「ボランティアのつながりが楽しくて!」国際交流に込めた想い~国際交流編~
IMATABIで新企画「世界に魅せられて」スタート!
世界に飛び出すことで、新しい挑戦をしたり、新しい自分に出会った人たちの物語。新たな発見や挑戦のきっかけがそこには落ちていて、人生の幅を広げることで人生が豊かになる。マンネリ化した日常とおさらばすることで、新しい自分に出会おう。
キーワードは「国際交流」「ボランティア」「つながり」
第2弾は、日本で国際交流を行う高田優佳さん。
なぜ彼女は国際交流の世界に飛び込んだのか。国際交流を通して感じたこととは。
「国際交流」「ボランティア」に興味がある人は必見です。
高田優佳(22)
茨城県取手市出身。獨協大学3年。小学校1年生から英会話教室に通う。高校2年の時に初海外でアメリカのユタ州に3週間ホームステイ。帰国後はJLB(Japan Local Buddy)にジョインし、東京を中心に国際交流を行っている。海外ボランティアやインターンを経て大学2年修了後、カナダのトロントにて9か月間ワーキングホリデー。これまで約20か国へ渡航。
1.人生の分岐点
ーこれまでたくさんの国を訪れていますが、今まで影響を受けた場所はどこですか
人生初海外のアメリカです。
私は高校2年生の時にアメリカ西部のユタ州に3週間ホームステイしていました。小学校1年生から英会話をしていたんですけど、日本だとなかなか生の英語に触れる機会がなくて、、、
そこで自分の英語力を試したかったので、学校のプログラムを使って行きました!ユタ州は本当に田舎なので日本人が全くいなかったです(笑)けどその環境が楽しかったですね。英語しか聞こえないし、私が求めていたものはこれだ!と思いました。
このアメリカ留学が人生の分岐点になった
ー英語だけの環境を楽しめるなんてさすがです、、、
この留学で驚いたことはありましたか
もう驚くことだらけです!(笑)
信号の形や自販機がなんか違う!など些細な事で驚いていました。
中でも特にカルチャーショックだったのは宗教です。ユタ州はキリスト教の中でもモルモン教になるんですけど、これが本当に厳しくて、、、
お酒やタバコはもちろんのことカフェインも禁止なんです。
実際ホームステイしていた時に、
ホストファミリー「Yuka, what do you wanna drink? Milk? Water?」
(ゆうか何飲む?牛乳?水?)
ゆうか「え、選択肢それだけ、、??」
ってなったことを覚えてます(笑)
ーまさかの2択(笑)
日本ではあまり馴染みのない「宗教」に触れたことが、かなりインパクトあったみたいですね
宗教もそうですが、それ以外もすべてが衝撃的でした。
3週間という短期間の留学でしたが、初海外ということもあって吸収することが多く、特にユタ州という比較的に異文化の多い環境で生活することによって、自分がどれだけ狭い世界で生きていたかを思い知らされました。
世の中は自分の知らないことばかりだと気付かされ、もっともっと外の世界に出て色々なものを見てみたい!!!って思ったんですよね。
序盤から熱量がすごい
2.国際交流の道へ
ー初海外の衝撃っていつになっても覚えてますよね!
そこで帰国してから、外国人向けのボランティアガイドを行うJLB(Japan Local Buddy)にジョインしたんですね
JLB(Japan Local Buddy)
『日本一気軽な国際交流』をテーマに、訪日外国人観光客や日本在住の外国人と日本人とを繋いで、老若男女問わず誰でも楽しめるようなの場を提供している団体。
東京の渋谷を中心に街頭ボランティア(観光ガイドなど)を行ったり、国際交流イベントを行っている。
そうです!
帰国してからも英語を使ったり、国際交流をしたくてJLBに入りました。大学生が対象なんですけど、お願いしてなんとか入れてもらいました!初めての高校生でしたし、周りは大学生ばかりだったので、最初は緊張しましたね(笑)
ー初高校生!すごい!
茨城から東京の渋谷に出てくる壁はなかったですか?
ものすごくありました。なにせ初めての渋谷でしたし、、、
これがスクランブルか!ってなってました。今考えると田舎の女子高校生丸出しでしたね(笑)
渋谷は外国人多いですし、茨城出身の私にとっては異文化でした。まさにカルチャーショック。でもその衝撃が楽しかったです。
すごい嬉しそう、、、カルチャーショックが好きみたいです
ーまさかの日本でカルチャーショック(笑)
実際ボランティアをしてみてどうでしたか?
最初はただの自己満足でした。
困っている外国人を助けたいわけじゃなくて、英語が聞けたり話せたりする環境だからってだけです。でもそれが結果的に外国人を助けていて、私も英語を話せてお互いがハッピーになっていることに気づきました。
中でも初参加の日はとても印象的でした。
ガイドした2人が飲み物を差し入れてくれたんです!「暑い中私たちのためにガイドしてくれてありがとう!」って。その出来事にとても感動したんです。これって、お金を貰ってガイドをしていたらあり得ない出来事だと思うんですよね。
その経験があったからこそ最初は自己満足だったけれど、ボランティアから得る 「人の温かさ」 や「お金に変えられない何か」に魅力を感じ始めました!
何事も最初が肝心
ー高校生の時から貴重な経験されてたんですね!
大学に入学してからはどんな事されてたんですか?
大学でもボランティア中心の生活でしたね。
ボランティア以外だと、旅や海外インターンをしていました。
ーまた面白そうな話が出てきそうですね(笑)
旅はアジア中心に行ってました。
最初は興味本位です。お寺に興味があって、仏教の雰囲気が好きなんです。これもユタ州で経験した「宗教」の影響が大きかったんだと思います。日本だと全く意識してなかったけれど、宗教の違いで国は全然違いますし、それがとても魅力的でした。
あとはアジアの人の良さが好きです!タイでアユタヤに行った時もトゥクトゥクの運転手と仲良くなりました(笑)
海外インターンはフィリピンのセブ島に行きました。これもただの好奇心です。色々な経験がしたい!他の人と違うことがしたい!ってそれだけです(笑)そこでは現地のNGOで働いて、ボランティアのコーディネートなどをしていました。
すべて英語でやり取りしていたとか、、、
ー本当に同じ年か疑いたくなります(笑)
どうしてここまで色々なことに挑戦しようと思えたんですか?
色々な経験したい!挑戦したい!って想いが他の人よりも強いからだと思います。あと人と同じことをやるのが好きじゃなくて、、、(笑)
なのでJLBでも様々な企画を自分から挑戦しました。
代表的なものだとわらしべ長者をやりました。
街頭に立って物々交換しながら国際交流を楽しもう!って企画です。最初は折り紙の鶴からスタートして、最終的に何になるかな?って楽しんでました。過去には最終的にブレスレットになったこともありました(笑)
ただガイドしているだけだと飽きてしまいますし、マンネリ化するのでモチベーションも下がると思います。なので飽きないような企画を常に考えてましたね。特に初参加の人をどれだけ楽しませることが出来るかを考えました!
で、できる女だ、、、
ーおお!本当に色々しているんですね!
高校生から続けていとなると、これまでかなりの人を助けたんじゃないですか?
正確には数えてないですが、おそらく10000人くらいはガイドしたと思います。
日本人の知らないような国の方から、アメリカやフランスなど有名な国まで様々な人を助けました。
ボランティアでは様々な観光地を案内
10000人?!
それだけ助けると今でも繋がっている人もいるんですか?
いますいます!
今年の冬にヨーロッパ周遊したときは、ボランティアで助けた人たちを巡りました。
スペインで尋ねた人はホステルの経営者で、1週間無料でそこに泊めてくれました。
他にもフランス、ドイツ、オランダでもボランティアで助けた人たちにお世話になりました!
でもこれはボランティアだからこそだと思います。
もしお金をもらっていたら助けることが当たり前になると思うんです。でも私はボランティアなので「日本の魅力を伝えたい!国際交流したい!」って想いだけでやっています。だからこそ助けた相手も「いつか助けたい!」って思ってくれるのかなって。
助けたことは巡り巡って自分に返ってくる。
そのつながりが楽しくて今でも続けています!
(間違ってカメラ見ちゃってますが)この人ただ者じゃない
編集後記
序盤から熱量全開だったので、ものすごい量になってしまいました。
と言うことで、今回はここまで。
次回はカナダ編をお送りします。
なぜ留学ではなくワーキングホリデーだったのか。カナダで起きたまさかの出来事とは。
次回もお楽しみに!
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