神秘的で美しい!「青の世界」ウズベキスタン旅行に出かけよう!
ハワイのワイキキビーチのように、みんなが知っている場所に行くのも楽しいけれど、知らないところへ冒険するのもワクワクしますよね!そんな冒険心のある方にぜひおすすめしたいのが「ウズベキスタン旅行」。青いタイルが散りばめられた歴史的遺産を多く持ち、観光しやすい国としても評判です。安心して冒険を楽しめる、この国の魅力をご紹介します!
『美しい青の遺跡が見たい人』
『知らない世界を冒険したい人』におすすめ!
【ウズベキスタン】ってどんな国?
シルクロードのオアシスの国
中国とヨーロッパを結ぶシルクロード貿易が盛んな時代を想像してみてください。現代のように車や飛行機なんてないので、その長い距離がどれくらいなのか、想像もつかなかったのではないでしょうか?
中国を出発して、乾燥地帯の中央アジアにさしかかり…
ラクダに乗って長い長い砂漠を旅して、やっとオアシスにたどり着く…そんな国がウズベキスタンだったのです。
長い旅路の果てに、美しい都ウズベキスタンに到着したときは、どれほど嬉しいことだったのでしょう!
砂漠を行く当時のキャラバンの一人になったような気持ちで観光すると、とてもロマンチック♪
旅の気分がより一層盛り上がるかもしれませんね。
ウズベキスタンの基本情報1(アクセス・お金・食事)
約9時間でエキゾチックなイスラムの国へ!
ラクダでウズベキスタンを目指した時代とは違い、現在ウズベキスタンへは直行便が出ています。成田空港から首都のタシケントまで飛行機で約9時間で行くことができます。
時差は日本時間-4時間なので、時差ぼけの心配もあまりありません◎
国内の都市への移動は列車や長距離バスが使われることが多いです。時間が正確でないことが多いですし、慣れない土地なので、スムーズに移動できないこともあります。ゆとりをもっておくようにすると安心です♪
お金はドルで!現地で「スム」に両替しよう
ウズベキスタンの通貨は「スム」。現在のレートは1ドル3700スム、1スムは0.03円となっています。
日本円からスムへの両替はレートが悪いため、いくらかのドルを現地でスムに替えるのがおすすめです。
タクシーの初乗りや、500mlの水が約100円くらい、3つ星レベルのホテルの宿泊費が約5000円前後と、物価が安いため、お得に旅ができちゃいますよ◎
しかし外国人と分かると、やや高めの値段を提示されることがあるので相場をきちんと把握しておくなど用心しましょう!
油っこい食事・肉料理が多め。食後のお茶を忘れずに。
ウズベキスタンの料理は肉料理が多いです。しかし、日本でいうところのピラフや餃子、肉じゃがのような馴染みのある料理もあります。
全体的に日本に比べ油っこいことが多いため、食事に必ず出されるお茶をしっかり飲むのがベスト。油を消化する助けになるんですよ^^
なお、肉料理の中でも特に多く使われているのは羊肉になります。羊肉は臭いイメージがあるかもしれませんが、ウズベキスタンの料理に使われる香草のおかげで、臭いということはめったにありません!
ご安心くださいね◎
ウズベキスタンの基本情報2(国民性・治安・言語)
心の温かい、親切な人に出会えます!
ウズベキスタンは人懐っこい人が多いと言われています。
困っている時に向こうから声をかけてくれることも多く、人々の温かさに触れることができるのも魅力の一つなんですよ。
気をつけるのは軽犯罪くらい。治安の良さが「◎」
スリ・置き引きなどの軽犯罪はあるものの、治安はおおむね良いです。
- カバンを置きっぱなしにしない
- ちゃんとカバンの口を閉じて歩く
- 夜道は一人で出歩かない
- 貴重品はポケットに入れない
といった、海外旅行では当たり前の安全対策をとっておけば、犯罪に巻き込まれることは少ないです。
簡単な挨拶を覚えて行くのがベター!
ウズベキスタンで話されている言語はウズベク語とロシア語なので、英語はなかなか通じません。
しかし、親切に話しかけてくれる人が多いので、ウズベク語の
- ありがとう「Raxmat(ラフマットゥ)」
- こんにちは「Salom(サローム)」
- すみませんが「Kechirasiz(ケチラスズ)」
などを覚えておいて、その場で言えると喜んでもらえるでしょう^^
あとは日常会話集や、翻訳アプリなどを用意しておくと役立つこと間違いなしです!
【イチャン・カラ】~城壁に囲まれた中世イスラムの聖なる都~
外壁の内側に息づく中世の街
まず初めにご紹介するのは世界遺産にも登録されている「イチャン・カラ」。
この「イチャン・カラ」とは、ウズベキスタンの都市の一つである「ヒヴァ」にある、城壁に囲われた内側の街のことを指します。
Photo@『イチャン・カラ』
日本には城壁というものがないので、7~8mもある城壁に囲まれた姿に、ゲームやおとぎ話の世界に入り込んだように感じる人も多いのだとか。
そんな異世界を冒険している気分を思いきり味わえるのが、この街の醍醐味なんですよ◎
Photo@『イチャン・カラ』
オススメは【カルタ・ミナル】と呼ばれるミナレット
Photo@『カルタ・ミナル』
ミナレットとはモスクに付随する塔のことです。
エメラルドのように見える緑がかった青や、よく晴れた夏の日の青空のような青、さまざまな青が使われた、この色鮮やかなミナレットは砂色の街の中で特に目立ちます◎
カルタ・ミナルの直径は約14m、高さは26mと非常に大きいにも関わらず、本当は高さ100m以上を目指していたとか!
しかし建設を命じた王の死によって未完成のまま建設が終わってしまいました。
もし完成していたらどれだけの迫力があったことかと思ってしまいますね…
未完ながら、その青の美しさに多くの人が訪れる人気スポットとなっています^^
【ブハラ歴史地区】~イスラム建築の粋を集めた信仰の都~
聖なるブハラを肌で感じよう
続いてはこちらも世界遺産に登録されている「ブハラ歴史地区」。
この都市もまた、イスラム教の聖都として発展し「聖なるブハラ」と呼ばれていました。美しいイスラム建築が多く、見どころが充実しています。
行商人が多く訪れた背景からバザールもあり、買い物も楽しめますよ◎
Photo@『ブハラ』
建築物を見るのも楽しいですが、信仰によって生きる人々、信仰によって支えられてきた街とはどんなものなのかを肌で感じられる点も魅力的です。
あまりそのような場所のない日本では体験できない貴重な経験ができるでしょう。
いくつものくぼみを並べて作る「ムカルナス」様式にご注目を!
ムカルナス様式とは「鍾乳石飾り」と呼ばれるイスラム建築の技法の一つ。
くぼみをいくつも並べて、鍾乳石のようにぼこぼことした表面にする飾りです。
Photo@『アブドゥールアジス・ハン・メドレセ』
ブハラには数多くの名所がありますが、それらと一風変わった美しさが楽しめると人気なのが、ムカルナスで飾られた【アブドゥールアジス・ハン・メドレセ】です。
青を基調にした建築物が多い中で、この建物は青をベースにしながらも赤や黄色が用いられ、華々しい雰囲気となっているのが特徴です。
日本では見られない建築様式なので、どんな特徴なのか少しだけでも勉強していくとより一層おもしろいかもしれませんね♪
【サマルカンド】~世界で最も美しい青の都~
サマルカンドブルーに酔いしれよう
Photo@『サマルカンド』
ウズベキスタンはよくわからなくても、「サマルカンド」という都市は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?この都は、かつてチンギス・ハーンに滅ぼされたのを、ウズベキスタンの英雄と称えられている「ティムール」が築き直しました。
霊廟、神学校、広場…様々な建築物が、ティムールの好んだ青で彩られ、この青は「サマルカンドブルー」と呼ばれています。
Photo@『サマルカンド』
サマルカンドブルーに彩られたイスラムの繊細な幾何学模様、なめらかな曲線で作られたドームやアーチ…どこを向いても異国の風を感じられるものばかり。
ひたすらに美しいという言葉しかでない、青い世界が広がる都なのです。
青がひしめく【レギスタン広場】は絶対に欠かせない!
サマルカンドで最も有名な観光地、「レギスタン広場」にはサマルカンドの主要な建築物が集まっています。
「レギスタン」とは「砂」という意味。
砂の多い乾燥したこの地に、これだけ大きく壮麗な都をつくることができた、その偉大さを感じられる場所となっています。
Photo@『レギスタン広場』
トルコ石のように青い玉ねぎ型のドームや、一枚一枚丁寧に張り付けられたタイルが織り成す模様。
どこを切り取っても広がっている青が目を楽しませてくれます♡
そうした街並みの美しさもさることながら、レギスタン広場の正面にある【ティラカリ・マドラサ】の内装も見逃せません。
Photo@『ティラカリ・マドラサ』
中は礼拝所になっていて、外観からは想像できないようなキラキラと輝く金色が広がっています。
金色と青で礼拝所の天上や壁一面に模様が描かれており、この世のものとは思えないまばゆさ!
神々しい厳かな気持ちになることができますよ。
Photo@『ティラカリ・マドラサ』
おわりに
いかがでしたか?
場所も文化もあまりなじみがないと思っていたウズベキスタン。
でも意外と治安も良く、見どころ満載で観光しやすそう!
そんなイメージに変わったのではないでしょうか?
ウズベキスタンへの旅行は宗教を持ち、信仰と生きる人々との出会いや、日本では見られない美しい青の世界との出会い、様々な出会いに満ち溢れています。
これらは全て、あなたの世界をぐっと広げることができるすばらしいものになるはずです^^
今までの人生にはなかった、新たな出会いの待つ国へ、冒険の旅に出かけてみませんか?
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