初めてのひとり旅は台湾に行こう!【台湾のおすすめ観光スポットをご紹介】
海外へのひとり旅デビューを考えている方に今おすすめしたいのが「台湾」です!日本から距離も近く、リーズナブルに行くことができる上に、治安も良いと評判の台湾。女子のひとり旅としても人気が高いことから、その魅力がうかがえます。そんな台湾のおすすめ観光スポットをご紹介します!ひとり旅の参考にしてみてください♡
『台湾旅行を考えている人』
『ひとりでの旅行先に迷っている人』におすすめ!
女子ひとり旅でも安心していける台湾!
「日本人の女性はどうしてみんなひとりで台湾に来るの?」と、現地の人に驚かれてしまうほど、いまや女子ひとり旅の定番となっているのが台湾。
この数年でLCCが次々と就航、リーズナブルに行けるようになって、日本人の海外渡航先ランキングでも急上昇、ベスト3に入っています。
近くて安い、治安がいい、食事が美味しい、何より人があたたかいと言うことなし。
女子がひとりでも安心して楽しめる、ベストワンの海外旅行先と言ってもいいでしょう。
台湾で初めてひとり旅に挑戦する人向けに、台北近郊のおすすめのスポットをご紹介します。
故宮博物院 中国の至宝を楽しむのは週末の夜に
中国の長い歴史を感じさせる文物が集められている故宮博物院は、是非見たいものです。
見逃せないのは、故宮の5大宝物と呼ばれる次の5つ。
- 翡翠の白菜こと「翠玉白菜」
- 本物の角煮にしか見えない「肉形石」
- ルーペで拡大しなければ見えないほど小さな船に8人が乗っている「雕橄欖核舟」
- 1本の象牙から21層もの球を掘り出しているという「彫象牙透花雲龍紋套球」
- そして世界一長い銘文を持つと言われ歴史的価値の高い「毛公鼎」
忘れずにチェックしてください。
ただ、日中は、日本人のみならず、大陸からの団体客で混み合い、2時間待ち3時間待ちなんてこともザラ。
中に入っても大混雑で、お目当ての展示物も人越しにチラっと見て終わってしまった、なんて話も聞きます。
博物院のスタッフにこっそり教えてもらった狙い目は、夜間に開いている金曜、土曜日の午後6時30分~9時。
ツアー客がいないこともあって、昼間が嘘のように空いていて、ゆったりと思う存分に展示を味わえます。
残念ながら滞在日程に金曜土曜が重なっていない場合は、とにかく朝一番、開館時間の8時半前に行くこと。
9時にはツアー客が入りはじめるので、まずはお目当てのものだけ先に見てしまいましょう。
士林夜市 台湾を代表する夜市は歩くだけで楽しい
夜市はたくさんありますが、食も買い物も大充実、となったら、やっぱり有名な士林!
かわいいスマホケースや雑貨、日本とはちょっと違うテイストが楽しい洋服、さらにはペットショップやゲーム屋台など、見て歩くだけでも満喫できます。
もちろん、食の屋台もたくさん!
地元っ子に教わったおすすめは、牡蠣の卵焼き「蚵仔煎(おあぜん)」に、餅米の詰まった大きなソーセージで肉入りのソーセージをホットドッグのように挟む「大腸包小腸」。
スイーツ好きなら「牛舌餅」。と言っても牛タンが入っているわけではありません。
牛タンのように平たく焼いたパイ状のお菓子で、中にはほんのり甘いピーナツペイストが入っています。
初台湾なら「愛玉子」のレモンシロップジュースや、豆腐のスイーツ「豆花」なども外せませんね。
週末などに地元の人で最も賑わう時間帯は、実は22時以降。
夜でも安心して出かけられます。
四四南村 台湾で流行りのリノベーションスポット
台湾ではこの10年、古い建築をおしゃれに再利用するリノベーションスポットがとても流行っています。
そのひとつが、台北101にほど近い四四南村。
かつての軍人住宅がそのまま利用されたスポットで、日本でいえば昭和建築のようなレトロ感覚でローカルの人気を集めています。
日本ではあまり見かけないコンクリート住宅は、とてもフォトジェニック。
あちこちでモデルさながらに写真を撮る女子たちの姿にも頷けるというものです。
なかには「好,丘」という、雑貨とお土産、カフェの複合店があり、セレクトショップめいた女子にはたまらない品揃え!
ちょっとレトロな雑貨に、美しくパッケージングされた台湾食材。
ここに来ればおしゃれ土産は全部まかなえると言っていいでしょう。
また、日曜に広場で開かれるフリーマーケットも素敵。
アンティークグッズから、食材、乾板カメラの出店まで、バリエーション豊かなアートな出店が揃います。
リノベーションスポットは他に、台北だけでも「華山1914文創園区」「松山文創園区」「寶藏巖國際藝術村」などたくさんありますので、ぜひ足を運んでみてください。
油化街 問屋街に女子好みのレトロカフェが続々
※写真はイメージです。
もともとは問屋街で、バラマキ土産用のお茶や乾物が安く買える通りとして知られていた油化街ですが、近年、地続きのエリア「大稲程」とともにレトロシックなカフェやショップなどが急増。
すっかり女子好みのスポットに変貌しました。
大稲埕から油化街にかけては、清朝末期から日本統治時代にかけて、経済や文化が最も発展した中心地。
一帯には当時の歴史的建造物がたくさん残されているので、歩くだけでも楽しめるはずです。
もちろん、問屋街としての顔も健在。
お茶やからすみ、乾エビ、ドライフルーツ、杏仁粉などが人気です。
九份 “湯婆婆の店”の雰囲気たっぷり
女子に最も人気が高いのが、かつての炭鉱の町・九份。
アニメ「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の店のモデルになったと言われる有名な阿美茶屋
(実際には違うそうですが、その雰囲気は確かにたっぷり!)
をはじめ、その前の階段や展望台からの眺めも美しく、食や雑貨の店が並ぶ通りのそぞろ歩きもとても楽しいので、時間には余裕を持って行きましょう。
おすすめは、マジックアワーとも呼ばれる夕暮れ時。
日没の時間を調べ、その1~2時間前に着くように出かけると、昼夜両方楽しめます。
ただ、ツアーではなく個人でバスを利用する場合、日没後の帰路は大行列でなかなか乗れずに何時間も待つはめになった、という話も聞きます。
たとえば瑞芳行きのバスに乗って電車に乗り換えて帰るなど、代替案も頭に入れておくといいですね。
侯硐 人気動物写真家も訪れた“猫村”
CNNの「世界6大猫スポット」にも選ばれた“猫村”で、あの人気動物写真家・岩合光昭さんも訪れたことで知られる侯硐(ほうとん)。
駅を降りれば、もうそこから猫天国!
人慣れ・カメラ慣れしているので、顔を近づけてのツーショットまで撮り放題。
猫と台湾情緒を一度に味わえる、たまらないスポットです。
女子ひとり旅に欠かせないのがマッサージ
観光スポットではありませんが、女子ひとり旅に欠かせないのがマッサージ。
上手なところはたくさんありますが、日本人女子好みの清潔なインテリアに、施術者のレベルが比較的一定していて安心感がある、一人でも入りやすいマッサージ店が、台北市内にいくつかある6星集足体養身会館と、皇家峇里経典養生会館(ロイヤル・バリ)&皇家巴黎健康養生会館(ロイヤル・パリ)。
深夜まで開いていて駆け込み可能なのもポイントが高いです。
台湾ひとり旅のポイント
最後に、台湾を一人で旅する際のポイントを簡単にまとめておきましょう。
食事の量が多い!
一般的な飲食店に入って注文すると、“中華”だけあって、量が多くて食べきれないことが多々あります。
1人で行く場合は、あらかじめ人気メニューを調べ、厳選して注文すること。
屋台やフードコートなら安心ですが、せっかくの台湾、自助餐と呼ばれるセルフサービスのお店や、麺類など一人で食べ切れるものにも挑戦してください。
変わったところでは一人鍋の店などもありますよ。
トイレは流せない!
トイレは基本的に紙が流せないと思っておいたほうが安心です。
最近は流せるところも出てきましたが、うっかりつまらせてしまっては大変。
個室の隅にゴミ箱が置かれている場合が多いのでそこへ。
紙がないこともありますので、ポケットティッシュを持ち歩くといいでしょう。
また、日本人とはちょっと違う洋式便器の使い方をする人もいますので、座面を拭く除菌ティッシュなどもあると安心です。
ICカードで便利にアクセス!
ひとり歩きなら、移動にMRT(都市鉄道)を使う機会が多いでしょう。
「悠遊カード(EASYCARD)」を購入するといちいち切符を買う手間が省けて楽ですし、交通費が割引にもなります。
ただ、何度も乗り換えて行くような場所、駅から遠い場所の場合は、タクシーをおすすめします。
台湾はタクシーが安く、市内なら1000円以上かかることは稀。
まわり道されるなどの心配も日本より少ないくらいです。
滞在日程がたっぷりある人以外は、時間の節約が楽しむ鍵になります。
ちなみに、タクシーに乗る場合は、地図を見せてもほとんどわかってもらえません。
よほどの有名スポット以外は、住所で告げるのが一番。
紙に書いたり、スマホで表示させたりすればOKです。
歩きなれた靴で行こう!
道がガタガタしていたり、歩きづらいのが台湾。
おしゃれもいいのですが、ヒールのない靴が絶対に楽です。
また、亜熱帯らしく急な雨も多いので、濡れてもOKな靴だとなお安心です。
また、夏は内外の、冬は昼夜の寒暖差が大きいので、長袖のはおりものが一年を通じて活躍します。
脱いだり着たりできる格好が、体調を崩さないコツです。
台湾人は基本的にとても親切。
地図やスマホを片手にちょっと立ち止まると、あちこちから助けの神が現れるくらいです。
もちろん油断しすぎは禁物ですが、日本で注意するのと同レベルで大丈夫。
あまり構えすぎることなく、好意をそのまま受け止めることで、台湾の旅が何倍も思い出深いものになることでしょう。
ひとりでも楽しめること請け合いの台湾、いつもよりちょっと “冒険”に踏み込んでみてください。
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