まるで天空の城!竹田城の魅力と周辺の観光スポット5選♡

ペルーの世界遺産マチュピチュに似ているということで話題になった、日本のマチュピチュ「竹田城」。行ったことはなくても、一度は見たことがあるのではないでしょうか?夜明け前の幻想的な星空の下、うっすらほのかな雲海に囲まれた竹田城城跡は、一度見たら忘れられないはず♡今回は、竹田城周辺の観光スポットも併せてご紹介します!

『日本のマチュピチュを見たい人』
『天空の城を見てみたい人』におすすめ!

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天空の城・竹田城とは?

photo@竹田城


「日本のマチュピチュ」「天空の城」といえば、兵庫県朝来市(あさごし)に位置する「竹田城」。天守閣などはありませんが、周りを囲む石垣が、廃城から400年以上経つ今もなお現存し、山頂に残る遺跡としては日本屈指の規模になります。

そんな竹田城が「天空の城」として有名になったきっかけは、2006年の「日本100名城」に選出されたことだったそうです◎そこから映画やCMのロケ地に選出され、「日本のマチュピチュ」として瞬く間に人気沸騰になりました^^

 

竹田城の歴史

photo@竹田城


有名な竹田城ですが、実は築いた人物や築かれた年代は、携わる資料が非常に少なく不明な点が多いといわれています。口碑によると「1443年ごろ山名持豊によって築かれ、太田垣光景を徐大城主とする」という説があります。

そこから7代にわたって守られ、1580年にのちの豊臣秀吉の丹波攻めによって、太田垣氏没落・竹田城が落城したといわれています。

その後は豊臣秀吉の弟・豊臣秀長が城代となり、赤松広秀が入城し竹田の地場産業の基礎を築きあげますが、1600年の関ヶ原の戦いで廃城になりました。そして時は経ち、1943年(昭和18年)に国史跡に指定されました。

 

  • 住所:〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
  • 最寄り駅:JR播但線「竹田駅」※自動改札機なし
  • 最寄りIC:北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道「和田山IC」
  • 観覧料:大人500円、中学生以下無料
  • 年間パスポート:1000円

竹田城へのアクセス

photo@竹田城


 

徒歩

JR竹田駅から徒歩約50分ほど。

自家用車

・「西登山道」を通り、「山城の郷」の駐車場を利用します

・時期により、花屋敷下の第一駐車場・第二駐車場も利用可能

・駐車場から徒歩で20分

シャトルバス

・バス停は一番近くても山の中腹の大手門まで(片道200円)

・バス停からは徒歩20分ほどかかります

タクシー

JR竹田駅構内の「わだやま観光案内所」でタクシー利用ができます

※雲海シーズンではシャトルバスのみの登城と規制がかかる場合もあります。
※タクシーの運行は朝5時以降になるので予約が必要です。

 

開山情報

photo@竹田城


竹田城ブームが起きてからは石垣などが傷み、修繕や保護が必要なため2014年から閉山期間が設けられています。

 

  • 入城時間

    ・春(3/1~5/31)午前8時~午後6時
    ・夏(6/1~8/31)午前6時~午後6時
    ・秋(雲海シーズン9/1~11/30)午前4時~午後5時
    ・冬(12/1~翌年1/3)午前10時~午後5時

  • ※12月は積雪があった場合は規制がかかります。
    ※1/4~2月末までは冬季閉山シーズンのため入城できない場合があります。

 

注意事項

・自家用車やシャトルバスから降りてから山頂までは、およそ20分ほどの急こう配な坂道や階段道を登っていきます。しっかりとした服装と歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

・明け方から行く場合は足元を照らす懐中電灯・防寒対策の雨ガッパなどもお忘れなく!

・混雑時はマイカー規制などで、駅から徒歩で行くことになる場合もあります。

・山の麓には登山しやすいように竹の枝が用意されています。

・国指定の重要文化財です。ルールやマナーエチケットはしっかり守りましょう。

 

【公式サイト】竹田城跡

竹田城のビュースポット

立雲峡(りつうんきょう)

photo@立雲峡


「竹田城といえばこの風景!」といった、写真は立雲峡の展望スペースから撮られています。竹田城からは約2㎞離れた向かいの山にある自然公園になります◎第一展望台から第三展望台まであり、2016年から整備されて同じ眺望がみられるようになりました^^

駐車場は24時間開放されていますが、雲海シーズンには平日午前3時ごろ、休日午前0時ごろで満車になってしまいますので、時間に余裕をもっての到着をおすすめします。

  • 第一展望台(約30人スペース)…最も高い標高にあり、駐車場から約40分ほど歩く
  • 第二展望台(約20人スペース)…駐車場から約15分
  • 第三展望台(約10人スペース)…駐車場から約5分

藤和峠(ふじわとうげ)

photo@竹田城


竹田城より西側にあり、標高が高いので見下ろす形で、朝日とセットで眺望できます。展望スペースは約10人ほどがカメラの三脚をセットできるほどで、駐車場は約3台分しかありません。

竹田城の支城、観音寺城も一緒に捉えることができるスポットになります♪

 

雲海情報をチェック!

photo@竹田城


雲海が発生しやすい条件

雲海シーズンは秋の9月下旬から11月の晩秋、明け方~午前8時ごろが狙い目です。最も出やすい時期は11月下旬から12月上旬。

  1. よく晴れていること
  2. 朝方と日中の気温差が大きい(目安は10℃以上)
  3. 風が弱い
  4. 前日深夜に播但連絡道路で「霧注意」の表示があるとポイント高し◎
  5. 朝来市が配信する雲海情報をチェック

竹田城周辺のおすすめ観光スポット◎

1.生野銀山

撮影:twitter_ksr「生野銀山」


室町時代から昭和にかけた約400年以上採掘が続けられ、1567年には自然銀を多く含んだ鉱脈が見つかった生野銀山。最盛期には月に約562㎏もの銀を産出し、織田信長・豊臣秀吉の時代から、徳川幕府の財政を支えてきました。

昭和48年に閉山していますが、鉱山内には当時を再現したマネキンのGINZAN BOYSがひっそりと人気です◎貴重な史跡に、全長約1000mの坑道を歩くこともできるので、ぜひ体感してみてください♪

 

生野銀山

2.明延鉱山(あけのべこうざん)

撮影:sabiasagi「明延鉱山」


生野銀山とともに、鉱山産業を支えた国の重要文化財に認定された「明延鉱山」。スズ・銅・亜鉛など多品種の鉱脈を持ち、スズは日本一の鉱量を誇っていました。奈良の大仏にも明延鉱山の銅が使用されていたと言い伝えられています。

また鉄工所の乗客を乗車賃1円で運んだことから「1円電車」としても知られています。明延鉱山の坑道跡の見学コース(約650m)は、当時の状態をほぼ同じように体験できるので圧巻ですよ◎

  • 問い合わせ先:養父市立あけのべ自然学校
    TEL:079-668-0258
  • 日曜坑道見学会(予約不要):4月第一日曜~11月第一日曜までの毎日曜日
    ・受付時間:10時~15時
    ・料金:高校生以上1200円、小中学生600円
  • 明延鉱山探検行動(日曜日以外:要予約):行きたい日の3日前まで
    ・料金:高校生以上1200円、小中学生600円
    ※必ずガイドがつきます。ガイドなしでは見学できません。

明延鉱山

3.銀山湖

撮影:Kashinkoji「銀山湖」


生野銀山にちなみ銀山湖と呼ばれる、遊べるダム湖。ブラックバスフィッシングの大会も行われるなど西日本髄一の釣り場としても知られています^^

貸ボートサービスやオートキャンプ場も完備されているので、美しい景色を見ながらのんびりキャンプするのもよいですね♡

 

  • 住所:朝来市生野町竹原野
  • 料金:貸ボート 1000円~
  • 営業時間:AM6:00~PM4:00
  • 駐車場:あり
  • 車でのアクセス:播但連絡道路生野インターから20分
  • 電車でのアクセス:JR播但線生野駅下車

 

生野銀山湖

4.生野渓谷:黒川温泉

撮影:veroyama「黒川温泉」


竹田城や生野銀山を観光したら、兵庫の秘湯・黒川温泉で休憩していきませんか?黒川温泉は炭酸水素イオンを大量に含むアルカリ性単純温泉で「美人の湯」とも言われています。

また、ご当地グルメ「温泉のハヤシライス(ダムハヤシ)」や、冬季限定の料理長オリジナルぼたん鍋などが食べれますよ◎

  • 営業時間:11:00~PM7:00
  • 定休日:毎週水曜日、12月30日・12月31日・1月1日
  • 入浴料:大人600円、子ども300円、幼児100円

黒川温泉

5.神子畑鋳鉄橋(みこはたちゅうてつきょう)

撮影:Shigeyama「神子畑鋳鉄橋」


鉱山産業によって、まちが形成された朝来市の生野・神子畑、大屋町の明延。鉱山産業のため生野ー神子畑をつなぐ馬車道に架けられた、五つの陸橋のうちのひとつが神子畑鋳鉄橋になります。

日本に現存する鉄橋としては、神子畑鋳鉄橋と羽渕鋳鉄橋の2つのみで、神子畑鋳鉄橋は日本で3番目に古い鋳鉄橋になります(ちなみに1番は大阪府の心斎橋、2番目は東京都の弾正橋)。しかし全鋳鉄橋の橋としては日本で最も古く、昭和52年に国指定重要文化財になりました。

  • 住所:兵庫県朝来市佐嚢字水田
  • アクセス:播但連絡道路「朝来IC」から車で10分程度

日本のマチュピチュを見に行こう!

photo@竹田城


天空の城・日本のマチュピチュの魅力を少しでも感じていただけたでしょうか?

まるで映画のような幻想的な絶景を見に、ぜひ早起きして竹田城に行ってみましょう!

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