死ぬまでに行きたい海外の美術館10選◎有名なあの作品を見に行こう♪
現代では、書籍だけでなく、インターネットでも海外にある有名な名画を見ることができるので、わざわざ現地に行く必要はないと思う人もいるかもしれません♪しかし、実物を見たときの感動は、特別なものがあるはずです!また、新しい作品との出会いも現地に行けばこそ♡そこで今回は、死ぬまでに行きたい美術館10選をご紹介します◎
『有名なあの作品の実物を見てみたいと思っている人』
『アートが好きな人』におすすめ!
アートはインターネットで見ても同じ?
有名な作品であれば、書籍やテレビ、インターネットで、どんな作品かを見ることができますよね!ときには、企画展として、日本で本物が見られることも多くなりました♪だからわざわざ海外の美術館まで行って作品を見る必要はないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、本物の作品を見ることは、画像で見るのとは全く違う感動があります◎また、その作品が描かれたり、作者が生まれ育ったりした土地で、その作品を見るのは、日本で見るのとは、違った印象をあなたに与えてくれることでしょう!
おすすめ①:メトロポリタン美術館(アメリカ)
場所『メトロポリタン美術館』
NYのマンハッタンにあるメトロポリタン美術館は、世界最大級の美術館です!国立の美術館のようですが、実は一般市民が質の高い芸術に触れられるように造られた私立の美術館♪日によっては、無料の日本語ガイドツアーも行われています◎
収蔵品は、ゴッホやフェルメール、アンディーウォーホールに尾形光琳とジャンルも作者の人種も幅広く、また、絵画だけでなく、彫刻や武器や鎧、本当に何でもあるといった感じです♪好きなジャンルのフロアだけ見るのもいいですが、せっかくなら、数日かけてじっくり見てくださいね♡
おすすめ②:エルミタージュ美術館(ロシア)
場所『エルミタージュ美術館』
ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、女帝エカテリーナ2世のコレクションのために建てられました!現在は、ロシア貴族たちのコレクションも加えられています◎現在のロシアからは想像できない、華やかな貴族文化を感じさせる建物は、それ自体が世界遺産です♡
ロシア皇帝たちが実際に住んでいたエルミタージュ美術館は、敷地が広く、さらに迷いやすい構造をしているので計画的に見学してください^^;収蔵品の特徴としては、ダ・ビンチやカラヴァッジオ、ミケランジェロなどのイタリアの美術品が充実していることです。
おすすめ③:ルーブル美術館(フランス)
撮影:Pedro Szekely 場所『ルーブル美術館』
フランスのパリにあるルーブル美術館は、モナリザやユニークなガラスのピラミッドで有名な美術館です!世界でもっとも入場者数の多い美術館のため、チケットを買うだけでも1時間以上かかることがあります^^;時間指定ありの入場券を事前に入手しておきましょう◎
モナリザやミロのビーナスなどのイメージが強いルーブル美術館ですが、実は建物自体も史跡です!もともとは、要塞として造られ、宮殿として使われていた時期もありました♪展示の中には、そんなルーブルの歴史を再現したものや改修工事で発掘された城塞遺跡なども展示されています!
おすすめ④:故宮博物院(台湾)
場所『故宮博物院』
台湾の台北にある故宮博物院は、中国王朝の皇帝たちのコレクションを中心に古くは8,000年前のものから収蔵されている美術館です!白を基調とした建物も美しく、外観を見るだけでも価値があるといわれています♪
翡翠でできた「翠玉白菜」や豚の角煮に見える石「肉形石」とユニークな展示品が有名な故宮博物院ですが、多くの書画や図書の収蔵品も、もちろん見ることができます!館内のカフェやレストランも充実しているのでぜひ、ゆっくりと時間をとって見学してくださいね♡
おすすめ⑤:プラド美術館(スペイン)
場所『プラド美術館』
スペインのマドリードにあるプラド美術館は、緑豊かで街のランドマーク的な存在の美術館です!もともとは、スペイン王家のコレクションを収蔵するために造られました♪開館は、1819年と古く、ルネサンス期の絵画のコレクションが充実しています◎
また、ベラスケスやゴヤといったスペインの巨匠の作品を中心とした、スペイン絵画を数多く見られるのもプラド美術館の特徴です!収蔵品が膨大で、知名度は低いものの、価値のある版画やデッサンなども展示されています♡
おすすめ⑥:ナショナルギャラリー(イギリス)
場所『ナショナル・ギャラリー』
イギリスのロンドンのナショナル・ギャラリーは、中心部の便利な立地にある美術館です!ゴッホのひまわりなど有名な絵画を見ることができるにもかかわらず、常設展示の入場料は無料(寄付のみ)になっています♪常設展示では、ダ・ビンチやフェルメールなども見ることが可能です◎
また、館内にあるカフェは、ケーキがおいしいと評判のペイトン&バーンが運営しているので、休憩に立ち寄ってみてくださいね!ちなみに、美術館の維持のために、5ポンドほどの寄付をしたり、ショップでグッズを購入したりすることが推奨されています♡
おすすめ⑦:アカデミア美術館(イタリア)
場所『アカデミア美術館』
イタリアのフィレンツェにあるアカデミア美術館は、ミケランジェロのダビデ像で有名な美術館です!フィレンツェというと、ウフィツィ美術館の方が知名度が高いですが、ぜひ、本物のダビデ像の迫力を現地で体験してください。
アカデミア美術館もウフィツィ美術館も、観光シーズンは、チケットの購入だけで、かなりの時間並ぶので(夏は2時間以上という話も!)、事前予約のチケットを購入しましょう♪予約手数料が4ユーロかかりますが、並ぶ時間を考えると安いと感じるのではないでしょうか。
おすすめ⑧:アムステルダム国立美術館
場所『アムステルダム国立美術館』
オランダのアムステルダムにあるアムステルダム国立美術館は、特に17世紀のオランダ絵画が充実している美術館です!フェルメールやレンブラントなどの教科書にも載っているような有名な作品が展示されています♪
この美術館は、作品だけでなく、館内の内装の美しさでも有名なので、注目してみてくださいね♡日本語にも対応した公式アプリは、マルチメディアガイドとしても使えます!90分や45分など、滞在時間に合わせて見どころを紹介してくれるプログラムも選択可能です♡
おすすめ⑨:美術史美術館(オーストリア)
場所『美術史美術館』
オーストリアのウィーンにある美術史美術館は、オーストリア皇帝のコレクションを展示するために建てられた美術館です!入り口を入ってすぐの階段の間には、クリムトによって壁画が描かれており、その壮麗さは、ハプスブルグ家の栄華を今に伝えてくれます◎
カラヴァッジョやフェルメールのほか、ブリューゲルのコレクションは世界最大です♪多くの展示室には、ソファが設置されているので、ゆっくりと座って絵画を見ることができます♡また、館内には、皇帝御用達の老舗、ゲルストナーが経営するカフェがあって、本場のザッハトルテが楽しめます♪
おすすめ⑩:ニューヨーク近代美術館【MoMA】
撮影:ERIC SALARD 場所『ニューヨーク近代美術館(MoMA)』
ニューヨークにあるニューヨーク近代美術館(MoMA)は、その名の通り、現代アートの美術館です!ユニークな展示も多く、典型的な美術館は退屈……という人も、きっと楽しめますよ♪4か月のリニューアルのための休館を経て、2019年10月に再オープンしたばかりです◎
今回のリニューアルで、ギャラリースペースが広くなり、これまでジャンル別の展示だったものが、1880年代以降の分野・作者の人種を問わない多種多様な作品を、3つの時代に分けて展示するようになりました♪休憩にぴったりのおしゃれな中庭もあるので、ぜひ、立ち寄ってくださいね♡
番外編:カンクン海底美術館(メキシコ)
撮影:2il org 場所『カンクン海底美術館』
最後にひとつ変わり種のを美術館を♪メキシコのカンクンにあるカンクン海底美術館は、その名の通り、海底にある美術館です!作品はすべて、ジェイソン・デカイレス・テイラー氏のもので、480体以上が沈められています◎
彫刻の素材には、海底の生物が生息しやすいもの、が使われており、作品の展示以上に、サンゴの成長の様子を観察したり、海の環境問題に興味を持ってもらうことが目的です!ちょっとホラーな感じもしますが、これほど、”作品を現地で見ること”の意味がわかりやすい美術館も珍しいですよね♪
本物に触れる旅に出よう!
気になる美術館はあったでしょうか?多くの美術館は、作品だけでなく、建物自体も芸術の一つであったり、史跡であったりしました!つまり、作品によっては、日本で見ることができることもありますが、”そこに展示されている”こと自体がその作品の歴史などを語る芸術の一部であることがあります♪
また、美術館を訪れるということは、画像で作品を見るのと異なり、目的の作品以外の作品に出会うチャンスです◎そのなかにあなたの心に響く意外な作品があるかもしれません。ぜひ、本物の迫力体験や新しい作品との出会いを探しに、美術館を訪れる旅をしてくださいね♡
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