私を成長させる「学び」がある国内観光スポット10選
遊園地やテーマパークも楽しいけれど、知識や経験値を高められるような旅も大切ですよね。日本国内には科学、歴史、自然などを学んだり体験したりできる場所がたくさんあります!旅行から帰ってきたときには、少し成長した自分になっているかもしれません◎そんな学びのあるおすすめの国内観光スポット10選を紹介します。
『日本の歴史や自然に関心がある』
『旅行を通じて学びを得たい』人におすすめ!
1、気分は映画の中の科学者「日本科学未来館」(東京)
photo@「国立科学未来館」
日本の誇る宇宙飛行士、毛利衛さんが館長を務める「日本科学未来館」。写真の地球型ディスプレイには、実際の雲のデータが映っています!「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という毛利館長の思いで作られたそうです。1000万画素超の高解像度巨大ディスプレイは圧巻!
館内は最先端技術が体験できる「実験工房」や、科学コミュニケーターが最新の科学について分かりやすく話してくれる「コ・スタジオ」など、大人から子どもまで興味津々な展示やイベントが盛りだくさん!
photo@「日本科学未来館」
「感染症の拡大や異常気象が起こったとき、どうやって生き延びればいいの?」
「宇宙ステーションの中ってどうなってるの?」
「アンドロイドのいる未来って、人間はどうなるの?」
科学未来館は私たちのこんな疑問に答えてくれますよ◎
日本科学未来館
2、一日中楽しみながら学べる「名古屋市科学館」(愛知)
photo@「名古屋市科学館」
大人になってもとても楽しめて勉強になる「名古屋市科学館」。ここの見学は1時間や2時間じゃ全然足りません!
とーっても広い敷地に建つ、地下2階~地上6階+天文台までの館内をめぐります。
1~6階まで、『地球のすがた』『人体のふしぎ』『生命のひみつ』『物質・エネルギーのせかい』など、テーマごとに展示されているため、広くても脳内はきちんと整理できますね(笑)
photo@「名古屋市科学館」
実際に触ったり、持ち上げたり、クイズに答えたりできる展示物が多く、友達同士で盛り上がること間違いなし!
写真に撮っても面白いです。
プラネタリウムも大人気!内径35mの大きさは世界一です。シートはゆったりとしたリクライニングシートで、まるで空気が澄んだ日の夜空を見上げているような気分になります。
プラネタリウムは2018年3月にLED化をしたそうで、それにより冷却ファンの個数が減って、以前より音の演出もいっそうクリアに楽しめそうです!
名古屋市科学館
3、平和の尊さを心から感じる「平和記念公園」周辺(広島)
原爆ドーム
photo@「原爆ドーム」
人類史上初めて、原子力爆弾が投下された広島。平和の尊さを学ぶために小学校・中学校の修学旅行で行ったことがあるという方も多いと思いますが、少し大人になってから行くと、またいっそう平和であることの大事さを実感するのではないでしょうか。
写真の原爆ドームは、平和記念公園のそばを流れる川の対岸にあります。原爆ドームの南東約160m、高度約600mで原子爆弾が炸裂し、天井から火を噴いて全焼したそうです。市議会や市民運動の成果が実って1996年に世界文化遺産に登録され、世界から観光客が訪れています。
平和記念公園
photo@「平和記念公園」
平和記念公園周辺には、数多くの平和を祈る碑が建てられています。また、公園内の「広島平和記念資料館」では当時の資料や、核兵器の危険性などに関する展示が行われています。
(※改修工事のため、東館のみ開館、2019年春にリニューアルオープン予定)
平和記念公園
4、日本の発展と時代の移り変わりを感じる「軍艦島」(長崎)
photo@「軍艦島」
正式名称は端島。明治時代から石炭の発掘が開始され、1960年頃には480m×160mの島に5200人を超える住人がいたそうです。当時の人口密度は世界一だったと言われています。
九州・長崎の海にポツンとある小さな島であるため、台風も直撃します。しかし当時の住民は度胸が据わっていて、打ち付ける波を女性たちが防波堤の上から見ていたのだとか!炭鉱は1974年に閉山し、今では誰も住んでいません。
船に乗って上陸し、島の一区画を観光できるのですが、人々が住まなくなって40年以上経ったその様子は映画のワンシーンのような幻想的な風景に思えることでしょう。
photo@「軍艦島」
軍艦島の観光ができるようになったのは2009年と実はわりと最近のこと。筆者が2015年に行ったときは、かつて炭鉱で働いていた70代の男性が語り部として島を案内してくれました。
今こそ行くべきときかもしれません。
5、生き物の本来の姿が見られる!?「海遊館」(大阪)
photo@「海遊館」
全国各地に水族館はありますが、「海遊館」はなんといっても規模の大きさが魅力です。動物のお食事タイム見学にしても、カワウソ、水鳥、アシカ、カピバラ、ペンギン、イルカ、ジンベエザメ、サンゴ礁で生きる魚、アザラシ…世界各地の動物や魚のお食事風景がほぼ毎日見られるんです。
毎日夕方5時からは「夜の海遊館」と題し、月明かりほどの照明に変わります。夜の動物本来の姿も見られて勉強になるやら、とってもかわいいやら…!
スナメリ調査
海遊館では「大阪湾スナメリ調査」に取り組んでいて、4月と9月には一般のお客さんも応募して調査に同行できる日があります。かつては大阪湾でも頻繁に確認されたスナメリは、水質汚染や環境の変化で「絶滅の危険が増大している種」となっているそうです。地元・大阪のために調査に取り組む姿勢もとても勉強になります!
海遊館
6、1200年の歴史に囲まれる「高野山」(和歌山)
photo@「高野山」
弘法大師空海が開いた真言密教の聖地「高野山」。2015年に開創1200年を迎えました。高野山道路の一帯が歴史の深い寺院や建造物でいっぱいです。中でも「奥之院」と「壇上伽藍(だんじょうがらん)」というエリアが二大聖地として人々の信仰を集めています。
「奥之院」は参道が約2km。その間に歴史の教科書にも載っている諸大名の墓石や記念碑のほか、樹齢約700年の杉木などが並んでいます。「壇上伽藍」の境内には日本で最初の多宝塔「根本大塔」や、高野山の総本堂「金堂」など、歴史を感じられる19の建造物があります。
「とてもとても1泊では観光しきれない!」そう思う方は、より深く高野山を知るためにも宿坊に泊まってみてはいかがですか?山内の52のお寺が宿坊として利用でき、精進料理や朝勤行(朝のお勤め)などの貴重な体験もさせていただけますよ!価格もお手頃なのでおすすめです◎
高野山
7、“日本の夜明け”を学ぶぜよ!「高知城歴史博物館」(高知)
photo@「高知城」
坂本龍馬や板垣退助など、明治維新で活躍した人物を多く輩出した高知。高知城のすぐふもとに2017年3月、「高知城歴史資料博物館」が開館し、国宝や重要文化財、土佐藩(現在の高知)ゆかりの歴史資料などが展示されています。
高知城は全国に数あるお城の中でも本丸御殿が現像しているわずか4棟のうちの一つ!天守に上ることもでき、そこからの見晴らしはまるで殿様気分です!
高知城歴史博物館
桂浜
photo@「桂浜」
龍馬像で有名な「桂浜」にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?高知市街地のはりまや橋からバスで約30分。桂浜地区には「坂本龍馬記念館」もあり、龍馬や幕末の維新に関する企画展が常に行われているので、スケジュールを要チェックです! (※「坂本龍馬記念館」は2018年4月1日からリニューアルのため休館、2018年4月21日にグランドオープンするそうです!)
桂浜
8、日本一の夜空を天体観測「阿智村」(長野)
photo@「阿智村」
周囲を山で囲まれている阿智村は、平成18年度に環境省から「全国星空継続観測(星が最も輝いて観える場所)」で第1位に選ばれた土地です。宇宙に興味のある方は、日本一の夜空が見える阿智村で天体観測をしてみてはいかがですか!?
春から秋にかけては富士見台高原ロープウェイで標高1400mの山頂に行くことができ、合図とともに山頂施設の照明を一斉に消灯するので、街中では決して見られない夜空を観測できます。
photo@「阿智村」
昼間の姿も魅力的な阿智村。富士見台高原では春は水芭蕉、夏は100万輪の花畑、秋は紅葉が見られ、冬はスキーやスノーシューが楽しめます。夜は天体観測、昼は四季折々の景色やアクティビティを満喫できますよ!
阿智村
9、北の地の豊かな自然を全身で体感!「知床」(北海道)
photo@「知床」
「自然を学びつつ、アクティビティも楽しみたい!」という方は思い切って知床に行ってみてはどうでしょう!?
世界遺産に登録されている知床は、冬の流氷はもちろん、知床五湖や羅臼岳、フレペの滝など豊かな大自然に恵まれています。陸も海も、知床で見られる野生動物の種類は豊富です!
photo@「知床五湖」
知床ではロードバイク、トレッキング、流氷ウォークなど、アクティビティを楽しみながら知床の自然を学べるさまざまなツアーが用意されています。その中には、女性ガイドさんが知床の深い森を案内してくれるツアーもあるため、女子一人旅でも楽しめます!
「森の中を歩くなんて初めてだから心配…」という方もご安心を!体力に応じて案内してくれますし、行ってみたい場所を伝えればツアーをアレンジしてくれます。
10、震災の記録を未来に生かす「リアス・アーク美術館」(宮城)
photo@「気仙沼」
気仙沼市の「リアス・アーク美術館」には、2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災現場写真や被災物のほか、明治、昭和の三陸大津波に関する資料が展示されています。日ごろの防災意識を高め、今まで以上に未来を考えるために訪れるべき場所だといえます。
「リアス・アーク美術館」はもともと、芸術文化に触れたり住民に創作活動の場を提供するために造られた生涯学習施設です。2階には歴史・民俗資料も展示されていて、気仙沼の豊かな海・山の幸についても学べるようになっています!
リアス・アーク美術館
周辺スポット
「リアス・アーク美術館」の周辺エリアには、グルメや買い物が楽しめる「海の市」や気仙沼港で水揚げされた海産物を販売している「お魚いちば」など、人気スポットもたくさんあります。気仙沼はフカヒレでも有名。「海の市」にはサメについて楽しく学べる「シャークミュージアム」もありますよ!
まとめ
修学旅行で有名なスポットもありましたが、大人になったからこそ見え方や感じ方も違ってくるでしょう。現地に行くと興味や好奇心もよりいっそう掻き立てられますし、日本の自然や歴史を深く学ぶことができるため、有意義な旅行になることでしょう♪
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
IMATABI公式LINE@
おすすめの記事や、宿泊券が当たるキャンペーン情報などをお届けします! QRコードが読み取れない場合はID「@imatabi」で検索してください。