【絶景】九州各県で紅葉が楽しめるドライブコースを7選ご紹介♡

秋になると訪れたくなるのが美しい紅葉が見られる観光スポットですよね^^九州にはドライブをしながら九重連山や阿蘇山、五ヶ瀬川の高千穂峡などの紅葉が見られる道があります。また海に囲まれたその地形から、離島の山々の紅葉も望めるドライブコースもありますよ♪今回は各県のドライブコースを合わせて7選ご紹介します。
『九州の紅葉が見られるドライブコースを知りたい人』
『ドライブコース周辺の観光地を知りたい人』におすすめ!
【長崎】島原まゆやまロード
photo@雲仙岳
長崎県島原半島中央部にそびえる火山雲仙岳は、最高峰の平成新山をはじめ、普賢岳・国見岳・妙見岳の三岳や、五岳、東の眉山から西の猿葉山までの計20以上の山々で構成されています。
雲仙岳にはさまざまなドライブコースがありますが、なかでも眉山と平成新山の間を抜ける新ルート島原まゆやまロードからの景色は最高です♪平成新山を間近に眺めることができ、日本一の砂防施設群や被災地の復興のようすを観察できるので、火山を深く知ることができます。
また普賢岳は九州でも有名な紅葉の名所となっており、雲仙岳展望所からは天草諸島が望め、海と赤や黄色に染まった紅葉のコントラストがとてもきれいです♡仁田峠と妙見岳を結ぶ雲仙ロープウェイに乗れば、紅葉のじゅうたんを上から眺めることができますよ^^
観光スポット:雲仙温泉
photo@雲仙地獄
雲仙市小浜町雲仙には、日本の国立公園に指定された温泉保養地である雲仙温泉があります。周囲には硫黄の香りが漂い、地中から吹き出す蒸気と熱気が一面を覆いつくし、地獄のような迫力を感じます。お糸地獄や大叫喚地獄など30以上の地獄から構成され、悲しい伝説や神話が伝わっています。
また、キリシタン殉教の地としても知られ、殉職碑を見に多くの人が訪れています。2016年秋のリニューアルにより、約60分の地獄めぐり遊歩道に新しいスポットが加わりました。足を置くことで地熱や噴気を体験できる場所など、体感型スポットへと変化を遂げました♪蒸気を利用して蒸しあげている温泉卵の販売もあるので、ぜひ食べてみてくださいね^^
【大分県】九重連山
撮影:cotaro70s『撮影場所:九重連山』
大分県玖珠郡九重町から竹田市久住町北部にかけて広がる火山群である九重連山(または九重山)は、日本百名山の一つに数えられています。九重連山には九州本土最高峰標高1,791mの中岳があり、秋になると全体が紅葉で彩られ、山麓に広がるススキ畑も美しく、一見の価値ありです♪
九州随一の紅葉スポットと呼ばれる九重連山には、後述する有名なドライブコースやまなみハイウェイの他にも、人気のドライブコースがたくさんあります。やまなみハイウェイを進んだところにある長者原では山と高原が織りなす絶景を楽しめます。一周約30分の自然研究路で散策も楽しめます♡
おすすめドライブコース
- 大分自動車道九重IC→11.4km(約21分)
- 九重”夢”大吊橋→10.1km(約30分)
- 長物原
観光スポット:九重”夢”大吊橋
撮影:Tzuhsun Hsu『撮影場所:九重夢大吊橋』
九重町にある九重”夢”大吊橋は、全長390m、高さ173mの日本一高い歩行者専用の吊り橋です。標高777mの橋からは、日本の滝100選に選ばれた震動の滝や紅葉の美しさで有名な鳴子川渓谷が一望できます♡歩道は格子状となっているため、パンプスなどは刺さってしまうのでご注意を。
【熊本県】やまなみハイウェイ
※画像はイメージです
やまなみハイウェイは九州随一の絶景ドライブルートで、大分県由布市水分峠と熊本県阿蘇市一の宮町を結び、日本百名道にも選ばれています。正式名称は県道11号であり、全長約50kmの道中には九重連山や飯田高原などが広がり、観光牧場や温泉も近くにあります♪
やまなみハイウェイではドライブをしながら新緑や紅葉、雪山など四季折々の大自然の表情を堪能することできます。車窓から放牧中の牛や馬が見えることも♪野焼きによって湿原環境が保全されているため、他ではなかなか見られない希少植物を目にすることもあります。
九重火山群の山麓湧水地につくられたタデ原湿原は、地元のボランティアによる自然保護活動も盛んで、美しい状態が維持されています◎2005年には国際的に重要な湿地帯としても登録されました。
観光スポット:阿蘇ユネスコジオパーク
photo@阿蘇ユネスコジオパーク
ジオパークとは、ジオ(地球・大地)を科学的に観察した結果、地層や岩石・地形・断層・火山などが貴重であったり、美しい地質遺産であったりした場合に、その部分が含まれた公園のことをいいます。またジオパークには、周辺の人々の文化も含まれています。
阿蘇火山地域は、約27万年前以降の火山活動によって生み出された巨大なカルデラや、数多くの火山帯で構成された火山群などの火山地形・地質を特徴としています。またこの地域では、数万年以上にわたり人々の生活が行われ、文化も育まれてきました。
阿蘇ジオパークを訪れれば、火口見学などを通じて火山とはどのようなものかを学ぶことができます。また山麓の湧き水や点在する温泉地、広大な草原で行われてきた人々の放牧や野焼きなど、活火山と人間との共生の歴史を学べます。
【宮崎県】高千穂峡から日之影温泉駅
photo@高千穂峡
宮崎県で紅葉を楽しめるドライブコースといえば、まず挙げられるのが高千穂峡でしょう♪高千穂峡は、宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井にある五ヶ瀬川にかかる峡谷で、国の名勝・天然記念物に指定されています。数多くの滝があり、真名井の滝、玉垂の滝などは圧巻です◎
約7kmにわたり高さ80mから100mにも達する断崖が続いており、秋には美しい岩肌の周りを紅葉が取り囲み、言葉で表せないほどの絶景にただ立ち尽くして眺める人も。車から降りて、貸しボートに乗って下から眺める紅葉はまた格別で、神秘的な光景が広がります♡
紅葉の見ごろは11月中旬から下旬にかけてとなっていて、同時期には高千穂神社にて夜神楽まつりが開催されるので、夜も楽しめますよ。
おすすめドライブコース
- 九州中央道山都中島西IC→1時間→
- 高千穂峡→40分→
- 日之影温泉駅
温泉施設:日之影温泉駅
撮影:tataquax『撮影場所:日之影温泉駅』
宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折にあった高千穂鉄道高千穂線の駅日之影駅は、1995年に日之影温泉駅に改称し、温泉施設しての日之影温泉駅が開業しました。2008年に高千穂線の廃線に伴い廃駅となりましたが、温泉施設としての営業は継続しています◎
2階が浴槽になっていて、スパージェットバスや露天風呂、サウナなどさまざまなお風呂が楽しめ、露天風呂から見える五ヶ瀬川の清流や山並みが美しく、秋には紅葉も楽しめます♡1階のレストランでは地元産の食材を使った山菜料理などを味わうことができます。
【福岡県】海の中道
撮影:tujirou『撮影場所:海の中道』
福岡県福岡市東区にある海の中道(うみのなかみち)は、九州と志賀島を結ぶ砂州と言われる地形のことを指します。全長約8km、幅は最大で2.5kmあり、秋になると道の先に見える志賀島の紅葉が美しく、海と潮風など自然を感じられるドライブコースとして人気を集めています♪
砂州の中央から西北にかけて公園やレクリエーション地区があり、海の中道海浜公園やマリンワールドをはじめ、ゴルフ場や乗馬コースなどがあり、ドライブの途中に立ち寄って楽しむことができますよ♡レクリエーション施設の隣りには、福岡航空交通管制部が設置されています。
玄界灘側の砂丘には奈多松原とよばれる美しいクロマツの松林が広がり、東部や西南部には住宅地もあり、自然や観光地だけでなく人々の生活の場も見られることから、飽きの来ないドライブコースとしてドライバーに好まれています♡
観光スポット:マリンワールド海の中道
撮影:yuki5287『撮影場所:マリンワールド海の中道』
マリンワールド海の中道の正式名称は「海の中道海浜公園海洋生態科学館」で、1989年4月に開業した水族館です。対馬暖流をテーマとし、熱帯から温帯、寒帯の魚350種・約30,000点の生き物を展示しています。
「玄界灘水槽」のような光・音響・プロジェクターなどを用いて、荒波と躍動感のある演出を凝らし、九州の海を再現した演出が特徴です。大人気のイルカ・アシカショーの他にもシロワニが泳ぎ回るパノラマ大水槽や、ラッコやゴマフアザラシ、ウミガメなどの展示もあります。
夜の水族館を見て回るイベントも開催されているので、事前にホームページを確認してみてくださいね^^※現在、新型コロナウイルスの影響により入館制限を行う場合があります。
【佐賀県】国道204号~波戸岬
※画像はイメージです
佐賀県のドライブコースは、北部の海沿いを走るコースと南部の歴史スポットである吉野ヶ里遺跡や佐賀城本丸歴史館を巡るコースの、大きく分けて2つのコースがドライバーに人気です。今回は北部のドライブコースをひとつご紹介します♪
伊万里市から国道204号を北へ走り、県道342号を肥前方向へ向かうと、車窓からは伊万里湾を望むことができます。湯ノ浦入口の交差点からまた国道204号に戻り、名護屋城跡の手前から県道301号を北へ向かえば波戸岬に着きます。
九州本土最北西端の波戸岬はその名からハート岬とも呼ばれ、ハート形のモニュメントがカップルに人気です♡オブジェのすぐ近くには玄海海中展望塔があり、水深7mのところにある海中展望室からは、玄界灘の海の中の様子を楽しめます♡
また会場デッキからは、長崎県の壱岐や数多くの離島が望め、秋に訪れると島の山々が美しい黄色や赤色に染まる紅葉を遠くから眺められます。
【鹿児島県】荒平天神から雄川の滝
撮影:TAKA@P.P.R.S『撮影場所:荒平天神』
鹿児島県の県道68号線沿いを錦江湾沿いに進むと、大隅半島のパワースポットとして有名な荒平天神に到着します。砂浜の上に立つ鳥居をくぐり、その先にある岩山の頂上に本殿があります。正式名称は菅原神社で、学問の神様である菅原道真が祀られています。
桜島から開聞岳まで見渡せる壮大なパノラマは、特に夕暮れが美しく、辺り一面が赤色に染まる様子はとてもロマンチックです♡
観光スポット:雄川の滝
photo@雄川の滝
荒平天神をお参りした後は一般道を50分ほどドライブすると、大隅半島南部にある南大隅町の雄川上流にある雄川の滝に到着します。雄川の滝遊歩道駐車場から1.2kmほど遊歩道を歩くと、その素晴らしい景観を目にすることができます。
シラス台地が川の流れによって浸食されて作られた地形が特徴的で、落差46m、幅60mの滝は圧巻です◎秋には周辺が紅葉しエメラルドグリーンの滝壺とコントラストを生み、自然の雄大さと美しさに目を奪われます♡岩肌のあちらこちらから伏流水が流れ出ているのも神秘的です。
以上、九州で美しい紅葉が見られるドライブコースをご紹介しました。ぜひ秋に訪れて自然の雄大な光景に触れてみてくださいね♪
IMATABI公式LINE@

おすすめの記事や、宿泊券が当たるキャンペーン情報などをお届けします! QRコードが読み取れない場合はID「@imatabi」で検索してください。