地中海に浮かぶマルタへの行き方と観光スポット10選♡
「マルタってどこにあるの?」「マルタってどんな国?」「どんな観光スポットがあるの?」など、地中海にあるマルタついて知りたい人は多いのではないでしょうか^^マルタは調べれば調べるほど、とても魅力的な国であることが分かります!今回は、そんなマルタの魅力のほかに、航空券や行き方もご紹介!ぜひ旅の参考にしてみてくださいね♪
『マルタへ行きたい人』
『マルタの観光スポットが知りたい人』におすすめ!
マルタの場所
正式名称・マルタ共和国は、南ヨーロッパのイタリア・シチリア島南約93kmの場所にある小さな島国です◎首都は、バレッタです。主要な島は、マルタ島・ゴゾ島・コミノ島の3島。
東京23区の半分程度の大きさです^^人口は約40万人の、小さいながらも美しい国です♡
マルタ
マルタへの行き方
残念ながら、日本からの直行便は存在しません。
主要ルートは、ヨーロッパの各主要都市からの乗り継ぎとなります♪日本から各主要都市まではおよそ12時間。そこからのフライト時間は以下の通りです◎
- ローマから:1時間半
- ウィーン・イスタンブール・チューリッヒから:2時間半
- フランクフルト・アムステルダム・ブリュッセルから:3時間
- ロンドンから:3時間半
マルタへの航空券はいくら?
マルタに唯一ある国際空港である、マルタ国際空港(ルア国際空港)行きの航空券を購入することになります◎
- 日本のどこから乗るのか
- 経由地をどこにするのか
- 時期による価格変動
- 航空会社
上記4点によって価格に差ができることを覚えておきましょう^^
以上を踏まえたうえで、マルタ行きの航空券の相場としては、129,900円ほどです◎
- 1月 106,080円
- 2月 111,500円
- 3月 125,860円
- 4月 133,947円
- 5月 117,777円
- 6月 115,634円
- 7月 139,156円
- 8月 166,631円
- 9月 136,106円
- 10月 115,490円
- 11月 107,501円
- 12月 130,761円
あくまで相場なので、参考程度にご覧くださいね^^
マルタの観光スポット
1. 聖ヨハネ大聖堂
「photo @ 聖ヨハネ大聖堂」
マルタにある教会のなかでも、最も有名であるのが「聖ヨハネ大聖堂」です◎1577年、洗礼者であるヨハネを称えるため、騎士団が建造した大聖堂です。シンプルな外観からは想像もつかないほど、教会内の装飾は豪華できらびやか!
本堂に入ると、騎士団員の墓碑が床一面に並んでいます。大理石でできているためにヒールでの入場が禁止されているので要注意です。また、露出の多い服装でも入場することができません。
イタリア人の天才画家であるカラバッジョの大作「洗礼者ヨハネの斬首」を鑑賞することができます◎天井に描かれた、聖ヨハネの生涯も必見です♪また、併設されている美術館には騎士団の衣装などが展示されているため、そちらも訪れることをおすすめします^^
2. 騎士団長の宮殿
「photo @ 騎士団長の宮殿」
現在、大統領府(国会議事堂)として利用されており、ヴァレッタの中心部に建てられているのが「騎士団長の宮殿」です◎時期によって、長期間閉館されることがありますので要注意です!
兵器庫では、有名なラ・ヴァレットが実際に着用したとされる甲冑の鑑賞ができます!また、ペレロス騎士団長が私費で織らせたとされるアフリカ・インドのタペストリー、グレートシージ大包囲戦の名場面が描かれた欄間絵の展示など、見どころがいっぱい♡廊下には、数多くの甲冑が並んでいますが、すべて本物です!
3. ポパイ村
「photo @ ポパイ村」
ポパイをご存知の方は多いのではないでしょうか^^「ポパイ村」は、1980年の映画(実写版)「ポパイ」の撮影地です◎当時使用されたセットがそのまま残されており、今ではひとつのアミューズメントパークになっています♡まるでおとぎ話のような世界観が広がります^^
ポパイやオリーブの衣装を着用したスタッフが、村へと迎え入れてくれますよ!ポパイの歴史、ドキュメンタリー映画などを鑑賞できる場所もあるため、ファン必見の観光スポットです♪
また、夏には湾内を巡るボートトリップもあり、ポパイを知らなくてもテーマパークとして楽しめること間違いナシです♡
4. ジュガンティーヤ神殿
「photo @ ジュガンティーヤ神殿」
「ジュガンティーヤ神殿」は、ユネスコの世界遺産に登録されており、マルタに現存する神殿群や世界的な神殿のなかでも、最も古いと言われている新石器時代の巨石神殿複合体です◎世界で一番古い神殿、ジュガンティーヤ神殿は、紀元前3600年~3200年ころに建てられたとのことです。
その大きさは、全長6メートル、約20トンもの石が積み上げられた壁。そのあまりの大きさから、巨人の女性が造ったなどという伝説も生まれるほど◎ジュガンティーヤとは、マルタ語で「巨人」という意味で、その名の通り巨人が住んでいたとも言われています。
5. 青の洞門
「photo @ 青の洞門」
マルタ島南部にあり、波や風の侵食により長い時間をかけて自然に岩が削られてできたアーチ型の「青の洞門」(ブルーグロット)は、有名な観光スポットです◎ボートでまわることができ、所要時間20分ほどをかけて、いくつかの洞門を見学できます!その美しさは観光客を魅了します♡
洞門内は、光の差し込み具合によりエメラルドグリーンに見えたり、ターコイズブルーに見えたりと、海の色が変化します^^また、海の透明度が非常に高く、運が良ければ海中を泳いでいるウミガメを見ることができるかも♡
実はこの「青の洞門」。イタリアのカプリ島で有名な「青の洞窟」よりも美しいとも言われているのです!マルタを訪れたのであれば、ぜひとも訪れたい絶景スポットですね^^
6. アッパーバラッカガーデン
「photo @ アッパーバラッカガーデン」
1824年、公共の公園として一般開放されることとなりました^^海抜60メートルのデッキからグランドハーバーを一望できる広大で見晴らしの良いガーデンです◎
展望台があり、対岸のスリーシティーズの景色を眺めることができますよ♪元々は宿舎が近くにあり、イタリア出身の騎士団員たちのプライベートガーデンでした。
グランドハーバーを守備するかのごとく構えられている多くの大砲。この大砲は、現在12時になると時刻を知らせてくれる時報の役割を果たしています^^正午には「アッパーバラッカガーデン」へ訪れ、迫力満点の時報を堪能してください♡
7. 聖パウロ大聖堂
「photo @ 聖パウロ大聖堂」
マルタでの初めてとなるキリスト教の聖堂です◎イムディーナの町の中心的建造物です。カラヴァッジォ派の画家であるマティア・プレッティの作品が5点収められており、「聖パウロの難破」を描いたフレスコ画も含まれています◎
残念ながら、1693年に起きた大地震でほぼ全壊してしまい、1705年に再建されました。「聖ヨハネ大聖堂」と比較すると規模は小さいですが、格式の高さは勝るとも劣らずです◎
8. ハル・サフリエニの地下墳墓
撮影:damian entwistle 『ハル・サフリエニの地下墳墓』
世界文化遺産にも登録されている、「ハル・サフリエニの地下墳墓」◎別名、「ハイポジューム地下神殿」や「ハルサフリエニハイポジューム」などとも呼ばれています。
紀元前2500年ころに築かれたとされている地下構造物です。世界唯一の先史時代の地下墳墓であり、1902年、貯水槽を切削していた労働者がたまたま発見したということです!
総面積は約500平方メートルにも及びます。地下の深さは約11メートル。3層構造となっており、38ある石室からは約7000体もの遺骨が発見されています。石室は複雑な迷路や急な階段などが張り巡らされており、侵入者を防ぐ仕掛けや工夫があちらこちらに見受けられます◎2000年前に突如として消失した古代マルタ人の文化を知るうえでは、重要な遺跡と言えるでしょう◎
「ハル・サフリエニの地下墳墓」の観光には、事前予約が必要です。人気の観光スポットであり、1日の入場人数にも限りがあるために、1ヶ月以上前から予約しておかなくては、ほぼ予約が取れないので要注意です!
9. 国立考古学博物館
撮影:Oliver Degabriele 『国立考古学博物館』
16世紀、マルタ騎士団プロヴァンス地方出身者たちの宿舎でしたが、現在は紀元前5200年~2500年のマルタの考古学上、非常に貴重とされる遺跡が展示されている博物館となっています◎
ハルサフリエニの地下墳墓から発見された、未だ多くの解明されていない謎のベールに包まれている女体の形をした遺跡「マルタヴィーナス」は、一見の価値アリ!約4000年前のものとされており、古代女性の女神像は豊かな身体つきのものが多いのですが、特にマルタの像は巨大です◎
また、女神像は他にも多数存在しますが、顔がないものが多いところが魅力的です。顔だけの像もあるため、顔ははめ込み式だったとも言われていますが、諸説あり未だ解明されてはいません。
遺跡現場のミュージアムにはレプリカが展示されることが多いのですが、この「国立考古学博物館」の展示物はすべてが本物です!平日であれば、それほど混み合うことなく鑑賞することができますよ^^
10. セントジュリアン
撮影:Riku Kettunen 『セントジュリアン』
セントジュリアンは、美しい水辺の町です^^スリーマに並ぶ繁華街であり、ホテルやレストランが建ち並びます◎5ツ星ホテルはほとんどがこの地区にあるんですよ♪
実は、マルタと言えば「猫の国」♡日本の田代島(宮城県)・青島(愛媛県)などと同じく、「猫島」として有名なのです^^マルタの猫たちは人に慣れており、近寄っても逃げるようなことはありません。
一説によると、人間の人口よりも多い70~80万匹の猫が住んでいるとも!まさに「猫の楽園」ですね♡猫好きにはたまらない国であると言えるでしょう♪
そして、セントジュリアンはマルタの猫スポットのなかのひとつでもあります^^猫を保護する目的である「キャットヴィレッジ」も開設しています◎ぜひ、日本の猫とはまた違った、マルタの猫に癒されてみてはいかがでしょうか^^
マルタの観光スポットを10か所ご紹介しました♡
美しい海、世界遺産に囲まれた町、古くからの歴史を感じる国に、ぜひ旅立ってみませんか♪
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
IMATABI公式LINE@
おすすめの記事や、宿泊券が当たるキャンペーン情報などをお届けします! QRコードが読み取れない場合はID「@imatabi」で検索してください。