夏に奈良へ行くならここ!夏を満喫できるおすすめ観光スポット15選
この夏は文化遺産も自然の造形美も満喫したい!そんな願いに応えてくれるのが奈良県ではないでしょうか^^東大寺や法隆寺をはじめとした文化遺産が随所にあり、渓谷や鍾乳洞、雲海といった壮大な自然に癒され、涼むこともできます♡なつかしい風情のある温泉街や町屋など魅力あふれる奈良の観光スポットを15選ご紹介します!
『夏に奈良へ行きたい人』
『奈良県の夏の観光スポットを知りたい人』におすすめ!
1.東大寺
photo@東大寺
奈良を訪れるなら外せないのが、奈良時代に聖武天皇が建立した東大寺で、1998年に古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されました。東大寺はみどころがたくさん。鎌倉時代に建てられた南大門の高さは壇上25.46mで、日本最大で国宝に指定されています◎
南大門の左右に構える金剛力士像は、誰もが教科書で見たことがありますよね^^こちらも日本最大級の木彫像で、その勇ましさと美しさに見惚れてしまいます♡大仏殿の中に鎮座する大仏は、天災などに苦しむ人々を仏教の力で救い国を治める目的で建てられました。
大仏は度々修復がなされ、江戸時代中期に規模を小さくして再建されました。大仏の手には水かきがあり、大海原を泳ぎ切るなどの苦行を乗り越え、人々を救いあげるという意味が込められています。
2.奈良公園
photo@奈良公園
奈良公園は園内に東大寺や興福寺、春日大社、春日山や若草山が含まれている日本を代表する観光スポットです。園内にある数々の国宝指定・世界遺産登録物件を見に、海外からの観光客もたくさん訪れています。
園内には各所が芝生で覆われ、参道の左側には土産物屋が並び、マスコット的存在の鹿たちが気ままに歩いています♡春には桜の木の下でお花見を楽しめ、年間を通じて賑わいを見せています。
3.春日大社神苑 萬葉植物園
photo@萬葉植物園
万葉植物園とは、『万葉集』に収録されている歌に詠まれている植物を植え、鑑賞するために造られた植物園です。ここ春日大社の萬葉植物園は昭和7年に開園された日本初の万葉植物園で、約300種の植物が植えられています。
萬葉植物園は、4月中旬から5月中旬ころに約200本の藤が見ごろとなり多くの観光客が足を運んでいます。夏は新緑や池の周りに生息する植物に癒されます♡
4.法隆寺
photo@法隆寺
生駒郡斑鳩町にある法隆寺は、607年に聖徳太子と推古天皇により建てられたと伝えられています。世界最古の木造建築物として姫路城とともに日本で最初に登録されました。飛鳥時代の国宝を多く所有しており、国宝だけで38件、100件をこえる重要文化財があります◎
桜並木の参道を抜けたところに南大門があり、境内は西院と東院に分かれています。寺の中心とされる西院伽藍には、最古の塔である五重塔と金堂が並んでいます。日本書紀によると、670年に伽藍が焼かれたと記載されてあり、8世紀の初めに現在の伽藍が完成したと考えられています。
5.なら燈花会
撮影:Tamago Moffle「なら燈花会」
奈良の夏と言えば、奈良市で行われるなら燈花会(とうかえ)。1999年に開催されて以来、毎年8月上旬から10日間にわたって奈良公園をともし火が照らし出します。燈花とは灯心にできる花の形のことで、この形ができると縁起が良いとされています♡
約2万個のろうそくが揺れる様子は幻想的で、浮見堂も暗闇の中で美しく照らし出されます。出店された屋台巡りをすれば、お祭り気分も満喫できます♪奈良に集う全ての人々の幸福を願って行われる燈花会は奈良の夏の風物詩です。
6.谷瀬の吊り橋
photo@谷瀬の吊り橋
谷瀬の吊り橋は、日本一大きな村である吉野郡十津川村にかかる日本最長の生活用鉄線の吊り橋です。標高297mのところにかかっている吊り橋は、長さ297mで、昭和29年に地元の住民が出資して建設されました。
もとは生活用の吊り橋でしたがその眺めの美しさと山からの風の涼しさ、ゆらゆら揺れるスリルが人気を呼び、観光スポットになりました◎ゴールデンウィークとお盆は一方通行に規制され、夜のライトアップが見られることも♡
谷瀬の吊り橋
7.瀞峡
撮影:rurinoshim『瀞峡』
和歌山、三重、奈良の3県をまたぐ瀞峡(どろきょう)は、吉野熊野国立公園の中にある峡谷です。切り立った断崖や深淵が生み出す光景は美しく、長い時間をかけて形成された峡谷は見る者の心を奪います。川船やウォータージェット船からも眺められます♡
瀞峡トンネルが開通し、十津川村から陸路で行けます。夜は町のネオンが届かないため、星がとてもきれいに見られます。近くのキャンプ場などの宿泊施設で、光り輝く夜空を楽しんでみてはいかがでしょうか。
8.雲海
photo@雲海
奈良県の南西にある小さな村、野迫川村(のせがわむら)は、北に高野山、南に伯母子岳や護摩壇山が広がる自然に囲まれた村です。春と秋の季節の変わり目の夜明けから早朝に、気象条件がそろえば美しい雲海を見ることができます♡
前日が温かく湿度の高い日で、夜に充分に冷え込み無風であると発生しやすいと言われ、見るのが非常に難しいだけになんとかして見ようと2、3日宿泊する人もいます。もし雲海が見られなくても、壮大な自然の景色は感動的です◎雲海が見られれば、運が開くと言われています♪
県道53号天狗木峠周辺は知る人ぞ知るビュースポットで、雲が折り重なり、青龍が昇天するかのような雲海が見られると言われています♡ご利益がありそうですね^^
9.面不動窟鍾乳洞
photo@面不動窟鍾乳洞
吉野郡天川村にある面不動窟鍾乳洞は、関西で最大規模の鍾乳洞です。鍾乳石が1cm伸びるには100年から200年かかると言われ、その気の遠くなるような時間と自然の織りなす鍾乳洞に驚きます◎
奈良県の重要文化財にも指定される観光スポットで、トロッコに乗って入り口まで行くことができます。夏でも冷蔵庫に入ったような涼しさを感じられますが、足元が濡れて滑りやすいので十分に注意してくださいね♪
10.津風呂湖
撮影:Tamago Moffle『津風呂ダム』
吉野郡吉野町にある津風呂湖は、1963年に津風呂川をせき止めて造られた灌漑用のダムです。桜、新緑、紅葉と四季折々の景色を湖面に映し、景勝の地として知られています。春から秋にかけて1周およそ30分の遊覧船に乗って観覧できます♪
湖の周りには散策コースがあり、ハイキングやサイクリングなどを楽しめます。バス、わかさぎ、ヘラブナ、ブラックバスなどの釣りもでき、自然の中でゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめのスポットです。
11.みたらい渓谷
photo@みたらい渓谷
みたらい渓谷とは吉野郡天川村北角にある渓谷で、山上川下流部で川迫川が合流する場所近くにあります。エメラルドグリーン色の淵に、いくつもの滝が流れ落ち、巨岩を縫って流れる様は圧巻で見惚れてしまいます♡川沿いの遊歩道や吊り橋から眺める滝はまさに絶景です。
夏でも水しぶきで清涼感を得られますが、渓谷を取り囲む自然の四季折々の景観はとても美しく、冬は滝の一部が凍り神秘的な雰囲気になります♪
みたらい渓谷
12.洞川温泉
撮影:Tamago Moffle『洞川温泉』
みたらい渓谷を満喫した後は、天川村洞川にある洞川温泉で旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。洞川温泉郷は、山上川のほとりの標高820m余りの高地にある山里で、夏でも涼しいことから関西の軽井沢と呼ばれています。
20数軒の旅館や土産物店、食事処が並ぶ様子はなつかしさが漂い、昭和の時代の雰囲気を漂わせています♡ここ一帯は石灰岩台地のため、ミネラル分を含むおいしく体にも良い水が湧き出しています。
13.曽爾高原
撮影:merec0『曽爾高原』
倶留尊山のふもとに広がる曽爾高原(そにこうげん)は、秋の一面に広がるススキが有名でその光景を眺めるために、キャンプをする人々が集まって来ます。秋の景色で有名な曽爾高原ですが、夏の一面に広がる新緑もとても美しく壮大で見ているだけで癒されます♡
道の駅曽爾高原ファームガーデンからハイキングも楽しめ、近くには温泉もあり、疲れた体を癒すことができますよ。
曽爾高原
14.おふさ観音
撮影:Bong Grit『おふさ観音』
おふさ観音は高野山真言宗・別格本山のお寺で、奈良県橿原市に位置しています。本堂の辺り一帯にはかつて大きな池があり、1650年にこの地で暮らしていたおふさという娘さんが、この池のそばを歩いていると、亀の背に乗った観音様が現れたそうです。
そこで、おふささんが池のそばに小さなお堂を建て観音様を祀ったのがはじまりと言われています。その観音様はさまざまな願い事を叶えてくれると村人たちに評判になり、厚く信仰されてきたそうです。
毎年7月1日から8月31日までの2か月間風鈴祭りが開催されます♡色とりどりの風船が優しい音色を奏でますよ。春と秋にはバラ祭りが開催され、境内を美しく彩るのでこちらも必見です♪
15.今井町の町屋巡り
photo@今井町
奈良県橿原(かしはら)市今井町にある近鉄八木西口駅で下車して徒歩5分、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みがそこに広がります。江戸情緒を感じるこのエリアは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています◎
東西600m、南北310mと全国最大規模の保存地区であるこの町並みは、戦国時代に称念寺(しょうねんじ)を中心に作られました。大阪の堺や、福岡の博多のように豪商や町民の自治都市として、江戸時代に繁栄しました。およそ15分くらいで端まで歩くことができます♪
酒屋やカフェ、レストランなどがあり、現在でも多くの家屋で人々が商売をしたり、生活をしています。町屋の暮らしを体験できる場所もあり、中心部にある「今井まちや館」は江戸時代初期に建てられ、当時の町屋の様子を知られる施設として無料で入れます。
以上、夏に奈良県を旅するならぜひ訪れたい観光スポットを15選ご紹介しました^^この夏、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
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