【1泊2日1万円旅】黄金色の湯と石段街散策で温泉情緒を満喫できる伊香保温泉②

食事や宿泊に加えて、交通費込みで1万円以内の旅をする“1万円旅”の2日目です。1日目は、温泉を満喫していつの間にか眠ってしまったけど、2日目は、伊香保のシンボル石段街を本格的に散策したいと思います!

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*こちらの記事は1万円旅2日目のレポートです*
1日目のレポートはこちら↓↓

【1泊2日1万円旅】黄金色の湯と石段街散策で温泉情緒を満喫できる伊香保温泉①

 

2日目 朝/早起きして草津白根連山を望む展望風呂を楽しむ!

 

昨日の夜はうとうとして眠ってしまったけど、今日は7時前に早起きっ! 宿の最上階7階にあるまだ入っていない温泉で朝風呂を。

 

 

男女別に設けられた展望風呂に並々とあふれる黄金の湯。露天風呂も併設され、伊香保温泉街を眼下に、白根山や武尊山など草津白根連山の山並みが正面に広がる清々しいお湯を満喫。7階には屋上テラスもあるので、涼むのにも最適です。

 

 

お風呂からの帰りに館内を探検すれば、古さは否めませんが、赤絨毯の廊下やガラスブロックの壁、ガラス面を多く使った造りなどに、レトロな温泉情緒を感じるよい趣。

 

 

朝食もバイキング。約30種類前後の和食と洋食からなり、焼き魚や卵料理、ベーコン、パンなどがそろっています。

 

 

2日目 9:00/今まで食べた温泉まんじゅうの中で一番おいしい別格の湯乃花まんじゅう「勝月堂」

湯乃花まんじゅう/120円

 

チェックアウトは12時なので、朝食後ものんびりできるところがいいところ。宿から徒歩3分の石段街にある温泉まんじゅうの老舗「勝月堂」に行くことに。

 

 

全国の温泉地で販売されている温泉まんじゅうですが、実はこの「勝月堂」が、温泉まんじゅうの発祥といわれ、創業は明治43(1910)年。勝月堂では「湯乃花まんじゅう」といい1個120円。店頭では湯気をあげながら、次から次へとまんじゅうが作られ、午前中に行けば出来立てのホヤホヤ、温かい湯乃花まんじゅうをいただけます。

 

 

この出来立てがなんともおいしいこと! 今まで食べていた温泉まんじゅうが嘘のように思えるふわふわの生地に、しっとりした餡がなめらかに溶けていきます。軽くてあっさりとしていて、もうひとつと手に取ってしまいそうなほどのおいしさ。これは出来立てだからこその風味^^

 

 

黒糖を混ぜた淡い茶色をした皮は、伊香保温泉の黄金の湯をイメージ。餡は北海道十勝産の小豆を使用。その日の天候や気温などによって微妙に配合などを変えて手作りされる湯乃花まんじゅうは、ぜひ、午前中に出来立てを頬張ってください!

 

◆勝月堂◆
【住所】群馬県渋川市伊香保町伊香保591-7
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】不定休
【アクセス】石段街口より徒歩8分
【HP】勝月堂

 

2日目 10:00/宿に戻って最後の貸切風呂での~んびり

 

 

一端、宿に戻ってひと休み。最後にまだ1回分残っていた貸切風呂を楽しみます。今日は昨日とは異なる内湯タイプをチョイス。8角形をした大理石風呂も心地好いお湯。

 

 

内湯といっても窓が一面に設けられているので、半露天風呂といった雰囲気。人の目を気にすることなく、伊香保温泉で最後となる温泉をのんびりと楽しみます。

 

 

2日目 11:30/219段目から散策スタート! 365段目には伊香保を見守る伊香保神社

無料

 

11時30分ごろにチェックアウトして、伊香保の石段街へ。帰りのバスは宿発16時40分なので、まだまだ時間はたっぷり!

 

 

宿から石段街に出たところは、219段目。ここから365段ある石段街を登っていきます。みやげ物屋やカフェが連なり何ともいい雰囲気。たこ焼き屋「処々や」で突き当りになり右に折れると、朝行った湯乃花まんじゅうの「勝月堂」が見えてきます。ここで298段。

 

 

伊香保神社の下にある「勝月堂」前が調度300段。

 

 

鳥居を目指してさらに急な65段を登りきり、365段目にあるのが「伊香保神社」。温泉・医療の神である大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀っているので、効能新たかな温泉に感謝してお参りを!

 

 

神社裏手から続く、湯元通りを進めば、赤く弧を描く太鼓橋「河鹿橋」が見えてきます。これをさらに進むと「伊香保飲泉所」が。日本一まずい飲泉との噂もあり、実際にそのお湯を口にしてみると、何ともいえないいや~な鉄の味が口いっぱいに広がります。

 

 

湧出したばかりのお湯なので無色透明なのですが、その口直しの意味もあってか!? 隣には水の蛇口が設けられています。伊香保神社から飲泉所までは徒歩10分ほどの距離。

 

 

さらに2~3分歩けば、「伊香保露天風呂」に併設された「第二号源泉湧出口観覧所」があり、ガラスドームから毎分約1400リットルにもおよぶ黄金の湯の湧出する様子を見ることができます。

 

 

2日目 13:00/伊香保で楽しめる水沢うどんの老舗の味「大澤屋 伊香保石段店」

ざるうどん770円

 

散策してきた道を戻って、宿がある219段目の石段街までは20分ほど。そこから今度は石段を下に降りていきます。店先に並ぶおみやげや雑貨、射的などに足を止めながらぶらぶらと♪ 石段街には小満口(こまぐち)という、源泉の流れを見ることができるガラス窓なども。

 

 

お腹がすいてきたころに立ち寄りたいのが、2019年11月にオープンした「大澤屋 伊香保石段店」。今まで石段街に本格的な水沢うどんを楽しめる店はなかったのですが、水沢にある本店で仕込まれたうどんや出汁が毎日直送され、1970年創業という老舗ならではの水沢うどんを楽しめます!

 

 

国産小麦とオーストラリア産小麦をブレンドしたうどんは、なんと27ある工程を2日間かけて作られる一品。テーブルに運ばれたうどんは、白く透明で艶光りするような美しさ! まずは何もつけずにいただくと、コシの強いもっちりとした食感に塩みがきき、この塩みがあることで小麦の甘みがさらに引き立ちます^^

 

 

つゆにつけて口に運べば、つるっとした喉越しのよさ! 甘くない重層的な旨みをもつ醤油ベースの秘伝のかえしに、カツオや昆布からとられた出汁が加わったつゆがおいしいこと。“大澤屋”のうどんは、このつゆをたくさん絡めて、ズルっといただくのが流儀。

 

 

手作りで作られたごま汁も絶品。まろやかでコクのある金ゴマの風味が際立ち、思わずこのごま汁を飲んでしまうお客さんも多いのだとか。ごま汁に負けない、強いうどんの風味があるからこそできるおいしさなのです。「ごま汁ざるうどん」は880円。

 

 

一度にふたつの味を楽しみたい欲張りさんには、秘伝のつゆとごま汁、うどんに合うように栽培されたマイタケの天ぷらなどが付いた「つゆ2種セット」1,760円もあります。

 

 

◆大澤屋 伊香保石段店◆
【住所】群馬県渋川市伊香保町伊香保45
【営業時間】10:30~17:00(うどんなくなり次第終了)【定休日】なし
【アクセス】石段街口より徒歩6分
【HP】大澤屋 伊香保石段店

2日目 14:30/無数のアヒルが奉納された「アヒル神社」

無料

 

お腹がいっぱいになったところで、石段街散策を再開! 石段街からは小路があちらこちらに伸びているので、何をというわけでなくそぞろ歩くのが楽しいもの。調度100段目には立ち寄り入浴施設「石段の湯」があるのですが、このちょっと下に黄色のアヒルが無数に奉納された!? 通称「アヒル神社」が。100個や200個を超えるアヒルが並ぶ景観は圧巻。

 

 

実はこの場所は、もともとゴミ置き場だったよう。射的などの景品でもらったお風呂に浮かべる黄色のアヒルを誰かが捨てていったところ、こんな“アヒル神社”になってしまったとか。

 

 

ここまで来れば石段街のスタート地点までは、もう少し! 石段の幅が広がり、バス停のある石段街口に到着です。さぁ~、0段に戻ってしまいました。これから伊香保温泉の象徴である365段の石段街をもう一度散策する!?

 

2日目 16:40/帰りもラクチン! 無料直行バスで東京へ!!

無料

 

バスの出発時間に合わせて宿に到着。宿には足湯もあるので、少し早めにも戻って石段街散策の疲れをとるのも◎ バスは関越道を東京方面に向かい、新宿に到着したのは20時30分。

 

 

貸切温泉を始めとした宿での温泉三昧・石段街散策・バイキングなどと大充実だった1泊2日の旅。果たして1万円以内に収まったのでしょうか?

 

群馬県・伊香保温泉「1泊2食付き交通費込みで1万円旅」の結果報告!

宿泊費/8,250円(2食付き)
交通費/0円(宿泊費に含む・無料バス利用)
射的/300円
湯乃花まんじゅう/120円
ざるうどん/770円

合計/9,440円
※消費税などが加算される場合もあります

群馬県・伊香保温泉への「1泊2食付き交通費込みで1万円旅」、総額9,440円で達成!

次回の“1万円旅”もお楽しみに♪

 

All Photos (C)tawawa

 

【1泊2日1万円旅】黄金色の湯と石段街散策で温泉情緒を満喫できる伊香保温泉①

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