら、ぜひ直島へ行ってみてください◎
日常では体感できない個性的なアートに触れ、あなただけのプランで、この上ない休暇を過ごせること間違いなしです^^
佐久島旅と一緒にまわれる地域のご紹介記事はこちら♡↓
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