【九州】初夏に涼を楽しもう!マイナスイオンを感じる渓谷&滝10選

近年、全国各地で猛暑となることが多い日本の夏。初夏になると、涼を求めに出かけたくなりますよね^^そんな時には、目で見て耳で聴いて足を浸して楽しい滝や渓谷に訪れてみてはいかがでしょうか♪自然豊かで風光明媚な観光スポットが多い九州には、おすすめスポットがたくさんあります♡今回は選りすぐりの10選をご紹介します!
『九州で滝や渓谷を見に行きたい人』
『九州にある滝や渓谷のおすすめスポットを知りたい人』におすすめ!
1.日向神峡【福岡県】
photo@日向神峡
福岡県八女市矢部村にある日向神峡 (ひゅうがみきょう) は、日向の神様がその美しさに心惹かれ訪れたという伝説を持つ渓谷です。日向神ダムの湖畔から約6キロ続く峡谷となっており、さまざまな奇岩・奇峰が見られます♪
大昔に天馬が蹴ってできたという言い伝えのある「蹴洞岩(けぼぎいわ)」や、日本で一番大きいハート形の岩「ハート岩」などは特に見ごたえがあります◎ハート岩をゆっくりと眺められる「けぼぎ橋」には、「幸せの鐘」があり、恋に悩む若者やカップル向けのスポットとしても人気です♡
八女ICから車で60分ほどで着くことができ、キャンプやカヌーなどのレジャーを目的として訪れる人も多い、自然の豊かさを感じられるスポットです^^
2.見帰りの滝【佐賀県】
撮影:gtknj『撮影場所:見帰りの滝』
見帰りの滝は、佐賀県の天山県立自然公園の中にある滝で、「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑です。渓流沿いにある遊歩道は、往復30分の散歩にはちょうどよいコースで、滝つぼのすぐ近くまで行くことができます♪
アジサイの名所としても知られ、6月から7月にかけて50品種約4万株のアジサイが辺り一面に咲き誇り、「紫陽花祭り」も開催されます♡また、夏になると「ほたる橋」周辺では、昼間は水遊びをする人々の姿が、夜にはホタルを楽しむ人々の姿が見られますよ^^
3.轟峡【長崎県】
photo@轟峡
長崎県で渓谷や滝を楽しむなら、ぜひ訪れてほしいのがここ轟峡です。長崎県諫早市の多良岳県立公園に位置し、渓谷の中には落差12mの轟の滝があります。澄んだ緑色の滝つぼにけたたましい音とともに流れ落ちるさまは必見♪爽快な気分にさせてくれます。
他にも大小30もの滝があちらこちらにあり、虹がかかるとして知られている「楊柳の滝」など、見どころがたくさん。長崎駅から車で1時間ほどでたどり着くことができ、駐車場も完備されているので、ドライブデートがてらに立ち寄るカップルも多いスポットです♡
4.鍋ヶ滝【熊本県】
photo@鍋ヶ滝
九州で滝を見たい!という方におすすめする際に外せないのが、熊本県阿蘇郡の小国町にある鍋ヶ滝です♪黒川温泉から車で10分ほどのところにあるこの滝は、落差約10m、幅約20mと横に広がりがあり、水のカーテンがきらきらと光りに反射しながら流れるさまがとても美しいのが特徴です。
約9万年前の巨大噴火による火砕流が積もった阿蘇一帯。滝となる前に流れていた川に噴火時の火砕流が流れ込み、岩石の下にあった地層が長い年月をかけて削られて、現在のような滝の裏側の空間ができました。滝の裏は洞窟のような空間になっていて、そこからも滝が眺められるので「裏見の滝」という別名も♡
滝の裏側には遊歩道があり、間近にマイナスイオンを浴びられ、裏側から眺める自然は神秘的。特に初夏の新緑の季節はきれいですよ♡例年G.Wの間には滝の裏側からライトアップもされるので、幻想的な光景が見られます♡
鍋ヶ滝は入場できる時間が9時から17時と決められているので、その点に注意して足を運んでみてくださいね^^
5.菊池渓谷【熊本県】
photo@菊池渓谷
阿蘇といえば、阿蘇くじゅう国立公園の中にある菊池川上流の菊池渓谷も、夏になると避暑地としてたくさんの人が訪れる人気スポットです。「日本森林浴の森百選」に選ばれ、ブナやカエデなどが生い茂る緑豊かな遊歩道から眺める渓谷は、心から癒される空間です♡
菊池渓谷には春夏秋冬移り変わる季節の中でさまざまなみどころがありますが、「日本の滝百選」に選ばれた「四十三万滝」はその勢いに目を見張るものがあります。初夏の時期には、美しい清流と緑のコントラストに癒されることまちがいなしのスポットです♪
6.原尻の滝【大分県】
photo@原尻の滝
「東洋のナイアガラ」という別称を持つ原尻の滝は、約9万年前に阿蘇山の噴火で流れた溶岩が長い年月をかけて堆積してできたとされています。柱のような溶岩がいくつもつなぎ合わされ、その柱のすきまから流れ落ちる滝が圧巻です♡
周囲はのどかな田園地帯で、幅120m・高さ20mの壮大な滝とのコントラストが見る者を不思議な気分にさせてくれます。大分県豊後大野市にあり、大分駅からは車で1時間ほどの場所に位置しています。
滝の側面を見たい場合は遊歩道から、上から見下ろしたい場合は滝の上にある崖から、全景をみたいならつり橋からとさまざまな角度から滝を眺められるのも人気のポイント♪滝つぼから間近に見られる場所もあるので、水しぶきを浴びることも♡
早朝には朝霧が滝を覆い、幻想的な景色が広がります。ぜひ、早起きして体験してみてくださいね^^
7.岳切渓谷【大分県】
photo@岳切渓谷
大分県には、宇佐市院内町定別当の温見川上流に美しい渓谷があります。耶馬日田英彦山国定公園の中にある岳切渓谷(たっきりけいこく)は、耶馬渓溶岩から作られた一枚岩の岩盤の上を、澄んだ水が流れる渓谷です。
自然林に取り囲まれた遊歩道は約2kmの長さで、渓谷の先端には落差27mの大飛の滝があり、四季折々の美しさで歩く人の心をつかんでいます♡夏には近くにあるキャンプ場がにぎわい、涼を感じられるスポットです♪
8.高千穂峡【宮崎県】
photo@高千穂峡
九州にある滝といえば、まず思い浮かべる人が多いのが宮崎県西臼杵郡高千穂町にある高千穂峡ではないでしょうか。阿蘇の火山活動で流れ出た溶岩が冷えて固まったところに、五ヶ瀬川に侵食されてできた断崖が、80m以上の高さで7kmも続いている景勝地です。
国の名勝や天然記念物に指定されており、さまざまな滝が流れていますが、特筆すべきは「日本の滝百選」に選ばれた「真名井(まない)の滝」。落差17mのこの滝は、手漕ぎボートから見上げる楽しさも♡夏には夜間ライトアップも行われるので、幻想的な滝の姿を眺められます♪
渓谷は深いところでは水面下100m以上になる部分も。神話がいくつも生まれた高千穂峡はパワースポットとしても人気で、新緑や紅葉の時期になると、多くの人が訪れる全国的に人気の観光地です。
9.雄川の滝【鹿児島県】
photo@雄川の滝
鹿児島県にはさまざまな珍しい滝がありますが、鹿児島県南東部の大隅半島南部にある雄川の滝は、高さ46m・幅約60mの壮大な岩肌に流れ落ちる滝です。ごつごつとした岩肌からいくつもの大小さまざまな滝が流れ落ちる姿はとても美しく、神秘的。
また滝つぼの色も美しく、エメラルドグリーンのように見える日も真っ青に見える日もあり、見る者の心を捉えて離しません。滝つぼまでは駐車場から約1.2kmの遊歩道があり、自然の風景を楽しみながら散策できます♪勾配のある道なので、履きなれた靴がおすすめ。
雄川の滝には展望台が2カ所ありますが、滝を上から眺めたい場合は「上部展望所」、滝つぼへ行きたい場合は「雄川の滝展望所」となっており、2つの展望所は徒歩で行き来できないので、事前にどちらに行きたいか決めておくといいかもしれません◎
前日が雨の日は水かさが増し、迫力のある滝が見られますが、遊歩道が冠水して立ち入り禁止になる場合もありますので、事前に南大隈町のホームページで確認してから行きましょう。
10.大川の滝【鹿児島県】
photo@大川の滝
自然豊かな屋久島の中でも最大規模を誇る大川の滝は、島の西側の照葉樹林の中を流れ落ちる滝です。高さ88mの断崖からごうごうと音を立てて流れ落ちるダイナミックさは他ではなかなか見られません♪梅雨の時期には水かさが増してさらに迫力満点です♡
駐車場から滝つぼの近くまで徒歩で行くことができ、水しぶきを浴びられます^^バリアフリー仕様になっているため、車いすでも安全に滝の近くまで行くことができ、大人から小さい子どもまで大自然を満喫できるスポットです。
滝の近くにはきれいな清水が湧き出しているスポットもあり、初夏に訪れた際には素足を浸して涼をとったり、緑に癒されたりと五感で楽しめますよ。
以上、初夏に九州で滝や渓谷を訪れたい方におすすめのスポットを10選ご紹介しました。目で見てその偉大さに感動し、耳で滝の流れる音やせせらぎを聴いて癒され、素足を浸してみて涼をとる。そんな楽しみ方いろいろの滝や渓谷に、ぜひ足を運んでみてくださいね^^
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
IMATABI公式LINE@

おすすめの記事や、宿泊券が当たるキャンペーン情報などをお届けします! QRコードが読み取れない場合はID「@imatabi」で検索してください。