IMATABI編集部による『星野リゾート トマム』宿泊レポート
手付かずの自然が残る北海道。そんな北海道はトマムに位置する『星野リゾート トマム』にIMATABI編集部が取材に訪れました!SNSでも話題の『雲海テラス』をはじめ、星のリゾート トマムでの過ごし方・楽しみ方をたっぷりとご紹介します!
『星野リゾート トマムに泊まってみたい』
『雲海テラスに憧れている』人におすすめ!
『星野リゾート トマム』
北海道の中でもウィンタースポーツの聖地『トマム』の広大な敷地の中にある『星野リゾート トマム』。
近年「雲海テラス」の存在も話題となり、気になっている方が多いのではないでしょうか。
そんな『星野リゾート トマム』の魅力を探るべく、IMATABI編集部で取材してきました!
羽田空港から新千歳へ
東京周辺から出発する場合、まずは羽田空港か成田空港から新千歳空港へ。
新千歳空港から直結しているホームより出発する『JR快速エアポート』に乗り3分、『南千歳駅』でJR特急スーパーとかち、またはJR特急スーパーおおぞら※に乗り換えて走ること70分。『トマム駅』に到着します◎
※トマム駅は特急のみ停車します。
※特急スーパーおおぞらのうち、1日1本のみトマム駅を通過します。
山肌にはリスや鹿などの野生動物がいる可能性もあるので、目を凝らしながら景色を眺めているとあっという間に感じました!
紅葉を予感させる車窓の眺め↑(2018年9月28日)
トマム駅に到着!送迎バスがお出迎え
トマム駅につくと、全列車の到着に合わせて待機している送迎バスがお出迎えしてくれます。
送迎バス5分~10分ほどで宿泊施設のもとへ到着することができます♪
星野リゾート リゾナーレトマムにチェックイン
暖かみのある広々としたロビーでチェックイン手続き。
冬は厳しい寒さの北海道。暖炉の存在が有難いですね~^^
ところで、星野リゾート トマムが季節に応じたテーマに沿って、遊びココロたっぷりのコンセプトルームを用意しているのはご存知でしょうか?*
編集部が訪れた2018年9月に一般予約開放されていたコンセプトルームを2つほどご紹介します!
星野リゾート リゾナーレトマム『雲スイートルーム』
全てがふわふわの雲でコーディネイトされたなんともメルヘンなお部屋!!
まさに『こんなお部屋一度住んでみたい!』と思わせてくれるような癒やし空間です*
これは女子会にもぴったり!!!
ふわふわジェットバス
リゾナーレトマムは全てのお部屋にジェットバスとサウナがついていますが、雲スイートルームのバスは専用のバスボブをいれると写真のような泡風呂にして楽しむことができます!
記事でお伝えできないのが残念ですが、この泡、めちゃくちゃ良い香りなんです◎
全身ふわっと良い香りになること間違いなし!是非お試しください^^*
雲スイートルームは鍵やプレートまで雲型♡
細部までこだわりを感じます^^
そして雲スイートルームがこちら27階に位置している理由にも、驚きの仕掛けがあるのですが・・・その仕掛けは記事後半でご紹介します!!
続いてもうひとつの個性的なお部屋がこちら*
星野リゾート リゾナーレトマム『鮭ルーム』
9月~10月はちょうど鮭が旬を迎える季節。星野リゾート トマムでは鮭がとれる時期に合わせて『鮭旅』プランを用意しています。
【2018年9月1日~10月31日 :鮭旅プラン実施期間】
『鮭旅』プラン利用のお客様に楽しんで頂こうと、お部屋まで鮭仕様になっちゃいました!!それがとても可愛いのです。。
壁紙やソファー、クッションのみならず、小物まで全て鮭仕様・・♡
私のお気に入りは良い感じにクタクタの鮭クッション。
これはずっと抱えていたい・・
ちなみに鮭ルームのジェットバスはこんな感じ。
いくらのかかったご飯を忠実に再現しています・・!忠実すぎる。。
そしてあっと驚くようなベットルームがこちら。
鮭の一生をテーマに、最後はくまに食べられてしまう様子がベッドルームで表現されています。なんとも切ない・・けれどとってもかわいいお部屋です♡
鮭になりきれるというパジャマも。
宿泊の際はこうして写真をとってみてください。(くまに食べられる鮭の気持ちになる)
星野リゾート トマムは、ザ・タワーの鮭ルームに加え、星野リゾート リゾナーレトマムの全てのお部屋にジェットバス&サウナが完備されており充分リフレッシュできますが、せっかくなので遊びココロいっぱいのコンセプトルームにも宿泊してみてください♪
星野リゾート トマムでの体験
ここからは、星野リゾート トマムで体験出来ることをご紹介していきます!東京ドーム213個分という圧倒的広大な土地をもつトマムの敷地内では、季節に応じて様々なイベントや企画が開催されています!*
編集部が訪れた2018年9月に開催されていた企画は以下の4つ。
- じゃがいもパーラー30
- 鮭の燻製体験(鮭旅プラン)
- ファーム
- つきの夜のパンまつり
それぞれで素敵な体験を提供しています!早速まわっていきましょう◎
『じゃがいもパーラー30』
2018年9月1日~30日実施の『じゃがいもパーラー30』。2018年のじゃがいもパーラー30は既に終了してしまっていますが、じゃがいもをテーマにしたイベントは近年毎年この時期に行われているそうです^^
じゃがいものエプロンを来ているのが『じゃが店長』、シェイカーを振ってバターを作っているのが『バタテンダー』。じゃがいもについて、色々な知識を教えてくれます!!
こんなにじゃがいもの種類を一度に眺めるのははじめて。。。
宿泊者はなんと無料でじゃがいもの食べ比べをすることが出来ます♪
今回提供されていたのはこちらの5種類のじゃがいも。
それぞれのじゃがいもが一番美味しい食べ方で提供されていて、ほくほく甘いじゃがいももあれば、カリッと揚がった味わい深いポテトチップのようなじゃがいももあったり。
用意されたトッピングも好きなように組み合わせて食べることができます♡
じゃがバター+塩辛、じゃがバター+松前漬け、じゃがバター+みそコーン、その他じゃがバター+あんこなど、色々な組み合わせで楽しむことができました♡
こちらバタテンダーがつくっているバターですが、コクと甘みがものすごく、今まで食べたバターの中で一番美味しいのではないかと思うほど。。。これは是非商品化してほしい。と切に願います。。
14時半~の開始で、あっと言う間にこの行列。。
本当に美味しくて北海道の幸を存分に楽しめるじゃがいもパーラー30。人気ぶりも納得です◎
『鮭の燻製体験(鮭旅プラン)』
続いても北海道の幸を堪能できる企画。9月~10月は鮭が旬を迎える時期のため、トマムでは鮭の燻製体験をすることができちゃいます◎
トマムの広大な敷地に張られたテントを拠点に、鮭やソーセージなどを燻製にして味わうことができる体験企画です◎
キャンプやBBQで肉を焼くことはあっても、燻製はやったことがない方も多いのでは。
体験してみて分かりましたが、燻製の作り方はとっても簡単でした!!!
星野リゾート トマムでは、
- 高い温度で一瞬にして燻していく『熱燻』
- 50〜80℃の温度でゆっくり時間をかけて燻していく『温燻』
の両方を体験し、食べ比べることができます◎
熱燻
- 木くずを投入
- 鮭やお肉を投入
- 高温で一気に燻す
- 完成!!!
- 実食
熱燻の方は、一気に燻すこともあり煙の匂いが強くつく傾向にあるそうです。口にいれると強い煙の風味が広がります◎
お酒と共に食べたくなるお味・・♡(ちゃんとお酒も用意されています)
温燻
温燻も手順は熱燻と同じですが、温度を保って30分ほど熱する必要があるので、使用する容器が異なります。
温燻の方が全体的にまんべんなく、優しい燻製の香りがつく感じです。熱燻の力強い味わいに比べるととってもおしゃれな味。
ビストロ気分を味わえました◎
燻製を食べ比べていると、横切る白馬。
ファームエリアでもご紹介しますが、星野リゾート トマムの広大な敷地にはたくさんの愉快な仲間たちが気ままに暮らしています♪
星野リゾート トマム『ファームエリア』
広大なファームエリアは、こちらのカートに乗って移動することができます◎
早速ファームエリアの見どころをまわっていきます!
星野リゾート トマムに気持ちよく広がる自然。
自然と一体化するように、様々な動物たちが暮らしています♡
こちらは放牧された羊たち。
こんなほのぼのとした光景を見ながらお昼寝できるハンモックもあります。
まるでアルプスの少女ハイジ。なんとも心がリラックスできるので、一度ここでのお昼寝をオススメします^^
さらにカートに乗って移動すると・・
牧場をテーマにした屋外ラウンジが現れます。
ウッドチップが敷き詰められ、景色を眺めやすい角度で設置された居心地のよい椅子でゆっくりすることができます♪
カート置き場にMilk Standというカフェがあるのですが、こちらのカフェで購入したアイスを牧場ラウンジで食べることももちろんOKだとか◎
さらに牧場を満喫できる牧草ベッドも!
牧草ベッドでのお昼寝なんて、なかなか出来ない体験です!!
とっても広いファームエリアですが、牛はもちろん、ヤギや馬がいるのも見かけました◎
とっても癒やされます。。
つきの夜パンまつり
夜になると雰囲気が一変。ホタルストリートと呼ばれる宿泊山の中腹の街並みで『つきの夜パンまつり』が始まります!
北海道のワインとパンを購入し、テラスの好きな場所で食べることができます♪
お願いすると選んだパンを食べやすいサイズにカットしてくれます^^!
肌寒い夜だったので焚き火の暖かさが心地良く、焚き火を囲む席で選んだパンと北海道のワインを頂きました♡
とっても良い雰囲気。こういう空間が関東都心にもあれば良いのに・・と思いながらトマムでの幸せな夜を噛み締めます。
星野リゾート トマム『鮭ディナー』
今回編集部では、鮭旅プランに含まれている『鮭ディナー』を頂きました!
鮭づくし、のメニューです◎
これがどれも本当に美味しかった・・!!!
視覚でも楽しめるアミューズ。
こちらは鮭の瞬間スモークになります。使用部位は鮭のハラス。
鮭の腎臓をつかった味わい深いアクアパッツァ。
美味しさは写真で伝えきれないので、こればかりは是非実際にシェフこだわりのコースを味わってみてください!
特別プランのディナーコースは、コンセプトから見た目まで楽しめるような形で通年提供しているようです◎
鮭旅ディナーでは、料理に合うお酒もセットで楽しむことができます*
デザートも工夫が凝らされていました・・!鮭の皮がお煎餅のように使用されています。
雲海テラスにちなんだ『雲ディナー』もあるとか。トマムに泊まったらシェフこだわりの料理も満喫してみてください♪
夕食からの帰り道、夏の間は毎日敷地内であがる花火を見ることができました*
星野リゾート リゾナーレトマム宿泊2日目
2日目はなんと・・・ 4時起き。
目的はもちろん、『雲海テラス』で雲海を見るため!
雲海の発生率は40%と言われており、雲海の発生に出会えるかは自然任せ。
事前に出来ることと言えば、
- 前日早く寝る
- 雲海テラスは標高1,088mと高いので、防寒対策はしっかりしておく
ことくらいでしょうか。。
そんな運任せの雲海ですが・・
今回、とっても綺麗な雲海を見ることができました^^!!!
除々に空が赤らみ、朝日が登るのを待ちます。
朝日が登る時間と、雲海発生の時間が重なるのはこの時期だけなのだとか・・!奇跡的な瞬間です。。
それはそれは幻想的。
カメラを通してみるのはもったいない・・!でも撮らなきゃ・・!という葛藤のなかで撮影した写真たち。
本当に美しいです・・・
雲海の上が晴れていないと、雲海は見れても朝日が見れない、といったこともあるそうなので、これは本当にラッキー。。
しばらく言葉をなくして絶景に浸る、そんな時間でした。
雲海テラスには雲海を眺めるポイントがいくつかあります。
Cloud Walk(クラウドウォーク)
大きくせり出し、まさに雲の上を歩いているかのような気持ちになれる「クラウドウォーク」
Sky Wedge(スカイウェッジ)
船の先端のように谷川にせり出した展望スポット。目の前に広がる雲海の景色は圧巻です。。
Countour Bench(コンターベンチ)
ゆったりと座って雲海を眺めていられるコンターベンチ。山の斜面に沿って設置されています◎
Cloud Pool(クラウドプール)
雲の上にいるような浮遊感を味わう雲形のハンモック。SNSで話題の写真スポットですね♪
Cloud Bed(クラウドベッド)
雲を形作っているのは「雲粒」といわれる水滴なのだそうですが、それをモチーフとして設置されたのがクラウドベッド。好きな場所に座ったり寄りかかったりすることができて快適◎
このような展望スポットがさらに4つほど出来ていくのだとか・・!
次はどんな展望スポットが出来るのでしょうか^^*
雲海テラスでは、雲海コーヒーをオーダーしました◎
雲形のマシュマロが乗っていてかわいい♡
そして雲海テラスにある『雲のゆうびんやさん』では、ポストカードにメッセージを書いて実際に発送することができます♪記念に一枚出してみては◎
こんなおみくじも♡
かれこれ2時間以上雲海テラスに居座りましたが、この日の雲海はなかなか消えることなく素敵な景色を見せ続けてくれました。
(通常7時頃には消えてしまうことが多いようです)
名残惜しみながら、再びゴンドラでゆっくりと下山。
行きも帰りも片道13分ほどの雲海ゴンドラに乗って移動します。
雲海の時期はこの雲海ゴンドラが大行列。。感動の景色を見るために、全国から人が集まってきているのですね◎
そして下山してからも残っていた雲海。もうひとつの雲海展望ポイントへ行ってみることに・・♡
もうひとつの展望ポイントとは、前半ご紹介した『雲スイートルーム』
そう、雲スイートルームの立地にはとある事情があるとお話ししていましたが、その事情がこちら!!
なんと、運が良いと雲ルームの窓から間近で雲海を眺めることができるのです・・!
ジェットバス越しにこの迫力!!
雲海からひょっこり顔を出しているのは星野リゾート トマム ザ・タワーです◎
雲海テラスから、さらに穴場スポット『雲スイートルーム』からも雲海を堪能することができ、大満足の雲海ウォッチングでした♪
星野リゾート トマム『森の朝食』
朝食はリゾナーレトマムより徒歩約3分、森のレストラン『ニニヌプリ』で頂きました♪
ビュッフェ形式で、好きなだけ食べることができます!北海道の幸、海鮮も豊富です♡
森のレストランで朝食を頂いた後は、Books&Caféでほっと一息。。
Books&Caféには、北海道の自然や旅に関する本が並び、コーヒーなどを飲みながら好きな本を好きなだけ読むことができます◎
チェックアウトの時間までのんびりと過ごすことができました♪
星野リゾート トマム「また訪れたい」
トマム駅から新千歳空港にむけて、帰路につきます。
今回編集部は1泊の弾丸ツアーでしたが、星野リゾート トマムは施設内でゆっくり過ごすことのできるリゾートホテル。
季節に合わせたイベントが常時開催され、冬の時期はスキー場直結していたりと、一週間くらいの滞在で再び訪れたいと思わせてくれるような施設でした*
施設の周辺観光としては、車で1時間半程で富良野の「ファーム富田」、さらにそこから30分ほどで美瑛「青い池」にも行くことができます♪
ゆっくりとした滞在にも、北海道旅行の拠点としてもおすすめの星野リゾート トマム、今回ご紹介したトマムを魅力を参考に、是非訪れてみてください^^
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
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