ラオスのルアンパバーンで象使いになった話【東南アジアバックパック】

こんにちは!IMATABIアンバサダーのPunchです。
僕は2018年の8月に約1ヶ月間、友人と3人で東南アジア諸国をバックパックで放浪しておりました。
今回の旅で1番お気に入りの街になったラオスの世界遺産都市ルアンパバーンで象使いなった話を紹介させていただきます。
『象使いになりたい人』
『刺激的な旅をしたい人』におすすめ!
ルアンパバーンとは
photo@ルアンパバーン
ドラクエの呪文でありそうなルアンパバーン。
ルアンパバーンはラオスの北部に位置し、
メコン川の流域にある街そのものが世界遺産として登録されている古都です。
空路だと日本からの直行便はなく、タイのバンコクなどで乗り継ぐかで、陸路だと国内インフラが整っておらずかなり時間をかけて長距離バスで辿り着ける秘境となっています。僕たちは陸路勢でしたw
photo フランスパン
ただ苦労してたどり着いた分、ルアンパバーンはのどかで魅力に溢れています。
中でも元々フランスの植民地だった事からフランスパンが名物で、10,000キープ(約130円)で食べれるラオス風サンドイッチはハマります。
結局、毎日ラオビールを飲みながら6日間滞在していました。
エレファントキャンプで象使いになれる
ルアンパバーンの山奥には沢山の象がいます。またエレファントキャンプという、山へ行き象のお世話体験諸々を行い、象使いの免許が取得出来るといったツアーがあります。
なんと取得出来る免許は国家資格だそうで、履歴書に象使いと書けるのはかなり面白いという事で僕達も参加することにしました。
象使いに俺はなる…!
街の中心街のあちこちにエレファントキャンプのツアー会社があり、次の街へ向かう際の寝台バスと一緒に予約する事で比較的安く購入出来ました。
エレファントキャンプは1DAYとhalfDAY(半日)の2コースありますが、僕らは1日空いていたので1DAYに。個人的には1日空いているならば充実した1DAYがおすすめです!
いざエレファントキャンプへ
翌日の朝8時に、宿泊していたゲストハウスにバンが迎えに来てくれました。
バンで山奥に向かい、運転手さんからその日は午後から雨の予報ということでエレファントキャンプの参加者は君達3人のみ、貸し切りだよーと嬉しい報告の反面、
思い返せばバンに乗る際名前も確認されなかったので、このバンで合っているのか。やたらガタガタ道の山奥に向かうのでビビりながらバンに揺られましたが、15分程で予約していたキャンプ場に到着。安心。
まずはパートナーとなる象とご挨拶
キャンプ場で待っていると、現地のスタッフが象に乗って登場。
間近でのご対面で大興奮しました。まずはパートナーとなる象とご挨拶。
僕のパートナーはメスのバニラちゃん(右)でした。
親交を深めるためにパートナーとなる象に餌となるサトウキビをナイフで大まかに切り分けあげます。間近で象がサトウキビをかぶりつく姿は迫力があります。その後象に乗って散歩をしました。
サトウキビの蜜はほのかに甘く人間も吸えるので一緒にしゃぶりついていましたが、よく見ると所々にヒルが付いていたのでぶん投げました。
ルアンパバーンと象の歴史、象語の講習
バニラちゃん達と触れ合った後、キャンプ場から少し離れた小屋で黒板を使って座学の講習が始まりました。運転免許でいう学科です。
ルアンパバーンに象が何頭いるのか、近年何頭減ったのか、その理由はなど詳しく教えてくれました。基本的に英語なので、英語が出来ない僕らからすると象の座学というよりは英語のリスニング授業でした。
歴史の話が終わると次は象語のレクチャーです。
象使いになるためには象語をマスターすることが肝心です。恥を捨ててPAI!(前へ進んで)と叫びました。
難関!メコン川で象の洗浄
ランチの後、象使いユニフォームに着替え、国家資格取得のメイン、運転免許でいう実技が始まります。
僕はパートナーのバニラを迎えに行きます。
友人のKくんは午前中可愛がっていたパートナーのチョコレートが何故か別の象に代わっており凹んでいました。
象にまたがってPAI!PAI!(前へ進んで!)と必死に呼びかけますが中々言うことを聞いてくれません。
あまりにも言うことを聞かない時はスタッフが象のお尻を蹴り上げたりして少し複雑な気持ちになりました。
山道を進み、メコン川にたどり着きました。
実技のメインはメコン川での象の洗浄です。なんの躊躇いもなくバニラちゃん達は川に飛び込みました。
つ、冷てえ…!!!
想像以上にメコン川が冷たい!冷たいうえに象達が背中を流すために鼻から水を噴射するので直で顔面に吹きかけられます。
夏とはいえ、ルアンパバーンの8月は雨季です。雨が続くので日本の真夏と比べたら涼しいので水を浴びるのはただ寒いです。
YAYA!(水かけんな!)と言いますが全く効果なし。しかし象使いになるためにはと必死に象の背中を素手でゴシゴシします。
象免許獲得なるか
バニラちゃん達に水をかけられずぶ濡れなりながらも身体の洗浄ミッションを終え、メコン川を後にします。帰り際天気予報通り雨が押し寄せ寒気で死んでしまいそうになりながら象の背中にしがみついていました。
途中の山奥で象とお別れ。僕らは3頭の象と別れを惜しみ、山奥から歩いて帰りました。雨で地面が滑りまくりで7回こけました。
キャンプ場のシャワー室で汚れを落としドキドキの免許取得か否かの発表…!
結果は…見事3人取得!
基本的にエレファントキャンプに参加すればみんな国家資格がとれるようです。もはや国家資格なのかも定かではありませんが、ちっちゃいことは気にしません。
いかがでしたか?
象使いの道のりは思ったより過酷でしたが非常に楽しく良い思い出になりました!
メコン川に入ることもあまり経験できないことだと思うので僕は非常におすすめです!
ルアンパバーンの他にタイのチェンマイでもエレファントキャンプに参加出来ます。
是非皆さんもエレファントキャンプに参加してみてはいかがでしょうか?
ありがとうございました!
提供:IMATABIアンバサダー Punch
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