世界最小国!バチカン市国の観光できるスポットをご紹介◎

サンピエトロ

バチカンとは、バチカン市国とカトリック総本山の総称のこと。バチカン市国は世界最小の国とされていますが、東京ディズニーランドよりも小さいとは驚きですよね^^小さな国ながらもカトリックの歴史は深く、そのダイナミックさと世界屈指の芸術品の数々に心を打たれます。そんなバチカン市国の観光スポットをご紹介します♪

「バチカン市国を観光したい人」
「バチカン市国について知りたい人」におすすめ!

バチカン市国とは

ローマ教皇


バチカン市国は、イタリア・ローマのテヴェレ川西側にある0.44㎢の世界最小国家です。東京ディズニーランドが0.51㎢なので、それより小さいとは驚きですよね!バチカン市国には首相や大統領や国王はおらず、国はローマ教皇庁によって統治されています。ローマ教皇とは、世界のカトリック教徒の精神的指導者である存在です。バチカン市国は、カトリック教会の中心地となっています◎

バチカン市国は国土の大半が美しい庭園で、国全体が世界遺産に登録されています。ローマからならビザも不要ですが、外国人観光客が入れる場所は、サン・ピエトロ広場・大聖堂とバチカン美術館の周辺のみに限定されています。

 

スイス人傭兵


公用語はラテン語で公式文書に使われていますが、通常の業務ではイタリア語が話されています。外交用語としてはフランス語が使われていますが、警護をしているスイス人衛兵の共通語はドイツ語です。人口は約800人で、そのほとんどが聖職者とスイス人衛兵だと言われています。

 

バチカン市国の歴史

サン・ピエトロ大聖堂2
photo@サン・ピエトロ大聖堂


バチカン市国の歴史は、4世紀にローマ皇帝によってサン・ピエトロ大聖堂が建立されたことに始まります。大聖堂は、イエス・キリストの弟子である聖ペトロの墓所に建てられ、8世紀に与えられた教皇領は拡大していき、以後19世紀まで栄えました。

19世紀中頃まではイタリア半島中部に広大な教皇領がありましたが、イタリア統一運動が活発化し、1860年にイタリア王国ができると、北部地域の教皇領が強制的に取り上げられました。

 

バチカン市国旗


1870年の普仏戦争の際、教皇領を守っていたフランス軍が撤退すると、イタリア軍は残っていた教皇領をすべて取り上げ、バチカンはイタリア領になりました。しかし、当時のローマ教皇はこれを受け入れず、自らを「バチカンの囚人」と称してバチカンに引きこもります。

この対立は「ローマ問題」と言われ、以後50年以上に渡り両者は断絶しましたが、1929年ついに和解します!教皇領を手放す代わりに「バチカン市国」として独立国家になり、カトリック教会の特別な地位も保証されることになりました。このように、カトリックと深いつながりのあるバチカン市国ならではの観光地をご紹介します^^

 

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂photo@サン・ピエトロ大聖堂


サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国の南東にあるカトリック教会の総本山です。サン・ピエトロは「聖ペトロ」の意味で、前述の通り、聖ペトロ殉教の地に建てられました。キリストの一番弟子でありながら初代ローマ教皇でもあった聖ペトロを偲んで、世界中から信者が参拝に訪れています◎

サン・ピエトロ大聖堂は、4世紀にコンスタンティヌス帝に建立されたのち、ラファエロ、ミケランジェロなど著名な芸術家により改築を繰り返され、17世紀初めに完成しました。キリスト教会としては世界最大級であり世界的な芸術品で施されているため、観光スポットとしても人気を誇っています♡

 

ピエタ

ピエタ2


大聖堂の入り口を入ってすぐのところに、ルネサンス期の芸術家ミケランジェロが製作した「ピエタ」があります。十字架から降ろされたイエス・キリストと、その亡骸を抱く聖母マリアがモチーフとなっています。

この作品によってミケランジェロの名声は確立され、ダビデ像と並ぶミケランジェロの最高傑作として、観光客を集めています。

 

クーポラ

ピエトロ内部


サン・ピエトロ大聖堂では、ミケランジェロが設計した聖堂のドーム部分であるクーポラに上ることができます♪普通の観光では見られない位置から大聖堂を見下ろすことができ、穴場となっています。途中までエレベーターを使っても、320段の階段があるのでちょっと大変ですが、体力のある方はぜひ♡

きらびやかなドームの天井や側面のフレスコ画を至近距離で見ることができるので、その迫力と美しさを間近に感じられます◎また、クーポラの頂上では、360度パノラマの景色を見ることができます。下の写真のようなサン・ピエトロ広場からローマ市街が一望できます♡

 

服装に注意

サン・ピエトロ大聖堂は神聖な場所のため、訪問の際に禁止事項があります。

  • 露出が多い服装(ノースリーブや膝が露出しているもの)
  • 帽子の着用
  • 携帯電話
  • 飲食・喫煙
  • 大型の荷物

これらは全て禁止されており、特に服装については厳しいチェックが入るので注意が必要です。

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ広場

ピエトロ広場photo@サン・ピエトロ広場


サン・ピエトロ大聖堂は、教皇アレクサンデル7世の命令により、1656年から1667年にかけて建設されました。古代ローマのコロッセオからインスピレーションを得て造られたと言われています。

列柱廊で囲まれているデザインは、巡礼の終着点としてこの場所に訪れた信者たちを、母のように包み込むという意味があるそうです。広場にあるオベリスクは、紀元前40年頃にローマ皇帝がエジプトから運び、16世紀後半にここに移されました。

 

教皇の謁見

教皇の謁見


サン・ピエトロ広場では、フランシスコ教皇の姿を見られることがあります。これは「教皇の謁見」と呼ばれ、通常は謁見ホールで行われますが、天候や事情が許す限り、サン・ピエトロ広場で行うそうです。

「教皇の謁見」は毎週水曜日に行われることが多いですが、ここでも肩や膝を出した格好は禁止であり、広場に入る前にセキュリティーチェックもあるので持ち物にも注意が必要です。

 

サン・ピエトロ広場

バチカン美術館

バチカン宮殿
photo@バチカン宮殿


サン・ピエトロ大聖堂に隣接しているバチカン宮殿には、ローマ教皇の住居があります。そのバチカン宮殿の中にある24の美術館の総称がバチカン美術館です。1400もの部屋を見学でき、それらをつなぐ通路は全長7kmとなっており、まるで迷路のようです。

 

バチカン宮殿

ヴァチカン美術館
photo@バチカン美術館


バチカン美術館には、歴代ローマ教皇の収集品や、古代ギリシャやローマの彫刻、エジプト美術などさまざまな芸術作品が収められ、連日観光客でにぎわっています◎

早足で見ても、出口まで2~3時間かかると言われています。チケットを買うために長蛇の列に並ぶのは時間がもったいないので、事前にオンライン予約をしてから行きましょう。バチカン美術館の公式サイトからクレジットカードで予約ができます。

 

システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂photo@システィーナ礼拝堂


バチカン美術館の最大の見どころは、システィーナ礼拝堂です。中でも有名なのが、ミケランジェロの天井画「天地創造」と主祭壇背後の壁画「最後の審判」です。天井画を見るために、オペラグラスがあると便利です♪

側面の壁は、ボッティチェリやギルランダイオなどのルネサンス期の巨匠が競い合うように描いた壁画で埋め尽くされています。世界史の教科書で見たことがあるような絵画がひしめき合い、観る者を興奮させます♡システィーナ礼拝堂では、写真撮影が禁じられているので、しっかり脳裏に焼き付けましょう◎また、ここでも露出の多い格好は禁止されています。

 

ラファエロの間

ラファエロの間photo@ラファエロの間


2番目に人気があるのがこのラファエロの間で、壁画家のラファエロとその弟子が天井画と壁画を手がけました。ここで鑑賞できる「アテネの学堂」は、プラトン、アリストテレス、ソクラテス、ピタゴラスなど古代ギリシャの偉人・哲学者を一面に集約した、非常に有名な作品です。誰もが教科書で見たことのある壁画を前に、人物の一人一人を確認するのも醍醐味のひとつです♪

ラファエロの間の壁画は、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの壁画とともに、ルネサンスのフレスコ画を代表する作品とされ、壁画を見ようと常に観光客で混雑しています。

 

ラオコーン

ラオコーンphoto@ピオ・クレメンティーノ美術館


ピオ・クレメンティーノ美術館の中庭にあるのが、「ラオコーン」です。ギリシア神話のトロイの神官ラオコーンと2人の息子が、女神アテナの放った蛇に絞め殺されてしまう場面の彫刻作品です。

こちらも世界史の教科書で目にしたことがあると思いますが、ヘレニズム期の傑作と言われ、足を運ぶ人の多いスポットとなっています◎

 

バチカン美術館

庭園ツアー

庭園photo@バチカン庭園


現在、バチカン市国で観光客が入場できる場所は、サン・ピエトロ大聖堂・広場、バチカン美術館のみです。しかし、バチカン美術館では「庭園ツアー」を毎日開催しているので、ガイド付きなら庭園を見学することができます◎

1279年に教皇ニコラウス3世が住居をラテラーノからバチカンに移動した際、噴水を置いたことが始まりでバチカンに庭園が生まれました。庭園が本格的に整備されたのは、1500年代からです。

 

バチカン庭園photo@バチカン庭園


この庭園の素晴らしいところは、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラを間近に見られるところです。大聖堂の下にあるサン・ピエトロ広場からでさえも、ここまではっきりと見られないので、その美しさに観光客は思わず足を止めて見入ってしまいます♡

幾何学模様が特徴的なイタリア式庭園があり、他にもメタセコイヤの木や東南アジア原産のシナモンの木など、世界各国の代表団からプレゼントされた木々が植えられています。

予約はバチカン美術館の公式サイトからできます。ガイドツアーの言語は、英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語から選べます。バチカン市国観光の終わりに、庭園を散歩してゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか◎

 

バチカン美術館公式サイト(英語)

以上、東京ディズニーランドより小さな国、バチカン市国で見るべき観光スポットをご紹介しました^^神聖な国で、ぜひ世界屈指の芸術作品に触れてみてくださいね♡

 

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