自然豊かな日本のジオパーク10選◎日本で地球を感じる旅をしよう!

asokazankakou

世界遺産は知ってるけど、ジオパーク?という人は多いのではないでしょうか。ジオの語源はギリシャ語の地球という意味。ジオパークは、地球の活動によって生み出された美しい自然、生命とのつながりなど楽しむことができる場所。今回はユネスコ世界ジオパークにも認定されている日本のジオパークを含む全10か所の日本のジオパークを紹介します♪

『地球の活動を肌で感じる旅をしたい人』『五感で旅を楽しみたい人』におすすめ!

1:北海道 ★洞爺湖有珠山ジオパーク

↑★は世界ジオパークに認定された日本のジオパークです。
toyakophoto@洞爺湖


洞爺湖有珠山ジオパークは、世界ジオパークに認定された日本第1号のジオパークです。

洞爺湖有珠山ジオパークには、約11万年前に発生した巨大噴火でできた直径10kmのカルデラに水がたまってできた洞爺湖と、約2万年前の火山活動でできた有珠山をメインに、火山活動によって変化した、大地の姿を感じることができます◎

usuzanphoto@有珠山


有珠山は、洞爺湖の南に位置する活火山です。

洞爺湖周辺の土壌は、有珠山の噴火の恵みによりミネラルがタップリ!自然を満喫できるだけでなく、洞爺湖サミットでも使用された「とうや湖黒毛和牛」他、ブランド肉、噴火湾や洞爺湖で水揚げされる魚介類等大地の恵みを堪能できます◎

 

アクセス

洞爺湖有珠山ジオパークエリアへは、新千歳空港からJRの特急で1時間半ほどです。

★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆洞爺湖◆
    春は桜や洞爺湖を見下ろす丘に広がる壮瞥公園の梅、夏は避暑地として、秋の紅葉、春から秋にかけて毎晩開催される洞爺湖の花火、冬はイルミネーションと四季を通して楽しめます。
  2. ◆洞爺湖温泉街◆
    火山の恵みといえば温泉!
    洞爺湖温泉では、宿泊しなくても楽しめる、足湯や手湯があるので、散策途中に気軽に温泉を楽しめます!

おすすめスポット以外でも、トレッキング、サイクリング、キャンプに海水浴など、火山、湖、森、海の魅力を存分に楽しめるアクティビティも豊富なジオパークです。

 

2:北海道 ★アポイ岳ジオパーク

samanikaiganphoto@様似海岸


アポイ岳ジオパークには、日高山脈の西南部に位置し、新富(しんとみ)、 様似(さまに)海岸、日高耶馬溪(やばけい)、アポイ岳、幌満峡(ほろまんきょう)の5つのエリアがあります。

約1300万年前、北米プレートとユーラシアプレートの2回の激しい衝突でできた日高山脈と一緒に、地球の内部にあるマントルが地表に現れてできた「かんらん岩」の山、それがアポイ岳です。かんらん岩の中には、宝石の「ペリドット」が含まれているそうです♥

 

アクセス

札幌から、高速バスで様似まで3時間半ほどです。

★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆様似海岸◆
    様似海岸~日高耶馬溪の海岸線をドライブすると、奇岩や、海食崖(波の浸食によってできた、切り立った崖)等、岩と海が織りなす美しい景観を楽しめます。
    全国的に有名な日高昆布は様似エリアの名産品です♪
  2. ◆アポイ岳◆
    アポイ岳にしかない高山植物を楽しめます!

3:新潟県 ★糸魚川ジオパーク

oyashirazuphoto@親不知


糸魚川ジオパークエリアでは、5億年前のカンブリア紀からあるヒスイと、2500万年前以降の新第三紀にできたであろう糸魚川-静岡構造線(大きな断層)を同じエリアで体感することができます!

糸魚川ジオパークは、糸魚川市の地質や文化、歴史を感じることができるジオサイトと呼ぶ場所が24箇所あります。

 

アクセス

糸魚川ジオパークエリアへは、東京から北陸新幹線で2時間ほどです。
benteniwaphoto@弁天岩


★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆親不知ジオサイト◆
    親不知ジオサイトは、北陸本線青海駅~市振駅の間、約15km続く、断崖絶壁の親不知(おやしらず)・子不知(こしらず)海岸のエリアです。
    この辺りは、日本で初めて海上に設置された自動車道だと言われています。
    親不知記念広場の展望台からは荒々しい海岸線を見ることができます◎
  2. ◆弁天岩ジオサイト◆
    弁天岩ジオサイトの名前にもある弁天岩は、約300万年前に海底火山から噴出した火砕流が積み重なってできた岩です。
    ここには、海の神様「市杵島姫命(いちきひめのみこと)」をお祀りした、厳島神社があります。

弁天岩ジオサイト内には、日本海に沈む美しい夕日が観賞できる「日本海夕日ステーション」に指定されている道の駅『マリンドリーム能生(のう)』があります。

マリンドリーム能生には、日本海側最大級とも言われる、ベニズワイガニの直売所もあります。冬はカニ、夏は岩ガキと新鮮な海の幸をその場で食べられるますよ~♪

4:島根県 ★隠岐ジオパーク

tsuutenkyophoto@通天橋


隠岐ジオパークは、島根半島の北約50kmの日本海に点在する隠岐諸島の陸海合わせたエリアから成り立っています。

隠岐諸島はユーラシア大陸と一体だった時代、島根半島と陸続きだった時代等、大きく分けて4つの時代を経て、約1万年前に海面が上昇したことにより、現在の離島の姿になりました。

様々な時代を経てきた隠岐諸島では、北海道で見られる植物と、沖縄で見られる植物が同じ場所で共存していたり、海の中でも、南にいる生物と、北にいる生物を同じ場所で観察することができます。世界的に見ても「ミステリアス」と言われる自然に溢れています。

 

アクセス

隠岐ジオパークエリアへは、東京から飛行機で2時間ほどです。大阪か出雲を経由して、隠岐世界ジオパーク空港に向かいます。

kunigakaiganphoto@国賀海岸


★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆春日の浜、久美海岸、奥津戸海岸◆
    島後(とうご)の北東部に位置する春日の浜、北部の久美海岸、南西部の奥津戸海岸では、北と南の植物が共存している所を観察することができます。
  2. ◆イカよせの浜◆
    隠岐の名物の1つにイカがあります。9月~2月にかけて海岸近くに、体長1mにもなるソデイカが寄ってくる「イカよせの浜」が島後と、西ノ島の2カ所にあります。
    地元の人々は、寄ってきたイカを手で拾うのだとか!

    これも自然のミステリーですよね~。

5:京都府、兵庫県、鳥取県 ★山陰海岸ジオパーク

uratomikaiganphoto@浦富海岸


山陰海岸ジオパークは、山陰海岸国立公園を中心に、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市、香美町、新温泉町)、鳥取県(岩美町、鳥取市)の1府2県3市3町にまたがり、東京都よりひとまわり大きい、広大なエリアからなっています。

 

アクセス

山陰海岸ジオパークへは、東京から飛行機で1時間10分ほどです。

tottorisakyuphoto@鳥取砂丘


山陰海岸ジオパークの特長は、約2,500万年前の日本海形成時の地層やリアス式海岸、砂丘等、多くの地形・地質遺産を見ることができることです!

起伏や変化に富んだ海岸地形から、ジオパーク内には、有数の漁場、漁港があり、太平洋側の地域より魚の種類が豊富で季節毎の美味しい魚が採れます◎

kinosakionsenphoto@城崎温泉


また、断層に沿って、数多くの温泉も点在し、城崎温泉や、岩井温泉等千年以上の歴史を持つ名湯があります^^

genbudo

photo@玄武洞


★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆玄武洞公園(兵庫県豊岡市)◆
    玄武洞は地球磁場の逆転の発見につながった場所で、国の天然記念物に指定されています。
  2. ◆浦富海岸(鳥取県岩美町)◆
    浦富海岸は、東西約15kmに渡る海岸で、日本海の荒波に新色された岩石と、白砂、青松の浜の景観が多くの文人達に絶賛された場所で、国指定天然記念物・名勝に指定されています。
  3. ◆鳥取砂丘◆
    鳥取砂丘は、四季、時間により刻々と姿を変えていく砂丘の風紋。
    多くの詩人が歌を読み、その歌碑が点在してたてられています。

6:静岡県 ★伊豆半島ジオパーク

izufujiphoto@西伊豆からの富士山


伊豆半島ジオパークは、静岡県の東部に位置します。フィリピン海プレート上の火山島が、本州に衝突し、約60万年前に、現在のような半島になりました!

伊豆半島は東、西、南、北、中伊豆の5つの地域に分かれます。

 

アクセス

伊豆半島ジオパークへは、東京から東海道新幹線で50分ほどです。

ryuuguukutsuphoto@龍宮窟(南伊豆)


中伊豆には天城山があり、国内有数の多雨地帯で、冬には積雪になることも多々あります!沿岸部の平均気温は黒潮の影響により、15~17℃です。石廊崎周辺(南伊豆)は無霜地帯です。

photo@黄金崎(西伊豆)


また、伊豆半島沿岸部は深い海になっていることも特徴の1つです。深海に住むタカアシガニは、戸田(西伊豆)の名物です^^

★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆龍宮窟(りゅうぐうくつ) (南伊豆)◆
    龍宮窟は、波に削られてできた海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。
    海食洞の天井が一部崩れ、天窓が開いていて、伊豆の中では最大級です。
  2. ◆黄金崎(西伊豆)◆
    黄金崎周辺の岩石は、火山が作り出した温泉水や地熱により変質して変色したものです。
    三島由紀夫が船上から黄金崎を見て、「平滑な一枚の黄金のように見える」と著書に記しています。

7:高知県 ★室戸ジオパーク

murotoanankaiganphoto@室戸阿南海岸


室戸ジオパークは、高知県東部の室戸半島にあり、室戸市全域がジオパークのエリアです。

murotomisakiakouphoto@室戸岬(アコウの木)


室戸ジオパークでは、地震による隆起と海の作用によって形成された海岸段丘や、国の天然記念物である、室戸岬亜熱帯性植物樹林などを見ることができます◎

室戸半島の西海岸側は海岸段丘と遠浅の海になっています。海岸段丘は、日当たりや水はけが良いので、甘~いサツマイモやナス、ビワ等、おいしい農作物ができるそうですよ^^

 

アクセス

室戸市へは、高知市から、高速バスで2時間40分ほどです。

murotomisakiphoto@室戸岬(タービダイト層)


東海岸側は、海に急角度で落ちる断層運動の結果できた崖(断層崖)になっています。この断層崖のおかげで、海洋深層水が比較的取り易く、ホテルやスパ、塩など様々活用されています◎

★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆室戸岬◆
    室戸岬の中でもイチオシスポットが、砂や泥が海水と混ざり、流れによって海底に積もってできたシマシマの地層(タービダイト)層です。
    縦向きの縞模様になっているのは、積もった後、回転したからなのだとか。

また、アコウという亜熱帯植物を見ることができます。
太い根を岩にはって成長するのだそう。
これが一本の木には到底見えません!><

8:長崎県 ★島原半島ジオパーク

unzenkazanphoto@島原(雲仙火山)


島原半島ジオパークは、九州の長崎県南部にあります。島原半島には、島原市、雲仙市、南島原市3つ市があり半島の中心には雲仙普賢岳が有名な雲仙火山がそびえています!

 

アクセス

博多から高速バスで3時間ほどです。

shimabarafutagoiwaphoto@島原半島 両子岩(ふたごいわ)


島原半島では、約430万年前から平成噴火までの火山活動の痕跡や断層を観察することができます◎

unzenzigokuphoto@雲仙地獄


島原の人々は、火山活動の影響で、大きな災害を受けてきましたが、有名な雲仙温泉や湧き水等、多くの恩恵を受けて生活しています。

★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆雲仙温泉◆
    雲仙温泉は島原半島のほぼ中央に位置します。
    雲仙温泉は約350年前に宿を作ったことから始まり、標高が高く、夏でも涼しいため、明治以降は外国人向けの温泉避暑地として栄えたそうです。
    雲仙温泉といえば、”雲仙地獄めぐり”が有名です。
    キリシタン殉教の舞台で知られる、雲仙地獄には、30近くの名前がついた地獄があり、高温の噴気や熱水が噴出し、一帯は硫黄の臭いが漂っています。
    温泉卵が人気です◎
  2. ◆両子岩(ふたごいわ)◆
    両子岩は、150万年前に火山で噴出された国崎安山岩を含む溶岩以外の固形物[火砕堆積物(かざんさいせつぶつ)]の地層が削られて作られた岩です。
    角度によって、元首相の岸信介さんに似ているため、「信介岩」と地元の人は呼んでいるそうです。

9:熊本県 ★阿蘇ジオパーク

asokazanphoto@阿蘇火山


阿蘇ジオパークは、熊本と大分の県境に近い阿蘇市を中心としたエリアです。

阿蘇火山は約27万年前に誕生しました。阿蘇火山は阿蘇五岳(高岳、根子岳、杵島岳、烏帽子岳)をはじめとする多くの山々で構成されています!

 

アクセス

熊本市内からバスで1時間半、大分市内からバスで2時間ほどの場所にあります。

kusasenriphoto@草千里ヶ浜


東西約18km、南北約25kmの世界最大級規模の阿蘇カルデラ(くぼ地)は、約9万年前に島原、天草、山口県にまで達する火砕流が発生した大規模な噴火によってできたものです◎

nabegatakiphoto@鍋ヶ滝


★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆阿蘇火山 中岳火口◆
    阿蘇カルデラの中央にある阿蘇五岳の中岳は、国内有数の活火山です。
    中岳の火口は活動的な火口としては見物できる数少ない火口の内の一つです。
  2. ◆草千里ヶ浜◆
    草千里ヶ浜は、阿蘇五岳の烏帽子岳の北側の火口跡にある78万5000平方メートルの大草原です。
    牛や馬が放牧され、草を食べる風景は、慌ただしい生活を忘れさせてくれる、人気のスポットです。
    のんびり散策することをおすすめします♪
  3. ◆南阿蘇村湧水群◆
    名水百選にも選ばれている白川水源、吉田城御献上汲湯、明神池など、多くの良質の水が湧出する湧泉群が阿蘇カルデラの南側にあります。
  4. ◆鍋ヶ滝◆
    「生茶」や「お〜いお茶」のCMで起用された鍋ヶ滝。
    川に火山灰・軽石・火山岩塊が高速に流れ込み、凝結した固い岩石の下の柔らかい地層を水が削り、滝の裏に空間ができたと言われています。
    滝を裏側から眺めることができるため、「裏見の滝」とも呼ばれます◎

10:東京都 伊豆大島ジオパーク

izuoshimaphoto@伊豆大島(地層切断面)


伊豆大島ジオパークは、ユネスコの世界ジオパークには認定されていませんが、東京都にあるジオパークです。

 

アクセス

東京の竹芝桟橋からジェット船で最短1時間45分ほどです。

miharayamaphoto@三原山


約4~5万年前に始まった、海底噴火からできた、火山山島です。1777年~のの安永大噴火で、三原山が誕生しました!

★★ おすすめスポット ★★

  1. ◆三原山◆
    三原山は、今は落ち着いていますが、活火山です。
    三原山山頂や、裏砂漠と呼ばれる日本で唯一の砂漠へのハイキングがおすすめです♪
  2. ◆地層切断面◆
    元町港から波浮に向かう途中、島を一周する道路沿いにあります。
    大地のバームクーヘンにも見えるかも!?

伊豆大島を1周する道路は約46.6km。
サイクリストに人気です♡

今まで無意識に楽しんできた、美しい景色や温泉、湧水など、大地の活動から生み出されたものだったのですね♪
今年は、大地の活動を肌で感じる旅に出かけてみませんか?

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