不思議&インパクト絶大!日本全国で見ることのできる奇祭【秋冬編】

夏祭りなどを筆頭に、日本では古来から様々なお祭りが催されています。花火や屋台などの出し物ももちろん良いですが、実は日本には、そんな楽しさを吹き飛ばす変わったお祭りが全国各地で開催されています!そこで今回は、秋から冬にかけて行われる、日本全国の奇祭をご紹介!どれも目をみはる奇祭ばかりですよ♪

『日本の変わったお祭りを知りたい人』
『日本の奇祭を見たい&体験してみたい人』におすすめ!

1. パーントゥ【沖縄県宮古島】

photo@「パーントゥ」


これこそまさに、奇祭中の奇祭と言っても過言ではないのが、旧暦9月上旬に沖縄県宮古島で行われる「パーントゥ」です。こちらのお祭りではなんと、お面と藁のような衣装を身につけた、全身泥だらけの3人の神・パーントゥが、集落中の人々を追いかけて泥を塗りつけてくるのだとか!

とにかく全速力で追いかけてくる様は、一種異様な光景です……。子どもや赤ちゃんを抱っこしている親御さんなども容赦なく追いかけてくるので、中には泣き叫ぶ子どももいるそうですよ。

硫黄のような強烈なニオイを発する泥を、顔などに塗りつけられるのは嫌なものですが、この泥は厄払い&無病息災の印でとても良いものだそう◎ちょっとどころかかなり怖いですが、塗ってもらいたいですね!このお祭りは旧暦9月上旬に開催されるというだけで、事前告知は一切ないのだそう。なので見学できたら、かなりラッキーだと思ってください♪

 

沖縄情報サイト「オキナワーズ」

 

2. 面掛行列【神奈川県鎌倉市】

photo by:Ik T『御霊神社』


「面掛行列」は毎年、鎌倉権五郎景政の命日にあたる9月18日に行われる、鎌倉市御霊神社の例大祭です。神奈川県の無形民俗文化財にも指定されており、阿亀・爺・鬼・烏天などのお面をかぶった、10人の面掛衆が神輿と共に街中を練り歩く姿を見ることができます。

こちらのお祭りは、源頼朝が非人頭の娘を身籠もらせてしまった伝説が由来とされており、面掛衆の先頭を歩く阿亀が、妊婦姿なのはそのためと言われています。なんと阿亀のお腹をなでると、子宝に恵まれるのという言い伝えもあるのだとか♡

屋台などは一切ないシンプルなお祭りですが、面掛衆以外にも、子どものお囃子やお神楽など見どころがたくさん!神職さんのお神楽解説などもあるので、退屈しませんよ♪

 

鎌倉市役所 公式HP

 

3. 大原はだか祭【千葉県いすみ市】

photo@「大原はだか祭」


毎年9月の23・24日に千葉県いすみ市で開催される「大原はだか祭」は、五穀豊穣と大漁を祈願する、江戸時代から続く歴史と伝統のあるお祭りです。

はだか祭りと呼ばれるものは全国各地にありますが、いすみ市のお祭りは特に豪快で関東随一の呼び声が高いもの!何基もの神輿と、何十人もの担ぎ手たちがいっせいに海に押し寄せる様は、かなりの大迫力ですよ♪

このお祭りのハイライトはなんといっても、さらしを巻いた男たちが、海の中で十数基の神輿をもみあう「汐ふみ」!勇ましい掛け声と共に神輿が空中に投げられる様は、一見の価値アリです!

 

いすみ市役所 公式HP

 

4. 笑い祭【和歌山県日高川町】

※写真はイメージです。


「笑い祭」は、毎年10月上旬あたりに和歌山県日高町の丹生神社で開催される、和歌山県の無形民俗芸能に指定されているお祭りです。出雲大社の集まりに寝過ごして、塞ぎ込んでしまった丹生都姫の命を心配した村人たちが、「笑え、笑え」と慰め勇気づけたことが起源と言われています。

神様を笑えと慰めたことが起源とされているためか、街中を練り歩く笑い翁の「鈴振り」のいでたちがとにかくすごい!白塗りの顔に、頬に朱色で「笑」の文字が施された顔は、とにかく目立ちます。

この姿で「笑え笑え~、永楽じゃ、世は楽じゃ」と言いながら歩いている様子をみると、図らずも笑ってしまいそうです♡

鈴振り以外にも、獅子舞や四つ太鼓、迫力ある幟や箱のような形状をした神輿など、見どころがたくさんあります。「笑う門には福来る」の言葉の通り、幸せになれそうなお祭りをぜひ見学してみてはいかがでしょうか♪

 

和歌山情報サイト「ぐるわか」

 

5. ケベス祭り【大分県国東市】

※写真はイメージです。


「ケベス祭り」は、毎年10月14日に大分県国東市の岩倉八幡社(櫛来社)で開催される、秋の大祭です。火の粉を散らす勇壮な火祭りですが、実は由来も起源も一切が不明という、びっくりな奇祭なんだそうですよ!

お祭りでは、白装束に身を包んだ「トウバ」と、奇怪な面をつけた「ケベス」と呼ばれる男性2人が行列と共に境内を練り歩いた後、棒でのせめぎ合いを繰り広げます。

最後はトウバとケベスが、火がついたシダの束を棒にくくりつけて観客に火の粉を浴びせるというのだから、かなり不思議なお祭りですよね。振り回される棒の火をかぶると、無病息災のご利益をいただけるのだそうですよ♪化繊の服だと燃え広がって危ないので、見学する際は服装に十分注意してくださいね!

 

国東市 公式HP

 

6. ヘトマト【長崎県福江島】

photo by:Yukiko Yamamoto『福江島の景色』


「ヘトマト」というなんとも変わった名前のこちらは、1月の第3日曜日に長崎県五島市の下崎山地区で開催される民俗行事です。お祭りの内容は、着飾った晴れ着姿の新婚女性2人を酒樽に乗せて、カンカンと「羽根つき」を行うというなんとも不思議なもの。

実はこちらも、なぜヘトマトとつけられたのか、名前の由来も祭りの起源も一切が不明なんだとか!内容もさることながら存在も不思議という、奇祭の名にふさわしいお祭りですよね。

羽根つき以外にも、貝殻の入った藁のボールを激しく奪い合う「玉せせり」や、3mの大草履の上に見物客の女性を乗せて、唐突に始まる胴上げなど、不思議な催しものがたくさん行われます。近くで見ていたら、大草履に乗せられる役ができるかもしれませんよ☆

 

長崎県観光情報サイト「ながさき旅ネット」

 

7. 蘇民祭【岩手県奥州市】

photo@「奥州市の景色」


2008年に起きた、JR東日本のポスター掲示拒否騒動で有名になった「蘇民祭」は、毎年旧暦1月7~8日に岩手県奥州市で開催される、裸祭りの1種です。千年以上の歴史を持つと言われる由緒正しいお祭りで、国の無形民俗文化財にも登録されています。

ふんどし一丁の男性たちが、氷の張った真冬の池で身を清める、身のすくむような「裸参り」の後は、蘇民袋と呼ばれる六角柱の小間木がつまった袋を裸の若者たちが奪い合う、「蘇民袋争奪戦」が行われます。

蘇民袋に入っている小間木を持っていると、厄災をまぬがれるという言い伝えがあり、その奪い合いはすごい勢いと熱気で行われます。袋の争奪戦は1時間あまりも続くのだとか!すさまじいですよね!この蘇民袋争奪戦、なんと奥州市の住民ではなくても参加できるのだそう♪我こそはと思う人は、挑戦してみてはいかがでしょうか♪

 

オマツリ ジャパン

 

8. 加勢鳥(カセ鳥)【山形県上山市】

photo by:f_a_r_e_w_e_l_l『加勢鳥』


「加勢鳥(カセ鳥)」とは、毎年2月11日に山形県上山市で開催される、五穀豊穣や商売繁盛を祈る民俗行事です。「稼ぎ」のカセと、「火勢」の火が燃え盛る様=勢いよく商売が繁盛するという意味をかけて、この名がつけられました。

江戸時代初期から始まったこのお祭りは、元々は全国的に行われていたというメジャーなものだったのだそう。しかし、現在はどこも風習が廃れてしまっており、現代によみがえらせることができた上山市のみで見ることが可能だそうです。

このお祭りの変わっているところはなんといっても、「カッカッカー」と叫びながら街中を踊るミノ傘姿の若者たちに、住民たちが祝い水をぶっかける点!ミノ傘の下は裸だそうなので、真冬に水がかけられる光景は見ているだけで寒そう……。

ミノ傘姿の人間がぞろぞろと連なって踊り歩く様は、妖怪の百鬼夜行を彷彿とさせて、なんだか不思議な気分にさせてくれます。現地では加勢鳥にちなんだグルメや、グッズなんかも楽しめるそうですよ♪

 

山形県観光情報ポータルサイト「やまがたへの旅」

 

9. 鬼問答(節分祭)【東京都世田谷区】


photo by:ogajud『喜多見氷川神社』


「節分祭」はあらゆる神社仏閣で行われているから、特に変わったお祭りじゃないのでは?という人もいるかもしれませんが、今回ご紹介するのは、東京都世田谷区の喜多見氷川神社で開催されている節分祭。世田谷区指定無形民俗文化財に登録されている、歴史的にも貴重な祭礼です。

例年2月3日に行われるこちらのお祭り、何が変わっているのかというと、赤・青・白・黒の4体の鬼と神官の間で、「鬼問答」と呼ばれるものが行われるところ。いくつか問答が行われた後は、鬼たちはなぜか神官にスルメを渡され、「鬼は外」の掛け声と共に退散していきます。

ちなみに、なぜ鬼と神官が問答するのか、なぜスルメが渡されるのか、その意味はよく分からないのだそう。見た目は怖い鬼ですが、スルメを渡されて喜ぶ姿を見せるのもさっさと退散するのも、なんだか可愛らしいですよね♡

 

世田谷区 公式HP

10. なまはげ柴灯(せど)祭り【秋田県男鹿市】

photo@「なまはげ」


「なまはげ柴灯祭り」は、毎年2月の第2金曜日~日曜日の3日間に、秋田県男鹿市の真山神社で開催される冬祭りの1つ。900年以上前から行われている真山神社の柴灯祭と、男鹿の国重要無形民俗文化財・なまはげを組み合わせた、異種行事をうまく融合したお祭りです。

お祭りでは、「怠け者はいねがー、泣ぐ子はいねがー」と大声を上げながらなまはげが街を練り歩いた後に、真山神社境内の焚き上げられた柴灯火の前で乱舞する幻想的な光を見ることができます。迫力満点ななまはげがすぐ近くを練り歩く光景は、ぜひ写真に収めたいですね!

 

男鹿なび

内容や見ためもさることながら、その由来や起源も謎に包まれている日本全国の奇祭。その名前に違わない、インパクト抜群な祭礼ばかりでしたね!

今回ご紹介したもの以外にも、日本にはまだまだ様々な奇祭があります。ぜひ調べて、見学してみてはいかがでしょうか♪

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