【全国】冬こそおいしい”あれ”を食べる旅に出よう!冬の味覚6選

いろいろな食べ物

冬ならではの旅には、スノボやスキーや雪まつりなどがあります♪どれも冬を愉しむ旅ですが、もうひとつおすすめしたいのが、冬が旬の食材を産地に食べに行く旅!今は、多くの食材が一年中全国で食べられますが、それでも旬の時期や産地でしか食べられない食材もあるからです♡そこで本記事では、冬の味覚と名産地をご紹介します◎

『冬の味覚を愉しむ旅がしたい人』
『おいしいものが好きな人』におすすめ!

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おいしい冬の味覚①:ふぐ(山口県)

ふぐのコースPhoto@ふぐ料理


現在は養殖のふぐも流通しているため、年間を通して食べられますが、ふぐの旬には”秋の彼岸から春の彼岸まで”という言葉があります♪

つまり、秋の彼岸は秋分の日の前後3日、春の彼岸は春分の日の前後3日なので、9月~3月までです!その期間の中でも、11月下旬~2月下旬が特にふぐのおいしい時期といわれています♡

ふぐで有名な地域といえば、山口県下関市◎これは市内にある春帆楼という旅館で食べたふぐの味に感動し、それまで禁止されていたふぐ食を解禁したことに始まっています♪下関では、ふぐを福に掛けて”ふく”と呼び、国内最高級のブランドふぐの『下関ふく』が人気です

春帆楼

下関市で観光するならココ!

下関市にふぐを食べに行ったらぜひ立ち寄りたいのが『角島大橋』◎お天気のいい日にはコバルトブルーの海と角島まですっと伸びる全長1,780mの角島大橋の組み合わせが絶景です♡

まるで海外リゾートのような風景は、ロケ地としても人気なので写真などで見たことがある人もいるのではないでしょうか^^これだけの長さがありますが、一般道のため無料◎車だけでなく、徒歩や自転車でも渡れるユニークな橋です♪

下関市公式観光サイト

おいしい冬の味覚②:あんこう(青森県)

あんこう鍋Photo@あんこう鍋


あんこうは、ちょっとグロテスクな顔をしているので、食べたことがないという人もいるのではないでしょうか^^;でも”西のふぐ、東のあんこう”といわれ、あんこうは高級でおいしい魚の代名詞です!

水揚げされる場所はいくつかありますが、おすすめは青森県下北郡風間浦村にある風間浦漁港で獲れるあんこう♪なぜなら、とても珍しいあんこうのお刺身が食べられるからです◎まさに旅に出なければ、食べられない味といえます♡

あんこうの旬は11~3月、特においしいのは1~2月だそう♪風間浦漁港がある風間浦村は、本州最北端の村なので極寒の時期ですが、きっと寒さを忘れさせてくれるおいしいあんこうが食べられますよ^^

風間浦鮟鱇

風間浦村で観光するならココ!

風間浦村には、冷えた体を温めてくれる温泉郷があります!『下風呂温泉郷』は、100m以内に3つの異なる源泉が湧き出る稀な温泉郷です◎日帰り入浴ができる海峡の湯では、白濁した大湯と透明に近い新湯にワンコインで入浴できます^^

また、1Fにある食堂では、手頃な値段であんこう定食も提供されているので、予算を抑えたい人は、海峡の湯で、あんこうも温泉も愉しむのもいいですよ♡

下北ゆかい村 青森県下北半島・風間浦村観光ポータルサイト

おいしい冬の味覚③:蟹(北海道)

蟹Photo@タラバガニ・毛ガニ・ズワイガニ


日本で一般的に食べられている蟹のうち、花咲ガニ以外のタラバガニ・毛ガニ・ズワイガニは、冬が旬(タラバガニは4~6月、11~2月の年2回)です!蟹は、ブランド蟹などで有名な産地もありますが、食べに行くならなんといっても北海道でしょう◎

なぜなら、タラバガニはほとんどが外国産で、国内で獲れるのはほぼ北海道だけなので、その土地で水揚げされた3種の蟹が食べ比べられるのは、北海道だけなのです♡札幌市内の市場やお店で食べるのもいいのですが、お寿司が好きな人であれば、小樽市に行くとより愉しめるでしょう^^

小樽市は”寿司の街”といわれ、かつては200軒、現在も100軒以上のお寿司屋さんが建ち並んでいます♪冬は蟹のほかにも、甘えび・イカ・ヒラメ・まぐろと人気の寿司ネタが旬で、お寿司を食べるために旅するのにもぴったりの季節でもあるのです◎

「旅先でお寿司屋さんに入るのは敷居が高い」という人は、回転ずしやランチがおすすめ!旬のネタや北海道ならではのネタも回転ずしやランチならお得な価格で味わえます♡

小樽市で観光するならココ!

小樽市は、レトロでかわいい街並みが人気の観光地です♪雪が降ると街並みはより一層ロマンティックになります♪さらに、冬の間は”小樽ゆき物語”と題してライトアップやデコレーションも◎例えば、小樽観光では外せない『小樽運河』は、2万個の青いLEDに彩られます♡

歩きやすい靴と暖かい服で、この時期だけ見ることができる幻想的な小樽の街を散策しましょう♪

おたるぽーたる

小樽ゆき物語&余市ゆき物語

おいしい冬の味覚④:真牡蛎(広島県)

真牡蛎Photo@生牡蠣


日本で捕れる牡蛎は、主に岩牡蛎と真牡蛎の2つで、冬に旬を迎えるのは真牡蛎です♪真牡蛎は、ほとんどが養殖でその約60%が広島産!10~4月の間出荷されますが、旬は1~2月とされています◎牡蛎は、産地ごとに特徴があり、広島産は小粒だけれど濃厚、身はぷりっとしているのだそうです^^

牡蛎は”海のミルク”と呼ばれて栄養が豊富♡旬の牡蛎には、疲労回復効果などが期待できるグリコーゲンが特に多く含まれています♪また、鉄やビタミンB12もたっぷり!牡蛎で栄養をつけて寒い冬を乗り切りましょう◎

広島県では、海沿いの街まで行かなくても、広島市内に牡蛎をBBQで食べられる牡蛎小屋、広島産の食材を使った牡蛎料理を出すお店、おいしい生牡蠣が食べられる居酒屋などがあるので、訪れやすいのではないでしょうか^^

広島のかき(広島漁連)

広島県で観光するならココ!

見どころの多い広島県ですが、今回おすすめするのは廿日市市にある『宮島』です♪宮島にある『嚴島神社』の大鳥居は、2019年から大規模な修理工事がおこなわれていたため、周囲に足場が組まれていました◎

大切な工事ではありますが、ちょうど工事の時期に観光に行って「足場が景観を邪魔して残念」と思った人もいるのではないでしょうか^^;現在、少しずつ足場が撤去されはじめ、2022年中にはすべて撤去できる見込みだそうです!

修理工事で美しくなり、足場もなくなった大鳥居が海に建つ美しい姿を、ぜひいち早く見学してください♡

Dive Hiroshima ひろしま公式観光サイト

宮島観光協会

おいしい冬の味覚⑤:ぶり(富山県)

ぶりの刺身Photo@ぶりの刺身


冬に獲れる天然のぶりは”寒ぶり”と呼ばれ、わざわざそれ以外の時期に獲れるものと区別されるほど脂がのっておいしく、値段も数倍違います!ぶりの産地として有名な富山県の氷見市では『ひみ寒ぶり』としてブランド化。寒ぶりの中でも、特に質の良いものが獲れる期間だけ、この名前で出荷されます◎

出荷の期間は、”いつからいつまで”とあらかじめ決められているのではなく、日々獲れたぶりの状態を確認しながら判断するので、”ひみ寒ぶり=おいしい寒いぶり”と信頼していいでしょう♡

ところで、ぶりは成長するごとに名前が変わることを知っていますか?このような魚を出世魚といいます!しかも、ぶりは地域によっても名前が違い、同じ40センチでも関東のイナダ、関西のハマチなどなど♪ところが、80センチを超えると、どの地域でもぶりになるユニークな魚です^^;

氷見市で観光するならココ!

氷見市は、忍者ハットリくんなどで有名な藤子不二雄Ⓐ先生の故郷です♪そのため、各所にキャラクターの像があったり、1時間ごと(土日祝は30分ごと)に5分間のショーを繰り広げるハットリくんのからくり時計があったりと街を歩いているだけでも楽しい気分になれます♡

また、氷見海岸は蜃気楼の観察ポイントのひとつ!蜃気楼は、光の屈折によって、実際とは違う景色が見えるものです♪蜃気楼の見え方は、季節によって異なります^^

有名なのは『春の蜃気楼』ですが、『冬の蜃気楼』は発生回数が多いそう◎晴れた日に発生しやすいので、自然が作り出す不思議な景色を体験しに出かけてくださいね♪

きときとひみどっとこむ

冬の味覚⑥:伊勢海老(三重県)

伊勢海老とおせちPhoto@伊勢海老とおせち


お正月などおめでたいときにも食べられる伊勢海老も冬が旬の食材です!”伊勢”の名前の通り、三重県伊勢市を中心にその周辺の鳥羽市・志摩市などで多く獲れます♪伊勢海老には、漁期が定められていて、三重県では10月1日~4月30日です◎

禁漁の期間は産卵期で、卵を産む間獲らないことで伊勢海老を守っています!また、三重県には4.2cm以下の伊勢海老は獲らないなど、安定して伊勢海老漁が続けられるようにするための、他県よりも厳しいルールも◎伊勢海老は養殖が難しいので、天然ものを守りながら漁をすることが重要なのです♡

高級食材のひとつである伊勢海老ですが、触覚が折れてしまったなど、味は同じでも見た目に問題があるとぐっと価格が下がります!産地では、そういった伊勢海老を使って、お手頃な価格で提供しているお店もあるので、予算を抑えたい人はチェックしてください♡

伊勢市周辺で観光するならココ!

伊勢市といえば、やはり『伊勢神宮』でしょう◎江戸時代にはお伊勢参りのブームがあり”一生に一度はお伊勢参り”ともいわれていました^^まだお参りしたことがない人は、せっかくなので、一度参拝してくださいね♪お参りのあとは、『おかげ横丁』での食べ歩きがおすすめです!

おかげ横丁は、内宮の入り口から続く参道の一角にあります♡郷土料理のお店やカフェ、お土産物屋さんから絵付けができるお店まで、50軒が建ち並ぶレトロな街並みです◎着付けができるお店もあるので、着物姿で散策するのも風情があっていいのではないでしょうか♪

観光三重

伊勢神宮

おかげ横丁

おいしい旬の味覚を食べて冬を楽しもう♡

食事する人たち


冬の寒さが苦手、という人も多いかと思いますが、その寒さがおいしくしてくれる食材がたくさんあります!また、産地だから味わえる料理もあるので、寒さに負けず思い切って旅に出て、おいしい冬の味覚を楽しんでくださいね◎

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