【中国地方】秋ならではの景色が楽しめる♪おすすめ観光スポット10選

自然豊かな中国地方は、歴史的な建造物も随所にあり、秋になると見事な紅葉があちらこちらで見られます♪澄んだ秋晴れの青空の下、寺院と紅葉のコントラストが美しく、全国から多くの人が訪れています。日本最大規模の観光鍾乳洞や雲海展望台も外せません。今回は、そんな秋の中国地方おすすめの観光スポットを10選ご紹介します!
『秋に中国地方に行きたい人』
『中国地方の秋の観光スポットを知りたい人』におすすめ!
1.鬼の舌震【島根県】
photo@鬼の舌震
島根県奥出雲町にある峡谷「鬼の舌震(おにのしたぶるい)」は、斐伊川の支流の大馬木川上流に位置しています。こちら一帯は黒雲母花崗岩地帯で、大馬木川の急流が長年にわたって侵食し、珍しい景観を生み出しています。
谷底にはいくつもの甌穴、至るところにある巨岩には割れ目の節理があり、国の名勝かつ天然記念物に指定されています。渓谷沿いに約2kmの遊歩道があり、高さ45m・長さ160mの「舌震”恋“吊橋」はカップルにも人気のスポットです♡
名前の由来は、『出雲国風土記』の中にある一節「ワニが玉日女命(たまひめのみこと)という女神を恋い慕う」のワニが慕うということばが転じたものとされています。この地に住んでいたという女神を想像しながら散策するのも楽しいかもしれませんね^^
2.由志園【島根県】
photo@由志園
島根県松江市にある「由志園(ゆうしえん)」は、汽水湖「中海(なかうみ)」に浮かぶ大根島にあります。一年を通じて牡丹の花を観賞できますが、秋から冬にかけては紅葉がライトアップされ、中国四国地方最大級のイルミネーションを楽しめます♡
斐伊川の流れや宍道湖(しんじこ)、水面に映る大山など、1万坪の池泉回遊式庭園の至るところで出雲地方の景色が再現されているのが見どころ。また、現在では日本に三カ所のみとされる高麗人参の産地でもあり、「人参茶カフェ」で味わうこともできます^^
高麗人や牡丹、カミツレなどの天然エキスを配合したスキンケア商品も販売されているので、チェックしてみてくださいね♪
3.大山【鳥取県】
photo@大山
鳥取県の最南端に位置する大山は、日本百名山のひとつで中国地方最高峰の1709mの高さを誇ります。剣ヶ峰をはじめとし、弥山や三鈷峰等など峰が連なっており、北西側から見ると富士山に似ていることから伯耆富士とも呼ばれています♪
ブナ林が生い茂り、そのため良質な伏流水や湧き水がいくつもあり、その水を利用して作られたミネラルウォーター工場があります。秋になると至るところで紅葉が♡特に「ブナのトンネル」はドライブスポットでは外せないポイント。
見事な紅葉のトンネルをくぐった後は、鍵掛峠やミルクの里などを巡って景色を楽しんだりグルメを楽しんだりと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。紅葉の見ごろは10月下旬から11月上旬。登山にも最適な時期とあって、全国から観光客が訪れています^^
4.旧関谷学校【岡山県】
photo@旧閑谷学校
「旧閑谷学校(きゅうしずたにがっこう)」は、岡山県備前市閑谷にある特別史跡で、講堂が国宝に指定されています。江戸時代前期に岡山藩主の池田光政が、日本初の「庶民のための学校」として創建し、明治から昭和にかけて多くの有名人を輩出してきました。
2015年には「近世日本の教育遺産群」として日本遺産に認定されました◎岡山県青少年教育センターが隣接し、児童の校外学習や中高生・会社員の研修などに利用されています。11月上旬から下旬にかけては県内でも有名な紅葉スポットとして知られています♡
特にこの時期に行われる夜間のライトアップは、歴史ある建物と紅葉が光に照らされ、幻想的な雰囲気に。老若男女に人気があり、毎年多くの人が訪れています。
5.備中松山城展望台【岡山県】
photo@備中松山城展望台
標高430mの臥牛山頂上付近に建つ備中松山城の天守は、現存する天守を持つ山城としては最も高い場所にあり、国の重要文化財に指定されています。備中松山城展望台(雲海展望台)は、その天守を横から眺められる絶景スポットです♡
雲海が発生することで知られるこの展望台。特に10月下旬から12月上旬の早朝には、濃い朝霧に包まれる日があります。雲海が発生しやすい条件は、前日の日中が温かく当日の早朝が冷え込む日であり、晴れていること。
運が良ければ「天空の山城」とも呼ばれる雲海に浮かぶ備中松山城を目前に眺めることができます。展望台付近には、天然記念物であるニホンザルがいるので、サルを興奮させないように注意しながら散策と雲海を楽しんでくださいね^^
岡山道「賀陽」ICを下車し、車で約10分ほどのところに専用の駐車場があります。駐車場からは徒歩一分で展望台に着くのでアクセスの良さも人気です。
6.蒜山高原【岡山県】
photo@蒜山高原
西日本を代表するリゾート地である蒜山公園(ひるぜんこうえん)は、標高500から600mの高原地帯であり、中国地区の軽井沢とも呼ばれています。ジャージー牛の牧場もあり、この地域一帯が大山国立公園(大山隠岐国立公園)に指定されています。
サイクリングやドライブスポットとしても人気の蒜山公園は、10月下旬から11月中旬にかけて美しい紅葉が見られます♡さまざまな高原ならではのレジャースポットを楽しんだ後は、蒜山ラドン温泉で疲れを癒せます。
秋には「ひるぜんジャージーランド」で、一面に広がるコスモス畑も楽しめますよ。ぜひ大自然を満喫してくださいね^^
7.紅葉谷公園【広島県】
photo@紅葉谷公園
宮島は世界遺産に登録された厳島神社が有名ですが、そこから徒歩5分の場所に紅葉谷公園があります。約700本の紅葉がありますが、イロハカエデが約560本、オオモミジが約100本、ウリハダカエデやヤマモミジが約40本とさまざまな紅葉が見られます♡
特に11月中旬から11月下旬にかけてが見ごろ。令和2年12月には紅葉谷川庭園砂防施設が、戦後につくられた土木施設では全国初の重要文化財に指定されました。川にかかる赤い橋と紅葉が一体化したような景色が美しく、SNS映えスポットとしても人気です♪
島全体が神の島と呼ばれている宮島。自然豊かなだけではなく、歴史的建造物も多くあるので、ゆっくりと散策を楽しめますよ^^
8.三段峡【広島県】
photo@三段峡
広島の三大観光スポットと言えば、原爆ドーム、宮島そして三段峡を挙げる人も多いのではないでしょうか。三段峡は、広島県山県郡安芸太田町と北広島町を流れる川の流域にある全長約16kmの渓谷で、国の特別名勝に指定されています。
渓谷内には見どころがたくさんあり、10月下旬から11月下旬は紅葉の名所としても知られています。すべてを歩くと5時間以上かかってしまいますが、都会では見られない珍しい植物も見られるので、体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね^^
9.佛通寺【広島県】
photo@佛通寺
広島県三原市にある佛通寺は、応永4(1397)年、沼田高山城主の小早川春平が中国にわたって修行をした僧侶を迎えて開いた寺です。日本屈指の禅道場として知られ、学生や会社員の研修の場としても利用されています。
堂塔伽藍が杉の木に囲まれて立ち並んでいる様子に風情があり、特に11月初旬から中旬にかけては紅葉が素晴らしく、参道が黄色や赤色に色づきます♡この時期には夕方以降ライトアップが実施されることがあり、暗闇に幻想的な空間が浮かび上がります^^
10.秋芳洞【山口県】
photo@秋芳洞
秋芳洞(あきよしどう)は、山口県の中央部に位置する美祢市にあります。このあたり一辺は、「秋吉台」と呼ばれるカルスト台地で、たくさんの洞窟や鍾乳洞がありますが、その中でも一番大きい観光できる洞窟が秋芳洞なのです。
秋芳洞は、地下100から200mにある鍾乳洞で、洞窟の奥にある琴ヶ淵から洞口まで約1kmにわたって川が流れています。10kmほどある洞内のなかで、約1kmほどが観光コースとなっており、さまざまな鍾乳石や石筍(せきじゅん)を眺めながら歩くことができます♪
寒いイメージのある鍾乳洞ですが、温度は四季を通じて17℃で一定しているため、快適に散策することができます。洞窟の名前の由来は、昭和天皇が東宮であったころに訪問し、宮内庁が「秋芳洞」と命名したためとのこと。
観光できる洞窟では日本一の規模である秋芳洞。東洋でも屈指の規模であるとして、中国や韓国からたくさんの観光客が訪れています。時が止まったような自然の造形美を見に、ぜひ足を運んでみてくださいね^^
以上、秋に中国地方に旅行するならぜひ訪れて欲しい観光スポットを10選ご紹介しました♪自然の神秘に驚き、紅葉に癒され、歴史に触れる。気候のおだやかな秋だからこそできる、そんなゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか^^
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