日本人が移住先として選ぶ人気国ブルネイを調べてみました!
「永遠に平和な国」という意味を持つブルネイ。ブルネイは、東南アジアのボルネオ島北部に位置し、国土の三方をマレーシアに囲まれています。天然資源が豊富で生活水準も高く、国民が安心して暮らせる国なんです♪そんなブルネイは、日本人移民者数がアメリカに次いで第2位だと知っていましたか?なぜ人気なのか、その魅力を調べてみました!
『ブルネイに興味がある人』
『ブルネイに移住してみたい人』におすすめ!
ブルネイってどんな国?
ブルネイ・ダルサラーム国
東南アジアのボルネオ島北部に位置するイスラム教国であり、イギリス連邦加盟国でもあります。首都はバンダル・スリ・ブガワンで、その首都にある豪華絢爛なイスタナ・ヌルル・イマン宮殿は現国王の居城となっています。
ブルネイの国の大部分が熱帯雨林の保護区域に指定されており、原油や天然ガスなどの豊富な天然資源を有している、ゴージャスで不思議な国なのです◎
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ブルネイ基本情報
- 日本との時差…日本よりマイナス1時間
- 人口…42万人
- 国土…三重県とほぼ同じ大きさの5.765㎡
- フライト…2019年3月よりロイヤルブルネイ航空が就航し、片道6時間30分で到着!
- 立憲君主制だが、国王の権力は大きく、マクドナルドやコンビニに国王の写真が飾られている
- 治安…国全体が裕福ということもあり、とても治安が良く、凶悪犯罪もほとんど起きない。
- 14日以内ならビザ不要で入国できるが、入国審査は厳しく、出国する際のEチケットの提示を求められることも…。
ブルネイと日本
ブルネイがエネルギー豊富のため、ブルネイにとって日本は最大の貿易友好国になっており、ブルネイの天然ガスの90%は日本への輸出になっています。
また、日本には東日本大震災の際にも、天然エネルギーの緊急調達を受けるなど多大な支援をいただき、2014年には外交関係30年周年を記念しました。
ブルネイに移住するメリット♡
世界で最も裕福な国ブルネイはGDPが高く、充実したインフラ設備
ASEAN諸国の中でシンガポールに次いで2位というGDPの高さを誇るブルネイ。天然資源が豊富にとれて経済がよく回っているため、日常生活に現状満足している国民が多く、国内が穏やかでのんびりした環境なんだそうです。
また、公共の乗り物は少ないですが国民のほとんどが自動車を所有しているため、日本人でも日本の免許があれば運転は可能です。(3か月以上の長期滞在の場合は大使館で手続きが必要)
公立の医療費・学費が無料!所得税や消費税などの税金もかからない!
天然資源で潤っているブルネイは、公立学校の学費が無料なんです。教育費が9年間も無料の上に、ブルネイ人大学生には毎月約29000円の奨学金が配られ、海外の大学に進学しても奨学金があります。
教育費はもちろん、公立病院の医療費も無料という、ありがたい制度のブルネイ。そして個人の所得税や消費税などの税金もかからない!平均月収は19万程度ですが、光熱費も安く、税金がほとんどかからないため、とてもありがたいですよね♪
世界一安全な国
東南アジアといえば治安が悪いイメージもチラホラ…。
でもココ、ブルネイは日本の外務省にも危険情報がないほど安全な国だと言われています。マレーシアやインドネシアよりも宗教を大事にするお国柄なのだとか。
イスラム教なので出歩く際に肌の露出は控えた方が良いですが、女性子どもが安心して暮らせる国は嬉しいですよね♡
生活費が日本の半額で抑えることができる
GDPが日本を上回る高水準なのに、生活費は日本の半分もしくは2/3で済ますことができるんです。ブルネイは国民がとても住みやすい街として人気が高いようですね。
また、旅行客にも嬉しいことに、あの7つ星ホテルが1泊約3万程で宿泊できるんです!敷地内にはゴルフコース、各スパ施設、ボウリング場にテニスコートなどあらゆる施設があり、時が経つのも忘れてしまいそうですね!
年間を通じて温暖な気候
photo@ブルネイ
熱帯雨林気候に属し、1年中雨が多く高温多湿。10月~1月頃は雨も多く雨季になっていますが、やはりそこは東南アジア。
平均気温28℃なので、暖かい気候が好きな人にはありがたいですね♡
ブルネイに移住するデメリット??
戒律に厳しい国
ブルネイでは国教がイスラム教徒のため、さまざまなルールがあります。戒律が厳しく娯楽も少ない、そして経済が豊かなため、ブルネイには大きな犯罪がなく、夜は女性も出歩ける安全な国というわけです。
ブルネイを観光する場合(特にモスクを観光する際)、女性は肌の露出なども控えた方が良いでしょう!
お酒は飲めない・娯楽の店は少ない
こちらも宗教上の理由で、お酒は販売されておらず、そのためお酒を呑むお店や、いわゆる夜の娯楽店がありません。また豚肉も禁止されているので、これらが好きな人には移住は難しいかもしれませんね。
身分証が3種類、ブルネイ経済の先行きを不安視する声も…。
ブルネイの身分証には3種類あります。
黄色…ブルネイ国民
赤色…ブルネイに永住権を持つ
緑色…外国人労働者
色によって、前述した教育費や医療費の支払いに違いが出てきます。そして、天然資源に依存しすぎており、国の労働者も1/3が外国人労働者という実情に、これからのブルネイ経済を不安視する声も多いのが事実です。
それを解消するため、ブルネイでは「エコツーリズム」という観光業や、企業家を増やそうという試みや経済多様化を、国をあげて頑張っているところです!
ぜひ行ってみよう!ブルネイおすすめ観光地
イスタナ・ヌルル・イマン
photo@イスタナ・ヌルル・イマン
ブルネイ政府の所在地「イスタナ・ヌルル・イマン」は世界最大級の宮殿としてギネスブックにも掲載されています。1984年に総工費4億ドルで完成し、1788もの部屋に、257の浴室など、もう想像も難しいですね…!
普段はもちろん一般公開はしていませんが、毎年イスラム教のお祝い行事であるラマダーン(断食月)終了を祝うお祭りでは一般開放され、手料理がふるまわれたり、お土産を頂けます。
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
photo@スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
ブルネイならではのイスラム教寺院=モスクといえが、こちらのスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク。ブルネイの首都バンダルスリムガワンのシンボルにもなっているんですよ◎
豪華絢爛な外装はもちろん、大理石や水晶をふんだんに使った内部の美しさもゴージャス!ミサが行われている時間以外でしたら、一般観光客も入ることができますが、あくまでもイスラム教寺院の神聖な場所だということをお忘れなく…。
ジュルドンパーク
photo@ジュルドンパーク
東南アジア最大級を誇るブルネイの遊園地ジュルドンパーク。夕方16時から夜開園するというだけあって、夜のネオン・イルミネーションは画像から見てもわかる通りとても綺麗なんですよ♡
裕福な国ブルネイの遊園地はオープン当初6年間、入場料やアトラクションの利用料が無料だったという太っ腹!※現在は有料のリストバンド型チケット制です。そしてあの伝説のマイケル・ジャクソンが無料コンサートを行い、6万人の入場があったそうです。
ウル・テンブロン国立公園
photo@ウル・テンブロン国立公園
ブルネイの飛び地になっている箇所がウル・テンブロン国立公園になっています。約5万㎡の敷地のうち、観光客が立ち入って良い箇所は100㎡のキャノピーエリアと滝エリアのみ。
この公園に行くまでは首都バンダルスリルダガンからジェッティーという船で45分かけて渡り、車でボート乗り場まで行ってから、ボートに乗って公園を目指します。道中も公共交通機関も信号もないため、本当の手つかずの自然を味わいたいなら是非ここでマイナスイオンをたっぷり浴びてください♪
ガジェット王立博物館・ロイヤルレガリア
photo@ガジェット王立博物館
ブルネイの王について学ぶなら、ここロイヤルレガリアへ。入場料は無料ですが、手荷物はロッカーに預け、室内は撮影禁止となっています。
館内はとても広く、王に関するものや様々な展示品もあるのでざっと2時間はかかるかも。お土産店も併設されているので、お土産を買いたいならココで買うのもおすすめです◎
カンポン・アイール
photo@カンポン・アイール
世界最大級の水上集落「カンポン・アイール」。現在は少なくなったと言われていますが、それでも9000人の人が水上集落で生活をしています。
ブルネイの水上集落はインフラ設備が整っているので近代的な暮らしをしているそうですよ。木造の住宅だけではなく、コンクリート二階建ての住居や学校や消防署、モスク、病院なども備わっています。
ラジャ・イステリ・ペンギラン・アナクハジャサレハ橋
photo@ブルネイ橋
2017年に開通したブルネイ川に架かる、カンポンアイールの近くの通称スンガイクブンブリッジです。
女王サレハにちなんで名づけられ、世界で2番目に長いシングルパイロン傾張橋になっています。全長600mの橋は、夜には美しくライトアップされ、ブルネイの新たなシンボルとして注目を浴びているんですよ♪
もし移住する時が来たらぜひブルネイへ!
いかがでしたか?同じアジアの国でも、あまり馴染みがなかった国かもしれませんが、ブルネイの魅力はきっと伝わったはず!
移住の前に、まずはブルネイに旅に行って実際にブルネイの空気をすってみるのも良いですね♪
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。
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