人生をデザインする~行動主義のメリット・一歩を踏み出す勇気~



4年生の春。
まわりでは就職活動が本格化する中、私は今後の人生について悩んでいました。
このまま自分の違和感を無視していいのか、、そんな悩みをある人に話したところある一冊の本を勧められました。
今回はその本に書かれている”ライフデザイン”について、私の旅の話を交えながらご紹介したいと思います。
”選択肢の豊富な時代だからこそ、どの道を行けばいいのか分からない。”
”もう一度自分の人生を考え直したい!”
そんなあなたに必見です!
1.人生をデザインする?
ある一冊の本との出会い
大学4年生の春。
私がある会社の説明会に行った際出会った女性に、一冊の本を勧められました。それが
「ライフデザイン・スタンフォード式最高の人生設計:ビル・バーネット、デイヴ・エヴァンス (千葉敏生 訳) 」
でした。
その女性は元外務省の在外公館派遣員の方で、モザンビークで数年間、在外公館の補佐として活躍されていた海外経験豊富な方でした。
私が就職活動の悩みを相談した際、
「私も将来のこと悩んでいた時この本を人に紹介されて!是非読んでみて、もう一度ゆっくり将来のこと考えてみてもいいんじゃないかな?」
と言われました。
私は、試しに読んでみよう、と思いその本を購入してみました。
ライフデザインとは?
著者は「ライフデザインとは、前進の道だ。」と述べています。
「人生をデザインすることで、いまだ存在しないキャリアでさえ想像でき、未来の道しるべを作ることができる。」
「自分次第で自分の生きたい人生を歩むことができる。」
、、そうはいってもじゃぁどうやって人生をデザインするんだろう??
この本は「人生をデザインする具体的な方法」を教えてくれます。
2.行き詰まり思考
行き詰まり思考とは?
まず少し著書の内容をご紹介したいと思います。
私を含め、多くの人々は自分の人生を考えるときに、このような「行き詰まり思考」になる傾向があります。
「今から人生を考え直すなんて手遅れなんじゃないか、、。」
「私はこの学位を取得したから私のキャリアはこの道しかない。」
「成功すれば幸せになれるだろう。」
でも著者はこれらの考えをこう捉えるように勧めています。
→「人生のデザインに手遅れなんてない。」
→「大学卒業生の4人に3人は専攻と無関係な仕事につく。」
→「本当の幸せは自分に合った人生をデザインして得ることができる。」
考え方次第で人生の見方が変わる。
なるほど。私はこれを読んだとき、考え方の転換次第で人生をデザインできるのか、と思いました。
単純なことのように思えますが、人生の中で視点の転換をすることがなかなか難しい時があります。
私は行き詰っているときに、なかなか次の行動を起こす勇気が出なかったり、一つの考え方にとらわれてしまうときがあります。
でもこの本を読んでから、常日頃から「視点の転換・マインドセットの重要性」をリマインドしたいと思うようになったんです。
3.行動主義・熱中できること
行動主義
ここからはこの著書を読んで、どうして私がヨーロッパの旅へ行こうと決意したのか説明したいと思います!
著書の中にこんな言葉がありました。
「デザイナーは前進する道を考えるのではなく、築くのだ。」
「実際にプロトタイプ(試作品)をつくり、自分自身で試し、そのプロセスを楽しむこと、これがライフデザインである。」
ふむふむ。
そしてそのツールとして5つ紹介されているのが、
・好奇心
・行動主義
・視点の転換
・認識(人生はプロセスだと理解する)
・過激なコラボレーション(助けを借りる)
なんですね。これさえあれば人生をデザインできると。
この中でも特に私が試してみたことが、「行動主義。とにかくやってみること。」
以下に私がやってみたことをご紹介します。
私のアクション
この本のツール、特に行動主義を信じて動いた結果、ヨーロッパ周遊へ行くことを決意!さらにこのIMATABIの記事を書かせていただくことになりました。その経緯がこちら↓↓↓
春、自分探しを始める(軸:英語・国際交流・社会問題)
→一般社団法人日本ポーランド青少年協会で活動することになる
→夏ポーランドへ行くことが決まる&ヨーロッパ周遊をしようと決断する
→バックパックとヨーロッパ周遊に関する情報を探る
→ヨーロッパ周遊をされた経験のあるAkira Noseさんのサイトを発見&彼のインスタグラムをフォローする
→彼が投稿していたIMATABIの「学生旅記事企画コンテスト」の情報を目にする
→夏のヨーロッパ旅について書こうと思い応募
→採用→初の記事作成に挑戦することに!
こんな流れで旅計画が実現し、この記事を書くに至りました。
上記紹介した本を読んで、
「行動をおこさないと何も始まらない」
「海外で多様な価値観やバックグランドをもつ人と交流して、自分やキャリアについて新しい発見を得たい」
という思いになったことが動機でした。
まさか私が記事を書くなんて思ってもいませんでしたが、今の私だからこそ誰かの役にたつ情報を発信できるかもしれない、そう思いました。
旅を通してはいろんな気づきがあったのですが、以下詳しくご紹介したいと思います♪
4.自分と向き合う時間をとる
自分を知る5つのステップ!
「ライフデザイン・スタンフォード式最高の人生設計」の著書の中で、「自分の好奇心や情熱を知る」大切さが書かれています。
自分はどんな時にわくわくして、どんなことをしている時に情熱が沸くのか。
つまり言い換えると
「自分の好奇心・情熱を知る」=「自分を見つめる時間が重要」。
さらに自分の好奇心・情熱について考えていたある時、私が通う大学の卒業生、Yuka Takahashiさんが書かれていた記事を目にしました。
『「分からない」から逃げずに、自己理解を真剣に深める方法』
それ以降私は日頃からこの方法で自己理解を深めるようにしています。それがこちら!
~自分を知る5つのステップ~
1.自分が今何を感じているか、どのような感情が心の中にあるか、感じて書き出す。
2.どのような事象が今感じている感情を生み出したのか探り、その事象が自分にとってどのような経験だったのか振り返り、書き出す。
3.その特定の事象が自分に与えた感情を理解することで、自分がどのような性格・特徴のる人間なのか、自分自身についての学びを書き出す。
4.その特定の事象が他人の行動に与えた影響お振り返り、他人についての学びを書き出す。
5.この自分と他人についての学びを、今後のプロジェクトにどう活かしていくのか具体的な方法を書き出す。
この方法を利用することでより自己理解が深まり、自分はどういう人間で次にどんな行動をとるべきなのかを知る手がかりになります。
私がヨーロッパ周遊で気づいたこと
私にとってヨーロッパ周遊の旅は自分を見つめる良い時間となりました。
別の記事で「心の豊かさ」の大切さに関する内容を紹介していますが(興味のある方はぜひ♪)、
旅の中でいろんな人・文化・価値観に出会う中で、私は
「多様なバックグランドや価値観をもつ人同士が繋がる場所・ツール」
に情熱があるのかなぁと思うようになりました。
「国際・異文化交流の機会や楽しさを伝える活動」
「国・人種・言語を越えたコミュニケーション、コミュニティづくり」
に携われるようなことがしたいのかもしれない、と。
まだまだ小さなアイディアですが、今後の自分のライフデザインの手がかりになるかもしれませんね♪
5.ライフデザインのメリット
選択肢をもっておく
私がこの本とヨーロッパ周遊を通して学んでいること、学んだことは、
「ライフデザインをすることで人生に選択肢が増える。」
ということです。
ライフデザインを実践する中で(私の場合ヨーロッパ周遊の最中で)さまざまな人に出会い、生き方の多様性を知り、たとえつまずいて失敗しても、他の方法を使って次に前進できる。
誰しも人間ですからたくさん失敗して悩むことがあります。
それでも人生の選択肢をもっておくことで、自分らしい人生をデザインし続けることができるのだと思います。
臨機応変に生きる・「自分」にフォーカスを
重複してしまいますが、デザイナーは挑戦して失敗を繰り返しながら成長し、自分の人生をデザインしていきます。
「この人生じゃなきゃだめだ、私にはこの道しかない」
とは考えずに、常にプロトタイプ(試作品)を変えながら挑戦を繰り返します。
壁にぶつかったときに次に起こす行動を常に考えることで、臨機応変に状況や問題を対処できるようになります。
「臨機応変に生きることができる」こともライフデザインのメリットかもしれません。
そして人生の選択肢をもったあとは、「自分」は何をしたいのか、結局はそこにたどり着くと思います。
6.一緒に人生をデザインしませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?私もまだまだ自分の人生をデザインしている最中なのですが、この記事も自分のライフデザインの一部だと思っています。
あなたもこの機会に旅を通して人生をデザインしてみませんか?
もしあなたが今考えているライフデザインがあるのであれば、ぜひ一緒に共有させていただきたいと思っています★
素敵なコラボレーションや出会いがうまれますように、また皆さんの人生が豊かなものでありますように願っています!
*この記事の中でご紹介した「ライフデザイン・スタンフォード式最高の人生設計」についての内容はごくわずかで、著書にはより具体的なライフデザインの方法や情報が書かれています。ご興味のある方はぜひ読んでいただければと思います。
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