【九州】春を満喫♡美しい景色やアクティビティが楽しめる離島10選
二月の下旬には春一番が吹くと言われている九州地方。春になると、自然豊かな九州の離島では、洞窟探検やイルカ・ウミガメウオッチング、サーフィンなどを楽しむ人々の姿がよく見られます♡江戸時代や幕末の史跡巡りをした後に、天然温泉で疲れを癒すのも楽しみのひとつ♪そんな見どころ満載な九州の離島を10選ご紹介します!
『春に九州の離島に行きたい人』
『九州の離島のおすすめスポットを知りたい人』におすすめ!
1.能古島【福岡県】
撮影:kagawa_ymg『場所:能古島』
博多湾にある能古島は、福岡市の姪浜渡船場から約10分で行けるアクセスの良さが人気の離島です♪春に能古島に行くなら、ぜひ訪れて欲しいスポットが、「のこのしまアイランドパーク」。
島の北側に位置し、約15万㎡の敷地面積を誇るこちらのスポットは、春には菜の花、夏にはひまわり、秋には一面のコスモスが楽しめます♡公園の前に広がる海の青い色と、黄色やピンクの花々とのコントラストが美しく、一年を通じてきれいな景色を鑑賞できます^^
パークの近くには「能古島キャンプ村」があり、海辺のヤシの木が南国のリゾート地を思わせるような雰囲気の良さが魅力。常設のテントもあるのでキャンプビギナーでも簡単に楽しめる点が人気です♪
「能古うどん」やあさり、甘夏みかんなど、能古島ならではのグルメもたくさんあるので、ぜひ味わってみてくださいね。
2.壱岐島【長崎県】
photo@壱岐島
九州の北方にある玄界灘に浮かぶ壱岐島は、福岡県と対馬の中間に位置し、長崎から飛行機で30分、福岡の博多港から高速船で約1時間10分で行くことができます。
「古事記」や「日本書紀」などにも記載され、神社や古墳など史跡の見どころも多い壱岐の島。月讀神社は、満ち潮時には孤島になることから、「壱岐のモン・サン・ミッシェル」と呼ばれて、パワースポットとして人気です♪
また、壱岐島は春になると島の西側に広がる半城湾(はんせいわん)で海辺に桜が咲きます♡潮風に弱いとされている桜が、岸辺の岩肌に根を張り咲き誇るさまは見事で一見の価値あり◎
壱岐島でおすすめのグルメと言えば、何と言っても島内のみで飼育されている壱岐牛。「幻の和牛」とも呼ばれるその味を求めに、全国からのファンが訪れるほど。天然温泉の湯元温泉に浸かった後に、壱岐牛や新鮮な魚介類を味わってみてくださいね^^
3.対馬【長崎県】
photo@対馬
九州と韓国の間にあり、「国境の島」とも呼ばれる対馬は、長崎空港からは約35分、福岡空港からは約40分の場所にあります。島のほとんどの地域が壱岐対馬国定公園に含まれ、トレッキングやシーカヤックのような自然を体感できるアクティビティが人気です♪
大陸の近くにある対馬は、自然環境も大陸の影響を受け、ここでしか見られない動植物も。春になると、ゲンカイツツジやチョウセンヤマツツジ、ナンザンスミレなど珍しい花々に出会えます♡
自然だけでなく文化的にも大陸の影響を受けた対馬は、縄文時代にそばが伝わった当時の味を残した「対州そば」など歴史あるグルメの他に、金石城跡などの史跡めぐりも楽しめますよ^^
4.五島列島【長崎県】
photo@五島列島
長崎港から西に70~100kmほどに位置する五島列島は、5つの島と小さな島々で構成されています。福岡空港や長崎空港から飛行機で30~40分、長崎港から高速船で2時間弱で行くことができ、島々の間はフェリーで移動できます♪
五島列島と言えば、日本一美しいと言われる高浜海水浴場が有名で、夏になるとさまざまなマリンスポーツを楽しみに全国各地から観光客が訪れます。毎年8月には、南国風の衣装を着て太鼓の音に合わせて踊る「チャンココ」が有名♡
また、江戸時代末期にキリスト教の弾圧から逃れるために、多くのキリシタンがこの地に逃げて抵抗を行っていたという歴史も。「江上天主堂」など4つのエリアが、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に指定されています◎
撮影:inunami『五島うどん』
椿油を塗ったコシのある「五島うどん」は、五島で獲れたあごの出汁で食べると絶品♡鯖寿司も人気があるので、ぜひ五島グルメも楽しんでくださいね^^
5.天草【熊本県】
photo@天草
天草市は熊本県天草地方の市であり、本土と橋で繋がっています。ミナミバンドウイルカが約300頭生息していると言われ、一年中クルーズツアーでのイルカウォッチングが楽しめます♡
photo@大江教会
天草と言えば、天草四郎が率いた島原の乱。戦いの際に使用された陣中旗や、踏み絵やマリア観音など、キリシタンの歴史を目にすることができるのが、天草市立天草キリシタン館です。
また、千巌山は標高162mの小高い山で、山頂からは天草五橋や有明海が望め、春には桜が満開に♡市内におよそ30カ所の源泉がある小浜温泉には、足湯もあり、観光スポットで歩き疲れた足を癒してくれますよ♪
6.姫島【大分県】
photo@姫島
大分県の北東部にある姫島は、日本書紀によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が国生みをする際に、大島の次に生んだ島だとされています。瀬戸内海の西端にある姫島は、瀬戸内海国立公園に指定されており、さまざまな魚が生息しています♪
渡りをすることで有名なアサギマダラという蝶が、5月上旬ころから約1カ月ほど南の国から姫島のみつけ海岸にあるスナビキソウの密を求めて飛来します。海を背景に白い花に集まる蝶の群れは美しく、SNS映えするスポットです^^
7.幸島【宮崎県】
撮影:aperturepriorities『撮影場所:幸島』
宮崎県の東部にある石波海岸から400mほど沖合にある幸島は、周囲約4kmの無人島で、ほぼ全域が常緑広葉樹と照葉樹林におおわれています。約100匹の野生のニホンザルが生息するため、島内には京都大学の霊長類観察所があります◎
野生の猿が海水浴をしたり、海水で芋を洗うさまはここでしか見られないと、多くの人が訪れるスポットです♡
8.甑島列島【鹿児島】
photo@甑島列島
鹿児島県の西約30kmのところにある甑島列島(こしきしまれっとう)は、上甑島・中甑島・下甑島の3つの島と多数の小さな無人島から構成されています。2020年8月に中甑島と下甑島の間に甑大橋が開通したことで全島がつながり、ツーリングを楽しむ観光客が増えました♪
鹿児島県の川内港ターミナルから高速船で約50分ほどかかる甑島。約8000万年前の地層を間近で見られる断崖クルーズが人気で、海の上から見上げる自然の造形美は迫力満点です^^
9.種子島【鹿児島県】
photo@種子島
鹿児島県の本土から40kmほど南にある種子島は、鹿児島空港から約30分ほどで行くことができます。江戸時代に日本に初めて鉄砲が伝来した場所として知られる種子島は、海蝕洞窟の千座の岩屋など自然豊かなスポットがたくさん残っています♪
photo@種子島
また、種子島と言えば、種子島宇宙センター。国内最大のロケット発射場があり、ロケットの展示や見学ツアーなど宇宙開発のロマンを体験できるスポットです♡
また、種子島は全国からサーファーが集まるサーフスポットとしても大人気。3月から温かい風が南から吹き、低気圧が抜けた後の波は最高とのこと♪名産品のさつまいもで作られたスイーツは見た目もかわいいので、ぜひ味わってみてくださいね^^
10.沖永良部島【鹿児島県】
photo@沖永良部島
沖永良部島は九州本土から南へ552km、沖縄本土から北へ約60kmの位置にあり、奄美諸島に属しています。鹿児島空港から飛行機で約1時間半で行くことができ、2018年7月には徳之島と沖永良部と那覇をつなぐ路線が就航し、那覇空港からも60分でアクセスできるようになりました♪
photo@勝竜堂
沖永良部島の魅力は、何と言っても自然豊かなところ。東洋一の呼び声が高い昇竜洞(しょうりゅうどう)や銀水洞をはじめとし、300ほどもある洞窟や鍾乳洞が島内に点在します。ケイビングツアーに参加すれば、安全に自然の造形美を体感できます♡
熱帯や亜熱帯地方の花々を年間を通じて見ることのできるこの島では、冬にはザトウクジラ、春にはイソマグロに出会えることも♪海岸線近くの断崖には、サンゴ礁が侵食されてできたフーチャと呼ばれる洞窟があり、海藻がたくさんあるので、運が良ければウミガメが見られます^^
春の暖かい気候の中で眺めるサンライズ・サンセットも美しく、いつまでもいたくなるような癒しの時間を満喫できますよ♪
以上、春に訪れるならぜひ行って欲しい九州の離島を10選ご紹介しました♪ぜひ穏やかな気候の中で、美しい景色や史跡、グルメなど思う存分楽しんでくださいね^^
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