【ヨーロッパ】学生におすすめ!費用の安い国トップ3と節約術◎

学生さんが旅行を計画するとき、最初に気になるのは費用ですよね!特に現地でかかる費用はわかりにくく、どのくらいの費用を準備すればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?今回はヨーロッパで人気の渡航先の中から現地での費用が高い国と安い国をランキング形式でご紹介します!計画の参考にしてくださいね♪

『ヨーロッパ旅行を計画中の人』
『旅行にかかる費用や節約法を知りたい人』
におすすめ!

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費用と予算はどうやって計算したの?

ユーロ


旅行者物価指数とは?

ヨーロッパでは多くの国が通貨にユーロを導入していますが、同じ1ユーロで買えるものは国によって違います!今回は、大手旅行口コミサイトのトリップアドバイザーが発表した“旅行者物価指数”というデータを基にしています♪

このデータは、トリップアドバイザーに登録されているホテルやレストランの価格などから、人気の旅行先について現地がかかる費用を計算したものです◎データの詳しい計算方法などはこちら!

 

旅行者物価指数2016(トリップアドバイザープレスリリース)

東京のデータをチェック!

実際の金額を教えられても、あまり実感できませんよね!そこで、まずは東京のデータをチェックしてみましょう♪ちなみに、日本は世界で2番目に費用の高い国に選ばれています。

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 82,000円
  2. 昼食代(2名3回) 20,910円
  3. 夕食代(2名3回) 40,130円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 720円
  5. タクシー代(3往復) 1,1630円

合計で一番高いのはニューヨークですが、東京は昼食・夕食・タクシー代の3項目で一番高いという結果です!観光入場料がとても安いのは、外国人に人気の観光地が浅草寺など無料で入れるところが多いからかもしれませんね♪

 

予算の計算方法は?

  1. 旅行日程の最短は一週間!
    ヨーロッパ旅行では、往復に2日必要です。
    また、到着初日と帰国日は全日観光ができないので、旅行を楽しむには、現地で最低5日泊のがおすすめ!
    つまり、5泊7日の日程です!
  2. 航空券は比較サイトで価格検索しよう!
    航空券はヨーロッパの気候が良く、ハイシーズンになる前の6月最終週を想定
    直行便の最安値参考料金です)を航空券代としています。
  3. もしものために海外旅行保険加入は必須!
    海外旅行保険は、基本的な補償の平均的な保険加入料の3000円を採用しています。
  4. その他
    観光入場料は6箇所所、タクシー利用は3往復復で計算しています。

これらを、物価に基づいて計算した滞在費と合計した額が今回の予算の例です!お小遣いについては、みなさんそれぞれで決めてくださいね♡

 

トラベルコ

海外旅行保険比較(価格.com)

現地での費用が安い国ベスト3

ウィーン場所『ウィーン』


ベスト3位:オーストリア(ウィーン)の物価

シェーンブルン宮殿など豪華絢爛な建物などのイメージからお金がかかりそうなイメージのオーストリアが意外にもベスト3です!ほかの国に比べると、観光入場料が高いのが特徴といえますね♪

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 41,910
  2. 昼食代(2名3回) 16,690円
  3. 夕食代(2名3回) 29,430円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 8,100円
  5. タクシー代(3往復) 3,900円

オーストリア旅行の予算

現地費用が安いオーストリアですが、航空券は他の直行便のある国に比べて高め。そのため合計の予算でみると高くなりますね!

 

航空券代:146,160円(直行便あり)
現地での費用:96,240円
海外旅行保険:3,000円

合計金額245,400円/1人

現地での費用が安い国ベスト2

ベルリン場所『ベルリン』


ベスト2位:ドイツ(ベルリン)

東西ドイツ統一後も旧西と東で物価が異なるともいわれている、ドイツがベスト2です!宿泊料が安く、タクシー代はお高めなのが特徴♪

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 39,900
  2. 昼食代(2名3回) 14,650円
  3. 夕食代(2名3回) 25,740円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 2,710円
  5. タクシー代(3往復) 7,290円

ドイツ旅行の予算

物価の基準になっているベルリンへの直行便はないため、航空券はフランクフルトへの直行便の金額です。

ドイツ国内は都市間の移動にはICE(日本の新幹線のようなもの)が便利です。お得なチケットもありますので、後半の節約法をチェックしてくださいね!

 

航空券代:115,000円(直行便あり)
現地での費用:82,060円
海外旅行保険:3,000円

合計金額200060円/1人

現地での費用が安い国ベスト1

マドリッド場所『マドリッド』


ベスト1位:スペイン(マドリッド)の物価

太陽と情熱の国と呼ばれるスペインが堂々のベスト1です!

食事代が特に安い
のがスペインの特徴といえます♪今回の夕食代は一般的なレストランの場合なので、日本でも人気のスペイン式居酒屋”バル”で夕食を食べるとさらに安く抑えられます◎

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 35,190
  2. 昼食代(2名3回) 12,230円
  3. 夕食代(2名3回) 20,590円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 3,260円
  5. タクシー代(3往復) 3,730円

スペイン旅行の予算

スペインの航空会社、イベリア航空を利用すると直行便でも10万円以下の航空券が見つけられます!その結果、スペインは現地での費用でも、合計金額でも安い国ベスト1です!

 

航空券代:95,000円(直行便あり)
現地での費用:68,963円
海外旅行保険:3,000円

合計金額166,963円/1人

現地での費用が安い国ワースト3

ローマ場所『ローマ』


ワースト3位:イタリア(ローマ)の物価

美食の国イタリアが残念ながらワースト3です!

宿泊代もお高めですが、タクシー代の高さが目立ちますね♪電車を使って安く…と思うかもしれませんが、ローマなどの電車はスリが多く、安全とはいえない路線もあるので注意してくださいね。そのかわり、地元の人が行くような食堂で夕食を食べれば、安くておいしいものが食べられますよ!

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 54,810
  2. 昼食代(2名3回) 12,640円
  3. 夕食代(2名3回) 23,640円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 4,070円
  5. タクシー代(3往復) 11,490円

イタリア旅行の予算

イタリアへの直行便はアリタリア航空1社のため、航空券代も高め。ただし、アシアナ航空など比較的、直行便と掛かる時間に差がない乗継便で、10万円以下の航空券をみつけることもできます。

 

航空券代:151,005円(直行便あり)
現地での費用:97,645円
海外旅行保険:3,000円

合計金額251,650円/1人

現地での費用が安い国ワースト2

パリ場所『パリ』


ワースト2位:フランス(パリ)の物価

初めてのヨーロッパ旅行に選ばれることも多いフランスがワースト2です!宿泊代の高さが費用の合計を高くしていますね♪

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 77,880
  2. 昼食代(2名3回) 13,150円
  3. 夕食代(2名3回) 23,230円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 4,070円
  5. タクシー代(3往復) 7,720円

フランス旅行の予算

フランスへは乗り入れている便が多く、航空券代は比較的安めです。

航空会社のキャンペーンや早割を利用するとさらに安い場合も◎その結果、合計金額ではワース3のイタリアだけでなく、ベスト3のオーストリアより安いという結果になりました♪

 

航空券代:11,5000円(直行便あり)
現地での費用:117,140円
海外旅行保険:3,000円

合計金額232,440円/1人

現地での費用が安い国ワースト1

ロンドン場所『ロンドン』


ワースト1位イギリス(ロンドン)の物価

フランス同様、初めてのヨーロッパ旅行で選ばれることが多いイギリスがワースト1です!

宿泊費も高いですが、食事代の高さが目立ちます。料理のまずい国、と呼ばれることが多いイギリスですが、まずくて高いのは困りものですね><

 

  1. 宿泊費(2名3泊) 82,210
  2. 昼食代(2名3回) 17,910円
  3. 夕食代(2名3回) 30,480円
  4. 観光入場料(2名3箇所) 7,510円
  5. タクシー代(3往復) 6,230円

イギリス旅行の予算

イギリスも乗り入れている便が多いので、こまめに料金チェックをすれば、参考料金よりも安いものをみつけられる可能性大◎また、建物や博物館見学が目当ての人は、冬の時期を選ぶと航空券の値段がぐっと安くなります!

 

航空券代:12,5000円(直行便あり)
現地での費用:133,128円
海外旅行保険:3,000円

合計金額258,428円/1人

旅行代を節約しよう!<準備編>

節約法


各国の予算をみてもっと節約できないかな?と思っている人も多いはず。でも、せっかくのヨーロッパ旅行ですから、おいしいものを食べたり、お土産をたくさん買ったりはしたいですよね♪そこで、そういったことを我慢せず、賢く節約をする方法をご紹介します!

また、ここでは食事などがすでにセットになっているパッケージツアーはではなく、すべてフリープランの場合を想定しています。

 

日程を少しずらしてみる

学生のみなさんならではの節約方法です♪

たとえばGWに旅行をする場合でも、出発と到着を1、2日ずらすだけで航空券代に差が出ます。また、もともと安いでも週末の出発/到着の組み合わせよりも平日の出発/到着の便の方が安い航空券が見つけられますよ◎

 

ホテル+航空券のフリープランをチェックしてみる

旅行代理店ではパッケージツアーだけでなく、航空券+ホテルのプランも扱っています。

時期によっては電車の1日乗車券などがもらえてさらにお得♪ホテルや航空券の検索サイトでも航空券+ホテルで検索できる場合もありますよ!

 

経由便を利用する

ヨーロッパへの旅行では飛行機に乗っている時間が長いので、やはり直行便や直行便のない国では乗継がスムーズな便が人気で料金も高めになりがちです!

ただし、航空券が安くても経由地で高いホテル代がかかっては本末転倒です。乗り継ぎの待ち時間や深夜に待つ場合には空港内のお店が営業しているかも要チェック!エミレーツ航空のように、一番早い乗り継ぎ便の待ち時間が8時間以上の場合に、ホテル無料のサービスがある航空会社もありますよ♪

 

早朝・深夜に到着する便を利用する

旅行日程を有効に活用するために、朝のちょうどいい時間に着く便も同じく人気日程に余裕があるなら、早朝・深夜に到着する便の方がお安めのことも◎

しかし、到着したときに市内への移動手段が全くなかったりしては危険です!到着後の移動手段があるかどうかは調べておきましょう♪

 

レールパスを購入しておく

ヨーロッパ内で数か国を鉄道周遊したり、1ヶ国でも都市間を移動したりする場合には、日本でレールパスを購入しておくとお得です♪現地では購入できないので注意が必要です!

 

クレジットカードの旅行保険付帯を確認してみる

クレジットカードの中には、自動または旅行代金をカードで払った場合に、海外旅行保険が付帯されるものがあります!この補償が十分なものであれば、保険の加入料が必要ありません♪

 

エクスペディア

ドバイ・コネクトについて(エミレーツ航空公式)

ヨーロッパ鉄道旅行ガイド(レイルヨーロッパ公式)

旅行代を節約しよう!<現地編>

地元のスーパーを利用する

スーパーで買い物

レストランで食事をするのもいいですが、食事を軽めにしたいときには地元スーパーで食べ物を購入すると安く済ませられます!特にスペインやイタリアなど食事がおいしい国では、数百円で食べ物だけでなく満足できるチーズやワインも買えちゃいます♡

また、その国で有名なお菓子なども空港のお土産売り場より安く買えますよ♪観光地では同じものが何倍の値段もすることがあるので、ペットボトルの飲み物も忘れずに買っておきましょう◎

 

1日乗車券やフリーパスを利用する

市内観光をする時には、電車やバスの1日乗車券を利用したり、美術館や博物館の多い場所ではフリーパスを利用したりしましょう♪

 

ツーリストインフォメーションを利用する

ヨーロッパの多くの国では、小さな町でもツーリストインフォメーションがあります◎ツーリストインフォメーションでは、観光地の案内や地図の配布などのほか、お得なバスツアーの予約や美術館や博物館などの割引券を手に入れることができる場合があるのでチェックしてみましょう♪

 

とにかく安くヨーロッパ旅行に行きたいという人も、お金が高くても憧れの国に行きたいという人も、参考になったでしょうか?

学生のうちはとにかく安く!という人も多いと思いますが、暗くなった後のタクシー代など、安全にかかわるお金は必要なもの、と考えて減らしすぎないでくださいね♪

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