歴史と自然の宝庫!愛媛観光におすすめの定番&穴場スポット20選
温暖な気候の瀬戸内海と美しい四国山地の自然に挟まれた愛媛県は、自然あふれる絶景スポットや、歴史的価値の高い建造物など、見どころが満載。今回は、愛媛県で特に訪れたいおすすめ観光スポットを、東予・中予・南予の3つのエリアに分けて20カ所ご紹介します!定番から穴場まで、見逃せないスポットばかりですよ♪
『愛媛県に旅行がしたい人』
『国内の旅行先をどこにしようか迷っている人』におすすめ!
東予エリア(7選)
1.翠波高原(中央市金砂町)
photo@「翠波高原」
「翠波高原」は、標高892mの翠波峰を中心に広がる、美しい花の高原です。草花の美しい翠が波のようにたなびく光景から、その名がついたと言われています。
約100haの高原内には四季折々の草花が咲き乱れ、春には菜の花、秋にはコスモスが地面一帯を鮮やかに染め上げます。
展望台も整備されており、翠波峰から望める、瀬戸内海の島々と四国山地の大パノラマは必見ですよ♪
2.マイントピア別子(新居浜市立川)
photo@「マイントピア別子」
「マイントピア別子」は、東平貯鉱庫跡や採鉱本部などの別子鉱山の施設跡を利用した、テーマパークです。
錆びた鉄骨や奥深くまで続く通洞などの人工物と、雄大な自然とのコラボレーションは美しく、その外観から「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれています。
施設内では、鉱山鉄道を使った鉱山観光や砂金採りなど、鉱山の作業や歴史を学べる体験イベントが色々とあります。遊びながら学べるので、大人も子供も楽しめますよ♪
3.石鎚神社(西条市西田甲)
photo@「石鎚山」
「石鎚神社」は、日本七霊山の1つである石鎚山の山頂に建つ奥宮と、国道近くに位置する本社の四社から成る神社です。
飛鳥時代に役の行者によって開山されたことから、石鎚信仰をする修験者が、石鎚山登拝のために訪れる神社でもあります。
山頂に建つ奥宮へは、山を登らないとお参りができません。「成就社コース」「土小屋コース」「面河コース」の3つの登山コースがあり、どれも2時間~3時間はかかるので、お参りに行く際は注意してくださいね!
4.今治城(今治市通町)
photo@「今治城」
「今治城」は、関ケ原で戦功を上げた武将・藤堂高虎が、瀬戸内海岸に築いた平城です。瀬戸内海に面していることから国内最大級の船入を備えており、日本屈指の海城として、「日本三大水城」とも呼ばれています。
当時の建造物がほとんど取り壊されており、当時の姿のものは内堀と主郭部の石垣のみとなっていますが、現在は櫓や天守などが再建され、雄大な海城の姿を私たちに見せてくれています。
夜間にはライトアップされ、昼間とはまた違う、幽玄な城の姿を楽しむことができます♪
5.瀬戸内しまなみ海道(今治市伯方町~大三島町周辺)
photo@「しまなみ海道」
「しまなみ海道」は、愛媛県今治市から広島県尾道市にかけて、瀬戸内海に浮かぶ島々を結ぶ、全長70mに及ぶ広大な海上道路です。
自動車道に併走するように歩道と自転車道が整備されており、風光明媚な景色の中を、自転車で風を切りながら走ることができます☆
サイクルターミナルであれば自由に乗り捨てができるレンタサイクルも充実しているので、海風を感じながらサイクリングしてみてはいかがですか?
6.三角寺(四国中央市金田町)
photo by:kennejima『三角寺 山門』
四国八十八箇所霊場の愛媛県最後の札所になる「三角寺」。聖武天皇の勅願を受けて行基が開創したと伝えられており、弘法大師や嵯峨天皇などの信仰も篤い、由緒あるお寺です。
開運厄除、子宝・安産のご利益があり、お祓いを受けた後に授けられる「子宝杓子」で、夫婦仲良く食事をすると、子宝に恵まれると言われています。
また、俳人・小林一茶が歌に詠んだほどの桜の名所にもなっています。樹齢3~400年になる桜が美しく咲き誇る春は、一度訪れる価値ありですよ!
7.【みかん県ならでは!】みかん狩り体験
温暖な愛媛県は、みかんの一大産地として有名。せっかくなら、その土地のみかんをぜひ味わいたいですよね♪
愛媛県ではみかんに関係する体験イベントが多数開催されており、下記のようなみかん農園ではみかん狩りを体験することができます!
- 清美農園…愛媛県今治市上浦町瀬戸
- 友浦園芸…今治市宮窪町友浦
- おみやげナガノ…愛媛県今治市大三島町宮浦3263-1
- 吉田農園…愛媛県今治市上浦町井口
上記以外にもみかん狩りができる施設は数多くあるので、下記観光サイトからお気に入りのみかん農園を探してみてはいかがでしょうか♪
中予エリア(6選)
1.道後温泉(松山市道後湯之町)
photo@「道後温泉本館」
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台にもなったことでも有名な、老舗温泉「道後温泉本館」。
日本最古の温泉と言われるその歴史は古く、開湯はなんと神代までさかのぼるのだとか。予陽郡郷俚諺集や伊予国風土記にも道後温泉の名は挙げられており、かの聖徳太子も入浴したことがあるというから驚きですね!
砥部焼の陶板画や花崗岩を使った浴室など、風情あふれる空間で温泉を楽しむことができます。重要文化財に指定されている建物自体も、美しく味のある内装になっているので、是非ゆっくり鑑賞することをおすすめします♡
2.坂の上の雲ミュージアム(松山市一番町)
photo by:準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia『坂の上の雲ミュージアム』
「坂の上の雲ミュージアム」は名前の通り、司馬遼太郎作の人気小説、「坂の上の雲」の資料を展示しているミュージアム。
松山市全体を屋根のない博物館とするフィールドミュージアムの構想から、開放感のあるガラス張りという、ユニークな造りになっています。
施設内は、小説内の登場人物のエピソード紹介や縁の品の展示、司馬遼太郎の所蔵資料が閲覧できるなど、小説を読んだことがない人でも楽しめます。
見学後は、景観の美しいミュージアムカフェで、ティータイムなんていかが♪
3.萬翠荘(松山市一番町)
photo@「萬翠荘」
「萬翠荘」は、旧松山藩主の子孫に当たる伯爵が別宅として建造した、フランス風洋館です。大正時代の建築技術をそのまま残している貴重な建造物として、昭和60年に県指定の有形文化財に登録されています。
周囲を覆う木々の緑と外壁の白とのコントラストも美しいですが、夜に灯りが灯った時に浮かび上がる、洋館の暖かで美しい景観もぜひ堪能してみてください♪
定期的に開催されている、コンサートや展示会もおすすめですよ。
4.面河渓(上浮穴郡久万高原町)
photo by:cotaro70s『面河渓 五色河原』
「面河渓」は、澄んだ水が流れる仁淀川の上流に当たる、石鎚山麓に広がる渓谷です。仁淀ブルーと呼ばれる美しい青さの川は、遊歩道の上から川底が見えるほど透明度を誇っています。
川沿いに整備された遊歩道は、五色河原などの名所を見ながら歩ける「本流ルート」と、閑静な川沿いをそぞろ歩きができる「鉄砲川ルート」の2つがあるので、気分で散歩コースを変えても良いですね♪
より渓谷の美しさを堪能したいなら、川沿いの木々が紅葉する11月上旬に訪れるのがおすすめです☆
5.伊佐爾波神社(松山市桜谷町)
photo by:senngokujidai4434『伊佐爾波神社』
道後山中腹に鎮座する「伊佐爾波神社」は、1000年以上も昔から篤い信仰を集める、日本三大八幡造の1つ。「湯月八幡」や「道後八幡」とも呼ばれており、国の重要文化財にも指定されています。
色鮮やかな朱色の社殿は、細かな彫刻や金箔が施された豪華絢爛な作り!回廊に飾られた算学の資料も、ぜひ見ておきたいところです。
6.民芸伊予かすり会館(松山市久万ノ台)
photo@「民芸伊予かすり会館」
愛媛には、天然の藍染めが美しい、伊予絣という伝統工芸があります。
植物染料を使った藍染めは、発酵具合の調整や液温の管理など手間暇がかかりますが、化学染料にはない温かみと鮮やかな色味を出すことができるのだそう!
施設内では天然藍染め体験ができるので、自分だけのオリジナル藍染め作品を作ってみては?思い出の品になること間違いなしです♡
南予エリア(7選)
1.臥龍山荘(大洲市大洲)
photo by:ume-y『臥龍山荘』
伊予の小京都と言われる大洲市にある「臥龍山荘」は、国の重要文化財にも登録されている、貿易商・河内寅次郎が建てた別荘です。
数奇屋建築の傑作との呼び声高い山荘は、建物の隅々に至るまで計算されつくした設計と、名工の建築技術が詰め込まれています。
特に茶室「不老庵」の景観が臥龍山荘随一の美しさで、眼下には景勝地の「臥龍淵」、正面からは「冨士山(とみすやま)」の絶景を望むことができます。
2.【天空の道!】四国カルスト(上浮穴郡久万高原町)
photo by:cotaro70s『四国カルスト』
「四国カルスト」は、高知、愛媛の約25kmに渡って広大なカルスト台地が連なる、日本三大カルストの1つ。
白い石灰岩が点在する大地には、土佐褐毛牛が放牧されており、長閑で牧歌的な景観を生み出しています。
四国カルストのおすすめは、何と言っても絶景の中をドライブやツーリングができること!標高1400mから望む高原の絶景は、まさに息をのむほどの美しさ♡特に夏は気温が涼しく過ごしやすいので、ドライブするのにぴったりですよ♪
3.宇和島城(宇和島市丸之内)
photo@「宇和島城」
「宇和島城」は今治城と同じく、武将・藤堂高虎によって天守が建造されたお城です。当時の建築がそのまま現存する天守は、その秀麗さから「鶴島城」とも呼ばれています。
7つあった天守に続く門は、市指定文化財に指定されている「上り立ち門」のみしか残っていません。
現存する門を潜りながら、当時の雄大な宇和島城の姿に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
4.遊子水荷浦の段畑(和島市遊子)
photo@「遊子水荷浦の段畑」
「遊子水荷浦の段畑」は、宇和海に大きく突き出た急斜面に、階段状に作られた段々畑です。
幅と高さが1mもある石垣が、山頂まで美しく築かれている造形美はまさに圧巻の一言!「耕して天に至る」と形容されるのも、納得の絶景です。
整然と続く段々畑と、眼下に広がる宇和海の絶景、ぜひ1枚写真に収めてくださいね!
5.佐田岬・佐田岬灯台(西宇和郡伊方町)
photo@「佐田岬灯台」
瀬戸内海国立公園に属する、「佐田岬」と「佐田岬灯台」。
緑に覆われた岬の先端に建つ白亜の灯台と、キラキラと太陽で輝く海とのコントラストが、美しい景観を作り出しています。
晴れた日に一望できる九州の景色も美しいですが、特におすすめなのが夕暮れ時!赤く染まる海と灯台の景色と、夕陽が沈むごとに刻々と変化する自然の絶景は、必見です♡
6.内子座(喜多郡内子町)
photo@「内子座」
「内子座」は、大正天皇の即位を祝い創建された、瓦葺き入母屋作りの純和風芝居小屋です。
大正時代の建築技術を注ぎ込んで作られた内装は美しく、昭和の修復工事の際は、桝席や回り舞台など、当時そのままの形にきれいに復元されました。
現在は町内外の芸術文化活動の拠点に使われており、文楽などの公演が定期的に開催されています。
奈落や黒御簾など、普段観客は見ることのできない場所の見学もできるので、役者になった気持ちで覗いてみるのも楽しそうですね♪
7.南楽園(宇和島市津島町)
photo@「南楽園」
「南楽園」は総面積15万平方メートル、甲子園球場の4倍以上の敷地を誇る、四国最大級の池泉回遊式日本庭園です。
池を中心に、山、里、町、海の4つのテーマに庭の景観が分かれており、テーマごとに異なる景観美を堪能することができます。
その美しさから、「日本の都市公園100選」にも選ばれています。
特におすすめの時期が、三万株の花菖蒲や桜が咲き誇る春~初夏にかけて!色とりどりに咲き誇る四季折々の花々は、思わず立ち止まって見とれてしまうほど圧巻です。
いかがでしたか?
温暖な気候の愛媛には、大自然を堪能できる絶景スポットがたくさんあります。ぜひ、一度足を運んでみてください♪
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
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