ヨーロッパでクリスマス♡人気のクリスマスマーケット13選◎

フランクフルト

ヨーロッパでは11月の半ばごろから街中がクリスマスムードに包まれ、広場には大きなクリスマスマーケットが開催されます。音楽を聴きながら屋台グルメを味わい、可愛らしいクリスマスアイテムを購入して家のインテリアにすることもできます♡ドイツの3大クリスマスマーケットを初め、人気のあるマーケットをご紹介します♪

「クリスマスマーケットについて知りたい人」
「ヨーロッパのクリスマスマーケットに行きたい人」におすすめ!

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クリスマスマーケットとは

マーケット


クリスマスマーケットとは、ドイツやオーストリアなどでクリスマスの訪れを待つ「アドベント」という期間に開催されるイベントのことです。期間は11月25日頃から12月24日くらいまでが多いのですが、観光地では冬の間ずっと出店がでているところもあります。

クリスマスマーケットが初めて開催された1393年ごろは、寒さの厳しい冬の前に日用品を買っておくための市場でした。現在のような、ホットワインやホットチョコレートが売られ、音楽の流れる中で簡単な食事を楽しめ、お土産を買えるようなスタイルになったのは19世紀ごろとされています。

 

ドイツ

1.ドレスデン

ドレスデンphoto@アルトマルクト広場


クリスマスマーケットは、ここドイツのドレスデンが発祥の地だと言われています。メイン会場は、旧市街の中心地アルトマルクト広場となっています。会場の中央には、巨大なクリスマスツリーや観覧車が配置され、下の写真のような世界最大のクリスマスピラミッドが置かれることも♡

 

クリスマスピラミッド


ドレスデンでは、市内各地でクリスマスマーケットが開かれ街中が幻想的なムードに包まれます。ドイツでクリスマスの時期に食べられるシュトレンという焼き菓子(写真下)もドレスデン発祥で、とてもおいしく外国人観光客にも人気です♡

 

シュトーレン


また、ドレスデンの伝統工芸の一つにクリスマスアーチがあります。以前は、鉱業が盛んであったため金属で作られていましたが、現在は木製が主流で、人形やキャンドルを飾るものとなっています。

 

2.シュトゥットガルト

シュトゥットガルトphoto@シュロス広場


シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは、世界最大規模だと言われています。街の中心地シュロス広場からシラー広場、市庁舎のあるマルクト広場まで続きます。広場と広場の間にも屋台があり、街全体がクリスマスムードに包まれます♡

シュトゥットガルトでは、最も美しい屋台を決めるコンテストがあるので、写真のように飾りつけなどが凝っていることが特徴です。シュロス広場には、子どもたちの遊び場となるようなスケートリンクやミニ観覧車、ミニ機関車などがたくさんあります◎旧宮殿の中庭では毎晩コンサートも開かれ、イルミネーションの中で聴く音楽はとても幻想的です。

 

3.ニュルンベルク

ニュルンベルクphoto@ハウプトマルクト広場


ドイツ南部のニュルンベルクのクリスマスマーケットは、規模はそれほど大きくないものの、世界で一番有名なクリスマスマーケットと名高く、世界中から観光客を集めています。

ドイツでは通常市長が開場宣言をしますが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットは「クリストキントレスマルクト」と呼ばれ、キリストの幼子である黄金の天使「クリストキント」が現れて開場宣言を行います♪クリストキントは2年に1度、16歳~19歳の女の子の中から選ばれます。

クリスマスマーケットのメイン会場は、町の中心にあるハウプトマルクト広場。14世紀に建てられたフラウエン教会を背景に200近くの屋台がひしめき合っています。広場の端にある黄金の噴水塔は、柵の間に金の輪があります。これを左に3度回しながら願い事をすると叶うと言われています♡

 

ドイツ3大クリスマスマーケット

ドレスデン、シュトゥットガルト、ニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツ3大クリスマスマーケットと呼ばれており、毎年世界中から観光客を集めています。

4.ハイデルベルク

ハイデルベルグphoto@ハイデルベルク


ドイツ最古の大学ハイデルベルク大学があるハイデルベルクは、学生都市として有名です。古城ハイデルベルクの城下に広がる中世の面影を残す町並みが魅力ですが、クリスマスマーケットが開催されると一層幻想的に♡家族連れだけでなく学生カップルでも賑わうクリスマスマーケットです。

 

ハイデルベルク

5.ローテンブルク

ローテンブルグphoto@ローテンブルク


ドイツの南部のローテンブルクのクリスマスマーケットは、街並みが可愛らしいのが魅力です♡石畳の路地や木組みの家がクリスマス仕様に装飾され、「ドイツで最も美しいクリスマスマーケット」とも言われています◎

 

ローテンブルク

6.フランクフルト

フランクフルトphoto@レーマー広場


フランクフルトのレーマー広場で開催されるクリスマスマーケットは、最古のマーケットの一つとされ、1393年に始まりました。文豪ゲーテもこのマーケットを愛し、楽しんだと言われています。遠くには高いビルも見え、現代的な都市の中に広がる幻想的な世界のギャップが魅力です♡

 

フランクフルト

ドイツのクリスマスマーケット名物

グリューワイン


屋台で名物の飲み物といえば、グリューワインというシナモンやオレンジなどのスパイスの効いた暖かいワインです。都市名の入った可愛らしいマグカップで販売されているので、飲み終わった後に持ち帰ればインテリアにもなります♡

 

レープクーヘン


ドイツのクリスマスマーケット定番のお菓子といえば、レープクーヘン。蜂蜜や香辛料、レモン・オレンジの皮やナッツを使用したクッキーで、クリスマスに飾るために買う人が多いお菓子です。とても可愛らしいデザインが多いので、お土産として配っても喜ばれそうですね♡

 

フランス

1.ストラスブール

ストラスブール
photo@ストラスブール


ストラスブールは、フランスの北東部アルザス地方にある都市です。かつてドイツ領であったため、ドイツの文化であるクリスマスマーケットがフランスで初めて開催され、フランスでは最大規模とされています。

街全体は小さく、歩いて回れます。クリスマスマーケットは、フランスでは「マルシェ・ド・ノエル」と呼ばれ、ストラスブールではクリスマス雑貨や、アルザス地方の名産品などが売られています。

街の中心エリアにクリスマスマーケットがいくつも開かれているので、クリスマスマーケットのハシゴを楽しめます♡特にライトアップがとても美しく、帰国してからもずっと心に残ると海外観光客に人気のスポットとなっています◎

 

2.コルマール

コルマールphoto@コルマール


コルマールは、ストラスブールと同じくアルザス地方にありドイツ領だった時代もあったため、ドイツの文化も色濃く残っています。ドイツのような木組みの家と石畳の街並みがとても可愛らしく、宮崎アニメ「ハウルの動く城」のもとになった街とされ、エマワトソン主演の映画「美女と野獣」のロケ地としても使われました◎

屋台では、アルザス地方でよく食べられるクグロフという焼き菓子や揚げたてのチュロスなどを食べられ、ドイツのクリスマスマーケットとは一味違う楽しさを味わえます♡

 

クロアチア(ザグレブ)

ザグレブphoto@ザグレブ


クリスマスマーケットと聞いてクロアチアを想像する人は少ないかと思いますが、首都ザグレブのクリスマスマーケットはヨーロッパで大人気で他国からも観光客を集めています。

ザグレブのクリスマスマーケットのメイン会場は、ズリニェバッツ公園、イェラチッチ広場周辺、ウスピニャチャの3カ所で開かれます。派手なクリスマスマーケットというよりも、歌ったり踊ったりする人も多く見られる、温かみと安らぎのある雰囲気が特徴です♡屋台には、ザグレブの職人によるハンドメイドアクセサリーや雑貨が並び、西ヨーロッパのクリスマスアイテムとは違ったアイテムが女性に人気です◎

 

ベルギー(ブリュッセル)

ブリュッセルphoto@グランプラス


ベルギーの首都ブリュッセルのクリスマスマーケットもヨーロッパでは有名で、たくさんの観光客でにぎわっています。ブリュッセルといえば、世界遺産に登録されている広場グランプラス。ここでは、音と光のショーが開催され、幻想的な雰囲気に包まれます。

また、巨大なクリスマスツリーや観覧車、メリーゴーランド、アイススケート場なども設置され、華やかな雰囲気に。およそ2キロに渡って続く屋台では、チョコレートやワッフルなどベルギーならではのクリスマスグルメも味わえます♡

 

グランプラス

チェコ(プラハ)

プラハ
photo@旧市街広場


ヨーロッパの美しい街の話題になると、名前が挙がることの多いチェコの首都・プラハ。世界遺産プラハ歴史地区で行われるクリスマスマーケットは、ツリーやイルミネーションでロマンティックなムードになります♡

旧市街広場では、チェコの伝統的なソーセージや焼き菓子、ピルスナービールなどチェコならではの屋台グルメが楽しめます。また可愛らしい雑貨を売る屋台も並び、プラハ市民や観光客でにぎわっています。

 

プラハ歴史地区

オーストリア(ウィーン)

ウィーンphoto@市庁舎広場


世界遺産の街でありながら、音楽の都でもあるオーストリアの首都ウィーン。150以上の店が立ち並ぶウィーン市庁舎前広場のクリスマスマーケットには、巨大なクリスマスツリーが置かれ、アドベントカレンダーに見立てた市庁舎の窓飾りが気分を盛り上げます。

シェーンブルン宮殿前、フライウング広場、マリア・テレジア広場など多くの場所でクリスマスマーケットが開催され、会場によってさまざまな雰囲気が楽しめます♡宮廷文化の余韻が感じられる建物に囲まれたウィーンのクリスマスマーケットには他国からの観光客も多く足を運んでいます。

 

ウィーン歴史地区

エストニア(タリン)

タリンphoto@ラエコヤ広場


北ヨーロッパの中でも、その街並みの美しさで有名なのがエストニアの首都タリン。世界遺産に登録されている旧市街の中心にあるラエコヤ広場で行われるクリスマスマーケットは、1441年に始まった歴史あるマーケットです。

広場のメインステージでは、数百人規模のダンサーや歌手による祭典が行われ、民族衣装でのフォークダンスを観ていると、おとぎ話の世界に入ったような気分になります♡屋台では、ソーセージやポテト、ターキーなどのグルメが楽しめます。

 

タリン歴史地区

以上、ヨーロッパ各地で行われる人気のクリスマスマーケットをご紹介しました^^寒い冬に、身も心も温まるクリスマスマーケットで幻想的なクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか♡

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