【ゼミ合宿の準備と注意点】幹事向けアドバイスやおすすめ合宿地5選◎



大学4年生になると、多くの人がゼミに所属し、卒論に取り組みます。そのゼミで一般的に夏休みに行われるのが、ゼミ合宿です。ほとんどの人は初めてのことで、旅の準備や合宿場所を決めるのに悩むでしょう。本記事では、基本的な旅の準備や持っていくと便利なもの、編集部がおすすめする合宿場所などをご紹介します!
「ゼミ合宿に関して困っていることがある人」
「ゼミ合宿の幹事さん」におすすめ!
ゼミ合宿の基本
費用はいくらくらいかかるの?
一般的なゼミ合宿にかかる費用項目は以下の4つ。
- 宿泊費宿泊施設によって大きく費用は異なります。立派な旅館やホテルに泊まるゼミ、合宿所のような大部屋に泊まるゼミそれぞれですが、平均的なホテルタイプの場合、1泊2食付で7000円~9000円の価格帯が多いです。
早割りなどを利用して、上手に節約しましょう。 - 交通費電車、車など交通手段でも変わってきますし、もちろん距離でも変わってきます。関東の大学の合宿場所として人気のある伊豆の場合、東京から電車での往復の交通費は13000円程度かかります。
また、人数の多いゼミの場合、バスをチャーターすると割安になることもあります。 - 会議室・プロジェクターなどのレンタル費用普通の旅行と異なり、特別に必要な費用といえば、会議室やプロジェクターなどのレンタル費用でしょう。会議室のサイズにもよりますが、小会議室で3時間15000円くらいの価格設定が多いです。10人いれば一人1500円ということになります。
また、研修・合宿向けのプランを用意しているホテルでは、宿泊費とセットになっているプランもあるため、上手に節約しましょう。 - 懇親会費1泊2食付で夕食のプランが宴会のようになっている場合もありますが、その後にほかの場所や誰かの部屋で2次会をする場合が多いでしょう。その場合には3000円~4000円程度かかるのが一般的です。
何を持っていけばいいの?
- 着替え
宿泊する日数+1予備があると安心です。そうすれば、自由時間に山や海で遊ぼう!となっても、汚れを気にせずに思い切り遊べます。
また、会議室のクーラーが効きすぎることもあるため、羽織れるものも1枚あるといいでしょう。
- 現金
当たり前のように思うかもしれませんが、宿泊施設の場所によってはATMが近くにないということも…。予備のお財布などを用意して、お財布とは別に持っておくともしもの時にも安心です。
部屋に荷物を置きっぱなしにするようなときには、ほかの貴重品と一緒にセーフティボックスに入れましょう。
- 保険証
急に具合が悪くなって病院に行くときに保険証がないと、全額負担しなければなりません。
家の近くではありませんから、後から保険証を持って行って返金してもらうのも難しいですよね。
念のため、保険証、または保険証のコピーを持っていきましょう。
- 常備薬
胃薬や頭痛薬など自分に合っているとわかっているものをいくつか持っていきましょう。
必要な時にホテルに聞けば用意があるかもしれませんが、それが体に合うものかどうかわかりません。
普段、飲みなれているものを持っていきましょう。
- 文房具
勉強をしに行くのですから、忘れる人はいないと思いますが、ホテルの中で買おうとすると割高ですし、近くにお店があるとは限らないため、予備の消しゴムやシャープペンの芯など足りなくならないように準備しましょう。
- 電源タップ・延長コード
携帯やタブレット、パソコンの充電、それ以外にもいろいろと電源が必要となりますが、ホテルの部屋には必要最低限しかない場合もあります。
電源タップを持っていけば、充電の順番待ちでイライラ…なんてトラブルを防げますよ。
- 化粧水などの保湿用品
ホテルの部屋は非常に乾燥します。いつも以上に保湿に気を使いましょう。女性だけでなく、男性も気をつけるのがおすすめです。
化粧品や乳液は旅行用の小さなセットも売っていますが、普段使っているものを小さなボトルに詰め替えていく方がいいでしょう。100均のボトルなら使い終わったら捨ててしまえば荷物になりませんね。
眠っている時に乾燥でのどが痛くなってしまう人はいませんか?そういう人はホテルの部屋では注意が必要です。保湿できるタイプのマスクをして寝れば、翌朝、のどが痛くならずに済みます◎
のどぬーる ぬれマスク ひもなし貼るタイプ
- サブバック
着替えなどメインの荷物はリュックや小さなキャリーケースなどに入れて持っていくと思いますが、自由時間に近くへ観光にいったりすることもあるでしょう。
その時にお財布と携帯など必要なものだけ入れて持っていけるバックがあると便利です。
- ビニール袋
連泊するような場合には、汚れた服ときれいな服を分けられるような袋があるときれいな服ににおいが移ったりする心配がありません。
100均や旅行用品コーナーに売っている衣類圧縮袋を使えば、かさばる荷物をコンパクトにすることもできます。
初めてのゼミ合宿で心配になって、あれも、これも、と持っていきたくなるかもしれませんが、ゼミ合宿は団体行動であり、身軽であることも大切です。
ある程度の備えをしたら、最後は「もしもの時は現地で!」と割り切りましょう。
編集部おすすめの合宿地 5選◎
ゼミ合宿の基本を抑えたら、次は行先を考えましょう。ゼミ合宿では一般的に2~3時間程度の移動でいける場所が選ばれることが多いです。
編集部のおすすめをご紹介しますので、参考にしてみてください◎
猪苗代
新幹線を利用すれば、東京からでも2時間で行ける猪苗代は自然豊かな環境です。
ホテルや旅館だけなく、ペンションや貸別荘も豊富にあるので、貸別荘を貸し切れば、他の利用者を気にせず過ごせます。
BBQなどの野外アクティビティを行いたい学生さんにもおすすめです。
河口湖
電車・車でのアクセスだけでなく、各地からの高速バスも豊富な河口湖は、関西・東海の大学にも利用しやすくおすすめです。
富士山をはじめとする観光地はもちろん、富士急ハイランドなどエンターテインメント施設もあるので、自由時間の予定も充実したい学生さんも満足できるでしょう。
伊豆・伊東
東京から1時間30分ほどでいける伊豆・伊東は昔から温泉地として有名です。
そのため、ホテル・旅館だけでなく、会議室などの共有設備が充実した保養施設もあるので、ゼミ合宿に適した宿を見つけやすいでしょう。
伊豆・伊東に特化した合宿の宿検索サイトもあります。
伊東・ゼミ合宿の宿
南紀白浜
関西地方の大学のゼミ旅行なら白浜がおすすめです。新大阪から白浜まではJRで約2時間15分です。
ゼミ合宿とはいえ、せっかくの夏休みの旅行、夏らしく海辺のアクティビティを満喫したい学生さんも満足できるでしょう。
湯布院
大分駅からJRで約60分の湯布院は落ち着いた雰囲気の温泉街です。少人数のゼミで静かな環境でじっくりと議論を深めたり、親睦したりしたい学生さんにもおすすめです。
幹事になっちゃった!プランニングのお助け情報
大まかな行先はゼミ生で相談して、細かい手配は幹事が…という場合もありますよね。幹事になってからあわてないように、お助け情報をご紹介します。
宿の手配をお助け!
一般的なホテル予約サイトで条件に合う宿を探すのもいいですが、合宿やゼミ旅行に特化したホテル検索サイトもあります。
このようなサイトで探せば、会議室などの必要な設備がある宿が簡単に見つけられるので便利です。
旅行会社が運営するゼミ旅行・合宿に特化したサイトでは会議室の料金込みなどのプランも用意されているので費用を抑えた計画を立てるのにも役立ちます。
人数の多いゼミなどで、往復のバスのチャーター、宿など、すべてをまとめて手配したい場合には旅行会社に依頼するという手もあります。
一括で見積もりを依頼できるサイトや合宿・ゼミ旅行を得意とする旅行会社もあるので、活用してみましょう。
自由時間のアクティビティをお助け!
ゼミ合宿では午前中だけゼミを行う、または午前・午後行う場合でも15時ごろに終わる場合が一般的です。
そのため、自由時間が長くて半日ほどあります。
また、1時間程度の空き時間にも何かできることをあらかじめ考えておくと、“できる幹事”とみんなに思われますよ!
- 周辺の観光情報を確認しておく
ちょっとしたドライブでいける場所、徒歩で行ける場所、工芸などの体験型の施設など、いくつかのパターンをおさえておくと、天候や空き時間の長さなどに臨機応変に対応できるでしょう。
大規模なホテルではホテル内で体験型のアクティビティを実施していたり、観光施設までの送迎バスが出ている場合もあります。
- スポーツ施設が併設されている宿にする
会議室などの施設が整っているホテル・保養所では、テニスコートやサッカーコート、卓球ルームなどの運動施設が整っている場合も多いです。
運動好きなゼミ生が多い場合には、こういった施設がある宿を予約して、利用方法についても確認しておきましょう。
- 童心に返ってアナログなゲームをしてみる
けいどろや椅子取りゲーム、ハンカチ落としなどの誰もが子供のころにやったころのあるゲームを全力でやってみると意外と盛り上がりますよ!
それでもやっぱり、そこまで簡単なゲームは…という場合には人狼ゲームをお勧めします。ゼミ合宿の定番です◎
ゼミ合宿についてイメージがつかめましたか?
ゼミ合宿の目的は第一に、大学を離れ、集中できる環境で研究に関するテーマについて議論したり、卒論の中間発表をしたりといった勉学に関することです。
しかし、それと同じくらいにゼミ生同士、またはゼミ生と教授の親睦を深められる大切なものです。
ゼミ合宿なんて面倒くさいなあ、という人もサークルやアルバイトの仲間と行く旅行とは違った雰囲気のゼミ合宿をぜひ楽しみましょう!
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