②「どこかにマイル」で北九州&下関に行ってみた。<下関・門司編>

こんにちは!IMATABI編集部の伊藤です!前回に引き続き今回も北九州旅です。小倉に続き下関と門司に行ってきました。
下関と言えば歴史ある街。
門司と言えばレトロな街。
妄想を膨らませていってきます!
「マイルで旅したい人」「下関に行きたい人」におすすめ!
3.歴史ある街「下関」
みなさんは「下関」と聞いて何を連想しますか?ふぐ、関門トンネル、瓦ソバetc…
たしかにどれも下関を代表するモノたちです。
しかし!日本史専攻の筆者にとって下関といえば、歴史!
教科書に登場する有名なワードで言うと「壇ノ浦」と「下関条約」
今回は、小倉駅からJR山陽本線で約15分の場所にある下関駅からスタートし、関門トンネルを通って門司へと行くルートで巡ります!
旧下関英国領事館
下関駅から国道9号線を東へ歩くこと約30分。
重要文化財にも登録されている旧下関英国領事館が見えてきました。明治39(1906)年に建設された領事館は、日本に現存する最古の領事館です。明治期の外交関連施設として歴史的価値が高く、下関を代表する建築物となっています。
「BRITSH CONSULATE」の文字が入り口に
2階にはレストラン(tearoom Liz)も併設されており、アフタヌーンティーなどを楽しむことが出来ます。
また、こちらの周辺には様々なレトロな建物があります!
こんな建物や
@旧秋田商会ビル
こんな建物です!(こちらの郵便局は現在も使用されています)
@下関南部町郵便局
唐戸市場
旧下関英国領事館を出てすぐにあるのが「唐戸市場」です。
唐戸市場は、関門の台所として様々な食材を取り揃えています!毎週末と祝日には「活きいき馬関街(ばかんがい)」が開催され、鮮魚を安く販売したり、新鮮な魚料理の屋台が並びます。
基本は月曜日から土曜日までがAM5:00~PM15:00、日曜祝日がAM8:00~PM15:00までとなっています!
*写真はイメージです。
しかし残念なことに筆者が訪れた際は、不運なことに休市だったため写真がありません、、、
筆者と同じ目に合わないように、営業カレンダーをご確認の上、是非足を運んでみてください!
日清講和記念碑
教科書にも登場する日清戦争の講和条約が締結されたのがここ下関でした。
日清講和の際に使用された下関春帆楼本店の入り口付近にこちらの記念碑はあります。
@下関春帆楼本店前
また、日清講和記念館も併設されており、当時の詳細をすることが出来ます。
こちらの記念館は入場料が無料なので、近くを訪れた際は是非行ってください!当時の講和会議の様子が忠実に再現されており、
当時を伺い知ることが出来ます◎
*春帆楼のお客さんの邪魔にならないようにお気を付けください!
赤間神宮
日清講和記念館の真横にあるのが赤間神宮です。
距離で言うと30mほどしか離れていません。こちらは壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祭神とする神宮で、境内には同じく敗死した平家一門の墓もあります。写真は「水天門」と呼ばれている門で、竜宮城を模した造りになっています。
真っ赤な造りが印象的
壇ノ浦古戦場
赤間神宮から歩くこと15分。ついに来ました!壇ノ浦古戦場です!
源義経と平知盛が戦っています
寿永4(1185)年、源氏と平氏の最後の戦いがここ壇ノ浦で繰り広げられました。
歴史は知らなくても壇ノ浦の戦いは知ってる!というほど有名な戦いです。先ほどの赤間神宮に祀られている安徳天皇や平家一門はここで命を落としました。
約830年前にここで大きな戦いがあったとは思えない静けさ
4.レトロな街「門司」
壇ノ浦で平家一門に思いをはせた筆者は、海峡の向こう側にある福岡県門司へと向かいます!
関門トンネル
どうやってこの海峡を渡るのか。泳ぐ?飛ぶ?
実は壇ノ浦古戦場から歩いて数十mの場所に海底トンネルの入り口があります!
このトンネルは関門トンネルと呼ばれており、人が通れるものもあります!
そして中の様子がこちら!
お金を払えば自転車や原付でも通れますが、降りて手押しです。
果てしなく続く道。
今にも吸い込まれてしまいそうになってしまいます。全長は780m、最深部は47mとなっており、普通に歩けば10~15分程度で着きます。
筆者が訪れた際には、タンクトップでランニングしているおじいちゃんがなぜかいました。なんでも5往復したとか、、、
そしてついに県境です!
こうやって県を跨ぐのは新鮮です
混雑時はここで写真を撮るために人が溢れかえるとか。筆者が訪れたのは年の瀬だったので、1組写真を撮っていただけでした。
ジャンプしながら写真を撮る人も多いそうですよ!車や電車で都道府県を跨いだことはあっても徒歩で跨いだことがある人は少ないんじゃないでしょうか。そんな貴重な経験が出来るので、北九州・下関周辺を訪れた際は是非寄って下さい!
関門トンネルを抜け門司側に到着すると、門司港までは門司観光レトロ観光線に乗って向かいたいと思います!
トンネルの出口から門司観光レトロ観光線の最寄り駅「関門海峡めかり駅」までは歩いて7-8分ほど。
しかし!!ここで重大なことが発覚。
*写真はイメージです
人が全くいません。列車が動いている気配もありません。
そうなんです。
まさかの
”運休”
季節によって運行状況は変化するようです。運行状況に関して↓↓のリンクをチェックしてください!
ということで仕方なく歩いて向かうことに、、、
(ちなみに歩くと22歳の筆者でも30分近くかかりました)
門司港駅
関門トンネル門司側から歩くこと約30分。
ついに門司港駅に到着しました!これがレトロな街「門司」を代表する建物です。
入り口からもレトロ感が漂います
門司にはこのようなレトロな建物がたくさんあります。
旧大阪商船・旧門司三井倶楽部・旧門司税関といった様々な建造物が今もそのままの形で残されています。
@北九州大連友好記念館
こちらの建物1階がレストラン、2階が交流スペースになっています。
右を見ても左を見ても「レトロ」って言葉がぴったりな世界が広がっています。
女性の方だとハイカラな服装をしている方もいました!朝ドラ「ごちそうさん」や「花子とアン」の世界感です。
@ブルーウィングもじ
こちらは「恋人の聖地」と言われる”ブルーウィングもじ”です。
1日に6回、10時から16時の間で1時間ごとに橋が写真のように上がります。この橋は恋人同士で渡ると一生結ばれるとか。
まあ、筆者は1人で行ったので関係ないですけど、、、
そうこうしてる内に空から雨が降ってきました。
市場は休市で、電車も運休で、雨も降ってきてと踏んだり蹴ったりです。
最後にこちらを。
この旅で1番の写真です
門司港周辺は駅の中でさえも楽しませてくれます。
都会の喧騒にはない静寂がそこには広がっていました。
ついつい写真に夢中になってしまい、電車を2本も逃してしまったのも良い思い出になるほどです。
————————————-
今回は、下関から門司まですべて歩いて回りました。(本当は電車に乗りたかったけど、、、)
様々な不運にあってしまいましたが、それもまた旅の1つであると気づかされました。電車の時間を気にせず、周りの目を気にせず、ただ自分の思うがままに過ごせるひとり旅は良いものです。都会の喧騒にもまれるのが嫌になった人、少し日常を離れたい人、そんな人たちに是非行っていただきたいです。疲れた時や辛いときの逃げ道として「旅」があることを忘れないでください!「旅」はあなたを日常から解放してくれます。
それでは良い旅を!
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。IMATABI公式LINE@

おすすめの記事や、宿泊券が当たるキャンペーン情報などをお届けします! QRコードが読み取れない場合はID「@imatabi」で検索してください。