【全国】冬のひとり旅に!冬景色が美しいおすすめの温泉街10選◎
寒い冬の旅の楽しみと言えば、温泉もそのひとつ。澄んだ空気の中、美しい冬景色を眺めながら浸かる露天風呂は格別ですよね^^温泉を楽しんだ後は、外に出て情緒のある温泉街を、みやげ物店を眺めながら散策してみてはいかがでしょうか。今回は、冬のひとり旅におすすめの冬景色が美しい温泉地・温泉街を10選ご紹介します!
『冬に温泉地をひとり旅したい人』
『冬景色が美しい温泉街に行きたい人』におすすめ!
1.コタン温泉【北海道】
photo@コタン温泉
北海道の道東部にある屈斜路湖(くっしゃろこ)は、火山活動によって形成された日本で最大のカルデラ湖。冬場には湖全体が凍結する屈斜路湖は、周囲に温泉がたくさん湧き出しています♡そんな野湯のひとつで、屈斜路湖の東側にある秘湯がコタンの温泉。
コタンの湯とも呼ばれるこの温泉は、地元の方々によって作られ、清掃も行き届いているため、野湯とは思えないほど。湯の水面は、湖面とほぼ同じ高さにあり、冬には白鳥たちの優雅な姿が目前に見られます^^
大きな岩が男女の仕切りとなっていますが、奥はつながっているので混浴露天風呂とされています。水着もバスタオルもOKで、男女別の更衣室もあるので、安心して着替えと入浴ができますよ♪温泉から眺める朝焼けや夕陽の美しさは格別です♡
2.乳頭温泉郷 鶴の湯温泉【秋田】
photo@乳頭温泉郷
乳頭温泉郷とは、十和田湖八幡平国立公園の中にある乳頭山の山麓に点在する七つの湯の総称です。この温泉郷は、標高600~800m付近に広がり、十種類以上の源泉があります。七つの湯も、それぞれ独自の源泉となっています♪
こちらの温泉郷は、昔懐かしい日本の原風景が広がるさまも魅力のひとつ。冬にはかやぶき屋根の上に厚く積もった雪景色を堪能しつつ温泉に浸かるのが醍醐味♡乳白色のお湯の先に広がる真っ白い雪が幻想的な空間を生み出します^^
ブナの原生林に自生するきのこや山菜などもおいしく、旅の疲れを癒してくれますよ。
3.銀山温泉【山形・尾花沢】
photo@銀山温泉
山形県尾花沢市にある銀山温泉は、慶長から寛永の時代に、この地で繁栄した野辺沢銀山の鉱夫が発見して、開湯に至りました。野辺沢銀山は、江戸時代には人口30万人を超えるほど栄えたものの、17世紀の中ごろには衰退していきました。
そして、銀山に代わって盛んになったのが温泉湯治で、周辺に温泉宿が数多く建てられるようになりました。また、NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで、一躍有名に。大正レトロな町並みは、夕暮れ時にはガス灯が灯り、ロマンチックな雰囲気に♡
冬場には降り積もる雪が明かりに照らし出され、まるで絵画のような風景がそこに広がります。年末年始は混み合うので、早めの予約が安心です。食事処やみやげ物店などが立ち並び、散策するだけでも十分に楽しめる温泉街です^^
4.四万温泉【群馬県】
photo@四万温泉
群馬県北西部を流れる四万川沿いに位置する四万温泉。1999年に造られた四万川ダムによって周囲約4kmのダム湖ができ、色鮮やかな「四万ブルー」と呼ばれる美しい水面が見られる絶景スポットとして人気を集めています。
冬になると、山肌が雪に染まり、湖面を雪が覆いつくし、息を飲むような景色が目前に広がります。また、四万川沿いには情緒豊かな四万温泉の町並みが広がり、自然と町並みのコントラストを楽しめるのもこの温泉地の魅力♡
温泉宿「積善館」は、300年以上の歴史があります。建物の前に架かる赤い橋や3階建ての豪華な木造建築は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉宿のモデルのひとつになったとも言われています♪
5.草津温泉【群馬県】
photo@草津温泉
日本三大名泉のひとつである草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある温泉です。温泉街の中心地にある湯畑という源泉の周りに、温泉宿や食事処、みやげ物店などが立ち並んでいます。湯畑は、毎分4,000リットルの温泉が湧き出ているとのこと!
エメラルドグリーンの湯が勢いよく流れ落ち、もうもうとした湯煙が立ち上がる光景は見事で、ずっと眺めていてもあきません♪夜間のライトアップも幻想的で、特に冬には積もった雪が明かりに照らし出されてとてもロマンチック♡
「熱乃湯」で行われる「湯もみ」ショーも草津名物のひとつで、六尺板で高温の温泉をかきまぜ冷ます姿は必見です^^
6.伊香保温泉【群馬県】
photo@伊香保温泉
群馬県渋川市伊香保町にある伊香保温泉は、古くは万葉集の東歌の中に伊香保が登場し、奈良時代には存在していたとされています。伊香保のシンボルとされているのが、どこまでも続くような石段で、365段もあります♪
こちらは通称石段街と呼ばれ、夏場には浴衣のまま散策をする人の姿も見られ、伊香保の風情を感じられる町並みとなっています。伊香保は「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」で知られていますが、もとは「黄金の湯」のみでした。
鉄分が酸化して茶褐色になるためにその名がつけられた「黄金の湯」は、血行促進に効き、ケガの療養や「子宝の湯」として人々に愛されてきました。近年、発見された無色透明の湯は「白銀の湯」と名づけられ、疲労回復や健康促進に良いとされています。
photo@伊香保温泉
伊香保温泉から源泉地への途中にある「河鹿橋」は、朱色が美しく、こちらもジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉宿のモチーフのひとつになったと言われています。石段街から約450mほどと近くにあるので、ふらりと立ち寄れますよ^^
秋には美しい紅葉が見られ、夜間のライトアップも行われる人気スポットです♡
7.野沢温泉【長野県】
photo@野沢温泉
長野県の北東部に位置する野沢温泉村は、日本でただひとつ村の名前に「温泉」がつけられている珍しい地名です。ここに温泉を発見したのは、聖武天皇の時代に活躍した僧侶・行基であるという説が有名です。
江戸時代より「湯仲間」というシステムによって、村人たちに大切に守られてきた外湯は、温泉街に13か所あります。源泉かけ流しで、管理も行き届いており、女性でも安心して利用できます♡
8.城崎温泉【兵庫県】
photo@城崎温泉
兵庫県豊岡市城崎町にある城崎温泉は、日本海側にあるため、冬場には街全体が雪で覆われます。特に、川沿いの柳並木と歴史ある建物が雪に染められる光景は、その場に立ち尽くして見とれてしまうほど♡
城崎温泉は、まち全体が一つの大きな温泉宿として例えられることが多く、駅は玄関・道は廊下・宿は客室と呼ばれ、温泉街に点在する7つの外湯が大浴場と言われています。
夏になると、浴衣姿で温泉街を散策する姿が見られるのもこの温泉街の醍醐味。ここでの冬の楽しみの一つが、日本海の採れたてのカニ料理を堪能できること♪お刺身でもしゃぶしゃぶでも、身のしまったカニを味わえますよ^^
9.別府温泉【大分県】
photo@別府温泉
別府温泉は、大分県別府市内の各地に数百もあるという温泉の総称です。中でも古くから存在する八つの温泉地は「別府八湯」と呼ばれています。源泉量と湧出量が日本一で知られる別府温泉は、「地獄めぐり」でも有名です♡
鮮やかな青色の池「海地獄」や、酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ赤い熱泥が地層から噴き出して積もった「血の海地獄」、温泉熱を利用して約80頭のワニを飼育している「鬼山地獄」など、四つの国指定名勝を含む7つの地獄を巡れます♪
「地獄めぐり」ではさまざまなグルメも楽しめます。温泉たまごにも2種類あり、「海地獄」の温泉たまごは、熱湯に浸して茹でたもので、「鬼山地獄」と「かまど地獄」の温泉卵は噴気で蒸したものという違いがあります。食べくらべてみてくださいね^^
また「海地獄」の湯で蒸し焼きにした「地獄蒸し焼きプリン」は、卵に牛乳と砂糖のみを加えたシンプルながらも濃厚な味わいのするプリンで、全国からこのプリンを求めに来る観光客も多いそう。
10.黒川温泉【熊本県】
photo@黒川温泉
阿蘇山の北に位置する黒川温泉は、全10種類の泉質中7種類が揃い、泉質ごとに効能が違うので、湯めぐりを漫喫できる温泉地です。1枚で3つの露天風呂をめぐれる、木でできた「入湯手形」が有名です♪
温泉街の周辺には、昔ながらの家屋と自然の風景が広がっています。毎年12月下旬から3月末頃にかけては、冬のイベント「黒川温泉 湯あかり」が開催されます。約300個の鞠灯籠(まりとうろう)が、温泉街を流れる黒川に吊るされ光るさまはとても幻想的ですよ。
以上、冬にひとり旅をするならぜひ訪れたい全国の温泉街(温泉地)を10選ご紹介しました。ぜひ美しい雪景色や田園風景を眺めながら熱い温泉に浸かり、心身を癒してくださいね^^
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