【佐久島で訪れたい!】おすすめ観光地・アートフォトスポット♡



佐久島は愛知三島と呼ばれる愛知の離島のひとつで、「絵になるアートの島」として人気沸騰中!名古屋から約2時間。1日あれば巡りきれる程の大きさで、アート、食、歴史、自然が楽しめます。名探偵コナンに登場した屋外アート「おひるねハウス」を含め、島にはアート作品が点在しているため、芸術鑑賞しながら佐久島巡りができますよ♪
『アートが好きな人』
『離島が好きな人』におすすめ!
1.佐久島とはどんな島?
撮影者:tomo tang『佐久島』
佐久島とは、愛知県西尾市の離島のひとつ。知多半島と渥美半島のほぼ真ん中に位置する、三河湾にある有人島です。
周囲11.4km、人口は270人弱の小さな島は、徒歩では半日、自転車であれば2時間程度で周りきれる大きさ!佐久島にはバスや信号機が無く、のどかな雰囲気を楽しめます◎旅館や民宿もあるため、泊まりで訪れてもいいかもしれませんね♪
アートの島「佐久島」
佐久島といったらアート巡り!というのも、佐久島では島おこしとして1995年からアート展示に力を入れているのです。
この20年以上続くアートプロジェクトでは、
- 佐久島を体で感じる
- 作品の中に自分が入りこむことができる
- ここでしか味わうことができない体験
をすることができます。
常設のアート作品は22個あり、1年に1つのペースで作品が増えていきます。3時間ほどでまわれる、常設展示作品と期間限定展示のスタンプラリー「佐久島アート・ピクニック」もあるので、訪れる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?アートの他には、食だと大アサリ、島野菜、たこしゃぶが名物!島内には飲食店もあるので、島ご飯も味わってみてくださいね♪
2.佐久島へのアクセス方法
photo@佐久島
佐久島までのアクセス手段は、基本的には一色港から出ている佐久島行きのフェリーのみとなっています。今回は、佐久島行きのフェリー乗り場までの一般的な行き方として、名古屋駅からの方法をご紹介します。
名古屋駅からフェリーへ
- 名鉄名古屋駅から西尾駅まで行きます。
- 名鉄バスで一色さかな広場のバス停まで向かいます。
- バス停近くに佐久島行きのフェリー乗り場があります。
- そこで、1日7往復運航している佐久島行きのチケット(大人:820円)を購入しましょう。
チケットの事前予約はできません。
佐久島までの電車やバス、フェリーは運行本数が少ないため、行かれる方は事前に必ずチェックするようにしましょう。アクセス方法について詳しくは、佐久島の公式HPをご覧ください。
3.佐久島の人気フォトスポット8選
「おひるねハウス」
撮影者:Bong Grit『おひるねハウス』
おひるねハウスは、石垣海岸(しがけかいがん)にある建築家・南川祐輝氏による黒い箱のアート作品です。2004年に制作、2013年に再制作されました。
映画「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」にも登場したということもあり、アート作品の中でも特に人気があります。島の西側の集落で見られる黒壁集落の家の壁をモチーフにしています。春になると、おひるねハウスの周りにハマダイコンの花が咲くため、とても綺麗な光景が広がりおすすめです。おひるねハウスの中から見る三河湾に浮かぶ夕日が美しいので、ぜひ中に入ってみてくださいね♪
「カモメの駐車場」
撮影者:Bong Grit『カモメの駐車場』
カモメの駐車場は、大浦海水浴場にある現代美術家・木村崇人氏による60羽の風見鶏のアート作品です。
2005年に制作されました。石積みの堤防の上に並ぶカモメの光景はなんともかわいらしいですね◎
風の向きを確かめるための装置ということもあり、風が吹くと音が鳴ります。本当にカモメが鳴いているように聞こえると評判です!音も含めて、ぜひ楽しんでみてくださいね♪
「佐久島クラインガルテンのウェルカムスペース」
宿泊滞在型農業体験施設「佐久島クラインガルテン」のウェルカムスペースは、フラワーロード沿いにある松岡徹氏によるモザイクタイルの作品などがあるところです。
クラインガルテンとは、宿泊滞在型農業体験施設のこと。佐久島クラインガルテンは、離島では全国で初めてのクラインガルテン施設となっています。ここの施設の入口スペースにある「佐久島 クラインガルテン」と書かれたモザイクタイルは、佐久島に来たことがぱっと見て分かる証として、写真で撮っておきたいところですね!
この作品は、2012年に制作されました。クラインガルテン内には他にも、クラインガルテンのシンボルでもある「クラインバウワー(小さな農夫)」の日時計もあり、とても可愛いですよ♡ぜひ写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
「王様のイス」
王様のイスは、ひだまりの広場にあるアーティスト・松岡徹氏によるモザイクタイルのイスのアート作品です。
2015年に制作されました。カラフルなモザイクタイルが美しい!
実際に座ることができるので、一緒に写真を撮ってみましょう◎
「イーストハウス」
撮影者:rono23『イーストハウス』
イーストハウスは、大島桟橋ポケットパークにある南川祐輝氏による白い箱のアート作品です。
2010年に制作されました。南北に形が異なる四角い箱が設置してあり、その間に60mのベンチがあります。
箱の横には階段があるので、階段で登って四角い箱の上に登ることができますよ◎おひるねハウスとは対照的な真っ白の箱のオブジェ。ここで寝転んで、波の音を聞いてみたり、雲を眺めてみたら、すっかり日々の疲れも癒されそう…♡
「佐久島の秘密基地/アポロ」
※画像はイメージです。
佐久島の秘密基地アポロは、筒島の手前にあるPOINT(長岡勉氏、田中正洋氏)による秘密基地のようなアート作品です。アポロ11号の月面着陸をコンセプトに2013年に制作されました。
2階建てになっており、いろんな部屋から色んな景色を楽しむことができます。
「北のリボン」
北のリボンは、ソテツの広場にあるTAB(山下健氏、西田拓馬氏、横山将基氏)による展望台のアート作品です。2015年に制作されました。空気が澄んだ冬の晴れた日には、この展望台から富士山を眺めることができます。
森から海を見晴らすことができるので気持ちが良いです。
「星を想う場所」
撮影者:JT『星を想う場所』
星を想う場所は、高千谷海岸(たかちやかいがん)にある荒木由香里氏によるアート作品です。荒木由香里氏の「星を想う椅子」がの展示期間が終わり、2012年に新しく制作されました。
作品のテーマは、宇宙や星々を想うこと。佐久島の浜辺で拾った貝殻やプラスチックのかけら、海草などを集めて作られています。
4.おすすめ観光スポット4選
新谷海岸(にいやかいがん)
photo @ 新谷海岸
佐久島の東端に位置する、ほんのり紫色をした砂浜のある海岸です。ムール貝のかけらが砂浜に混ざっているため、紫色に見えると言われています。何層にも重なる地層が見えてとても綺麗ですよ^^
新谷海岸は混雑しておらず落ち着いた雰囲気で楽しめます。近くにカフェ「じょえる」もあるため、旅の休憩に訪れるのもいいかもしれませんね♪
男岩(おんぞいわ)
photo@佐久島
男岩は、筒島の手前にある潜水艦のような形をした岩です。干潮の時は、ここまで歩いて行くことができます。
筒島の弁財天
佐久島の東に位置する筒島(通称:弁天島)にある弁財天は、島の中にあるパワースポットとして知られています。佐久島から伸びている海に架かる堤防を渡ると筒島に着くことができます。
佐久島の弁財天は、三河三弁天のうちのひとつで、島民が古くから大切に守り信仰してきた弁財天像が祀られています。毎年8月16日には弁財天まつりが行われ、この当日のみ御朱印を貰うことができます。筒島から眺める佐久島、佐久島から眺める筒島の景色もとても素敵です!
筒島の願い石
筒島には願い石と呼ばれるものがあります。
300円の奉納金を払って、石に願いごとを書いて奉納すると願いが叶うと言われています。恋愛成就や合格祈願など願ってみてはいかがでしょうか♡
黒壁集落
photo@黒壁集落
黒壁集落とは、佐久島の西に位置する情緒ある町並みです。次世代にも受け継いでいきたい景観として、国土交通省が選ぶ「島の宝100景」にも選出されました。
壁はなぜ黒いの?
黒壁集落とは、名前のとおり黒板塀の家が立ち並んでいる集落です。
なぜ、黒壁なのでしょうか?それは、原料が石炭のコールタールと呼ばれている普段は船の底に塗る黒い塗料を、佐久島の家の壁に塗ることで潮風から守っていたそうです。
世界には、都市を特定の色を含めた表現方法をしているものがあります。たとえば、ギリシャのミコノス島は「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と呼ばれていますね◎そんな呼び名にならって、佐久島の黒壁集落は「三河湾の黒真珠」という呼び名があるほど!日本古来の美しい家屋の光景を見ることができます♪
黒壁集落内は、細く不規則に曲がりくねった道が続いていて風情があります。30ほどの空家があり、中には築100年の家も残っています。この家は今はアート作品として生まれ変わっています。徳川家康が宿泊したと言われている鎌倉時代に創建した崇運寺もあるので、歴史あるお寺にも立ち寄るのもおすすめですよ^^
まとめ
photo @ 佐久島
いかがでしたでしょうか?佐久島では、佐久島ならではのアートが体験できるほか、アート巡りをしながら自然や人の温かさに触れるられるのも魅力的♡
島には、レンタサイクルがあるので、島巡りをする際にはサイクリングがおすすめです◎
心地よい風を感じながら海を眺めることができます。
アートが好きな方はもちろん、ちょっと変わった旅行をしてみたい方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
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