ビザが必要!それでも行きたい国5選♡
何度か海外に行った経験があってもビザを取ったことはない、という人は多いですよね♪それもそのはず、日本のパスポートでビザなし渡航できる国と地域は199ある中で、なんと190!わざわざ面倒なビザを取らなくても、それだけの場所に行けるなら、ビザが必要な国に行く必要はない?いえいえ、そんな中にも行って欲しい国があるのです!
『ビザが必要でも行くべき国が知りたい人』
『ビザって何?と思っている人』におすすめ!
ビザってなに?
まずは、ビザとは何かについて知っておきましょう!ビザ(または査証)は、ある国が渡航希望者に対して事前に身元調査を行って発行するものです。そのため、犯罪歴のある人など不適格と判定されると却下されます◎
入国許可証と思っている人もいるかもしれませんが、正確には、その一部です!そのため、ビザが発行されていても、入国審査で入国を拒否されることもあります◎ビザが発行されたからと油断して、持ち込み禁止の物品を持っていってしまい、”空港で入国できない!”なんてこともあるかもしれないので注意しましょう^^;ビザはあくまでも、あなたの身元を保証する書類であることを忘れないでください。
パスポートが強いってどういうこと?
ニュースや旅行サイトで”日本のパスポートは強い”と聞いたことはありませんか?”パスポートが強い”って不思議な言葉ですよね^^この場合の強いとは、”ビザなしで渡航できる国と地域が多い”という意味です♪
データの基になっているのは、イギリスのヘンリー&パートナーズ社によるパスポートに関する調査です!この調査では、199の国と地域に関してビザの要不要が調査されています♪このパスポートインデックスという調査の中のランキングで上位の国が”強い”といわれるんですね◎
日本はなんと単独1位!
2019年8月現在、パスポートインデックスによると、日本のパスポートを持っている人がビザなしで渡航できる場所は199カ国の国と地域の中、189!単独1位です♪単独1位になるのは、2018年に続いて、2年連続♡
先述の通り、ビザは事前の身元調査のことですから、それが必要ない=日本人を信頼してくれている、と考えることができます◎また、ビザなしで渡航できるということは、国と国とが友好的な関係にあるということでもあるので1位なのはうれしいことですね♪
ところで、2019年6月から新たにブラジルへの渡航がビザ不要になったように、友好関係が続けば、ビザが不要と変更になる国もあります。逆に、残念ながら何らかの理由で必要になってしまうことも…。ビザについては最新の情報を確認することが大切です!
”ビザなし”の注意点
”ビザなし”で渡航できる国の中には以下のような国も含まれるので注意してください。
- 別の事前登録が必要な国
アメリカのESTAのように、ビザは不要でも他の承認システムへの事前登録が必要な国があります! - アライバルビザが必要な国
アライバルビザとは指定の空港など現地で取得するビザのことです◎アライバルビザで入国できる国の中には事前にビザを申請することが推奨されている国もあります! - 滞在できる期間が短い国
”観光目的であっても15日を超える場合は、ビザの申請が必要”といった国があります! - 目的によってはビザが必要な国
ここでの”ビザなし”は多くの場合、観光目的や短期の商用など目的が制限されています。 - 予防接種などそのほかの条件がある国
予防接種のほか、海外旅行保険への加入などがあります!
これ以外にほとんどの国が”入国時にパスポートの残存期間が6か月以上”、などパスポートに関する条件があるので注意しましょう◎
ビザが必要=危ない国、関係が悪い国なんじゃないの?
ここまで読んで、”ビザが必要な国=戦争などで危険な国、日本と敵対している国”と思ってしまった人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません!自然環境を守るために要ビザとすることで、旅行者を制限している国や、国同士の関係の問題ではなく、その国自体が貧しく、財源としてビザが重要なため、免除しない(できない)国もあります!
詳しくみると、ビザが必要な理由も色々なのです◎そこで、もともと日本のパスポート保有者にとって、ビザが必要な国は少ないですが、その中からちょっと面倒なビザの手続きをしてでも、ぜひ訪れて欲しい国をご紹介します♡
訪れて欲しい国1:ブータン
場所『ブータン』
ビザの取り方
ブータン旅行は特殊なシステムになっています!宿泊費や食費、ガイド料などすべてが含まれる公定料金というものが設定されています。
また、ブータン政府に認可された旅行会社を通して申し込む必要があります◎
そのため、ビザを含む必要な手続きはすべて旅行会社がしてくれます。ただし、ビザの申請には、出国時に残存期間が6か月以上のパスポートが必要です!
基本情報
首都:ティンプー
言語:ゾンカ語
通貨:ニュルタム
時差:日本より3時間遅い
アクセス:直行便なし。バンコク経由でドゥルック・エアーまたはブータン・エアラインズに乗り継ぎ
観光情報
場所『タクツァン修道院』
幸福度世界一といわれるブータンには、雄大な自然やチベット文化圏伝統の城塞建築であるゾン、極彩色の衣裳を身にまとって行われる伝統芸能などさまざまな美しいものがあります◎
あなたも自然を守り、伝統や文化を守って暮らすブータンの人々の”幸せの形”を体験してみませんか?
訪れて欲しい国2:キューバ
場所『ハバナ』
ビザの取り方
ビザの申請には以下のものを用意します。
- パスポートの原本
- パスポートのコピー
- 申請書
ホームページからダウンロードまたは領事館で入手できます。 - 5cm×5cm以内の顔写真
申請書に添付します。 - 往復航空券の予約確認書のコピー
- ホテルの予約確認書のコピー
すべての書類などがそろったら、申請に行く2日前までに指定の口座に2100円を振り込みます。申請時には忘れずに振込明細書を持参しましょう!郵送でも申し込めますが、その場合は、ビザ代金と諸費用の合計で5600円かかります。
基本情報
首都:ハバナ
言語:スペイン語
通貨:キューバ・ペソ
時差:日本より13時間遅い (サマータイムあり)
アクセス:直行便なし。エア・カナダでトロント経由などが利用可
観光情報
場所『旧市街地/カテドラル』
ハバナの旧市街地は世界遺産に認定され、バロック様式の建物が建ち並んでいます!お酒が好きな人なら有名なラム酒”ハバナ・クラブ”の製造工程が見学できる博物館がおすすめ◎また、新市街地で革命家”チェ・ゲバラ”ゆかりの地を巡るのもいいでしょう♪
そして、キューバといえば、陽気な人々と音楽♡せっかくキューバまで来たら、恥ずかしがらず地元の人と一緒に音楽やダンスを楽しむのもいいですね!
訪れて欲しい国3:ロシア
場所『モスクワ』
ビザの取り方
ビザの申請には以下のものを用意します。
- 出国日に残存期限が6か月以上のパスポート
- 電子査証申請書(EVA)
入力サイトから英語またはロシア語で入力し、印刷します。入力の仕方は日本語の説明があるので安心してください♪ - 4.5cm×3.5cmの写真1枚
申請用紙に添付します。 - 旅行会社会社が発行する旅行確認書のコピー
FAXで受け取ったものでもOKです。 - 旅行会社が発行する予約確認書のコピー
すべての書類などが揃ったら、在日ロシア連邦大使館で手続きします。ビザは原則無料ですが、観光ビザの場合、6営業日~4営業日で受け取りたい場合は4000円、3営業日以内で受け取りたい場合には1万円かかります!旅費節約のためにも早めに手続きしましょう♪
ロシアのビザにはシングルビザ、ダブルビザ、マルチプルビザの3種類があります。これは期間中にシングルは1回、ダブルは2回、マルチプルは複数回、それぞれロシアへの入国を許可するビザです◎
基本情報
首都:モスクワ
言語:ロシア語
通貨:ロシア・ルーブル
時差:日本より6時間遅い(モスクワ時間の場合)
アクセス:日本航空、またはアエロフロート航空の直行便あり
観光情報
場所『エカテリーナ宮殿』
ロシアは広大な国土の中にさまざまな顔を持っています!ロシア革命以前の貴族文化が残る華やかな宮殿や、エルミタージュ美術館やボリショイ劇場で見ることのできる芸術……◎それとは対照的なバイカル湖やカムチャッカの雄大な自然……。あなた次第でどんなプランも可能です♡
RUSSIA.TRAVEL(ロシア連邦経済開発省 連邦観光局)
訪れて欲しい国4:ブルキナファソ
場所『ワガドゥグー』
ビザの取り方
ビザの申請には以下のものを用意します。
- 申請書
- 出国日に残存期限が6か月以上のパスポート
- 4cm×4cmの写真(背景が白のカラー写真)を2枚
1枚は申請書に添付し、1枚はそのまま持参します◎ - 航空券の予約確認書または航空券のコピー
- 黄熱病の予防接種の原本とコピー
- 日程表
- 誓約書
- ビザ代金
3ヶ月以内の滞在の場合、シングルビザ9000円、マルチプルビザ12000円です!
すべての書類などがそろったら、電話で申請の予約をします。ビザは申請日の翌々日(午後)に受け取れます!郵送もしてもらえますが、郵便事故などがあっても責任は補償はされません。
基本情報
首都:ワガドゥグー
言語:フランス語
通貨:CFAフラン
時差:日本より9時間遅い
アクセス:直行便はなし。エールフランスでパリ経由などが利用可
観光情報
撮影:Rita Willaert 場所『ロロペニ』
ブルキナファソには”ロロペニ遺跡群”という世界遺産があります。発掘が進んでいないため、いまだ謎の多い遺跡群です!アフリカ南西部にあることから、危険な国のイメージもありますが、外務省の海外安全情報では、ワガドゥグー周辺の地域は危険度1となっています。
これはフィリピンやインドと同じです。ただし、国境周辺は危険度4ですので、近づかないようにしてください。
訪れて欲しい国5:ナウル
撮影:FotoNoir 写真『ナウル航空』
ビザの取り方
ビザの申請には以下のものを用意します。
- 入国時に残存期限が6か月以上のパスポート
身分事項ページをカラーコピーします。 - 申請書
- 出国から帰国までの全旅程
ナウル航空の予約を含みます。 - ホテルの予約票
すべての書類などがそろったら、指定のEメールアドレスに送信します。その後は、支払に関する情報など返信メールに従って手続きしてください。詳しい情報はNAURUガイドブックのP16~18に記載されています。
※観光情報は日本語ですが、ビザに関する情報は英語です。
基本情報
首都:ヤレン地区
言語:英語/ナウル語
通貨:オーストラリア・ドル
時差:日本より3時間早い
アクセス:直行便なし。ブルズベン経由などでナウル航空に乗り継ぎ
観光情報
場所『ナウル』
ナウルは”バチカン”、”モナコ”に次いで世界で3番目に小さな国です。そのため、自転車だけでなく、頑張れば徒歩で1周することも可能♪
きれいな海とのんびりとした時間を求めて、何もしない贅沢を味わいたい場所です♡
ビザの申請は初めてだと戸惑うこともあるかもしれませんが、時間に余裕をもって申請すれば不備があってもきちんと対応してもらえます!
難しそう……と敬遠せずに、チャレンジしてみてくださいね♪それでもどうしても無理!という人は、手数料を払って旅行会社にお願いするという手もありますよ^^
文/clochette417
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
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